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第一章
27話:2人きりのホール
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その日久遠は、マンションの鍵を閉めた瞬間、膝から力が抜けそうになった。
東京ビッグサイトでの展示会ブース設営──谷口から頼まれていたあの仕事を終えて帰ってきたところだ。
作業時間はたったの2時間だったし、作業自体も難しいものではなかった。それなのに、まるで海で一日中遊んだ日のように重たい眠気に襲われている。張り詰めていた緊張感から逃れ、やっと自宅へ帰ってきたという安心感で瞼が重たくなる。
靴を脱いで、スーツのまま寝室へ向かう。
ベッドに倒れ込むと、背中が沈み込む柔らかさに全身の力が吸い取られていくのを感じた。
目を閉じた途端、見たくない景色がよみがえった。視覚情報を失った真っ暗な視界は、久遠が今必死に忘れようとしている場面を簡単に投映するスクリーンになってしまう。
神永と2人の仕事となってしまい、はじめは動揺したけれど、やがて、パーティーの時のように過ぎ去れば終わるものだと覚悟が決まった。やまない雨はない、解散のない業務もない……。
イベント運営側が設営時間として設定していたのは、本来今日の20時までだった。しかし、神永はその時間まで前の仕事があったため、運営に融通を利かせてもらい、神永と久遠は特別に20時~22時までの入構を許してもらっていた。
夜の展示ホールは、ブリッジノートのブースのエリアのみ照明がついていて、広い空間で久遠と神永の作業音だけが響いていた。
……そう、恐ろしいまでの気まず空間だった。
少しでも物音を立てれば自分の存在感を神永に提供してしまうことになるので、画鋲のケースを置く時なんかも細心の注意を払った。
そんな緊迫感はあったにせよ、作業の調子は悪くなかった。神永の指示が的確で簡潔で、無駄に会話のラリーを続ける必要がなかったからだ。
互いに自分の作業を着実に進め、予定通り2時間以内で終わるだろうという見通しが立っていた。
問題は、ラスト数分で生じた。
ブリッジノートの展示パネルを立て終わり、最後に貼るポスターだけが残っていた。
久遠が下の端を、身長のある神永が上の端を留める役割分担。お互い黙々と作業を進めていた。
久遠が膝をついて下側の画鋲を押し込むと、上の方で神永も作業を済ませてパネルから離れた気配がして、久遠が立ち上がった。
その瞬間だった。
「「っ」」
――視界全部が、彼になった。
鼻先数センチのところに神永の美しい造形の顔があった。
声になる寸前のところで止めた叫びが、喉を圧迫するのを感じた。
いわゆる "壁ドン" の体勢になってしまっていると互いが認識した時には、自然に離れられるタイミングを逃してしまっていた。今何も起きませんでした、では済ませられない時間経過。
2人がこんな状態になってしまったのは、どうやらこういうことらしい。
何も言わずに立ち上がりながら、それと同時にパネルに背を向けようとした久遠が、微調整のためか再びパネルに腕を伸ばしていたらしい神永とパネルとの間に完全に挟まれてしまったようだった。
足元から急に久遠が立ち上がってきて驚いたであろう神永は、体重を支えるために咄嗟にパネルに伸ばしている腕の方に重心を寄せてしまったのだろう。2人の顔の距離は、ほんの数センチになっていた。
久遠がこのような空間把握が冷静にできたのは神永と解散してから1人になった後のことで、当時は思考が追いつかなかった。
どうしてこうなってる?どうしてこうなってる?と、頭の中で警報が鳴り響いていた。
久遠の首の横に伸びている神永の腕は、少しでも動けば触れてしまいそうなほど近接していた。少しでも呼吸をすれば肩も胸も触れてしまいそうで、久遠は蛇に睨まれた蛙のように全身を硬直させた。
見開かれた神永の瞳の中に硬直する久遠の姿が見えたくらいの至近距離だった。
どれくらいそうなっていたのかは分からない。恐らく4秒くらいなのだろうけど、体感では10秒くらいそうしていたような気もする。
