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ゴールデンウィーク編後半
クレアさんは目を合わせるとパジャマを脱ごうとする
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結局、僕は自分の部屋でクレアさんと一緒に寝ることになってしまった。陽香は最後まで僕の意見を聞いてくれなかったし、沙緒莉姉さんも真弓も自分の部屋以外ではもう寝たくないというわがままを言いだしてしまったのであった。
リビングで仲良くゲームをやっているのだけれど、その中で突然クレアさんが変な事を言い出したのだった。
「昌晃君ってさ、女の人にグイグイ来られるの苦手でしょ?」
「まあ、そうですけど。それがどうかしたんですか」
「初めて会った時から思ってたけど、昌晃君って誰に対してもじっと目を見ることってないよね。どんな相手だろうと、絶対に目を逸らしているよね」
「そうですよ。だって、目を見て見つめ合うのって恥ずかしいじゃないですか」
「そんな事を言ってるとモテないよ。じゃあ、私で少し女の子に慣れるように練習しようか」
「練習ってどういうのですか?」
「私とどれくらい目を合わせていられるか計ってみようね。真弓ちゃんが審判をやってくれるみたいだし、陽香ちゃんがお風呂に入っている間にどれだけ成長できるか楽しみだね」
「成長って、そんなの僕は望んでいないんですけど」
「ほら、ダメだぞ。こうやってる時も絶対に顔を合わせようとしないよね。昌晃君っていつもこんな感じなの?」
「お兄ちゃんは真弓とはそこそこ目を合わせてくれますよ。でも、沙緒莉お姉ちゃんとはあまり目を合わせてないかも。陽香お姉ちゃんのことはよく見てると思いますけど、私と沙緒莉お姉ちゃんと陽香お姉ちゃんの違いってなんなんだろう?」
「真弓ちゃんにこう言われているけど、そこんところはどうなの?」
「えっと、それに関しては全く意識してないですね。沙緒莉姉さんと目を合わせないのは単純に目を合わせるのが怖いからです。真弓の事は可愛い妹みたいなもんだと思ってるんで、そういう意味で目を見ているのが苦痛じゃないって事ですかね」
「じゃあ、陽香ちゃんは特別な存在って事なのかな?」
「特別って感じではないですね。登下校する時間があるから二人よりも近い距離で話すことが日常的に多いって事があるからですかね。慣れってやつだと思いますよ」
「じゃあ、私の事も慣れてもらわないとね。せっかく一緒の部屋で寝るのに気まずい関係って嫌でしょ」
「その発想がすでに嫌なんですけど。それに、何もしないからそういう事を考える必要も無いと思いますよ」
「そうは言うけどさ、私と昌晃君がこれからも仲良く遊んだりしたいじゃない。沙緒莉が誘ってくれたらいつでも一緒に遊べるし、真弓ちゃんも陽香ちゃんも誘ってみんなで楽しく過ごしたいじゃない。だからね、もう少し私の目を見てお話ししようよ。あ、目を見て笑ったでしょ」
「笑ったというか、照れてるだけなんです。そんな風にじっと見つめられると誰でもそうなっちゃいますよ」
「誰でもって、真弓ちゃんもそうなるのかな。ちょっと真弓ちゃんを見てみようかな。って、真弓ちゃんも私の事見て笑ってるでしょ?」
「ごめんなさい。でも、お兄ちゃんの言う通りで、クレアさんに見つめられると照れちゃいますよ」
「なんでよ。そんなに私って変な顔してるのかな?」
「変な顔なんじゃなくて、女の私から見てもクレアさんは綺麗だと思いますよ。髪もサラサラだし瞳の色も綺麗だし、都会にいたらアイドルとしてスカウトされるんじゃないかって思うくらいですもん。きっとお兄ちゃんもそう思ってるはずですよ。ねえ、お兄ちゃんもそう思ってるよね?」
