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最終話 新しい家族の形
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――春を思わせるやわらかな風が、病院の玄関先を吹き抜けていった。
退院の日。
陽子は、白いワンピースに淡いグレーのカーディガンという、かつての「ミキ」とはまるで違う、素朴で清らかな姿で立っていた。
手には退院証明書と、小さな荷物だけ。
病室を出る前、病院に駆けつけていた事務所の社長が最後の説得を試みた。
「陽子……いや、ミキ。考え直してくれないか?写真集の売れ行きもすごいし、会見の反響で君の名前は今、社会現象になってる。もう一度、立ち上がってくれ。みんな待ってるんだ」
陽子はゆっくりと振り返った。
その瞳には、どこか静かな決意の色があった。
「……社長。ありがとうございます。でも、私が“ミキ”としてステージに立つのは、もう終わりにしようと思うんです」
「終わりって、どういう意味だ? 君はまだ若い。奇跡的に回復したんだぞ!」
社長の声には焦りが滲んでいた。
だが、陽子はその勢いをやわらかい笑顔で包み込むように受け止めた。
「奇跡だからこそ……これからは、ちゃんと生きたいと思ったんです。この子のために――」
陽子はそっと自分のお腹に手を当てた。
その仕草に、社長の言葉が止まる。
「私が今いちばんしなきゃいけないことは、元気な子供を産んで、ちゃんと育てること。それに、待っててくれる人がいるんです。信州のロッジで」
「……あの、一朗って青年か」
社長の声は少し優しくなっていた。
陽子はうなずいた。
「はい。彼はいつも、どんな時でも私を見ててくれた人。そして真白ちゃんが命を懸けて守ってくれたこの子を、あの場所で育てたいんです」
社長は長く息を吐き、しばらく黙って陽子の顔を見つめていた。
そして、静かに言った。
「……わかった。もう止めない。でも、いつかまた、帰りたくなったら戻ってこい。ステージはなくなっても、君を想う人たちは消えないからな」
陽子は涙ぐみながら深く頭を下げた。
「ありがとうございます。ミキとして過ごした時間、私の宝物です」
病院の外に出ると、春の光がまぶしかった。
ビルの間から見える青空は、どこまでも澄んでいて――
まるで真白が見守ってくれているようだった。
陽子はお腹をそっと撫でながら、微笑んだ。
「一朗、待っててね。今、帰るから」
タクシーのドアを閉める瞬間、窓の外にひらりと一枚の白い羽が舞い降りた。
陽子はそれを見つめ、胸の奥で小さくつぶやく。
「ありがとう、真白ちゃん――」
――信州の春は、まだ少し肌寒かった。
空気の澄んだ高原の駅には、山の残雪がきらめき、遠くで鳥の声が響いていた。
ホームに停まった列車のドアが開くと、陽子がゆっくりと姿を現した。
グリーンのロングコートの下、わずかにふくらんだお腹を両手で包みながら、少し不安げにあたりを見渡している。
その姿を見つけた一朗は、迷うことなく駆け出した。
「――陽子!」
呼ばれた名前に、陽子ははっと顔を上げる。
次の瞬間、一朗の腕が彼女をしっかりと抱きしめていた。
「もう、大丈夫。一人じゃないからな」
耳元で聞こえるその声に、陽子の緊張がふっと解ける。
あたたかな胸の中に包まれながら、彼女の頬を涙が伝った。
「……うん。ほんとに、もう一人じゃないね」
一朗はゆっくりと彼女の背中を撫でた。
その手のぬくもりが、凍っていた時間を溶かしていくようだった。
陽子は少し照れたように笑い、そっとお腹に手を当てた。
「ねぇ、一朗。この子、女の子だったらいいなって……思うの」
「どうして?」
不思議そうに首をかしげる一朗。
陽子は一瞬、何かを言いかけて、でも笑って首を横に振った。
「ううん、なんでもない。ただ……なんとなく、そんな気がするだけ」
一朗は彼女のその微笑みに、静かに頷いた。
「そっか。きっと、真白みたいに優しい子になるな」
陽子の目が少し潤み、でもすぐに柔らかな笑顔に変わる。
「うん……そうだね」
