✡︎ユニオンレグヌス✡︎

〜神歌〜

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第二章〜記憶の石板〜

第二章最終話✡︎エレナとカナの出会い✡︎

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 一行はエレナの屋敷に着き国王シンシルは厚いもてなしを受ける。
 しばらくして三階に見晴らしのいい大きなテラスがあり、白いテーブルとイスが何脚かある。
 エレナお気に入りのテラスだ、そこにエレナはシンシルとカナで三人で話していた。
ユリナが冷たい紅茶を持ってくる、召使いも使わずに大切な話をしている様だ……


「そう言うことで二日後に、王立図書館で国葬を行うことに決まった。
あとエレナ、そなたが私に頼んだ件なんだが、本当に身寄りを無くし孤児になってしまう子が五人いる。

五人とも王宮で引き取り、将来を約束しよう」
 シンシルはエレナにそれを伝える要件で来た様だ、だがあくまでも要件に過ぎない。

「シンシル様ありがとうございます。
もうお気付きでしょうが、私から幾つか聞きたいことがあります。」
エレナが早速切り出す。

「なぜ、あの時記憶の棚への突入を許して下さらなかったのですか?
それだけで無く、私の部隊を何故あれだけ後方にしたのですか?」
エレナは当然それを聞きたかった。

 あの時二人の元に駆けつけたかった……だがエヴァスとしての使命もあった、エレナは葛藤したが選択肢を奪われ、半分気が狂いそうにもなった……

「そなたにも、ユリナにもカナにも苦しい想いをさせた事は詫びる。

済まなかった……

だが国として、エレナ……そなたを失う訳にはいかないのだ……」
シンシルがそう言うと、エレナも多少は理解できる。

 自分がどんな立場にいるか十分解っている……つもりで居た。

「私がこの国にとって、大切なのは解ります。
ですが、母として娘を守りたい気持ちは貴方なら解るはずです。
あの命令がどれだけ私にとって苦しいか解っていた筈です」
エレナはシンシルに訴える様に言うと。

「ユニオンレグヌス……最近そなたが調べている様だが……」
カナとユリナは驚く、なぜそれを知っているのか……だがエレナは驚かない。
「それとこの話、違う話では?」
エレナは冷静に突きつける。


「そなたは何も解っていない……
アグドはそなたを恐れている。
アグドは二千年前から見れば巨大な軍を持っているのは知っているだろう?

何故動かないと思う?
エヴァスであり、セレスの英雄であるそなたを恐れているのだ。」
シンシルが隠した事実を話し出した。
エレナは……やっと理解した。

 それは騒乱の時代に戻る事を意味する、軍が動けば力のバランスが崩れ空白が生まれる。
 そうなれば各国が二千年溜め込んだ力を存分に発揮させ、以前より大規模な戦争が各地で勃発する。
それはアグドとセレスだけの問題じゃ無くなってしまう。
 アグドを調べて腑に落ちないことが、全て繋がった……


「それだけでは無い、もし二人の娘を残してそなたが命を落とした場合、そなたが築いた同盟国サランが、友好の証としてユリナを要求して来るだろう……

ユリナはそなたの子でもあるが、六百年前の第二王子アルベルトの子で今でもサランはユリナを王族として見ている。
解って欲しい、そなたの命はこの国のものではない事を……」
エレナは悟る、自分の命一つが騒乱の時代を再び引き起こすきっかけになってしまう事を、そしてその時代を二人が生き残れるか、そこから戦場の無い世界を作れるか……
この可愛い姉妹も引き裂かれてしまう。

それどころか……
そんな時代にもし災いの日が訪れたら世界が滅んでしまう、エレナは起こりうる様々なことを考えた。

その心配をよそにユリナは言う。
「もし、それが本当なら……
アグドはお母さんの話しなら聞くんじゃないかな?」
えっ……とエレナは思ったが。
「私だってセレスとサランの王族なんでしょ?ならへんな事を私達にするかな?」
と甘い考えを言うが、エレナが聞いてる分安心して言っている、でも一理ある。

虎の子を得たくば虎穴に入れ、とは言うが正にそのままである……
 仮にアグドと関係改善し友好関係を作る事が出来たら、エレナは考えるがどう考えても行ってみるしかない。

