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第一章
28話:翌日①
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┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
翌朝の空気は澄んでいて、清々しい日本晴れだった。家を出て、肺いっぱいに爽やかな空気を取り込んでみる。もしかしたら一点の曇りもないこの空は、私の心に雲が集中したせいかもしれないな……なんて思いながら歩き出す。
久遠の胸の奥は、昨日から一度も落ち着いてくれない。
思い出すなと自分に言い聞かせても、頭の中で何度も上映されてしまう。鼻先が触れそうな距離で見開かれた、神永の瞳の中の光まで、鮮明に。
右手に提げた紙袋が重い。"神永に会いに行かなきゃいけない" という義務が重たい……。
オフィスに着いてしまい、神永のデスクの方を見る。すると、チームの誰よりも早く出社して、既にPCを眺めている彼の姿が見えた。いつもこうなんだろうか。
神永の席へ向かうまでの20歩――声が上ずらないようにと小さく咳払いをする。
ついに、背後に到着した。
「あの、神永さん」
冷静に、冷静に。
神永は椅子を少し回して振り向いた。話しかけてきたのが久遠だと分かったのは振り向いてからだったようで、意外そうにわずかに眉を上げた。
目が合ってすぐ、久遠の肌が粟立つ。
彼のこの目が、肌が、昨夜は久遠のほんの数センチのところにあったのだ。
「これ、先週の金曜日にお借りしたジャケットです。あの時、ありがとうございました」
「ああ、ジャケット。ありがとう」
久遠が差し出した紙袋に視線を落とすと、静かで穏やかな声でそう答え、紙袋を受け取ってくれる。
そして続けた。
「昨日はお疲れさま。こっちの都合で遅い作業時間になってごめんね。あのあと大丈夫だったかな?」
予想外に会話を続けられて久遠はたじろいだ。神永の表情に温度はないものの、気遣いの言葉をかけてくれている。
「あ、はい。問題ないです」
問題大ありだ。
こちとら昨夜からずっとあなたとの壁ドンが脳を占拠しているんだから。
「遅い時間は危ないからタクシー使ってね。経費落ちるから。もし終電がある時間でも、使って」
神永チーム長は、優しさも声色も全てがいつも通りだ。そのいつも通りさが、今の久遠にはありがたくも、逆に苦しくもあった。
だって昨日のあなたは、いつもどおりじゃいられなかった。
でももう、落ち着きがなくなっているのは私だけ。
――8年前の気持ちを引きずっているのも、それもまた。
「はい、ありがとうございます。失礼します」
一礼して顔を上げた時、少しだけ視線が重なった。たったそれだけで顔が赤くなりそうで、すぐに踵を返した。
席に戻った久遠は、肘をつくふりをしてそっと肺から息を押し出す。
……苦しかった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
昼休憩に入り、ビル前のキッチンカーの前に立った瞬間、久遠は思わず深く息を吸った。複雑なスパイスの香りがぶわりと入ってくる。
朝と違って、空には雲が見え始めているけれど、日本晴れだった朝より今の方が、ずっと久遠の肺はすっきりしている。
ここだけ空気が違う。今の久遠にとってここは、救済の場所だ。
「お」
3人の先客に料理を提供し終えた霧島が、その後ろに並んでいた久遠に気がついた。
「ちょうどいいとこに来たじゃん。今日試作あるから頼んでい?」
初めて会った以来、久遠とこの男は今日まで数日間会っていなかった。それなのに霧島の態度はそのブランクを一切感じさせないもので、ほっとした。コミュニケーション能力の高さに感嘆する。
「あいや、今日はちゃんとお金払って食べたいなと思って来たんです」
「職務放棄か?試食の責任があるだろ」
いたずらっ子のように口角を上げて、久遠の返事も聞かずに背を向け、奥にあるコンロへ向き直った。
「にしても顔疲れすぎじゃない?なんかあった?」
火にかけられた鍋を見たまま、久遠に話しかけてきた。久遠は咄嗟に頬を手で覆う。そんなにあからさまに疲れた顔をしていただろうか。
「そうですか?」
「おん。初めて会った時も疲れてそうだったけど、今日もっとひどくなってる気ぃする。いつまでもオシャレオフィスに似合わないお堅いスーツ姿だからかね?」
さらりと装備をディスられ、はっとして自分の格好を見た。そう言われれば、リクルートスーツのような地味な灰色のスーツを着ている人は久遠以外にあまりいないのかもしれない。神永がいることに緊張してそのことばかりに意識を向けてしまっていたけれど、もっと周りを見るべきだった……。
「冗談冗談。仕事の愚痴聞いてやるから、席座ってて」
霧島が視線をやった先のテーブルセットは、さっきまで客がいたはずだが、ちょうど席を立ったようで誰もいなくなっていた。
テイクアウトしてこの場を離れたところで、デスクで食べるのは緊張して味がしなさそうだ。霧島に言われた通り、席を使わせてもらう。
すぐに霧島がトラックから降りてきて、久遠の前に料理を出してくれた。それと同時に食欲をそそる香りが漂って、久遠のお腹は素直に返事をした。その音が聞こえたのか、霧島は少し笑っている。
「クルヒリハ」
また呪文が来た。久遠が不思議そうな顔で見上げると、霧島がまた繰り返してくれる。
「ク、ル、ヒ、リ、ハ。モルディブのカレーなんだ。食べてから具材当ててみ」
霧島は久遠の前にある椅子を引いてどかりと座った。またすぐに次のお客さんが来るかもしれないのに、私に同席していていいんだろうか。
営業を邪魔してしまうかもしれないので、早めに頂いて帰ろう。
久遠は早速スプーンをとり、一口掬って口に運んだ。シェフに具材を当てろと言われたので、ブロック肉のような物体を載せることも忘れない。
――!