「そうだね。僕もクレアさんは漫画とかゲームに出てくる超美形キャラって印象かも。それがあるからこそ、こうして目を見てるだけでも緊張しちゃうんだよ」
「いや、そう言ってくれるのは嬉しいけど、さっき笑われてから一度も目が合ってないんですけど。そういうのは目が合った後に言おうよ」
「それがですね、そう考えると余計に目を合わせられなくなったというか、無理な話だと思います」
「もう、そんなんじゃ誰の心も掴めないよ。だから、今は私と目を合わせる練習をして休み明けにクラスの女子を驚かせちゃいなよ」
「驚かすって、そんな事しませんよ。むしろ、僕の方が驚きそうな気がするんですけど」
「ほら、そんな事を言いながらも私と目を合わせてくれないじゃん。こうなったら力技で行くしかないね。昌晃君はそのままの姿勢で足を閉じて座りな」
「今でも足を閉じていると思うんですけど、どうしてですか?」
「どうしてって、そこに私が座って昌晃君と目を合わせるからだよ」
クレアさんは僕の正面に立っていたのだけれど、僕が足を閉じたのを確認してから僕の太ももの上に腰を下ろしてきた。僕の肩を掴んでいるのでそんなに体重は感じないのだが、陽香が僕の太ももの上に乗った時よりも軽いような気がした。
陽香の時は特に意識もしなかったので平気だったのだが、吐息がかかりそうなくらいにクレアさんの顔が接近しているこの状況はどうあっても我慢することが出来なかった。僕は思わず目を逸らして笑ってしまったのだけれど、目を逸らした僕の顔をクレアさんは両手でつかんで無理やり目を合わせようとしてきた。僕はそれに抵抗しようとしたのだけれど、なぜか僕の後ろに立った真弓もクレアさんに協力して僕の顔を固定しようとしていたのだ。
「ほら、こんだけ近い距離で見てたら慣れるでしょ?」
「いや、慣れないですって。それに、クレアさんみたいに綺麗な人とこんな距離で見つめ合うなんて誰でも無理ですよ。絶対に目を逸らしますって」
「そんな事ないともうけどな。じゃあ、私の代わりに沙緒莉と目を合わせるのをやってみようか。キッチンにいる沙緒莉を呼んできてもらってもいいかな?」
「うん、お兄ちゃんも沙緒莉お姉ちゃんだったらクレアさんより慣れてるから平気かもね。でも、それって真弓だったらダメなのかな?」
「ダメじゃないけど、昌晃君の話では真弓ちゃんは異性として見てないって感じだし、そういう意味では効果ないのかもよ」
「もう、そんなこと言わなくてもいいですよ。でも、そういう風に思ってるんだったら、お兄ちゃんに真弓の良さをたくさんわかってもらうってのも悪くないかもしれないですね」
「じゃあ、陽香ちゃんが戻ってくる前に、私達とちゃんと目を合わせられるようにしてみようか。ちょうど沙緒莉もやってきたし、今度は三人で協力して頑張ってもらいましょう。それにしても、騒ぎすぎちゃったから少し熱くなってきたかも。借りてるパジャマがボタン式で良かったわ。これを開けたら少しは涼しくなるのかしら」
クレアさんは僕の上に乗ったままパジャマのボタンを一つずつ外しているのだけれど、その中には明らかにブラジャーを付けいていないようだ。僕はこれ以上見てはダメだと思って視線を逸らしたのだけれど、僕の視線の先には紫色で刺繍が細かいパンツを見せている沙緒莉姉さんがいたし、逆を向いても水色に白い水玉のたくさんついたパンツを見せている真弓がいた。
視線を上に向けても下に向けてもクレアさんの事が視界に入ってしまうし、僕が気を休めることが出来る場所はどこにもなかった。それよりも、クレアさんは明らかにノーブラだと思うのだけど、これは本当に大丈夫なのだろうか?
