15 / 103
出禁 第九話 中層進出 その1
しおりを挟む
「ヘックショイ、ヘックショイ」
「やだJJくん風邪? うつさないでよね」
「いや変だな、そんなんじゃないと思うけど」
だれか地上でオレの噂話をしてるのかな。
そんな事を考えながらオレは地下六階からさらに下、中層へ下りる階段を進む。
浅層の広さは、それぞれの階が二百マイトル四方から五百マイトル四方の大きさの廃坑だ。最短距離を進めば、魔物が出てもそれほど時間はかからない。
ミストだまりをぶち抜く前のメセタ鉱山は、地下深いところほど貴金属の採掘量が多かったため下層、深層ほど広くなっている。最下層は三十階と聞いているが本当のところは不明だ。公には出来ない事情でもっと奥深く掘られていたとか、謎の古代地下帝国と繋がっていたとか……、なんて都市伝説というか迷宮伝説がある。
地下七階より下、中層からは一キロマイトル四方以上の大きさになり、魔物も強くなるので時間がかかる。土魔法を使って掘っているので坑道はけっこう頑丈で、まず崩れたりしないのでけっこう広く深く掘られていると聞いている。
「あれ~、JJくんってばもしかして誰かに噂されてる~? 地上に誰か恋人とかいる~? おませさん~♪」
ネー姉ことネイサンがウサ耳をピンと立ててニヤケ面でオレに声をかけてくる。
「違う、“惚れられる”のはくしゃみ三回。くしゃみ二回は“怒られた”」
赤姉ことレオ族の獣人ケデシュトイルビネトがろくでもないことを言って来る。
「クッソ、ヘエッキシン」
無理やりくしゃみをして三回にしてやった。
「誰か地上でぼくの魅力について話してるんだよ。もてる男はつらいなぁ」
「「……フ~ン」」
アイ姉ことアイリスと、リズ姉ことエリザベスの反応が冷たい。
もうこの話はやめよう。
赤姉の弓の練習をしながら、ようやく昼過ぎに七階層の入り口にたどり着いた。
「ここからは魔物も強くなるけど、美味しい魔物沸きスポットもあるからお姉ちゃん達頑張ってね」
「ここまでもけっこう魔物多かったと思うけど」
「そうね、最近魔物が増えてるって話も聞くわね」
リズ姉がちょっと不安そうな顔をして、アイ姉は周囲を見回しながら同意している。
「そうかな。まあ、ちょっと多かったかもしれないけど、誤差じゃない?」
オレにとっては、普段とあまり変わらない気がするけどな
「そうなんだ~。ちなみに、ここからはどんな魔物が出るの~」
ネー姉は相変わらずというかのん気だ。
「場所によって変わるけど、七階層なら全身炎の犬【フレイムドッグ】、サイの魔獣【サイノクラス】、場所によっては【アンデッド】かな。あと、魔物沸きスポットにはいろんな【スケルトン】が出るよ」
「ボーンコレクターってわけね」
アイ姉の言うボーンコレクターとは【スケルトン】を中心に狩る冒険者の事を言う。
まあ今日の目的地は、その【スケルトン】の魔物沸きスポットだからそうなるかな。
「その魔物沸きスポットにでる【スケルトン】って簡単に倒せるの?」
アイ姉が興味深そうに聞いてくる。
魔物沸きスポットはイコールお金が稼げる場所だ。お金が絡むとアイ姉は目の色が変わる。
そこの【スケルトン】の魔物は、人型、犬型、ゴリラ型、馬方、恐竜型などなど様々なガイコツが出る。それらのドロップアイテムの骨は打撃武器にそのまま使えたり、盾などの補強素材、魔杖の素材ににすれば魔法の補助素材に使えるなど需要は多く、それなりにいい値段で売れたりする。
「武器の相性しだいかな。一番相性がいいのは打撃も出来る聖属性の魔杖、あとはメイスとか戦斧とかの打撃武器、赤姉の大剣がいいね。リズ姉の槍は突かないで振り回してダメージを与えればかなり有効だよ」
「JJくん私は~? 」
「そうだね~、ネー姉の杖は打撃には使えそうも無いから、普通に魔法で戦ったほうが良いね。浄化の魔法が使えれば一瞬だよ。ミスト量次第では相手を全滅出来るかもね」
「それじゃ私は? 」
「アイ姉は……アイ姉の細剣はどうかな……」
「どうかなってどうなの? 」
言葉を濁すオレに、なおもせっつくアイ姉。
みなまで言わせるな、この態度で接してほしい。
「え、えっと、一番相性悪いかも。なんせガイコツだから。突いてもすり抜けちゃう」
