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第37話 【封印再強化】
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第37話 【封印再強化】
四時間の休息を経て、俺たちは山頂を目指した。
体は重い。
全身の筋肉が悲鳴を上げている。
それでも、足を止めるわけにはいかない。
クリスが先頭を歩く。
その背中は、まっすぐ伸びていた。
ダリウスは黙々と足を進めている。
ミラも、疲れを見せずについてくる。
みんな、強いな。
俺も負けていられない。
一歩、また一歩と、山道を登っていく。
山頂に辿り着くと、視界が開けた。
そこには、巨大な石の祭壇が佇んでいる。
円形の台座に、複雑な魔法陣が刻まれていた。
中央には、青白く輝くオーブが浮かんでいる。
「これが封印の核か」
ダリウスが呟いた。
俺はグラナドスの核を取り出す。
手のひらの中で、それは温かく脈打っていた。
「行くぞ」
祭壇に近づく。
足を踏み入れた瞬間、魔法陣が反応した。
淡い光が足元から広がっていく。
「すごい」
ミラが息を呑む。
魔法陣の光が、徐々に強まっていった。
俺は祭壇の中央へ歩を進める。
空気が変わった。
濃密な魔力が肌を撫でる。
ピリピリとした感覚が全身を包んだ。
オーブの前に立つ。
それは俺の目の前で、ゆっくりと回転している。
神秘的な輝きを放っていた。
「封印守護者の核を捧げます」
そう告げて、グラナドスの核を掲げる。
瞬間、オーブが激しく光った。
核が俺の手から浮かび上がる。
オーブへと引き寄せられていく。
二つの核が触れ合った。
光が爆発的に膨れ上がる。
目を細めながら、その光景を見守った。
核がオーブに吸収されていく。
青白い光が、さらに強く、深く、輝きを増す。
祭壇全体が震え始めた。
地面が振動する。
魔法陣の文字が、一つずつ発光していく。
圧倒的な力の奔流が、俺の体を通り抜けた。
息が詰まる。
空気が重い。
まるで水の中にいるような圧迫感だ。
「アクセル!」
クリスの声が遠く聞こえる。
大丈夫だ。
俺は耐えられる。
光がさらに強まる。
視界が白く染まった。
その時、目の前に文字が浮かび上がった。
半透明のウィンドウが現れる。
【封印再強化:進行中】
【対象:北の封印】
【進行度:45%……67%……89%……】
数字が急速に上昇していく。
心臓が早鐘を打つ。
【進行度:100%】
【封印再強化:完了】
光が一気に収束した。
祭壇が静寂を取り戻す。
俺は膝をついた。
息が荒い。
体中の力が抜けていく。
「やった、のか?」
ダリウスが駆け寄ってくる。
俺は頷いた。
その時、祭壇の表面に新たな文字が浮かび上がる。
古代文字だ。
クリスがそれを読み上げた。
「『第一の封印、再強化完了』」
彼女の声が震えている。
「『残り七つの封印、要再強化』」
沈黙が降りる。
七つ。
まだ、七つも残っているのか。
「七つって」
ミラが青ざめた顔で呟く。
「これが一つ目だったってこと?」
俺は文字を見つめた。
さらに詳細が表示されていく。
【北の封印】:完了
【東の封印】:弱体化中
【南の封印】:弱体化中
【西の封印】:弱体化中
【北東の封印】:弱体化中
【南東の封印】:弱体化中
【南西の封印】:弱体化中
【北西の封印】:弱体化中
全てが一覧で表示されている。
これは。
世界規模の問題だ。
「八つの封印か」
ダリウスが拳を握りしめる。
「全部俺たちが回るのか?」
「一つずつ、やっていくしかない」
クリスが冷静に答えた。
その時、新たなメッセージが浮かび上がる。
【封印再強化者よ、王都へ還れ】
【世界の運命を託す】
文字が消える。
祭壇が完全に沈黙した。
「王都か」
俺は立ち上がる。
足が震えた。
クリスが俺の腕を支えてくれる。
「無理しないで」
彼女の声が優しい。
「大丈夫」
俺は微笑んだ。
「少しずつ回復してる」
ミラが深呼吸をした。
「じゃあ、下山しましょう」
彼女の顔に決意が宿っている。
「王都で、次の手を考えましょう」
俺たちは山を下り始めた。
疲労は残っている。
でも、足取りは確かだった。
「七つの封印」
ダリウスが歩きながら呟く。
「やることが山積みだな」
「ああ」
俺は答えた。
「でも、やるしかない」
クリスが俺の横を歩く。
「東の封印が一番近いはず」
彼女が地図を思い浮かべている。
「でも、まずは王都で情報を集めましょう」
ミラが頷く。
「他の冒険者にも協力を求めないと」
俺たちだけでは足りない。
八つの封印を全て回るには、時間がかかりすぎる。
それに、グラナドスのような守護者が各地にいるなら。
世界中の冒険者の力が必要だ。
「王都で、ガレスに相談しよう」
俺は仲間たちを見回した。
みんな、疲れているけど笑っている。
「まずは、ゆっくり休もう」
ダリウスが笑う。
「宿の飯が待ってるぜ」
下山の道は長い。
でも、俺たちには希望がある。