その時だった。
「館内の施錠確認に入りますー。作業の方は、あと10分で退出お願いしますー」
はるか遠くにあるホール入口の方向から守衛の呼びかけが聞こえ、2人は同時にビクリと動いた。
金縛りが解けたように、弾けるように神永が身を引いた。久遠も慌てて一歩離れようとすると、当然背中をパネルにぶつけたが、痛さなど感じなかった。
「……ご、ごめん、バランス崩した。大丈夫?」
ふいに神永の声が耳に触れ、鼓動で耳の奥がどくんと鳴った。
「だっ、大丈夫です。私こそ、すみません」
この時、耳が燃えるように熱かった。滑稽なほど赤面しているのは鏡を見ずとも分かっていたので、神永の目は見ることができなかった。
その後2人は何も無かったかのように片付けをし、施設を出て解散したけれど、久遠は1人になってから、電車の中でも、最寄りから家までの道のりも、そして、今いるベッドの上でも、思い出したくない光景に囚われ続けている。
「なんであんなことに……」
枕に顔を押しつけて呻く。
途中まで何事もなく進められていたのに、悔しい。まるで普通の上司の部下のように淡々とこなせていたのに……。
鼻先数センチのところにあった神永の見開かれた目は、動揺を浮かべていた。再会してから彼の調子が乱れる様子を見たのはこれが初めてだ。
物理的な距離はもちろん、神永の人間的な部分に触れてしまったことが、こんなにも久遠の心を乱していた。
久遠がかつて付き合っていた一織と、チーム長神永は別の人だと思おう。久遠を別の部署へ異動させようとしていた神永を見た際にしたその決意は、夏休み初日に立てる勉強計画なんかよりもずっと脆いものだった。
別の人だなんて思えるわけない。
あの人は、久遠が今まで生きてきた中で唯一大好きだった男の人。
今の彼はスーツを纏っていて、髪型も体格も大人っぽくなり、昔と違って「久遠」と笑いかけることはないけれど、それ以外は何も変わらない。声も、香りも、顔も、大好きだったあの頃と――もう取り返しのつかないあの過去の愛おしい日々と、何にも変わらないのだ。
「んんん……」
枕に突っ伏して一人唸り声を出すが、今日の出来事が頭を離れてくれるわけじゃない。むしろ、こうして1人静かな部屋で何もしていないと、ますます想起が暴走する。
久遠はその体勢のままポケットをまさぐった。
この部屋で自分以外の存在を求める方法は、テレビを除けばただ一つ。SNSを見ることだ。久遠はあまりSNSに馴染みはないが、画面上に溢れるありとあらゆる視覚情報を摂取することは、思考の自由度を埋めるためにはぴったりだと思う。
インスタを開き、ぼうっと眺める。ストーリー欄には高校の同期やインターン時代の友人が並んでいた。彼らのストーリー投稿もある程度見尽くしてしまい、なんとなく画面を下にスワイプし、画面を更新する。
すると、自動的に表示されている投稿が切り替わり、見覚えのあるマークがロゴになっているアカウントのフィード投稿がトップに出てきた。
オフィスの下でキッチンカーを出している霧島が、新作のランチボックスについて投稿していた。見覚えのあるそれは、久遠が以前試食させてもらったあの名前を覚えられないミートボールだった。
――そうだ。明日彼のキッチンカーでランチを買おう。
そういうモチベを用意しておくことで、朝目覚めたその瞬間からベッドで抱く、登校拒否ならぬ出社拒否の気分の影響を幾分か緩衝できる。
そう考えて、意を決して起き上がった。いつまでもこうしていても、メイクが勝手に落ちてくれるわけじゃない。
洗面所に向かおうと立ち上がると、床に置いた紙袋が足に当たった。
その紙袋を見て再びげんなりする。
今日返す予定だったスーツを渡すのを忘れた……。
紙袋の中には、パーティーの日に防寒のために神永が久遠に貸してくれたあのジャケットが入っている。クリーニングしたものを今日本人に返すつもりで持っていっていたのに、終盤の混乱のあまり、また持って帰ってきてしまったようだ。
紙袋の存在が、明日また自分から神永に話しかけなくてはならない用事が確定したという現実をひしひしと伝えてくる。
