中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ

文字の大きさ
97 / 127

97・光が記憶喪失ぅ? 2

しおりを挟む
 97・光が記憶喪失ぅ? 2


「光」

「は、はい……」

 光はわたしが近づくとドキドキ赤い顔で後ずさり。これって絶対逆だから、本来は光がわたしに迫ってわたしが胸をドキドキさせるというのが正しい物語だから。

「きみの名前は三ツ井光っていうんだよ」

「そうなんですか?」

「きみの特徴言ってあげようか?」

「ぼくの特徴ですか?」

「そう、きみはすごいおっぱい星人でわたしみたいな巨乳女子に恋い焦がれているという人」

「えぇ、そうなんですか」

「言っとくけれど、それはきみを語る上で一番重要な要素なんだよ?」

「そ、そんな」

「でもあってあれだね、きみは小説とか書いてネットに出している。たしかきみ、以前に言ってた。ネットに直接書いて出しているのではなく、パソコンのワープロで書いて保存したのをネットに出しているって」

「ぼ、ぼくが小説を?」

「ちょっとパソコン見せて」

 わたしは光から一度離れると、光の愛機たるパソコンを見させてもらった。そうするとDドライブに「文章&小説」というフォルダーがあり、しかも萌えキャラのアイコンがセットされている。

「ほら、これ」

 わたしがフォルダーを開くと、ずらーっとワードの文章データというアイコンが並ぶ。それらにはしっかり小説のタイトルがあって、光が一生懸命がんばってきたという証。

「こ、これが、ぼくの書いた小説? こんなにいっぱい?」

「そう、すごいよね、きみほんとうにがんばっているよね」

「で、でも……」

「うん?」

「巨乳とか巨乳女子とかそういうタイトルがものすごく多いんですけれど」

「だからそれがきみなんだもん。すごいおっぱい星人で、ゆえにわたしみたいな巨乳女子に恋い焦がれて……という人なんだよ」

「ぼく、そんな男だったんですか……」

「いいじゃんか、わたしは……そういうきみが好きなんだから。いまさらいい格好したって人間とか事実は変えられないんだよ、光くん」

 ここでわたしは座りパソコンを見つめている光にすり寄った。近すぎます! とか言って離れようとする相手の手をつかんで、ギュウっとやさしく握ってやる。

「な、なに……を」

「思い出さない? これがわたしの手なんだけど……わたしという女子の手なんだけど、なんにも感じない?」

「そ、それは……」

「なんでもいいよ、いま感じるとか思う事とか言ってみ、怒らないって約束してあげるから」

「い、言ってもいいんですか?」

「言わないと往復ビンタする」

「ん……ま、まず……」

「まず?」

「温かい……です。で、その……」

「続けて」

「や、やわらかくて……やさしい感じだなぁとか思って」

「そうだよ、それがきみの彼女ことマリーのクオリティーだよ」

 わたしはここでやさしく手を動かし、過剰なまでにドキついている光の手をやんわり愛撫してやる。すると光はくぅーっと空気を見つめるような目になる。

「光……わたしのこと……思い出して」

「な、なんか……すごく……」

「なに?」

「特別めいたキモチになってしまいます。なんかこう、大事なモノが胸の中に入ってくるような……」

 光の声を耳にし、光の状態とか感情がスーッと自分に流れ伝わってくると、たまらない感じが突然に吹き上がってきた。一瞬で限界突破みたいな勢いだから、誰よりわたし自身がほんとうにびっくりせざるを得ない。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

処理中です...