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男の気持ち
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真夜はあれから部屋に篭ったままだ。
時計の針は23時を指そうとしている。
真夜はもう寝る時間だから、もしかするとそのまま寝たのかもしれない。
俺もリビングの電気を消して自室に入った。
ルームシェアをするに当たって、真夜の生活リズムに合わせようと努力するつもりだからだ。
そのまま寝床に入ったが、3月で暖房の付けていなかった部屋の布団は冷たかった。
部屋のドアが開く音が聞こえたので、そちらに目を移すと。
スマホの明かりに照らされた真夜が立っていた。
「寝るの?」
「うん。真夜の生活リズムに合わせようと思ってるから。」
「もう学校も始まるし、良いことだね。」
「それで?どうした??」
「ん…いやね。寒いから一緒に寝ようかな?って…」
「あぁ…寒いから早く布団に入れよ。」
少し暖かくなっていた布団の中に真夜と共に冷気が入ってきた。
それでも人の温もりは暖かい。
「暖かい!」
「そりゃ、先に温めて置いたからな。」
「さすが、気が利くね!」
なんだかんだで、真夜は毎日のように俺の布団に潜り込んでくる。
嫌では無いけど、いくら小さい頃から一緒に寝てたとはいえ、年頃の男女が同じ布団で寝てるなんて、どうなのだろうか。
今はまだ、生地の厚いパジャマだから良いけど、これが夏まで続いたら。
幼なじみで、妹的な存在。今はまだいいが、そのうち俺の下半身が暴れ出さないか、ちょっと心配がある。
朝起きると、リビングから生活音が聞こえてきた。
暖房で暖められたリビング。
キッチンにはモコモコのパジャマの上着を脱いで、キャミソール姿で朝食を作っている真夜がいた。
「あっ、裕翔おはよ。」
「ん、おはよ」
「起きるの早いね!」
「もう、学校も始まるしな。」
「うん、えらいえらい!」
「ただ…上着は着てたほうが…」
「な~に?気になるのぉ~??」
膝に手を当てて、上目遣いで覗き込んでくる。
自然と胸元は緩くなり、白くふっくらした、胸の先端が見えそうに…
目線を突っ込まれたくなくて、かるく目を外らしながら
「まだ、寒いし風邪引くぞ?」
意識してる事をバレたくなくて、無難な返答を選んだ。
「ふ~ん。ご飯作ったら着替えようと思ってたよ!それに…裕翔がこんなに、早く起きるって思わなかったもん。」
幼なじみだけど、男の気持ちも考えて欲しい…
朝食を食べ終えて、明日の入学式に備えての準備を行っていた。
「この前、買ったソファー。今日のお昼過ぎに届くって!」
「今日だったっけ?じゃあ今日は家に居ようか。」
入学式に着ていくスーツを取り出して、2人で試着してみた。
なんか、スーツを着るって事が恥ずかしくもあり、ドキドキ感もあり。複雑な気持ちになりながらネクタイを絞めた。
真夜の部屋のドアが開いて、紺色のスーツに白いブラウス膝丈のスカートで、照れながら部屋から出てきた。
「真夜は似合うな!」
「裕翔も似合ってるよ?」
「いや、俺は着せられてるだろ…」
「そんな事ないよ!」
そう言いながらも、曲がったネクタイを直してくれる。
「こうゆうのは、ノリが必要だよねっ!」
真夜はスマホを手に取り、俺の横に並んで写メを撮った。
真夜は可愛い笑顔。俺は素っ気ない顔になっていた。
「ママ達に送る?」
「それだけは、辞めろ!どうせ、明日要求されるだろうし。」
「たしかに、そうだよねっ!初めて2人でスーツを着た記念なんだけどね……」
テーブルに置かれたスマホを見ると、スーツの写メが待ち受けになっていた…
まぁ、真夜は可愛く写ってるから気に入ったんだろう。
俺の顔は是非とも切り取りして欲しかった。