ランチモチベのおかげでわずかに持ち上がりかけていた久遠の心が、再びガクンとエネルギーを失った。
その日久遠は、マンションの鍵を閉めた瞬間、膝から力が抜けそうになった。
東京ビッグサイトでの展示会ブース設営──谷口から頼まれていたあの仕事を終えて帰ってきたところだ。
作業時間はたったの2時間だったし、作業自体も難しいものではなかった。それなのに、まるで海で一日中遊んだ日のように重たい眠気に襲われている。張り詰めていた緊張感から逃れ、やっと自宅へ帰ってきたという安心感で瞼が重たくなる。
靴を脱いで、スーツのまま寝室へ向かう。
ベッドに倒れ込むと、背中が沈み込む柔らかさに全身の力が吸い取られていくのを感じた。
目を閉じた途端、見たくない景色がよみがえった。視覚情報を失った真っ暗な視界は、久遠が今必死に忘れようとしている場面を簡単に投映するスクリーンになってしまう。
神永と2人の仕事となってしまい、はじめは動揺したけれど、やがて、パーティーの時のように過ぎ去れば終わるものだと覚悟が決まった。やまない雨はない、解散のない業務もない……。
イベント運営側が設営時間として設定していたのは、本来今日の20時までだった。しかし、神永はその時間まで前の仕事があったため、運営に融通を利かせてもらい、神永と久遠は特別に20時~22時までの入構を許してもらっていた。
夜の展示ホールは、ブリッジノートのブースのエリアのみ照明がついていて、広い空間で久遠と神永の作業音だけが響いていた。
……そう、恐ろしいまでの気まず空間だった。
少しでも物音を立てれば自分の存在感を神永に提供してしまうことになるので、画鋲のケースを置く時なんかも細心の注意を払った。
そんな緊迫感はあったにせよ、作業の調子は悪くなかった。神永の指示が的確で簡潔で、無駄に会話のラリーを続ける必要がなかったからだ。
互いに自分の作業を着実に進め、予定通り2時間以内で終わるだろうという見通しが立っていた。
問題は、ラスト数分で生じた。
ブリッジノートの展示パネルを立て終わり、最後に貼るポスターだけが残っていた。
久遠が下の端を、身長のある神永が上の端を留める役割分担。お互い黙々と作業を進めていた。
久遠が膝をついて下側の画鋲を押し込むと、上の方で神永も作業を済ませてパネルから離れた気配がして、久遠が立ち上がった。
その瞬間だった。
「「っ」」
――視界全部が、彼になった。
鼻先数センチのところに神永の美しい造形の顔があった。
声になる寸前のところで止めた叫びが、喉を圧迫するのを感じた。
いわゆる "壁ドン" の体勢になってしまっていると互いが認識した時には、自然に離れられるタイミングを逃してしまっていた。今何も起きませんでした、では済ませられない時間経過。
2人がこんな状態になってしまったのは、どうやらこういうことらしい。
何も言わずに立ち上がりながら、それと同時にパネルに背を向けようとした久遠が、微調整のためか再びパネルに腕を伸ばしていたらしい神永とパネルとの間に完全に挟まれてしまったようだった。
足元から急に久遠が立ち上がってきて驚いたであろう神永は、体重を支えるために咄嗟にパネルに伸ばしている腕の方に重心を寄せてしまったのだろう。2人の顔の距離は、ほんの数センチになっていた。
久遠がこのような空間把握が冷静にできたのは神永と解散してから1人になった後のことで、当時は思考が追いつかなかった。
どうしてこうなってる?どうしてこうなってる?と、頭の中で警報が鳴り響いていた。
久遠の首の横に伸びている神永の腕は、少しでも動けば触れてしまいそうなほど近接していた。少しでも呼吸をすれば肩も胸も触れてしまいそうで、久遠は蛇に睨まれた蛙のように全身を硬直させた。
見開かれた神永の瞳の中に硬直する久遠の姿が見えたくらいの至近距離だった。
どれくらいそうなっていたのかは分からない。恐らく4秒くらいなのだろうけど、体感では10秒くらいそうしていたような気もする。
その時だった。
「館内の施錠確認に入りますー。作業の方は、あと10分で退出お願いしますー」
