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ゴールデンウィーク編後半
四人の美少女が僕と寝ようと揉めてしまう
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「いや、昌晃の部屋で三人で寝るなんて無理でしょ。クレアさんが床で寝るのは事情があるみたいだから仕方ないけど、私が一緒に寝るとしたら昌晃のベッドしか空いてないじゃない。もしかして、私と一緒に寝たいとかいうの?」
「そう言うわけじゃないけど。でも、さすがにクレアさんと同じ部屋で二人で寝るのは気まずいからさ」
「それはわかるけど、私と同じベッドで寝るってのはもっと気まずいでしょ」
「それはそうなんだけど。でも、それだったら陽香が僕のベッドで寝て僕は陽香の部屋で寝るってのはどうかな?」
「二人がそれでいいんだったら私は構わないよ。同じ部屋で寝るのが昌晃君でも陽香ちゃんでも気にしないからさ。さすがに部屋の持ち主がリビングのソファで寝るってのはダメだと思うけど、ちゃんとお布団で寝るんだったら問題無いよね」
「陽香はどうかな?」
「それも無いでしょ。私が昌晃のベッドで寝るのは百歩譲ってありだとして、昌晃が私の布団で寝るとか信じられないわ」
僕もクレアさんも何も気にすることは無いというのに、陽香は何かを凄く気にしていた。そんな陽香を真弓は不思議そうに見ていた。
「ねえ、陽香お姉ちゃんって何をそんなに気にしているの?」
「別に気にしてなんてないけど」
「嘘だ。陽香お姉ちゃんって絶対に目を逸らすもん。今だって全然違う方を向いてるし、本当は何を考えているのか言ってごらんよ」
「何も考えてないって。単純に男の子が私の部屋で一人で過ごすのが嫌だってだけなの。もしかしたら、箪笥とか漁って下着とか物色するかもしれないでしょ」
「いや、お兄ちゃんはそんな事しないでしょ。もしかして、陽香お姉ちゃんはお兄ちゃんの部屋でそんな事をしようと思ってるの?」
「そんなわけないでしょ。そんなことしたって何の得も無いじゃない。それに、そんな事しなくても普段から洗濯とかしているからパンツくらい見てるし」
「それはそうなんだけどさ、陽香お姉ちゃんって時々何を考えているのかわからない時があるから心配なんだよ。今だって頑なに目を合わせようとしないし、他にも何か隠してないよね?」
「隠してないって、隠すような事ないって」
「じゃあ、お兄ちゃんと二人で歩いて帰ってきたときになんか約束とかしてないの?」
「なんでそんな約束するのよ。どこかに遊びに行くとして、真弓とお姉ちゃんにも知らせるでしょ。黙って二人だけでどこかに行くことなんてないし」
「本当かな。真弓の目を見て嘘をついてないって言えるの?」
「言えるよ。ほら、私は嘘をついてないから」
「全然目が合わないんだけど。本当は何か隠しているでしょ。沙緒莉お姉ちゃんみたいにお兄ちゃんを連れて買い物に行こうとか思ってない?」
「思ってないって。欲しいものとか特にないし。真弓はまさあきにどこかにつれていってもらいたいとかないの?」
「今すぐは思いつかないけど、お兄ちゃんと遊びに行きたいとは思ってるよ。あ、陽香お姉ちゃん。真弓の質問に質問で返すのは良くないよ。何も隠し事が無いなら真弓の質問に目を見て答えられるよね?」
「だから、目を見て答えたじゃない。何も約束なんてしてないんだから」
確かに、僕は陽香と二人でどこかへ行く予定なんて立てていない。そもそも、二人でどこかへ行くとしたら食材や日用品を買いに行くことくらいなのだ。二人で遊びに行こうと言ったことも無いし、言われたことも当然ない。あるとすれば、林田さんとお昼を一緒に過ごす水曜日の放課後に公園で少し近くに座って話しているくらいだ。
今の真弓と陽香はその時の状況に似ていると思う。僕の立場になっているのが陽香で、陽香のように責めている立場なのが真弓だが。
