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ルカSIDE 2.
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俺はそれからもリズのことを忘れられなかった。
リズはあのリンデン伯爵家の令嬢だと知って、父に彼女と婚約したいとお願いをした。
兄も俺がリズのことを気にしているのは、あの日の出来事から気付いていたみたいで、リズの姉のマリエラ嬢から聞いたことを教えてくれたりしていた。
兄は父にも進言してくれたが、嫡男の兄が婚約していないのだからと難色を示していて、おれは何年もどかしい思いをしていた。
早くしないとリズに婚約者ができるかもしれないと焦り、兄を急かすように「早く婚約者を決めてください!」と何度言ったことか。
そして俺が14歳になった時にようやく兄が婚約した。カルエア伯爵家のマデリン嬢で学園で知り合ったらしい。これでようやく俺の番だと父にすぐにお願いをした。
「父上!兄上に婚約者が出来ました、だからリンデン伯爵家に…!」
「…わかった、わかった。すぐに連絡をしよう」
「お願いします!」
俺は父からそう言われて舞い上がった。彼女からの返事がどうなるかなんて考えることもなく、ようやくリズに会えるとそれだけを考えていた。
そして数日後、リンデン伯爵家からの返事が届いたと父から聞いたが、それは「まず顔合わせをして交流してから」ということだった。
顔合わせはわかるが、交流ってなんだ?と思ったが、父が言うにはリンデン伯爵家は家族仲がとても良いらしく、合わない相手と結婚させるのは忍びないといっているということだった。
だが、会って話しができるなら、それから関係を築けばいいと俺は前向きに考えた。
リズに会うのはあの日以来で、もう三年も前のことだ。
リズは俺のことは覚えているだろうか?
いや、もう三年も前のことだし、彼女はまだ七歳だっただから覚えていないだろう。あんな短い時間だったし。
それでもかまわない。
これからお互いを知っていけばいい。
そしてようやく顔合わせの日が決まった。
場所は王都にあるリンデン伯爵家のタウンハウスだ。
俺はその日を指折り数えて待った。
そしてその日がやってきた。
俺は彼女に似合うだろう花を持って、リンデン伯爵家を訪ねた。
あの深い緑の瞳を持つリズに会いに。
「リズ、こちらがコゼルス侯爵家のルカ殿だよ」
「はじめまして。リンデン伯爵が娘、エリザベスです」
はじめましてと言われて、俺は覚えてくれていなかったことを残念に思ったが、それはそれで今をスタートにしていこうと決めた。俺もあのころと比べると成長しているから顔立ちも変わっているし、気が付いていないだけかもしれない。
だが、こうしてリズと顔を合わせて彼女の声を聞いて彼女の笑う顔を見ているだけで幸せだ。
俺はリズと会える月に二回の決められた日を毎回楽しみにして過ごした。
兄と違い、俺はあまり上手く話すことができないから、リズの話をただ聞くことに専念するだけだが、それでもリスの声を聞いているだけで幸せだったし、彼女の笑う顔を目にすると心が温かくなるのを感じていた。
リズはあのリンデン伯爵家の令嬢だと知って、父に彼女と婚約したいとお願いをした。
兄も俺がリズのことを気にしているのは、あの日の出来事から気付いていたみたいで、リズの姉のマリエラ嬢から聞いたことを教えてくれたりしていた。
兄は父にも進言してくれたが、嫡男の兄が婚約していないのだからと難色を示していて、おれは何年もどかしい思いをしていた。
早くしないとリズに婚約者ができるかもしれないと焦り、兄を急かすように「早く婚約者を決めてください!」と何度言ったことか。
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「…わかった、わかった。すぐに連絡をしよう」
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だが、会って話しができるなら、それから関係を築けばいいと俺は前向きに考えた。
リズに会うのはあの日以来で、もう三年も前のことだ。
リズは俺のことは覚えているだろうか?
いや、もう三年も前のことだし、彼女はまだ七歳だっただから覚えていないだろう。あんな短い時間だったし。
それでもかまわない。
これからお互いを知っていけばいい。
そしてようやく顔合わせの日が決まった。
場所は王都にあるリンデン伯爵家のタウンハウスだ。
俺はその日を指折り数えて待った。
そしてその日がやってきた。
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あの深い緑の瞳を持つリズに会いに。
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だが、こうしてリズと顔を合わせて彼女の声を聞いて彼女の笑う顔を見ているだけで幸せだ。
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兄と違い、俺はあまり上手く話すことができないから、リズの話をただ聞くことに専念するだけだが、それでもリスの声を聞いているだけで幸せだったし、彼女の笑う顔を目にすると心が温かくなるのを感じていた。
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