245 / 263
第二部九章 慶事
早馬と報告
しおりを挟む
「……!」
昌幸が問いかけた途端、信廉の表情が一変した。
無言で片口を床に置いた信廉は、周囲に目を配ってから、潜めた声で昌幸に言う。
「源五郎……お主、なぜその事を知っている?」
「え?」
いつになく真剣な顔の信廉の様子に当惑しながら、昌幸は首を傾げた。
「し、知っているとは……何をです?」
「とぼけるな」
訊き返した昌幸の顔を、信廉は険しい目で睨む。
「つい一刻ほど前、若神子から早馬が来た事をだ」
「早馬?」
信廉の言葉を聞いて訝しげな声を上げたのは、信玄だった。
彼は、鋭い目で信廉の顔を見据え、低い声で尋ねる。
「そのような話、儂は聞いておらんぞ?」
「あ、いや……」
落ち着いた声色にもかかわらず、強い圧を感じさせられる信玄の声に少し狼狽しながら、信廉はおずおずと答えた。
「その……何分、報せが来たのが宴の支度で慌ただしい最中でしたので、色々と落ち着いてからお屋形様たちにお伝えしようかと考えまして……」
「そういう事か……」
信廉の答えを聞いた信繁は、小さな溜息を吐く。
「……お主の考えは分からんでもないが、それでも早急に伝えてほしいところだな。お屋形様ではなく、儂で構わぬから」
「申し訳御座りませぬ……」
信繁の言葉に、信廉は神妙な顔で頭を下げた。
そんな彼に、義信が尋ねる。
「それで……若神子から来た早馬は何と?」
「はい」
義信の問いかけに小さく頷いた信廉は、下座で談笑している家臣たちの方をチラリと見てから、潜めた声で答えた。
「……一昨日、曽根孫次郎 (昌世)が、かの御方の使者を伴って海津城に戻ってきたとの由に御座る。天候次第ではありますが、遅くとも十日以内には躑躅ヶ崎館に帰ってくるとの事です」
「うむ」
「以上です」
「……それだけか?」
「はい。ですから、急いで御報告に上がる事も無いと判断しまして……」
「そうか……」
内心で信廉の報告の短さに拍子抜けしながら、信玄は小さく頷く。
「とりあえず、無事に越後からは帰ってこられたという事か。それは何より」
「本当に良かったですな」
信玄の呟きに、信廉が苦笑した。
「何せ、行き先があの上す……長尾景虎の元ですから、最悪首だけになって戻ってくるかもしれぬと心配しておりました」
「縁起でもない事を申すな」
軽口を言った信廉を、僅かに眉を窘めた信繁が窘める。
彼の小言に、信玄も頷いた。
「典厩の申す通りだぞ、逍遥。いくら景虎が餓狼の如き気性であっても、さすがにいきなり他家の臣の首を斬り落として送りつけるような暴挙はせぬだろう」
「……」
信玄の言葉を聞いた信繁が、何か言いたげに口を開きかけたが、すぐにハッと表情を変え、誤魔化すように膳の肴に箸を伸ばす。
そんな信繁の反応には気付かず、信玄は「……それはともかく」と思案顔で顎髭を撫でた。
「孫次郎と明智十兵衛は、越後からどのような話を持ち帰ってきたのか……」
「その辺の事も、早馬の持ってきた情報では特に……」
「詳しい事は、甲府に帰って来てから、直接お屋形様に報告するつもりなのでしょう」
信廉の言葉に頷きながら、義信が口を挟む。
「早馬で取り急ぎ伝えさせるには複雑な内容なのか、それとも――直接お伝えしなければならぬほど重大な内容が含まれているのか……」
「……そうかもしれぬな」
軽く頷いて義信に同意した信玄は、おもむろに盃を手に持った。
「……であれば、今の時点であれこれと考えてもしょうがない。一先ず、越後の件は措く事にして、今は我が孫の誕生を祝う事にしようぞ」
「そういたしましょう!」
信玄の言葉に嬉しそうな声を上げた信廉は、傍らに置いていた片口を再び手に取り、皆の盃に次々と酒を注いで回る。
そして、最後に昌幸の方に向き直り、くいっと顎をしゃくった。