駅前の風がふたりの髪を揺らす。
どこか遠くで春の雪解け水が流れる音がしていた。
一朗は陽子の手を取って、穏やかに言った。
「さ、行こう。ロッジで一緒に暮らそう。母さんも、楽しみに待ってる」
陽子は大きく頷き、もう一度お腹を撫でた。
「うん。……ただいま、一朗」
ふたりは並んで歩き出した。
その背中の上を、やわらかな春の光が包み込んでいた。
――半年後。
ロッジのある信州の村にも、やわらかな春の風が戻ってきていた。
山桜が咲きはじめたころ、村の小さな病院の一室に、赤ん坊の産声が響いた。
「――おぎゃあ! おぎゃあ!」
その声を聞いた瞬間、一朗は廊下でこみ上げるものを抑えきれなかった。
扉が開き、看護師が顔を出す。
「お父さん、元気な女の子ですよ」
その言葉に一朗は思わず笑みをこぼし、震える手で扉を押し開けた。
ベッドの上には、汗を浮かべた陽子が穏やかな顔で赤ちゃんを胸に抱いていた。
彼女の頬には疲労の色が残っていたが、その瞳はどこまでもやさしく澄んでいた。
「よく頑張ったな、陽子……」
一朗がベッドのそばに膝をつき、そっと陽子の髪を撫でる。
陽子は微笑みながら、腕の中の小さな命を見つめていた。
「ねぇ、一朗……この子の名前、つけてもいい?」
一朗はその問いに、静かに頷いた。
「決めてたんだろ?」
「……うん」
陽子は少しだけ唇を震わせて、赤ちゃんを見つめる。
「――真白。この子の名前は“真白”にしたいの」
その名が部屋に響いた瞬間、一朗の目から涙がこぼれた。
陽子は微笑みながら、一朗の手をそっと握る。
「この子が、あの子のように……優しくて、強くて、まっすぐ育ってくれますように」
ふたりの視線が小さな赤ん坊に注がれた。
その瞬間――
「……きゃっ、きゃっ!」
真白が小さく笑った。
「わっ、笑った!」
「ほんとに、笑ってる……!」
一朗と陽子は顔を見合わせ、思わず笑いながら涙をぬぐう。
赤ちゃんの笑い声が、部屋の中にあたたかく響いた。
その響きはまるで、遠い空のどこかから届いた“ありがとう”の声のように――
春の光の中で、やさしく二人を包み込んでいた。
ーーーーーー
ロッジの名は――〈山あかり〉。
四季の移ろいの中で、いくつもの人々の出会いと別れを見届けてきた木造の宿。
その玄関先から、今日もやわらかな湯気と、焚き火の匂いが立ちのぼっていた。
朝。
山の斜面に陽が差しこむころ、キッチンからは美佐子の鼻歌が聞こえてくる。
薪ストーブの上で湯が沸き、鉄瓶の蓋が小さく揺れた。
彼女の足もとでは、赤ん坊の真白が小さな手を動かして、あやすような声をあげている。
「はいはい、真白ちゃん。いいお顔だねぇ」
美佐子が笑いながら、ゆっくりと揺りかごを揺らす。
窓の外では木立の枝にまだ少し雪が残り、光を反射してキラキラと輝いていた。
ロッジの入口では、一朗が薪を運び入れていた。
慣れた手つきで束を置き、額の汗をぬぐう。
ふと、背後から声がする。
「ありがとう、一朗。朝のお客さん、もうすぐ来るみたい」
振り向くと、陽子がエプロンの紐を結びながら立っていた。
その姿はもう、都会のモデル“ミキ”ではなかった。
少し日に焼けた頬に笑みを浮かべ、山の風にすっかり馴染んでいる。
「うん。こっちは準備できてる」
「じゃあ、私コーヒー淹れるね」
陽子がカウンターに向かい、一朗はその横でチェックインのノートを開く。
湯気の立つカップ、木の香り、暖炉の火。
どこか懐かしく、静かな時間が流れていた。
その奥の部屋から、美佐子が赤ん坊を抱いてやってくる。
「ねぇ見て、この子、さっきからずっと笑ってるのよ」
「ほんとだ……」
一朗が覗き込むと、真白はふにゃりと笑い、指をぎゅっと握った。
その瞬間、三人は自然に顔を見合わせ、微笑み合った。
言葉はいらなかった。
ここにはもう、確かに“新しい家族”の形があった。
薪のはぜる音が、静かに響く。
窓の外、遠くの山の稜線には白い光が揺れている。
まるで、真白という名を祝福するかのように――
やがてロッジの看板に、朝日が差しこんだ。
“山あかりロッジ”の文字が温かく輝く。
今日もまた、新しい一日が始まる。