一つの封印を守り抜いた。
残り七つも、きっと守れる。
そう信じて、俺たちは歩き続けた。
四時間の休息を経て、俺たちは山頂を目指した。
体は重い。
全身の筋肉が悲鳴を上げている。
それでも、足を止めるわけにはいかない。
クリスが先頭を歩く。
その背中は、まっすぐ伸びていた。
ダリウスは黙々と足を進めている。
ミラも、疲れを見せずについてくる。
みんな、強いな。
俺も負けていられない。
一歩、また一歩と、山道を登っていく。
山頂に辿り着くと、視界が開けた。
そこには、巨大な石の祭壇が佇んでいる。
円形の台座に、複雑な魔法陣が刻まれていた。
中央には、青白く輝くオーブが浮かんでいる。
「これが封印の核か」
ダリウスが呟いた。
俺はグラナドスの核を取り出す。
手のひらの中で、それは温かく脈打っていた。
「行くぞ」
祭壇に近づく。
足を踏み入れた瞬間、魔法陣が反応した。
淡い光が足元から広がっていく。
「すごい」
ミラが息を呑む。
魔法陣の光が、徐々に強まっていった。
俺は祭壇の中央へ歩を進める。
空気が変わった。
濃密な魔力が肌を撫でる。
ピリピリとした感覚が全身を包んだ。
オーブの前に立つ。
それは俺の目の前で、ゆっくりと回転している。
神秘的な輝きを放っていた。
「封印守護者の核を捧げます」
そう告げて、グラナドスの核を掲げる。
瞬間、オーブが激しく光った。
核が俺の手から浮かび上がる。
オーブへと引き寄せられていく。
二つの核が触れ合った。
光が爆発的に膨れ上がる。
目を細めながら、その光景を見守った。
核がオーブに吸収されていく。
青白い光が、さらに強く、深く、輝きを増す。
祭壇全体が震え始めた。
地面が振動する。
魔法陣の文字が、一つずつ発光していく。
圧倒的な力の奔流が、俺の体を通り抜けた。
息が詰まる。
空気が重い。
まるで水の中にいるような圧迫感だ。
「アクセル!」
クリスの声が遠く聞こえる。
大丈夫だ。
俺は耐えられる。
光がさらに強まる。
視界が白く染まった。
その時、目の前に文字が浮かび上がった。
半透明のウィンドウが現れる。
【封印再強化:進行中】
【対象:北の封印】
【進行度:45%……67%……89%……】
数字が急速に上昇していく。
心臓が早鐘を打つ。
【進行度:100%】
【封印再強化:完了】
光が一気に収束した。
祭壇が静寂を取り戻す。
俺は膝をついた。
息が荒い。
体中の力が抜けていく。
「やった、のか?」
ダリウスが駆け寄ってくる。
俺は頷いた。
その時、祭壇の表面に新たな文字が浮かび上がる。
古代文字だ。
クリスがそれを読み上げた。
「『第一の封印、再強化完了』」
彼女の声が震えている。
「『残り七つの封印、要再強化』」
沈黙が降りる。
七つ。
まだ、七つも残っているのか。
「七つって」
ミラが青ざめた顔で呟く。
「これが一つ目だったってこと?」
俺は文字を見つめた。
さらに詳細が表示されていく。
【北の封印】:完了
【東の封印】:弱体化中
【南の封印】:弱体化中
【西の封印】:弱体化中
【北東の封印】:弱体化中
【南東の封印】:弱体化中
【南西の封印】:弱体化中
【北西の封印】:弱体化中
全てが一覧で表示されている。
これは。
世界規模の問題だ。
「八つの封印か」
ダリウスが拳を握りしめる。
「全部俺たちが回るのか?」
「一つずつ、やっていくしかない」
クリスが冷静に答えた。
その時、新たなメッセージが浮かび上がる。
【封印再強化者よ、王都へ還れ】
【世界の運命を託す】
文字が消える。
祭壇が完全に沈黙した。
「王都か」
俺は立ち上がる。
足が震えた。
クリスが俺の腕を支えてくれる。
「無理しないで」
彼女の声が優しい。
「大丈夫」
俺は微笑んだ。
「少しずつ回復してる」
ミラが深呼吸をした。
「じゃあ、下山しましょう」
彼女の顔に決意が宿っている。
「王都で、次の手を考えましょう」
俺たちは山を下り始めた。
疲労は残っている。
でも、足取りは確かだった。
「七つの封印」
ダリウスが歩きながら呟く。
「やることが山積みだな」
「ああ」
俺は答えた。
「でも、やるしかない」
クリスが俺の横を歩く。
「東の封印が一番近いはず」
彼女が地図を思い浮かべている。
「でも、まずは王都で情報を集めましょう」
ミラが頷く。
「他の冒険者にも協力を求めないと」
俺たちだけでは足りない。
八つの封印を全て回るには、時間がかかりすぎる。
それに、グラナドスのような守護者が各地にいるなら。
世界中の冒険者の力が必要だ。
「王都で、ガレスに相談しよう」
俺は仲間たちを見回した。
みんな、疲れているけど笑っている。
「まずは、ゆっくり休もう」
ダリウスが笑う。
「宿の飯が待ってるぜ」
下山の道は長い。
でも、俺たちには希望がある。
一つの封印を守り抜いた。
残り七つも、きっと守れる。
そう信じて、俺たちは歩き続けた。
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