「おい、源五郎! お主も盃を持って参れ!」
「えっ?」
声をかけられるとは思ってもいなかった昌幸は、驚いた顔をして訊き返す。
「拙者の盃ですか? 一体どうして……」
「どうしてもこうしても無いわ。酒を注ぐ以外に何がある」
呆れ混じりにそう答えた信廉は、手に持った片口を軽く振った。
「注いでやるから持ってこいと言うておる」
「つ、注ぐ? ……って、逍遥様が、拙者にですか?」
「何じゃ、不服か?」
そう不満げに言った信廉は、ちらりと信繁の顔を見る。
「……まあ、お主の事だから、典厩様の方が良いと言うのだろう?」
「い、いえ! そういう事ではなく……」
「なんと! お屋形様に酌をしてほしいとなっ? いち足軽大将の分際で厚かましい……」
「い、いや、そうでもありませぬっ!」
わざとらしく驚く信廉に、昌幸は大慌てで首を左右に振った。
「せ、拙者は、逍遥軒様に酌をして頂く事も畏れ多いと思って……」
「お主の事だから、そう口では申しておいて、本当のところは――」
「からかうのはそのくらいにしてやれ、逍遥」
面白がってなおも追い打ちをかけようとする弟を苦笑しながら制した信繁は、安堵の表情を浮かべている昌幸に言う。
「ほら、昌幸。早く盃を取って来い。せっかく逍遥が直々に酌をしてくれるというのだ。有難く頂戴してやれ」
「はっ……畏まりました」
信繁の言葉を聞いた昌幸は、小さく頷いて腰を上げ、自分の膳に載った盃を取りに行った。
そんな彼の背中を見送りながら、信玄がくすりと笑う。
「ふ……源五郎の奴め。典厩の言う事にはあっさりと従うのだな」
「まったくです」
信玄の呟きに、信廉も苦笑しながら肩を竦めた。
「あの小生意気な若造をここまで手懐けるとは……さすが次郎兄」
「いや……別に手懐けたつもりなどないのだが……」
信廉の言葉に辟易しながら、当惑の表情を浮かべる信繁。
そんな事を話しているうちに、昌幸が自分の盃を手に戻ってきた。
「では、逍遥様。有難く頂戴いたします」
「おう」
鷹揚に頷いて、信廉は昌幸が差し出した杯に酒を注ぐ。
と、
「……そういえば、源五郎」
片口を傾けながら、信廉が昌幸に言った。
「先ほどの問いに答えてもらっておらんかったな」
「はい?」
白い濁り酒が注がれる盃から目を上げた昌幸は、怪訝な声を上げる。
そんな彼にいたずらっぽく笑いかけた信廉は、言葉を続けた。
「……なぜ、お主は若神子から早馬が来た事を知っていたのだ?」
「あっ……」
信廉の問いかけに、昌幸はハッとして――答えに困る。
……実は、昌幸も他の者と同じく、早馬の事など知らなかったのだ。
信廉の意識を逸らして、彼に絡まれて困っている様子だった信繁を助けようと思って、咄嗟に曽根昌世の話を持ち出したら、あたかも昌幸が事前に早馬の事を知っていたような感じになってしまった――というのが、先ほどのやり取りの真相なのである。
……だが、正直にそう打ち明けるのは、何だか気まずいし……恥ずかしい。
そう考えながら、昌幸は「それは……」と言い淀んだ。
そして――
「さ……佐助です」
「サスケ……?」
「以前から真田弾正に仕えていて、今は昌幸の元で動いている乱破です」
怪訝そうに首を傾げる信玄に対し、手短に答えた信繁は、腕を組みながら大きく頷く。
「そうか……確かに佐助の目なら、早馬がどこから送られてきたものかもたちどころに分かるであろうな」
「さ、左様にござります」
感心している様子の信繁に対し、結果として嘘を吐いてしまった事を申し訳なく思いながら、コクコクと頷く昌幸。
それと同時に、
(……すまぬな。勝手に名前を使ってしまって……)
と、この場に居ない佐助に向け、心の中でこっそりと詫びるのであった……。