はるか遠くにあるホール入口の方向から守衛の呼びかけが聞こえ、2人は同時にビクリと動いた。
金縛りが解けたように、弾けるように神永が身を引いた。久遠も慌てて一歩離れようとすると、当然背中をパネルにぶつけたが、痛さなど感じなかった。
「……ご、ごめん、バランス崩した。大丈夫?」
ふいに神永の声が耳に触れ、鼓動で耳の奥がどくんと鳴った。
「だっ、大丈夫です。私こそ、すみません」
この時、耳が燃えるように熱かった。滑稽なほど赤面しているのは鏡を見ずとも分かっていたので、神永の目は見ることができなかった。
その後2人は何も無かったかのように片付けをし、施設を出て解散したけれど、久遠は1人になってから、電車の中でも、最寄りから家までの道のりも、そして、今いるベッドの上でも、思い出したくない光景に囚われ続けている。
「なんであんなことに……」
枕に顔を押しつけて呻く。
途中まで何事もなく進められていたのに、悔しい。まるで普通の上司の部下のように淡々とこなせていたのに……。
鼻先数センチのところにあった神永の見開かれた目は、動揺を浮かべていた。再会してから彼の調子が乱れる様子を見たのはこれが初めてだ。
物理的な距離はもちろん、神永の人間的な部分に触れてしまったことが、こんなにも久遠の心を乱していた。
久遠がかつて付き合っていた一織と、チーム長神永は別の人だと思おう。久遠を別の部署へ異動させようとしていた神永を見た際にしたその決意は、夏休み初日に立てる勉強計画なんかよりもずっと脆いものだった。
別の人だなんて思えるわけない。
あの人は、久遠が今まで生きてきた中で唯一大好きだった男の人。
今の彼はスーツを纏っていて、髪型も体格も大人っぽくなり、昔と違って「久遠」と笑いかけることはないけれど、それ以外は何も変わらない。声も、香りも、顔も、大好きだったあの頃と――もう取り返しのつかないあの過去の愛おしい日々と、何にも変わらないのだ。
「んんん……」
枕に突っ伏して一人唸り声を出すが、今日の出来事が頭を離れてくれるわけじゃない。むしろ、こうして1人静かな部屋で何もしていないと、ますます想起が暴走する。
久遠はその体勢のままポケットをまさぐった。
この部屋で自分以外の存在を求める方法は、テレビを除けばただ一つ。SNSを見ることだ。久遠はあまりSNSに馴染みはないが、画面上に溢れるありとあらゆる視覚情報を摂取することは、思考の自由度を埋めるためにはぴったりだと思う。
インスタを開き、ぼうっと眺める。ストーリー欄には高校の同期やインターン時代の友人が並んでいた。彼らのストーリー投稿もある程度見尽くしてしまい、なんとなく画面を下にスワイプし、画面を更新する。
すると、自動的に表示されている投稿が切り替わり、見覚えのあるマークがロゴになっているアカウントのフィード投稿がトップに出てきた。
オフィスの下でキッチンカーを出している霧島が、新作のランチボックスについて投稿していた。見覚えのあるそれは、久遠が以前試食させてもらったあの名前を覚えられないミートボールだった。
――そうだ。明日彼のキッチンカーでランチを買おう。
そういうモチベを用意しておくことで、朝目覚めたその瞬間からベッドで抱く、登校拒否ならぬ出社拒否の気分の影響を幾分か緩衝できる。
そう考えて、意を決して起き上がった。いつまでもこうしていても、メイクが勝手に落ちてくれるわけじゃない。
洗面所に向かおうと立ち上がると、床に置いた紙袋が足に当たった。
その紙袋を見て再びげんなりする。
今日返す予定だったスーツを渡すのを忘れた……。
紙袋の中には、パーティーの日に防寒のために神永が久遠に貸してくれたあのジャケットが入っている。クリーニングしたものを今日本人に返すつもりで持っていっていたのに、終盤の混乱のあまり、また持って帰ってきてしまったようだ。
紙袋の存在が、明日また自分から神永に話しかけなくてはならない用事が確定したという現実をひしひしと伝えてくる。
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