笑いと、涙と、そして命の光があふれるこの場所で――。
物語は、ここで静かに幕を閉じた。
「真白」~~雪と蛇の女 完
退院の日。
陽子は、白いワンピースに淡いグレーのカーディガンという、かつての「ミキ」とはまるで違う、素朴で清らかな姿で立っていた。
手には退院証明書と、小さな荷物だけ。
病室を出る前、病院に駆けつけていた事務所の社長が最後の説得を試みた。
「陽子……いや、ミキ。考え直してくれないか?写真集の売れ行きもすごいし、会見の反響で君の名前は今、社会現象になってる。もう一度、立ち上がってくれ。みんな待ってるんだ」
陽子はゆっくりと振り返った。
その瞳には、どこか静かな決意の色があった。
「……社長。ありがとうございます。でも、私が“ミキ”としてステージに立つのは、もう終わりにしようと思うんです」
「終わりって、どういう意味だ? 君はまだ若い。奇跡的に回復したんだぞ!」
社長の声には焦りが滲んでいた。
だが、陽子はその勢いをやわらかい笑顔で包み込むように受け止めた。
「奇跡だからこそ……これからは、ちゃんと生きたいと思ったんです。この子のために――」
陽子はそっと自分のお腹に手を当てた。
その仕草に、社長の言葉が止まる。
「私が今いちばんしなきゃいけないことは、元気な子供を産んで、ちゃんと育てること。それに、待っててくれる人がいるんです。信州のロッジで」
「……あの、一朗って青年か」
社長の声は少し優しくなっていた。
陽子はうなずいた。
「はい。彼はいつも、どんな時でも私を見ててくれた人。そして真白ちゃんが命を懸けて守ってくれたこの子を、あの場所で育てたいんです」
社長は長く息を吐き、しばらく黙って陽子の顔を見つめていた。
そして、静かに言った。
「……わかった。もう止めない。でも、いつかまた、帰りたくなったら戻ってこい。ステージはなくなっても、君を想う人たちは消えないからな」
陽子は涙ぐみながら深く頭を下げた。
「ありがとうございます。ミキとして過ごした時間、私の宝物です」
病院の外に出ると、春の光がまぶしかった。
ビルの間から見える青空は、どこまでも澄んでいて――
まるで真白が見守ってくれているようだった。
陽子はお腹をそっと撫でながら、微笑んだ。
「一朗、待っててね。今、帰るから」
タクシーのドアを閉める瞬間、窓の外にひらりと一枚の白い羽が舞い降りた。
陽子はそれを見つめ、胸の奥で小さくつぶやく。
「ありがとう、真白ちゃん――」
――信州の春は、まだ少し肌寒かった。
空気の澄んだ高原の駅には、山の残雪がきらめき、遠くで鳥の声が響いていた。
ホームに停まった列車のドアが開くと、陽子がゆっくりと姿を現した。
グリーンのロングコートの下、わずかにふくらんだお腹を両手で包みながら、少し不安げにあたりを見渡している。
その姿を見つけた一朗は、迷うことなく駆け出した。
「――陽子!」
呼ばれた名前に、陽子ははっと顔を上げる。
次の瞬間、一朗の腕が彼女をしっかりと抱きしめていた。
「もう、大丈夫。一人じゃないからな」
耳元で聞こえるその声に、陽子の緊張がふっと解ける。
あたたかな胸の中に包まれながら、彼女の頬を涙が伝った。
「……うん。ほんとに、もう一人じゃないね」
一朗はゆっくりと彼女の背中を撫でた。
その手のぬくもりが、凍っていた時間を溶かしていくようだった。
陽子は少し照れたように笑い、そっとお腹に手を当てた。
「ねぇ、一朗。この子、女の子だったらいいなって……思うの」
「どうして?」
不思議そうに首をかしげる一朗。
陽子は一瞬、何かを言いかけて、でも笑って首を横に振った。
「ううん、なんでもない。ただ……なんとなく、そんな気がするだけ」
一朗は彼女のその微笑みに、静かに頷いた。
「そっか。きっと、真白みたいに優しい子になるな」
陽子の目が少し潤み、でもすぐに柔らかな笑顔に変わる。
「うん……そうだね」
駅前の風がふたりの髪を揺らす。
どこか遠くで春の雪解け水が流れる音がしていた。
一朗は陽子の手を取って、穏やかに言った。
「さ、行こう。ロッジで一緒に暮らそう。母さんも、楽しみに待ってる」
陽子は大きく頷き、もう一度お腹を撫でた。