「おいしい!なんか……ココナッツミルク」
コク深いこの味わいは、ココナッツミルクだ。それと――。
「……お魚?」
カレーの具材はお肉だという久遠の中の固定概念が推理を妨害したけれど、この歯触りはお魚だ。
「そう、そこまで当たり。魚、の?」
「…………カツオ!」
「正解!」
霧島がニヤッと笑う。口角がぐわりと横に広がる彼の笑い方は、男らしいが、なんだか可愛らしくもある。
カツオが入ったカレーなんて初めて食べたけれど、本当に美味しい。出来るだけ味わいたくて、口をしっかり閉じてゆっくり咀嚼して飲み込んだ。
「元気出そう?なんでそんな疲れてんの。仕事きついの?」
霧島は久遠の方へ体を前のめりにして聞いてくる。本人が久遠のために提供してくれたはずの紙コップの水に、いつの間にか口をつけている。
「仕事……自体はきつくないんですけど」
「けど?ってことは、パワハラされてるとか?」
「ち、違います。周りの人はみんな優しい良い人です」
神永チームの面々に一瞬でもあらぬ疑いがかけられてはまずいので即座に否定を入れる。
「じゃあなんで。体調悪い?」
霧島の関心が、久遠が疲れていそうに見える理由から離れそうにない。また一口水を飲んでいるが、視線は久遠に向けられたままだ。
視線から逃げるように一口また食べて、咀嚼する。カレーを飲み込むまでに少し考えて、この人に話してみても特に問題はないのではないかという結論に至った。
最後まで味わうように丁寧に飲み込んでから、口を開く。
「私、最近転職して来たんですけど……配属されたチームが、元恋人がチーム長をしているところだったんです」
翌朝の空気は澄んでいて、清々しい日本晴れだった。家を出て、肺いっぱいに爽やかな空気を取り込んでみる。もしかしたら一点の曇りもないこの空は、私の心に雲が集中したせいかもしれないな……なんて思いながら歩き出す。
久遠の胸の奥は、昨日から一度も落ち着いてくれない。
思い出すなと自分に言い聞かせても、頭の中で何度も上映されてしまう。鼻先が触れそうな距離で見開かれた、神永の瞳の中の光まで、鮮明に。
右手に提げた紙袋が重い。"神永に会いに行かなきゃいけない" という義務が重たい……。
オフィスに着いてしまい、神永のデスクの方を見る。すると、チームの誰よりも早く出社して、既にPCを眺めている彼の姿が見えた。いつもこうなんだろうか。
神永の席へ向かうまでの20歩――声が上ずらないようにと小さく咳払いをする。
ついに、背後に到着した。
「あの、神永さん」
冷静に、冷静に。
神永は椅子を少し回して振り向いた。話しかけてきたのが久遠だと分かったのは振り向いてからだったようで、意外そうにわずかに眉を上げた。
目が合ってすぐ、久遠の肌が粟立つ。
彼のこの目が、肌が、昨夜は久遠のほんの数センチのところにあったのだ。
「これ、先週の金曜日にお借りしたジャケットです。あの時、ありがとうございました」
「ああ、ジャケット。ありがとう」
久遠が差し出した紙袋に視線を落とすと、静かで穏やかな声でそう答え、紙袋を受け取ってくれる。
そして続けた。
「昨日はお疲れさま。こっちの都合で遅い作業時間になってごめんね。あのあと大丈夫だったかな?」
予想外に会話を続けられて久遠はたじろいだ。神永の表情に温度はないものの、気遣いの言葉をかけてくれている。
「あ、はい。問題ないです」
問題大ありだ。
こちとら昨夜からずっとあなたとの壁ドンが脳を占拠しているんだから。
「遅い時間は危ないからタクシー使ってね。経費落ちるから。もし終電がある時間でも、使って」
神永チーム長は、優しさも声色も全てがいつも通りだ。そのいつも通りさが、今の久遠にはありがたくも、逆に苦しくもあった。
だって昨日のあなたは、いつもどおりじゃいられなかった。
でももう、落ち着きがなくなっているのは私だけ。
――8年前の気持ちを引きずっているのも、それもまた。
「はい、ありがとうございます。失礼します」
一礼して顔を上げた時、少しだけ視線が重なった。たったそれだけで顔が赤くなりそうで、すぐに踵を返した。
席に戻った久遠は、肘をつくふりをしてそっと肺から息を押し出す。
……苦しかった。
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昼休憩に入り、ビル前のキッチンカーの前に立った瞬間、久遠は思わず深く息を吸った。複雑なスパイスの香りがぶわりと入ってくる。