私スッゴ~イ、と喜ぶネー姉の横でアイ姉はズンと暗く肩を落とす。
オブラートに包んでも気づかない人のようなので、仕方なく正直に言ってあげる。
細剣は突きがメインの武器で、斬撃には向かない。剣が細いので折れやすいからね。
「だ、大丈夫だよ。そこは【スケルトン】以外にも別のフィールドから普通の魔物が入ってくるから、アイ姉だって活躍のチャンスはいっぱいあるって」
「そ、そうよね」
その一言で、ようやくアイ姉は立ち直る。
子供に励まされる大人って……。
そのとき妖精がオレに魔物の気配を伝えてくる。
「それよりいたよ。前方に【フレイムドッグ】十二頭の群れ。真ん中一番でかいのがリーダー犬」
「どこ!? 」
赤姉がレオ族獣人特有の三角耳をピコピコと前後左右に動かすが、魔物は見つけられないようだ。
「んん、まだ分からないの? 二百マイトルくらい先」
「「「「分かるか! 」」」」
あれ、怒られた。
「こいつ、ホントに分かってるのかな、それともふかしかな(ヒソッ)」
「今までけっこう索敵よかったけど~、それは偶然ってこと~?(ヒソヒソッ)」
聞こえてるんですけど。
まあ信頼を得るのにはもう少し実績が必要ってところかな。
「それより、どうやって戦う? 」
赤姉が聞いてきた。
みんな戦い方が分からないらしい。中層が初めてとは言ってたけど、事前情報もなしによくそれで中層に行きたいとか言ってたな。
「さっそく弓の出番だよ。まず赤姉の弓でリーダーを狙撃して。リーダーを倒したら、後は烏合の衆だから戦い方は浅層のウルフと変わらないよ」
【フレイムドッグ】は中層の魔物の中ではそれほど強くない。だが、中層ならではの特徴がある。
「えっと~、でも【フレイムドッグ】って言うくらいだから、燃えてるんでしょ~、そんなの私達に倒せる~? 」
そう、その思い込みが、この階層の最初の難関なのだ。
【フレイムドッグ】は見た目燃えている。実際に触ってみると熱いし火傷する。
だが本当にその魔物が燃えているかというと違う。燃えているように見せる幻覚だ。
幻覚だが、燃えているものに触ったと思ったら、熱いし痛い、そして本当に火傷する。そういう魔法だ。
火に包まれたと思ったら、本当に火に包まれた様に熱風を吸い込んで肺が火傷したあげく、息が出来ずに死ぬことになる。
幻覚による思い込みが現実になる。中層の魔物はこのように一癖あるものが多い。これが中層の恐さだ。
当然、対処方法はあるのだが、この四人は何も用意はしていないらしい。
ホントに何も知らないんだな~。アレ貸してあげるか。
「はいこれ、『真実のメガネ』~」
オレはアーティファクトのリングから“真実のメガネ”を取り出して四人に貸してやる。
「やだJJくん風邪? うつさないでよね」
「いや変だな、そんなんじゃないと思うけど」
だれか地上でオレの噂話をしてるのかな。
そんな事を考えながらオレは地下六階からさらに下、中層へ下りる階段を進む。
浅層の広さは、それぞれの階が二百マイトル四方から五百マイトル四方の大きさの廃坑だ。最短距離を進めば、魔物が出てもそれほど時間はかからない。
ミストだまりをぶち抜く前のメセタ鉱山は、地下深いところほど貴金属の採掘量が多かったため下層、深層ほど広くなっている。最下層は三十階と聞いているが本当のところは不明だ。公には出来ない事情でもっと奥深く掘られていたとか、謎の古代地下帝国と繋がっていたとか……、なんて都市伝説というか迷宮伝説がある。
地下七階より下、中層からは一キロマイトル四方以上の大きさになり、魔物も強くなるので時間がかかる。土魔法を使って掘っているので坑道はけっこう頑丈で、まず崩れたりしないのでけっこう広く深く掘られていると聞いている。
「あれ~、JJくんってばもしかして誰かに噂されてる~? 地上に誰か恋人とかいる~? おませさん~♪」
ネー姉ことネイサンがウサ耳をピンと立ててニヤケ面でオレに声をかけてくる。
「違う、“惚れられる”のはくしゃみ三回。くしゃみ二回は“怒られた”」
赤姉ことレオ族の獣人ケデシュトイルビネトがろくでもないことを言って来る。
「クッソ、ヘエッキシン」
無理やりくしゃみをして三回にしてやった。
「誰か地上でぼくの魅力について話してるんだよ。もてる男はつらいなぁ」