「うん。……ただいま、一朗」
ふたりは並んで歩き出した。
その背中の上を、やわらかな春の光が包み込んでいた。
――半年後。
ロッジのある信州の村にも、やわらかな春の風が戻ってきていた。
山桜が咲きはじめたころ、村の小さな病院の一室に、赤ん坊の産声が響いた。
「――おぎゃあ! おぎゃあ!」
その声を聞いた瞬間、一朗は廊下でこみ上げるものを抑えきれなかった。
扉が開き、看護師が顔を出す。
「お父さん、元気な女の子ですよ」
その言葉に一朗は思わず笑みをこぼし、震える手で扉を押し開けた。
ベッドの上には、汗を浮かべた陽子が穏やかな顔で赤ちゃんを胸に抱いていた。
彼女の頬には疲労の色が残っていたが、その瞳はどこまでもやさしく澄んでいた。
「よく頑張ったな、陽子……」
一朗がベッドのそばに膝をつき、そっと陽子の髪を撫でる。
陽子は微笑みながら、腕の中の小さな命を見つめていた。
「ねぇ、一朗……この子の名前、つけてもいい?」
一朗はその問いに、静かに頷いた。
「決めてたんだろ?」
「……うん」
陽子は少しだけ唇を震わせて、赤ちゃんを見つめる。
「――真白。この子の名前は“真白”にしたいの」
その名が部屋に響いた瞬間、一朗の目から涙がこぼれた。
陽子は微笑みながら、一朗の手をそっと握る。
「この子が、あの子のように……優しくて、強くて、まっすぐ育ってくれますように」
ふたりの視線が小さな赤ん坊に注がれた。
その瞬間――
「……きゃっ、きゃっ!」
真白が小さく笑った。
「わっ、笑った!」
「ほんとに、笑ってる……!」
一朗と陽子は顔を見合わせ、思わず笑いながら涙をぬぐう。
赤ちゃんの笑い声が、部屋の中にあたたかく響いた。
その響きはまるで、遠い空のどこかから届いた“ありがとう”の声のように――
春の光の中で、やさしく二人を包み込んでいた。
ーーーーーー
ロッジの名は――〈山あかり〉。
四季の移ろいの中で、いくつもの人々の出会いと別れを見届けてきた木造の宿。
その玄関先から、今日もやわらかな湯気と、焚き火の匂いが立ちのぼっていた。
朝。
山の斜面に陽が差しこむころ、キッチンからは美佐子の鼻歌が聞こえてくる。
薪ストーブの上で湯が沸き、鉄瓶の蓋が小さく揺れた。
彼女の足もとでは、赤ん坊の真白が小さな手を動かして、あやすような声をあげている。
「はいはい、真白ちゃん。いいお顔だねぇ」
美佐子が笑いながら、ゆっくりと揺りかごを揺らす。
窓の外では木立の枝にまだ少し雪が残り、光を反射してキラキラと輝いていた。
ロッジの入口では、一朗が薪を運び入れていた。
慣れた手つきで束を置き、額の汗をぬぐう。
ふと、背後から声がする。
「ありがとう、一朗。朝のお客さん、もうすぐ来るみたい」
振り向くと、陽子がエプロンの紐を結びながら立っていた。
その姿はもう、都会のモデル“ミキ”ではなかった。
少し日に焼けた頬に笑みを浮かべ、山の風にすっかり馴染んでいる。
「うん。こっちは準備できてる」
「じゃあ、私コーヒー淹れるね」
陽子がカウンターに向かい、一朗はその横でチェックインのノートを開く。
湯気の立つカップ、木の香り、暖炉の火。
どこか懐かしく、静かな時間が流れていた。
その奥の部屋から、美佐子が赤ん坊を抱いてやってくる。
「ねぇ見て、この子、さっきからずっと笑ってるのよ」
「ほんとだ……」
一朗が覗き込むと、真白はふにゃりと笑い、指をぎゅっと握った。
その瞬間、三人は自然に顔を見合わせ、微笑み合った。
言葉はいらなかった。
ここにはもう、確かに“新しい家族”の形があった。
薪のはぜる音が、静かに響く。
窓の外、遠くの山の稜線には白い光が揺れている。
まるで、真白という名を祝福するかのように――
やがてロッジの看板に、朝日が差しこんだ。
“山あかりロッジ”の文字が温かく輝く。
今日もまた、新しい一日が始まる。
笑いと、涙と、そして命の光があふれるこの場所で――。
物語は、ここで静かに幕を閉じた。
「真白」~~雪と蛇の女 完
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