昌幸が問いかけた途端、信廉の表情が一変した。
無言で片口を床に置いた信廉は、周囲に目を配ってから、潜めた声で昌幸に言う。
「源五郎……お主、なぜその事を知っている?」
「え?」
いつになく真剣な顔の信廉の様子に当惑しながら、昌幸は首を傾げた。
「し、知っているとは……何をです?」
「とぼけるな」
訊き返した昌幸の顔を、信廉は険しい目で睨む。
「つい一刻ほど前、若神子から早馬が来た事をだ」
「早馬?」
信廉の言葉を聞いて訝しげな声を上げたのは、信玄だった。
彼は、鋭い目で信廉の顔を見据え、低い声で尋ねる。
「そのような話、儂は聞いておらんぞ?」
「あ、いや……」
落ち着いた声色にもかかわらず、強い圧を感じさせられる信玄の声に少し狼狽しながら、信廉はおずおずと答えた。
「その……何分、報せが来たのが宴の支度で慌ただしい最中でしたので、色々と落ち着いてからお屋形様たちにお伝えしようかと考えまして……」
「そういう事か……」
信廉の答えを聞いた信繁は、小さな溜息を吐く。
「……お主の考えは分からんでもないが、それでも早急に伝えてほしいところだな。お屋形様ではなく、儂で構わぬから」
「申し訳御座りませぬ……」
信繁の言葉に、信廉は神妙な顔で頭を下げた。
そんな彼に、義信が尋ねる。
「それで……若神子から来た早馬は何と?」
「はい」
義信の問いかけに小さく頷いた信廉は、下座で談笑している家臣たちの方をチラリと見てから、潜めた声で答えた。
「……一昨日、曽根孫次郎 (昌世)が、かの御方の使者を伴って海津城に戻ってきたとの由に御座る。天候次第ではありますが、遅くとも十日以内には躑躅ヶ崎館に帰ってくるとの事です」
「うむ」
「以上です」
「……それだけか?」
「はい。ですから、急いで御報告に上がる事も無いと判断しまして……」
「そうか……」
内心で信廉の報告の短さに拍子抜けしながら、信玄は小さく頷く。
「とりあえず、無事に越後からは帰ってこられたという事か。それは何より」
「本当に良かったですな」
信玄の呟きに、信廉が苦笑した。
「何せ、行き先があの上す……長尾景虎の元ですから、最悪首だけになって戻ってくるかもしれぬと心配しておりました」
「縁起でもない事を申すな」
軽口を言った信廉を、僅かに眉を窘めた信繁が窘める。
彼の小言に、信玄も頷いた。
「典厩の申す通りだぞ、逍遥。いくら景虎が餓狼の如き気性であっても、さすがにいきなり他家の臣の首を斬り落として送りつけるような暴挙はせぬだろう」
「……」
信玄の言葉を聞いた信繁が、何か言いたげに口を開きかけたが、すぐにハッと表情を変え、誤魔化すように膳の肴に箸を伸ばす。
そんな信繁の反応には気付かず、信玄は「……それはともかく」と思案顔で顎髭を撫でた。
「孫次郎と明智十兵衛は、越後からどのような話を持ち帰ってきたのか……」
「その辺の事も、早馬の持ってきた情報では特に……」
「詳しい事は、甲府に帰って来てから、直接お屋形様に報告するつもりなのでしょう」
信廉の言葉に頷きながら、義信が口を挟む。
「早馬で取り急ぎ伝えさせるには複雑な内容なのか、それとも――直接お伝えしなければならぬほど重大な内容が含まれているのか……」
「……そうかもしれぬな」
軽く頷いて義信に同意した信玄は、おもむろに盃を手に持った。
「……であれば、今の時点であれこれと考えてもしょうがない。一先ず、越後の件は措く事にして、今は我が孫の誕生を祝う事にしようぞ」
「そういたしましょう!」
信玄の言葉に嬉しそうな声を上げた信廉は、傍らに置いていた片口を再び手に取り、皆の盃に次々と酒を注いで回る。
そして、最後に昌幸の方に向き直り、くいっと顎をしゃくった。
「おい、源五郎! お主も盃を持って参れ!」
「えっ?」