 エレナはシンシルをチラッと見る。シンシルは小さい頃のエレナを思い出す。
 小さい頃から好き勝手に生きて来た、イタズラもすれば家を飛び出して心配をかけて来たエレナである。
 だが不思議とエレナが居る先々では、それ以降良い事があったり、国に幸運をもたらして来た。

(また、この子は途方も無い事を……)
そうシンシルは心で呟いた。
「好きにするがよい……
止めても十日もすれば、ここに居ないのだろ?本当にこの子の親だな」
そうユリナを見ながら笑いながら言う。
「必ず生きて帰って来るのだぞ、先も言ったこと忘れることの無い様に……」

「はい、シンシル様……
申し訳ありません、私も忘れていました。
今の平穏が偽りの様な平穏だと言う事を……
私一人でバランスが保たれる世界、そんな世界は間違っています。

力に力で守ってるのと変わりません。

本当に古代のユニオンの様な絆を作ろうとするなら、私達から動かないと何も変わりません、今のままじゃ簡単にあの時代に戻ってしまいます……

私があの時に望んだのは、そんな物じゃありません。」
エレナは自らの意思をシンシルに伝え、改めて多くを自覚する。

「そちに土産だ……」
シンシルはそう言うと手を二回叩いた。
 一人の大臣が、兵に木箱を持たせて入ってくる、兵はその木箱を丁寧にテーブルの上に置くと、シンシル自ら木箱を開けエレナ達に見せた。

「ユリナ、王立図書館での三百名の命にたいそう心を痛めた様だな……

それで良い……

王族である者は命の重さ、その犠牲を理解しなければならない。
これは我が一族の王に受け継がれて来た物だ」
その箱には、記憶の間にあった石版が入っていた。


(尊い者達)と書かれている。


「これは記憶の石版、何故これが……」
カナとユリナが驚くと、コンコンと扉をノックする音がした。
 兵が控えてるはずなのに、兵が止めなかったのか……シンシルは動じず。

「入るが良い、ピリア、フィリア」
シンシルが言うと申し訳なさそうに二人が入って来た…

「石版の魔力を感じたか、さすが番人だな」
「はい、水の賢者様あの時はお救いくださり、ありがとうございます。」
ピリアが礼を言うと。

「礼は良い、私がせねばならぬ事をしたまで、気にすることは何も無い……
ところで、せっかく来たのだこれを見せてくれないか?」
シンシルは穏やかに二人に言う。

「はい喜んで、ではこちらに……」
 フィリアが言うとピリアがおいでおいでと石 版を呼ぶと、室内のテーブルに箱ごと浮いて来た。
 テラスにいた皆が部屋に入り、石版を囲む様に立ったまま、石版を見つめる。

 その石版が静かに優しく光りだす。

 過去の歴史が映し出されるが、今までの記憶の石版と違い、短い物語が幾つも続くだが殆どが地位の高そうな者が処刑されたり。
多くの兵が命を散らして行く内容であった。

「これは……」
ユリナが不思議そうに囁く。

「ユニオンレグヌスを作る時に起きた犠牲と今までに度々起きた悲しい時代を、終わらせる為に必要だった犠牲とそのきっかけになった犠牲が記されている……」
シンシルが続けて話しだす。

「これは今ある平和、穏やかな日々が訪れるまでにどれ程多くの犠牲があったのか……
それを忘れることが無い様に、そして…その犠牲の上に今の平和がある事を決して忘れない様にと、その昔巨人族が各種族の王に渡した物らしい、そしてその記憶は今でも記されている」
シンシルがそう言うと。



 エルフの村が焼かれている記憶が写されていた、エルフの村人が逃げ惑いオークの軍に殺されて行く……

「これは……」
カナが呟く、その村をカナは知っていた。

 そこに白馬に乗った金色の長い髪をしたエルフが一人で村に突っ込んで行く。

 何人かのオークが止めようと向かって来たが、そのエルフは弓で矢を放ち次々と頭や胸を正確に打ち抜きものともせずに、村に入って行く。

 何人かの村人がそのエルフの前で惨殺されたのを見て怒りを覚えたのだろう。
 見慣れたクリスタルの小太刀を抜き、馬から飛び降りオークの兵を素早く斬り倒した……
 そのエルフは村人の息を確かめて、涙を流して空を見上げた……

三千年前のエレナだった。

 エレナは直ぐに馬に乗りまた走らせ、オーク兵を倒して行く……その時……
 エレナは女の子の泣き声を聞いてすぐにその泣き声のする方に馬を走らせる。
 オーク兵がエレナの存在を知り、集まり襲い始める弓と小太刀を使い分け、オークの兵を鮮やかに退ける。

 そして遠くにしゃがんで泣いてる、エルフの女の子を見つけた、幼い時のカナだ……
 そのカナにオーク兵が襲いかかるが、エレナは最後の矢を放ちそのオークを仕止める。
馬を降りて助ける暇はない!

 すぐにエレナはあの鉄の弓の弦を外して弓ですれ違い様にカナを掬う様に拾い上げた。

 多少苦しかったのか、幼いカナはケホケホと咳をするが無事だ。
 エレナはそのまま涙を流しながら、泣き止まないカナを抱きしめて馬を飛ばして走り去った……


 それを最後に記憶の石版は終える。


 カナは泣いていた大粒の涙を流して、エレナもあの時の気持ちをそのまま思い出していた。
 ユリナはカナが言っていたカナの村の悲劇を目の当たりにし言葉が出なかった。

カナが静かに口を開く。
「なんでこの記憶が……」

「そなたには苦しい思い出かも知れぬ……
だがエレナがこの時に騒乱の時代を終わらせると心に決めたのだ。

自ら学び自ら手を伸ばした。
そなたの為に……
そなたの村で命を落とした全ての人々の為に……」
シンシルは苦しそうに、それでいて優しい瞳でカナを見つめながら話す。

カナの涙は止まらない。

「私達も知らない記憶……
ですがカナさんの村が今の時代を呼び寄せるきっかけになったんだと思います。でなければ、この記憶の石版に残りません。
なんて言えばいいのか解りませんけど……」
ピリアがカナの悲しみを汲み取ろうとするが不器用で説明にしかならない。

エレナがふいに話しだす。

「カナ……私とカナの出会いが記憶の石版に残るなんて思ってなかったね……

私も今の優しい時代、本当に作れるなんて思わなかったんだよ……

カナがうちに来ていっぱい遊んだね。
早く寝かせるのも大変だったのよ、懐かしいな……

いっぱい勉強したな……
戦略も戦術も……
政治も経済も……

本を読んでると、カナが遊んでって来てくれたね……

戦争が起きたら、シンシル様に預かってもらって、必ず帰って来る!って心に決めたっけ……
でもさ正直言っちゃえば、一人じゃ出来なかったよ」

カナはえっ?と思い一瞬涙がとまる。

「カナが居たから頑張れたの……
無理だよって思う度にカナの寝顔見てさ、
あの村を思い出してさ……
頑張ろうって思えたんだ。
だから解って欲しい、カナには悲しい思い出かも知れない、それを変えることは出来ないけど、でも……


ただの悲しい思い出じゃない。
ただの辛い思い出じゃない。
ただの苦しい思い出じゃない。
かりそめかも知れない、でも……
今の優しい時代が来る、きっかけになった大切な思い出なの……
あの悲劇が私達を導いてくれたのよ

この時代に


カナは挫けそうな私の背中を押してくれたの……
カナの村の人達が待ち望んだ優しい時代へ。
カナが導いてくれたんだよ」

 エレナは精一杯の気持ちを、言葉に乗せてカナへ伝える、それと同時にもっと優しい時代にしたい……
 そう心から強く強く思いオークの国アグドに自ら行く事を決意する。


 大きなテラスから優しい風が部屋に入ってくる。
 その風は優しく優しくその部屋にいる者を包み込む……
 神が舞い降り祝福してる様な、不思議な風がその部屋にある過去の悲しみを和らげる様に優しく優しく吹いていた。
 エレナが優しくカナを抱きしめると、カナはエレナの胸で泣いた。


あの村から救い出された時の様に……



~第ニ章 記憶の石版 完~
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