そんな事を僕が考えていると、それを察してかどうかはわからなが、クレアさん自らシャツを思いっ切りはだけさせていた。僕は見てはいけないと思いつつも、そこに広がっている光景を見てしまった。
「大丈夫。普通のブラじゃなくてヌーブラを付けてるからね。さっき買い物してた時に買ってみたんだけど、意外と違和感なくつけられるもんなんだね。だから、昌晃君は気にせずに見てもいいんだよ。でも、もう少し目を合わせてから見ることにしようか?」
クレアさんは気にしなくてもいいと言っているけれど、明らかにこれはおかしいと思う。ヌーブラを付けていると言っても、胸の形はハッキリわかってしまうし、乳首の位置も何となくわかってしまうのではないだろうか。
「でも、寝る時は外しちゃうと思うんだよね。昌晃君の近くに置いておくけど、触ったり匂いを嗅いだりしちゃダメだからね」
リビングで仲良くゲームをやっているのだけれど、その中で突然クレアさんが変な事を言い出したのだった。
「昌晃君ってさ、女の人にグイグイ来られるの苦手でしょ?」
「まあ、そうですけど。それがどうかしたんですか」
「初めて会った時から思ってたけど、昌晃君って誰に対してもじっと目を見ることってないよね。どんな相手だろうと、絶対に目を逸らしているよね」
「そうですよ。だって、目を見て見つめ合うのって恥ずかしいじゃないですか」
「そんな事を言ってるとモテないよ。じゃあ、私で少し女の子に慣れるように練習しようか」
「練習ってどういうのですか?」
「私とどれくらい目を合わせていられるか計ってみようね。真弓ちゃんが審判をやってくれるみたいだし、陽香ちゃんがお風呂に入っている間にどれだけ成長できるか楽しみだね」
「成長って、そんなの僕は望んでいないんですけど」
「ほら、ダメだぞ。こうやってる時も絶対に顔を合わせようとしないよね。昌晃君っていつもこんな感じなの?」
「お兄ちゃんは真弓とはそこそこ目を合わせてくれますよ。でも、沙緒莉お姉ちゃんとはあまり目を合わせてないかも。陽香お姉ちゃんのことはよく見てると思いますけど、私と沙緒莉お姉ちゃんと陽香お姉ちゃんの違いってなんなんだろう?」
「真弓ちゃんにこう言われているけど、そこんところはどうなの?」
「えっと、それに関しては全く意識してないですね。沙緒莉姉さんと目を合わせないのは単純に目を合わせるのが怖いからです。真弓の事は可愛い妹みたいなもんだと思ってるんで、そういう意味で目を見ているのが苦痛じゃないって事ですかね」
「じゃあ、陽香ちゃんは特別な存在って事なのかな?」
「特別って感じではないですね。登下校する時間があるから二人よりも近い距離で話すことが日常的に多いって事があるからですかね。慣れってやつだと思いますよ」
「じゃあ、私の事も慣れてもらわないとね。せっかく一緒の部屋で寝るのに気まずい関係って嫌でしょ」
「その発想がすでに嫌なんですけど。それに、何もしないからそういう事を考える必要も無いと思いますよ」
「そうは言うけどさ、私と昌晃君がこれからも仲良く遊んだりしたいじゃない。沙緒莉が誘ってくれたらいつでも一緒に遊べるし、真弓ちゃんも陽香ちゃんも誘ってみんなで楽しく過ごしたいじゃない。だからね、もう少し私の目を見てお話ししようよ。あ、目を見て笑ったでしょ」
「笑ったというか、照れてるだけなんです。そんな風にじっと見つめられると誰でもそうなっちゃいますよ」
「誰でもって、真弓ちゃんもそうなるのかな。ちょっと真弓ちゃんを見てみようかな。って、真弓ちゃんも私の事見て笑ってるでしょ?」
「ごめんなさい。でも、お兄ちゃんの言う通りで、クレアさんに見つめられると照れちゃいますよ」
「なんでよ。そんなに私って変な顔してるのかな?」
「変な顔なんじゃなくて、女の私から見てもクレアさんは綺麗だと思いますよ。髪もサラサラだし瞳の色も綺麗だし、都会にいたらアイドルとしてスカウトされるんじゃないかって思うくらいですもん。きっとお兄ちゃんもそう思ってるはずですよ。ねえ、お兄ちゃんもそう思ってるよね?」
「そうだね。僕もクレアさんは漫画とかゲームに出てくる超美形キャラって印象かも。それがあるからこそ、こうして目を見てるだけでも緊張しちゃうんだよ」