声をかけられるとは思ってもいなかった昌幸は、驚いた顔をして訊き返す。
「拙者の盃ですか? 一体どうして……」
「どうしてもこうしても無いわ。酒を注ぐ以外に何がある」
呆れ混じりにそう答えた信廉は、手に持った片口を軽く振った。
「注いでやるから持ってこいと言うておる」
「つ、注ぐ? ……って、逍遥様が、拙者にですか?」
「何じゃ、不服か?」
そう不満げに言った信廉は、ちらりと信繁の顔を見る。
「……まあ、お主の事だから、典厩様の方が良いと言うのだろう?」
「い、いえ! そういう事ではなく……」
「なんと! お屋形様に酌をしてほしいとなっ? いち足軽大将の分際で厚かましい……」
「い、いや、そうでもありませぬっ!」
わざとらしく驚く信廉に、昌幸は大慌てで首を左右に振った。
「せ、拙者は、逍遥軒様に酌をして頂く事も畏れ多いと思って……」
「お主の事だから、そう口では申しておいて、本当のところは――」
「からかうのはそのくらいにしてやれ、逍遥」
面白がってなおも追い打ちをかけようとする弟を苦笑しながら制した信繁は、安堵の表情を浮かべている昌幸に言う。
「ほら、昌幸。早く盃を取って来い。せっかく逍遥が直々に酌をしてくれるというのだ。有難く頂戴してやれ」
「はっ……畏まりました」
信繁の言葉を聞いた昌幸は、小さく頷いて腰を上げ、自分の膳に載った盃を取りに行った。
そんな彼の背中を見送りながら、信玄がくすりと笑う。
「ふ……源五郎の奴め。典厩の言う事にはあっさりと従うのだな」
「まったくです」
信玄の呟きに、信廉も苦笑しながら肩を竦めた。
「あの小生意気な若造をここまで手懐けるとは……さすが次郎兄」
「いや……別に手懐けたつもりなどないのだが……」
信廉の言葉に辟易しながら、当惑の表情を浮かべる信繁。
そんな事を話しているうちに、昌幸が自分の盃を手に戻ってきた。
「では、逍遥様。有難く頂戴いたします」
「おう」
鷹揚に頷いて、信廉は昌幸が差し出した杯に酒を注ぐ。
と、
「……そういえば、源五郎」
片口を傾けながら、信廉が昌幸に言った。
「先ほどの問いに答えてもらっておらんかったな」
「はい?」
白い濁り酒が注がれる盃から目を上げた昌幸は、怪訝な声を上げる。
そんな彼にいたずらっぽく笑いかけた信廉は、言葉を続けた。
「……なぜ、お主は若神子から早馬が来た事を知っていたのだ?」
「あっ……」
信廉の問いかけに、昌幸はハッとして――答えに困る。
……実は、昌幸も他の者と同じく、早馬の事など知らなかったのだ。
信廉の意識を逸らして、彼に絡まれて困っている様子だった信繁を助けようと思って、咄嗟に曽根昌世の話を持ち出したら、あたかも昌幸が事前に早馬の事を知っていたような感じになってしまった――というのが、先ほどのやり取りの真相なのである。
……だが、正直にそう打ち明けるのは、何だか気まずいし……恥ずかしい。
そう考えながら、昌幸は「それは……」と言い淀んだ。
そして――
「さ……佐助です」
「サスケ……?」
「以前から真田弾正に仕えていて、今は昌幸の元で動いている乱破です」
怪訝そうに首を傾げる信玄に対し、手短に答えた信繁は、腕を組みながら大きく頷く。
「そうか……確かに佐助の目なら、早馬がどこから送られてきたものかもたちどころに分かるであろうな」
「さ、左様にござります」
感心している様子の信繁に対し、結果として嘘を吐いてしまった事を申し訳なく思いながら、コクコクと頷く昌幸。
それと同時に、
(……すまぬな。勝手に名前を使ってしまって……)
と、この場に居ない佐助に向け、心の中でこっそりと詫びるのであった……。
12
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる