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2章
第39話
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「ゼルヴィーサ様。」
部屋に戻った私は、ゼルヴィーサ様にフレイ先生から聞いた事を伝えた。その上で、ライラが取ったであろう行動も伝える。
私の推測だけれど、当たっているという確信はあるわ。ライラが義妹となってそれほど経っていないとはいえ、最も近くで彼女を見てきたのだから。それに行動も読みやすいわね。
「なるほど…。レアのその推測ならば、全て説明がつきますね……。」
顎に手を当て、考え込むような仕草をするゼルヴィーサ様。
整った顔立ちと美しい青髪に、全てを見透かしているかのような瞳。思わず見惚れてしまうわ…。ゼルヴィーサ様が本気を出せば、落とせない女性などいないでしょうね。
……と、関係ない思考はこの程度にしておいて…。
ふと、扉の外から慌ただしい足音が聞こえてきた。そして扉が勢いよく開かれる。
「無礼を承知で失礼致します!ライラ・セルティラスはいますか?!」
「彼女ならそこに居ますよ。」
「ゼルヴィーサ様、ありがとうございます。ライラ・セルティラス。今すぐ貴様を拘束するッ!」
「は、はい?!何故私が!?」
騎士が入ってきたかと思うと、ライラを拘束し、連行して行ったわ。
王家の紋章が描かれた鎧を身に付けていることから、王族近衛騎士団なのだと分かる。彼らに命令できるのは国王陛下のみ…。陛下にはもう伝わっているようね。
「ゼルヴィーサ様。」
寮の調査へと向かっていた宮廷魔法師が、ゼルヴィーサ様に事の顛末を伝えた。
宮廷魔法師の1人が王城に応援を呼びに向かった際、国王陛下にも伝えたそう。すると陛下は近衛騎士団の騎士数名を、学園へと向かうよう命令されたとの事。
しかし騎士が故に魔法師よりは到着が遅れてしまった。そうして学園に着いた騎士は、寮の調査をしていた魔法師と偶然鉢合わせる。
私達の居る部屋に向かいつつ魔法師から話を聞き、その騎士達がライラを拘束した。
これが今までの流れのようだけれど、急にライラを拘束するために近衛騎士が入ってくるなんて、驚き以外の何ものでもないわよね。それに宮廷魔法師はどれほどの速さで王城から移動してきたのかしら…。
ゼルヴィーサ様は、寮の調査に向かわせた魔法師達にライラの部屋も調べるようにと言っていたそう。その辺は私も理解していたわ。
ということは……
「ライラ・セルティラスの部屋から、通常の魔力とは違う黒い何かを纏う妙なブレスレットを見つけました。その物がクレスディア殿下が倒れた原因と判断し、彼女を王族暗殺の疑いで捕まえることとなった次第です。」
流石は宮廷魔法師といったところでしょう。ブレスレットが黒い魔力を放っていることに気が付ける、それだけで実力者と証明しているようなものよね。
そして行動も早い。殿下が倒れた理由が『呪い』であると、既に気付いているでしょう。いくら『黒魔法』が極秘扱いとはいえ、宮廷魔法師クラスであれば知らされていても不思議は無いのだから。
「原因と思わしき物に触れた場合、こちらに影響があるのか不明です。よって王城から専門の者が来るまでの間、魔法師と騎士1名ずつを監視の為に待機させています。」
「王城へは騎士が向かったのですか?」
「直接は誰も向かっておりません。ですが私が国王陛下に連絡魔法を飛ばしました。行くよりも確実に早く、緊急であれば国王陛下に直接お願い出来ますから。」
連絡魔法とは、宮廷魔法師のみが持っている魔道具にて、遠距離でも言葉を相手に送ることが出来る魔法のこと。確かにこの魔法ならば、行くよりも早いわね。
国王陛下に直接連絡出来るというのも強みでしょう。魔道具を持っている=宮廷魔法師である証明なので、陛下も伝えられた内容を信用することができる。
「『専門の者』…とは?」
「実際に黒魔法を使える訳ではありませんが、王命によりその魔法について文献などあらゆるものから調べている者のことです。」
「そんな人がいるのね…。」
私が小声で聞くと、同じく小声で教えてくれたゼルヴィーサ様。
王命とはいえ黒魔法についてを調べ尽くしている者は危険だと思うけれど、万一の為の備えということのようね。今回起きた事を考えると、『専門の者』が居て良かったのは事実。何事にも『備えあれば憂いなし』との考えは正しいと言えるわね。
今この場で、最も状況を理解出来ていないのはメリーア様でしょう。
そんなメリーア様を、騎士の一言がさらに不安にさせる。
「メリーア・シェルラート公爵令嬢。貴女にもご同行願えますか。」
「構いませんが…。」
弱々しい声音でそう答えられたメリーア様。不安が表情に出ていらっしゃるわね…。
拘束もされず任意同行のようだから、事情聴取だけをされてすぐに帰ってこられるはず。
それに私とゼルヴィーサ様は、ライラが犯人だと知っている。 メリーア様が何も知らないことも。
「メリーア様、大丈夫ですよ。」
「へレアの言う通りです。私も証言したいので、メリーアに同行しても?」
「問題ありません。こちらこそ、証言お願い致します。」
「ではこの場はへレアに任せます。」
『貴女の分も代わりに証言しますよ』という表情のゼルヴィーサ様に、私は苦笑しつつも感謝の意を視線で伝えた。これも借りになるのかしら…。
それにしても、私は事情聴取されないのね。
一斉に人が居なくなり、部屋には私と3人の宮廷魔法師、そして2人の騎士が扉の前で護衛している状況となった。室内には4人という事ね。
少し気まずい雰囲気だと思っていたら、魔法師の1人が話しかけてきた。
「へレア・セルティラス伯爵令嬢…で合っていますか?」
「はい。セルティラス伯爵家長女、へレア・セルティラスです。」
「やはり…。私は宮廷魔法師のエイファ・ジェーテスです。」
エイファ・ジェーテス様は、確か宮廷魔法師の中でも上位の実力者ね。
深い赤髪を1つに結っており、女性ながら格好良い雰囲気を纏っている。ゼルヴィーサ様を女性にして、髪色を赤にするとこのような感じかしら…。
それはそうと、エイファ様の『やはり…』とはどういう意味なのでしょうね。
部屋に戻った私は、ゼルヴィーサ様にフレイ先生から聞いた事を伝えた。その上で、ライラが取ったであろう行動も伝える。
私の推測だけれど、当たっているという確信はあるわ。ライラが義妹となってそれほど経っていないとはいえ、最も近くで彼女を見てきたのだから。それに行動も読みやすいわね。
「なるほど…。レアのその推測ならば、全て説明がつきますね……。」
顎に手を当て、考え込むような仕草をするゼルヴィーサ様。
整った顔立ちと美しい青髪に、全てを見透かしているかのような瞳。思わず見惚れてしまうわ…。ゼルヴィーサ様が本気を出せば、落とせない女性などいないでしょうね。
……と、関係ない思考はこの程度にしておいて…。
ふと、扉の外から慌ただしい足音が聞こえてきた。そして扉が勢いよく開かれる。
「無礼を承知で失礼致します!ライラ・セルティラスはいますか?!」
「彼女ならそこに居ますよ。」
「ゼルヴィーサ様、ありがとうございます。ライラ・セルティラス。今すぐ貴様を拘束するッ!」
「は、はい?!何故私が!?」
騎士が入ってきたかと思うと、ライラを拘束し、連行して行ったわ。
王家の紋章が描かれた鎧を身に付けていることから、王族近衛騎士団なのだと分かる。彼らに命令できるのは国王陛下のみ…。陛下にはもう伝わっているようね。
「ゼルヴィーサ様。」
寮の調査へと向かっていた宮廷魔法師が、ゼルヴィーサ様に事の顛末を伝えた。
宮廷魔法師の1人が王城に応援を呼びに向かった際、国王陛下にも伝えたそう。すると陛下は近衛騎士団の騎士数名を、学園へと向かうよう命令されたとの事。
しかし騎士が故に魔法師よりは到着が遅れてしまった。そうして学園に着いた騎士は、寮の調査をしていた魔法師と偶然鉢合わせる。
私達の居る部屋に向かいつつ魔法師から話を聞き、その騎士達がライラを拘束した。
これが今までの流れのようだけれど、急にライラを拘束するために近衛騎士が入ってくるなんて、驚き以外の何ものでもないわよね。それに宮廷魔法師はどれほどの速さで王城から移動してきたのかしら…。
ゼルヴィーサ様は、寮の調査に向かわせた魔法師達にライラの部屋も調べるようにと言っていたそう。その辺は私も理解していたわ。
ということは……
「ライラ・セルティラスの部屋から、通常の魔力とは違う黒い何かを纏う妙なブレスレットを見つけました。その物がクレスディア殿下が倒れた原因と判断し、彼女を王族暗殺の疑いで捕まえることとなった次第です。」
流石は宮廷魔法師といったところでしょう。ブレスレットが黒い魔力を放っていることに気が付ける、それだけで実力者と証明しているようなものよね。
そして行動も早い。殿下が倒れた理由が『呪い』であると、既に気付いているでしょう。いくら『黒魔法』が極秘扱いとはいえ、宮廷魔法師クラスであれば知らされていても不思議は無いのだから。
「原因と思わしき物に触れた場合、こちらに影響があるのか不明です。よって王城から専門の者が来るまでの間、魔法師と騎士1名ずつを監視の為に待機させています。」
「王城へは騎士が向かったのですか?」
「直接は誰も向かっておりません。ですが私が国王陛下に連絡魔法を飛ばしました。行くよりも確実に早く、緊急であれば国王陛下に直接お願い出来ますから。」
連絡魔法とは、宮廷魔法師のみが持っている魔道具にて、遠距離でも言葉を相手に送ることが出来る魔法のこと。確かにこの魔法ならば、行くよりも早いわね。
国王陛下に直接連絡出来るというのも強みでしょう。魔道具を持っている=宮廷魔法師である証明なので、陛下も伝えられた内容を信用することができる。
「『専門の者』…とは?」
「実際に黒魔法を使える訳ではありませんが、王命によりその魔法について文献などあらゆるものから調べている者のことです。」
「そんな人がいるのね…。」
私が小声で聞くと、同じく小声で教えてくれたゼルヴィーサ様。
王命とはいえ黒魔法についてを調べ尽くしている者は危険だと思うけれど、万一の為の備えということのようね。今回起きた事を考えると、『専門の者』が居て良かったのは事実。何事にも『備えあれば憂いなし』との考えは正しいと言えるわね。
今この場で、最も状況を理解出来ていないのはメリーア様でしょう。
そんなメリーア様を、騎士の一言がさらに不安にさせる。
「メリーア・シェルラート公爵令嬢。貴女にもご同行願えますか。」
「構いませんが…。」
弱々しい声音でそう答えられたメリーア様。不安が表情に出ていらっしゃるわね…。
拘束もされず任意同行のようだから、事情聴取だけをされてすぐに帰ってこられるはず。
それに私とゼルヴィーサ様は、ライラが犯人だと知っている。 メリーア様が何も知らないことも。
「メリーア様、大丈夫ですよ。」
「へレアの言う通りです。私も証言したいので、メリーアに同行しても?」
「問題ありません。こちらこそ、証言お願い致します。」
「ではこの場はへレアに任せます。」
『貴女の分も代わりに証言しますよ』という表情のゼルヴィーサ様に、私は苦笑しつつも感謝の意を視線で伝えた。これも借りになるのかしら…。
それにしても、私は事情聴取されないのね。
一斉に人が居なくなり、部屋には私と3人の宮廷魔法師、そして2人の騎士が扉の前で護衛している状況となった。室内には4人という事ね。
少し気まずい雰囲気だと思っていたら、魔法師の1人が話しかけてきた。
「へレア・セルティラス伯爵令嬢…で合っていますか?」
「はい。セルティラス伯爵家長女、へレア・セルティラスです。」
「やはり…。私は宮廷魔法師のエイファ・ジェーテスです。」
エイファ・ジェーテス様は、確か宮廷魔法師の中でも上位の実力者ね。
深い赤髪を1つに結っており、女性ながら格好良い雰囲気を纏っている。ゼルヴィーサ様を女性にして、髪色を赤にするとこのような感じかしら…。
それはそうと、エイファ様の『やはり…』とはどういう意味なのでしょうね。
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