やましい事なんて何もない陽香だと思うのだけれど、あまりにも挙動不審すぎて言動がおかしくなっている様子を見ると、僕が知らない間に遊ぶ約束でもしてしまったのではないかと思えるくらいだった。それでも、僕は陽香と二人でどこかに行く約束なんてしてはいないと思う。
「じゃあ、お兄ちゃんは陽香お姉ちゃんの部屋じゃなくて真弓の部屋で寝ればいいよ。陽香お姉ちゃんはクレアさんと一緒にお兄ちゃんの部屋で寝ればいいし。お兄ちゃんが陽香お姉ちゃんの部屋を使わなければ良いって言うんだったらそれが一番いいんじゃないかな」
「それはちょっとおかしいと思うよ。陽香がクレアと一緒に昌晃君の部屋で寝るのは良いとして、昌晃君が真弓の部屋で一緒に寝る必要は無いんじゃないかな?」
「え、だってさ、クレアさんはお兄ちゃんがリビングで寝るのはダメだって言ってるし、陽香お姉ちゃんは自分の部屋で寝て欲しくないって言ってるんだよ。そうなったら、真弓の部屋で真弓と一緒に寝るしかないじゃない」
「そこはさ、真弓の部屋じゃなくて私の部屋でもいいって事にならないかな。本当はクレアを私の部屋に止めるつもりだったんだけど、クレアが私の部屋じゃ寝れないって言うから昌晃君の部屋で寝ることになったんだよね。でも、それで昌晃君が女の子と一緒の部屋で寝るのが嫌だって言うんだったら、私の部屋で一緒に寝るしかなくない?」
「それもおかしいでしょ。沙緒莉お姉ちゃんの部屋はお香とか匂いが強いからお兄ちゃんも変な夢とか見ちゃうと思うし、真弓の部屋で真弓と一緒に寝るのが一番いいんだよ」
「それこそ変な夢見ちゃんうじゃないかな。真弓って寝相あんまりよくないから昌晃君に迷惑かけちゃうと思うよ。その点私は朝までぐっすり寝てるから安心だと思うしね」
「真弓の寝相の話は関係無いでしょ。もう、そんなこと言ってる間にお風呂の準備終わったみたいだよ。もう、お客様なんだからクレアさんからお先にどうぞ」
「いや、一番風呂をいただくなんて申し訳ないよ。私は最後で良いからさ」
「そんなこと言わなくていいから。クレアは車も出してくれたし、美味しい晩御飯も作ってくれたんだから最初に入ってもらわないと私達の気が済まないんだよ」
「そうだよ。お姉ちゃんの言う通りだよ。クレアさんからお風呂に入ってもらわないと私達もお風呂に入れないからね」
「お姉ちゃんたちの言う通りだからね。真弓もクレアさんに感謝しているし、そんな事でしかおもてなし出来ないからせめて一番風呂だけでも楽しんで欲しいな」
「うーん、そこまで思ってくれているならありがたく入らせてもらうけど、なんとなく申し訳ない気持ちが抜けないんで、昌晃君が私と一緒にお風呂に入ろうか」
「ちょっと待って、なんでそうなるの?」
「そうだよ、昌晃とクレアさんが一緒にお風呂に入るとかおかしいでしょ」
「お姉ちゃんたちの言う通りおかしいよ。お兄ちゃんと一緒にお風呂に入るなんて、真弓でもやったことないのに」
「いや、冗談なんだけど。そんなに真剣に受け止められるとは思わなかったよ」
「なんだ、冗談だったんだ。クレアは大学でもそんな冗談を言った事なかったから本気かと思っちゃった」
「本気なわけないでしょ。確かに、昌晃君は優しくていい子だと思うけど、そういう対象には見れないかな」
僕はずっと四人の会話を聞き流していたのだけれど、クレアさんの冗談を一瞬だけ本気で受け取ってしまった。それを思い出しただけでも僕は顔が赤くなっているだろう。僕の斜め前に座っている陽香もなぜか顔が赤くなっているし、真弓は冗談だとわかってもまだオロオロしていた。沙緒莉姉さんは笑ってこそいたけれど、口元がピクピクと痙攣しているように見えたので動揺はしていたようだ。
「じゃあ、お先にお風呂をいただいてくるね。私が上がるくらいまでには誰と一緒に寝るのか決めといてね。私は机の下に潜り込めるんだったら同じ部屋で一緒に寝るのが誰でも文句は言わないからさ。そうだ、さっきスーパーで買った下着が車に乗せたままだったと思うから取ってくるね」