「いや、そう言ってくれるのは嬉しいけど、さっき笑われてから一度も目が合ってないんですけど。そういうのは目が合った後に言おうよ」
「それがですね、そう考えると余計に目を合わせられなくなったというか、無理な話だと思います」
「もう、そんなんじゃ誰の心も掴めないよ。だから、今は私と目を合わせる練習をして休み明けにクラスの女子を驚かせちゃいなよ」
「驚かすって、そんな事しませんよ。むしろ、僕の方が驚きそうな気がするんですけど」
「ほら、そんな事を言いながらも私と目を合わせてくれないじゃん。こうなったら力技で行くしかないね。昌晃君はそのままの姿勢で足を閉じて座りな」
「今でも足を閉じていると思うんですけど、どうしてですか?」
「どうしてって、そこに私が座って昌晃君と目を合わせるからだよ」
クレアさんは僕の正面に立っていたのだけれど、僕が足を閉じたのを確認してから僕の太ももの上に腰を下ろしてきた。僕の肩を掴んでいるのでそんなに体重は感じないのだが、陽香が僕の太ももの上に乗った時よりも軽いような気がした。
陽香の時は特に意識もしなかったので平気だったのだが、吐息がかかりそうなくらいにクレアさんの顔が接近しているこの状況はどうあっても我慢することが出来なかった。僕は思わず目を逸らして笑ってしまったのだけれど、目を逸らした僕の顔をクレアさんは両手でつかんで無理やり目を合わせようとしてきた。僕はそれに抵抗しようとしたのだけれど、なぜか僕の後ろに立った真弓もクレアさんに協力して僕の顔を固定しようとしていたのだ。
「ほら、こんだけ近い距離で見てたら慣れるでしょ?」
「いや、慣れないですって。それに、クレアさんみたいに綺麗な人とこんな距離で見つめ合うなんて誰でも無理ですよ。絶対に目を逸らしますって」
「そんな事ないともうけどな。じゃあ、私の代わりに沙緒莉と目を合わせるのをやってみようか。キッチンにいる沙緒莉を呼んできてもらってもいいかな?」
「うん、お兄ちゃんも沙緒莉お姉ちゃんだったらクレアさんより慣れてるから平気かもね。でも、それって真弓だったらダメなのかな?」
「ダメじゃないけど、昌晃君の話では真弓ちゃんは異性として見てないって感じだし、そういう意味では効果ないのかもよ」
「もう、そんなこと言わなくてもいいですよ。でも、そういう風に思ってるんだったら、お兄ちゃんに真弓の良さをたくさんわかってもらうってのも悪くないかもしれないですね」
「じゃあ、陽香ちゃんが戻ってくる前に、私達とちゃんと目を合わせられるようにしてみようか。ちょうど沙緒莉もやってきたし、今度は三人で協力して頑張ってもらいましょう。それにしても、騒ぎすぎちゃったから少し熱くなってきたかも。借りてるパジャマがボタン式で良かったわ。これを開けたら少しは涼しくなるのかしら」
クレアさんは僕の上に乗ったままパジャマのボタンを一つずつ外しているのだけれど、その中には明らかにブラジャーを付けいていないようだ。僕はこれ以上見てはダメだと思って視線を逸らしたのだけれど、僕の視線の先には紫色で刺繍が細かいパンツを見せている沙緒莉姉さんがいたし、逆を向いても水色に白い水玉のたくさんついたパンツを見せている真弓がいた。
視線を上に向けても下に向けてもクレアさんの事が視界に入ってしまうし、僕が気を休めることが出来る場所はどこにもなかった。それよりも、クレアさんは明らかにノーブラだと思うのだけど、これは本当に大丈夫なのだろうか?
そんな事を僕が考えていると、それを察してかどうかはわからなが、クレアさん自らシャツを思いっ切りはだけさせていた。僕は見てはいけないと思いつつも、そこに広がっている光景を見てしまった。
「大丈夫。普通のブラじゃなくてヌーブラを付けてるからね。さっき買い物してた時に買ってみたんだけど、意外と違和感なくつけられるもんなんだね。だから、昌晃君は気にせずに見てもいいんだよ。でも、もう少し目を合わせてから見ることにしようか?」
クレアさんは気にしなくてもいいと言っているけれど、明らかにこれはおかしいと思う。ヌーブラを付けていると言っても、胸の形はハッキリわかってしまうし、乳首の位置も何となくわかってしまうのではないだろうか。
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