朝と違って、空には雲が見え始めているけれど、日本晴れだった朝より今の方が、ずっと久遠の肺はすっきりしている。
ここだけ空気が違う。今の久遠にとってここは、救済の場所だ。
「お」
3人の先客に料理を提供し終えた霧島が、その後ろに並んでいた久遠に気がついた。
「ちょうどいいとこに来たじゃん。今日試作あるから頼んでい?」
初めて会った以来、久遠とこの男は今日まで数日間会っていなかった。それなのに霧島の態度はそのブランクを一切感じさせないもので、ほっとした。コミュニケーション能力の高さに感嘆する。
「あいや、今日はちゃんとお金払って食べたいなと思って来たんです」
「職務放棄か?試食の責任があるだろ」
いたずらっ子のように口角を上げて、久遠の返事も聞かずに背を向け、奥にあるコンロへ向き直った。
「にしても顔疲れすぎじゃない?なんかあった?」
火にかけられた鍋を見たまま、久遠に話しかけてきた。久遠は咄嗟に頬を手で覆う。そんなにあからさまに疲れた顔をしていただろうか。
「そうですか?」
「おん。初めて会った時も疲れてそうだったけど、今日もっとひどくなってる気ぃする。いつまでもオシャレオフィスに似合わないお堅いスーツ姿だからかね?」
さらりと装備をディスられ、はっとして自分の格好を見た。そう言われれば、リクルートスーツのような地味な灰色のスーツを着ている人は久遠以外にあまりいないのかもしれない。神永がいることに緊張してそのことばかりに意識を向けてしまっていたけれど、もっと周りを見るべきだった……。
「冗談冗談。仕事の愚痴聞いてやるから、席座ってて」
霧島が視線をやった先のテーブルセットは、さっきまで客がいたはずだが、ちょうど席を立ったようで誰もいなくなっていた。
テイクアウトしてこの場を離れたところで、デスクで食べるのは緊張して味がしなさそうだ。霧島に言われた通り、席を使わせてもらう。
すぐに霧島がトラックから降りてきて、久遠の前に料理を出してくれた。それと同時に食欲をそそる香りが漂って、久遠のお腹は素直に返事をした。その音が聞こえたのか、霧島は少し笑っている。
「クルヒリハ」
また呪文が来た。久遠が不思議そうな顔で見上げると、霧島がまた繰り返してくれる。
「ク、ル、ヒ、リ、ハ。モルディブのカレーなんだ。食べてから具材当ててみ」
霧島は久遠の前にある椅子を引いてどかりと座った。またすぐに次のお客さんが来るかもしれないのに、私に同席していていいんだろうか。
営業を邪魔してしまうかもしれないので、早めに頂いて帰ろう。
久遠は早速スプーンをとり、一口掬って口に運んだ。シェフに具材を当てろと言われたので、ブロック肉のような物体を載せることも忘れない。
――!
「おいしい!なんか……ココナッツミルク」
コク深いこの味わいは、ココナッツミルクだ。それと――。
「……お魚?」
カレーの具材はお肉だという久遠の中の固定概念が推理を妨害したけれど、この歯触りはお魚だ。
「そう、そこまで当たり。魚、の?」
「…………カツオ!」
「正解!」
霧島がニヤッと笑う。口角がぐわりと横に広がる彼の笑い方は、男らしいが、なんだか可愛らしくもある。
カツオが入ったカレーなんて初めて食べたけれど、本当に美味しい。出来るだけ味わいたくて、口をしっかり閉じてゆっくり咀嚼して飲み込んだ。
「元気出そう?なんでそんな疲れてんの。仕事きついの?」
霧島は久遠の方へ体を前のめりにして聞いてくる。本人が久遠のために提供してくれたはずの紙コップの水に、いつの間にか口をつけている。
「仕事……自体はきつくないんですけど」
「けど?ってことは、パワハラされてるとか?」
「ち、違います。周りの人はみんな優しい良い人です」
神永チームの面々に一瞬でもあらぬ疑いがかけられてはまずいので即座に否定を入れる。
「じゃあなんで。体調悪い?」
霧島の関心が、久遠が疲れていそうに見える理由から離れそうにない。また一口水を飲んでいるが、視線は久遠に向けられたままだ。
視線から逃げるように一口また食べて、咀嚼する。カレーを飲み込むまでに少し考えて、この人に話してみても特に問題はないのではないかという結論に至った。
最後まで味わうように丁寧に飲み込んでから、口を開く。
「私、最近転職して来たんですけど……配属されたチームが、元恋人がチーム長をしているところだったんです」
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