僕は何となくみんなの方を見るのが怖かったのでリビングに置いてあるゲーム雑誌をパラパラとめくっていた。何度も読んでいるので内容は覚えているのだけれど、なぜかその内容をちゃんと思い出すことが出来ずにいた。
それは、僕を見ている陽香の後ろにブラジャーを僕に見せている沙緒莉姉さんと真弓がいたからなのだ。その二人が気になって、雑誌の内容を思い出すことが出来ずにいたのだった。
「そう言うわけじゃないけど。でも、さすがにクレアさんと同じ部屋で二人で寝るのは気まずいからさ」
「それはわかるけど、私と同じベッドで寝るってのはもっと気まずいでしょ」
「それはそうなんだけど。でも、それだったら陽香が僕のベッドで寝て僕は陽香の部屋で寝るってのはどうかな?」
「二人がそれでいいんだったら私は構わないよ。同じ部屋で寝るのが昌晃君でも陽香ちゃんでも気にしないからさ。さすがに部屋の持ち主がリビングのソファで寝るってのはダメだと思うけど、ちゃんとお布団で寝るんだったら問題無いよね」
「陽香はどうかな?」
「それも無いでしょ。私が昌晃のベッドで寝るのは百歩譲ってありだとして、昌晃が私の布団で寝るとか信じられないわ」
僕もクレアさんも何も気にすることは無いというのに、陽香は何かを凄く気にしていた。そんな陽香を真弓は不思議そうに見ていた。
「ねえ、陽香お姉ちゃんって何をそんなに気にしているの?」
「別に気にしてなんてないけど」
「嘘だ。陽香お姉ちゃんって絶対に目を逸らすもん。今だって全然違う方を向いてるし、本当は何を考えているのか言ってごらんよ」
「何も考えてないって。単純に男の子が私の部屋で一人で過ごすのが嫌だってだけなの。もしかしたら、箪笥とか漁って下着とか物色するかもしれないでしょ」
「いや、お兄ちゃんはそんな事しないでしょ。もしかして、陽香お姉ちゃんはお兄ちゃんの部屋でそんな事をしようと思ってるの?」
「そんなわけないでしょ。そんなことしたって何の得も無いじゃない。それに、そんな事しなくても普段から洗濯とかしているからパンツくらい見てるし」
「それはそうなんだけどさ、陽香お姉ちゃんって時々何を考えているのかわからない時があるから心配なんだよ。今だって頑なに目を合わせようとしないし、他にも何か隠してないよね?」
「隠してないって、隠すような事ないって」
「じゃあ、お兄ちゃんと二人で歩いて帰ってきたときになんか約束とかしてないの?」
「なんでそんな約束するのよ。どこかに遊びに行くとして、真弓とお姉ちゃんにも知らせるでしょ。黙って二人だけでどこかに行くことなんてないし」
「本当かな。真弓の目を見て嘘をついてないって言えるの?」
「言えるよ。ほら、私は嘘をついてないから」
「全然目が合わないんだけど。本当は何か隠しているでしょ。沙緒莉お姉ちゃんみたいにお兄ちゃんを連れて買い物に行こうとか思ってない?」
「思ってないって。欲しいものとか特にないし。真弓はまさあきにどこかにつれていってもらいたいとかないの?」
「今すぐは思いつかないけど、お兄ちゃんと遊びに行きたいとは思ってるよ。あ、陽香お姉ちゃん。真弓の質問に質問で返すのは良くないよ。何も隠し事が無いなら真弓の質問に目を見て答えられるよね?」
「だから、目を見て答えたじゃない。何も約束なんてしてないんだから」
確かに、僕は陽香と二人でどこかへ行く予定なんて立てていない。そもそも、二人でどこかへ行くとしたら食材や日用品を買いに行くことくらいなのだ。二人で遊びに行こうと言ったことも無いし、言われたことも当然ない。あるとすれば、林田さんとお昼を一緒に過ごす水曜日の放課後に公園で少し近くに座って話しているくらいだ。
今の真弓と陽香はその時の状況に似ていると思う。僕の立場になっているのが陽香で、陽香のように責めている立場なのが真弓だが。
やましい事なんて何もない陽香だと思うのだけれど、あまりにも挙動不審すぎて言動がおかしくなっている様子を見ると、僕が知らない間に遊ぶ約束でもしてしまったのではないかと思えるくらいだった。それでも、僕は陽香と二人でどこかに行く約束なんてしてはいないと思う。
「じゃあ、お兄ちゃんは陽香お姉ちゃんの部屋じゃなくて真弓の部屋で寝ればいいよ。陽香お姉ちゃんはクレアさんと一緒にお兄ちゃんの部屋で寝ればいいし。お兄ちゃんが陽香お姉ちゃんの部屋を使わなければ良いって言うんだったらそれが一番いいんじゃないかな」
「それはちょっとおかしいと思うよ。陽香がクレアと一緒に昌晃君の部屋で寝るのは良いとして、昌晃君が真弓の部屋で一緒に寝る必要は無いんじゃないかな?」
「え、だってさ、クレアさんはお兄ちゃんがリビングで寝るのはダメだって言ってるし、陽香お姉ちゃんは自分の部屋で寝て欲しくないって言ってるんだよ。そうなったら、真弓の部屋で真弓と一緒に寝るしかないじゃない」
「そこはさ、真弓の部屋じゃなくて私の部屋でもいいって事にならないかな。本当はクレアを私の部屋に止めるつもりだったんだけど、クレアが私の部屋じゃ寝れないって言うから昌晃君の部屋で寝ることになったんだよね。でも、それで昌晃君が女の子と一緒の部屋で寝るのが嫌だって言うんだったら、私の部屋で一緒に寝るしかなくない?」
「それもおかしいでしょ。沙緒莉お姉ちゃんの部屋はお香とか匂いが強いからお兄ちゃんも変な夢とか見ちゃうと思うし、真弓の部屋で真弓と一緒に寝るのが一番いいんだよ」
「それこそ変な夢見ちゃんうじゃないかな。真弓って寝相あんまりよくないから昌晃君に迷惑かけちゃうと思うよ。その点私は朝までぐっすり寝てるから安心だと思うしね」
「真弓の寝相の話は関係無いでしょ。もう、そんなこと言ってる間にお風呂の準備終わったみたいだよ。もう、お客様なんだからクレアさんからお先にどうぞ」
「いや、一番風呂をいただくなんて申し訳ないよ。私は最後で良いからさ」
「そんなこと言わなくていいから。クレアは車も出してくれたし、美味しい晩御飯も作ってくれたんだから最初に入ってもらわないと私達の気が済まないんだよ」
「そうだよ。お姉ちゃんの言う通りだよ。クレアさんからお風呂に入ってもらわないと私達もお風呂に入れないからね」
「お姉ちゃんたちの言う通りだからね。真弓もクレアさんに感謝しているし、そんな事でしかおもてなし出来ないからせめて一番風呂だけでも楽しんで欲しいな」
「うーん、そこまで思ってくれているならありがたく入らせてもらうけど、なんとなく申し訳ない気持ちが抜けないんで、昌晃君が私と一緒にお風呂に入ろうか」
「ちょっと待って、なんでそうなるの?」
「そうだよ、昌晃とクレアさんが一緒にお風呂に入るとかおかしいでしょ」
「お姉ちゃんたちの言う通りおかしいよ。お兄ちゃんと一緒にお風呂に入るなんて、真弓でもやったことないのに」
「いや、冗談なんだけど。そんなに真剣に受け止められるとは思わなかったよ」
「なんだ、冗談だったんだ。クレアは大学でもそんな冗談を言った事なかったから本気かと思っちゃった」
「本気なわけないでしょ。確かに、昌晃君は優しくていい子だと思うけど、そういう対象には見れないかな」
僕はずっと四人の会話を聞き流していたのだけれど、クレアさんの冗談を一瞬だけ本気で受け取ってしまった。それを思い出しただけでも僕は顔が赤くなっているだろう。僕の斜め前に座っている陽香もなぜか顔が赤くなっているし、真弓は冗談だとわかってもまだオロオロしていた。沙緒莉姉さんは笑ってこそいたけれど、口元がピクピクと痙攣しているように見えたので動揺はしていたようだ。
「じゃあ、お先にお風呂をいただいてくるね。私が上がるくらいまでには誰と一緒に寝るのか決めといてね。私は机の下に潜り込めるんだったら同じ部屋で一緒に寝るのが誰でも文句は言わないからさ。そうだ、さっきスーパーで買った下着が車に乗せたままだったと思うから取ってくるね」
僕は何となくみんなの方を見るのが怖かったのでリビングに置いてあるゲーム雑誌をパラパラとめくっていた。何度も読んでいるので内容は覚えているのだけれど、なぜかその内容をちゃんと思い出すことが出来ずにいた。
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