「「……フ~ン」」
アイ姉ことアイリスと、リズ姉ことエリザベスの反応が冷たい。
もうこの話はやめよう。
赤姉の弓の練習をしながら、ようやく昼過ぎに七階層の入り口にたどり着いた。
「ここからは魔物も強くなるけど、美味しい魔物沸きスポットもあるからお姉ちゃん達頑張ってね」
「ここまでもけっこう魔物多かったと思うけど」
「そうね、最近魔物が増えてるって話も聞くわね」
リズ姉がちょっと不安そうな顔をして、アイ姉は周囲を見回しながら同意している。
「そうかな。まあ、ちょっと多かったかもしれないけど、誤差じゃない?」
オレにとっては、普段とあまり変わらない気がするけどな
「そうなんだ~。ちなみに、ここからはどんな魔物が出るの~」
ネー姉は相変わらずというかのん気だ。
「場所によって変わるけど、七階層なら全身炎の犬【フレイムドッグ】、サイの魔獣【サイノクラス】、場所によっては【アンデッド】かな。あと、魔物沸きスポットにはいろんな【スケルトン】が出るよ」
「ボーンコレクターってわけね」
アイ姉の言うボーンコレクターとは【スケルトン】を中心に狩る冒険者の事を言う。
まあ今日の目的地は、その【スケルトン】の魔物沸きスポットだからそうなるかな。
「その魔物沸きスポットにでる【スケルトン】って簡単に倒せるの?」
アイ姉が興味深そうに聞いてくる。
魔物沸きスポットはイコールお金が稼げる場所だ。お金が絡むとアイ姉は目の色が変わる。
そこの【スケルトン】の魔物は、人型、犬型、ゴリラ型、馬方、恐竜型などなど様々なガイコツが出る。それらのドロップアイテムの骨は打撃武器にそのまま使えたり、盾などの補強素材、魔杖の素材ににすれば魔法の補助素材に使えるなど需要は多く、それなりにいい値段で売れたりする。
「武器の相性しだいかな。一番相性がいいのは打撃も出来る聖属性の魔杖、あとはメイスとか戦斧とかの打撃武器、赤姉の大剣がいいね。リズ姉の槍は突かないで振り回してダメージを与えればかなり有効だよ」
「JJくん私は~? 」
「そうだね~、ネー姉の杖は打撃には使えそうも無いから、普通に魔法で戦ったほうが良いね。浄化の魔法が使えれば一瞬だよ。ミスト量次第では相手を全滅出来るかもね」
「それじゃ私は? 」
「アイ姉は……アイ姉の細剣はどうかな……」
「どうかなってどうなの? 」
言葉を濁すオレに、なおもせっつくアイ姉。
みなまで言わせるな、この態度で接してほしい。
「え、えっと、一番相性悪いかも。なんせガイコツだから。突いてもすり抜けちゃう」
私スッゴ~イ、と喜ぶネー姉の横でアイ姉はズンと暗く肩を落とす。
オブラートに包んでも気づかない人のようなので、仕方なく正直に言ってあげる。
細剣は突きがメインの武器で、斬撃には向かない。剣が細いので折れやすいからね。
「だ、大丈夫だよ。そこは【スケルトン】以外にも別のフィールドから普通の魔物が入ってくるから、アイ姉だって活躍のチャンスはいっぱいあるって」
「そ、そうよね」
その一言で、ようやくアイ姉は立ち直る。
子供に励まされる大人って……。
そのとき妖精がオレに魔物の気配を伝えてくる。
「それよりいたよ。前方に【フレイムドッグ】十二頭の群れ。真ん中一番でかいのがリーダー犬」
「どこ!? 」
赤姉がレオ族獣人特有の三角耳をピコピコと前後左右に動かすが、魔物は見つけられないようだ。
「んん、まだ分からないの? 二百マイトルくらい先」
「「「「分かるか! 」」」」
あれ、怒られた。
「こいつ、ホントに分かってるのかな、それともふかしかな(ヒソッ)」
「今までけっこう索敵よかったけど~、それは偶然ってこと~?(ヒソヒソッ)」
聞こえてるんですけど。
まあ信頼を得るのにはもう少し実績が必要ってところかな。
「それより、どうやって戦う? 」
赤姉が聞いてきた。
みんな戦い方が分からないらしい。中層が初めてとは言ってたけど、事前情報もなしによくそれで中層に行きたいとか言ってたな。
「さっそく弓の出番だよ。まず赤姉の弓でリーダーを狙撃して。リーダーを倒したら、後は烏合の衆だから戦い方は浅層のウルフと変わらないよ」
【フレイムドッグ】は中層の魔物の中ではそれほど強くない。だが、中層ならではの特徴がある。