その日は入学式に備えて、何処へもいかず、早めに寝ることになった。
時計の針は23時を指そうとしている。
真夜はもう寝る時間だから、もしかするとそのまま寝たのかもしれない。
俺もリビングの電気を消して自室に入った。
ルームシェアをするに当たって、真夜の生活リズムに合わせようと努力するつもりだからだ。
そのまま寝床に入ったが、3月で暖房の付けていなかった部屋の布団は冷たかった。
部屋のドアが開く音が聞こえたので、そちらに目を移すと。
スマホの明かりに照らされた真夜が立っていた。
「寝るの?」
「うん。真夜の生活リズムに合わせようと思ってるから。」
「もう学校も始まるし、良いことだね。」
「それで?どうした??」
「ん…いやね。寒いから一緒に寝ようかな?って…」
「あぁ…寒いから早く布団に入れよ。」
少し暖かくなっていた布団の中に真夜と共に冷気が入ってきた。
それでも人の温もりは暖かい。
「暖かい!」
「そりゃ、先に温めて置いたからな。」
「さすが、気が利くね!」
なんだかんだで、真夜は毎日のように俺の布団に潜り込んでくる。
嫌では無いけど、いくら小さい頃から一緒に寝てたとはいえ、年頃の男女が同じ布団で寝てるなんて、どうなのだろうか。
今はまだ、生地の厚いパジャマだから良いけど、これが夏まで続いたら。
幼なじみで、妹的な存在。今はまだいいが、そのうち俺の下半身が暴れ出さないか、ちょっと心配がある。
朝起きると、リビングから生活音が聞こえてきた。
暖房で暖められたリビング。
キッチンにはモコモコのパジャマの上着を脱いで、キャミソール姿で朝食を作っている真夜がいた。
「あっ、裕翔おはよ。」
「ん、おはよ」
「起きるの早いね!」
「もう、学校も始まるしな。」
「うん、えらいえらい!」
「ただ…上着は着てたほうが…」
「な~に?気になるのぉ~??」
膝に手を当てて、上目遣いで覗き込んでくる。
自然と胸元は緩くなり、白くふっくらした、胸の先端が見えそうに…
目線を突っ込まれたくなくて、かるく目を外らしながら
「まだ、寒いし風邪引くぞ?」
意識してる事をバレたくなくて、無難な返答を選んだ。
「ふ~ん。ご飯作ったら着替えようと思ってたよ!それに…裕翔がこんなに、早く起きるって思わなかったもん。」
幼なじみだけど、男の気持ちも考えて欲しい…
朝食を食べ終えて、明日の入学式に備えての準備を行っていた。
「この前、買ったソファー。今日のお昼過ぎに届くって!」
「今日だったっけ?じゃあ今日は家に居ようか。」
入学式に着ていくスーツを取り出して、2人で試着してみた。
なんか、スーツを着るって事が恥ずかしくもあり、ドキドキ感もあり。複雑な気持ちになりながらネクタイを絞めた。
真夜の部屋のドアが開いて、紺色のスーツに白いブラウス膝丈のスカートで、照れながら部屋から出てきた。
「真夜は似合うな!」
「裕翔も似合ってるよ?」
「いや、俺は着せられてるだろ…」
「そんな事ないよ!」
そう言いながらも、曲がったネクタイを直してくれる。
「こうゆうのは、ノリが必要だよねっ!」
真夜はスマホを手に取り、俺の横に並んで写メを撮った。
真夜は可愛い笑顔。俺は素っ気ない顔になっていた。
「ママ達に送る?」
「それだけは、辞めろ!どうせ、明日要求されるだろうし。」
「たしかに、そうだよねっ!初めて2人でスーツを着た記念なんだけどね……」
テーブルに置かれたスマホを見ると、スーツの写メが待ち受けになっていた…
まぁ、真夜は可愛く写ってるから気に入ったんだろう。
俺の顔は是非とも切り取りして欲しかった。
その日は入学式に備えて、何処へもいかず、早めに寝ることになった。
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