「えっと~、でも【フレイムドッグ】って言うくらいだから、燃えてるんでしょ~、そんなの私達に倒せる~? 」
そう、その思い込みが、この階層の最初の難関なのだ。
【フレイムドッグ】は見た目燃えている。実際に触ってみると熱いし火傷する。
だが本当にその魔物が燃えているかというと違う。燃えているように見せる幻覚だ。
幻覚だが、燃えているものに触ったと思ったら、熱いし痛い、そして本当に火傷する。そういう魔法だ。
火に包まれたと思ったら、本当に火に包まれた様に熱風を吸い込んで肺が火傷したあげく、息が出来ずに死ぬことになる。
幻覚による思い込みが現実になる。中層の魔物はこのように一癖あるものが多い。これが中層の恐さだ。
当然、対処方法はあるのだが、この四人は何も用意はしていないらしい。
ホントに何も知らないんだな~。アレ貸してあげるか。
「はいこれ、『真実のメガネ』~」
オレはアーティファクトのリングから“真実のメガネ”を取り出して四人に貸してやる。
72
あなたにおすすめの小説
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
「役立たず」と追放されたが、俺のスキルは【経験値委託】だ。解除した瞬間、勇者パーティーはレベル1に戻り、俺だけレベル9999になった
たまごころ
ファンタジー
「悪いがクビだ、アレン。お前のような戦闘スキルのない寄生虫は、魔王討伐の旅には連れていけない」
幼馴染の勇者と、恋人だった聖女からそう告げられ、俺は極寒の雪山に捨てられた。
だが、彼らは勘違いしている。
俺のスキルは、単なる【魔力譲渡】じゃない。
パーティメンバーが得た経験値を管理・分配し、底上げする【経験値委託(キックバック)】という神スキルだったのだ。
俺をパーティから外すということは、契約解除を意味する。
つまり――今まで彼らが俺のおかげで得ていた「かさ増しステータス」が消え、俺が預けていた膨大な「累積経験値」が全て俺に返還されるということだ。
「スキル解除。……さて、長年の利子も含めて、たっぷり返してもらおうか」
その瞬間、俺のレベルは15から9999へ。
一方、勇者たちはレベル70から初期レベルの1へと転落した。
これは、最強の力を取り戻した俺が、雪山の守り神である銀狼(美少女)や、封印されし魔神(美少女)を従えて無双し、新たな国を作る物語。
そして、レベル1に戻ってゴブリンにも勝てなくなった元勇者たちが、絶望のどん底へ落ちていく「ざまぁ」の記録である。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。
夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!
追放された『修理職人』、辺境の店が国宝級の聖地になる~万物を新品以上に直せるので、今さら戻ってこいと言われても予約で一杯です
たまごころ
ファンタジー
「攻撃力が皆無の生産職は、魔王戦では足手まといだ」
勇者パーティで武器や防具の管理をしていたルークは、ダンジョン攻略の最終局面を前に追放されてしまう。
しかし、勇者たちは知らなかった。伝説の聖剣も、鉄壁の鎧も、ルークのスキル『修復』によるメンテナンスがあったからこそ、性能を維持できていたことを。
一方、最果ての村にたどり着いたルークは、ボロボロの小屋を直して、小さな「修理屋」を開店する。
彼の『修復』スキルは、単に物を直すだけではない。錆びた剣は名刀に、古びたポーションは最高級エリクサーに、品質すらも「新品以上」に進化させる規格外の力だったのだ。
引退した老剣士の愛剣を蘇らせ、村の井戸を枯れない泉に直し、ついにはお忍びで来た王女様の不治の病まで『修理』してしまい――?
ルークの店には、今日も世界中から依頼が殺到する。
「えっ、勇者たちが新品の剣をすぐに折ってしまって困ってる? 知りませんが、とりあえず最後尾に並んでいただけますか?」
これは、職人少年が辺境の村を世界一の都へと変えていく、ほのぼの逆転サクセスストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる