6 / 34
静寂の対価あるいは小さな賢者
しおりを挟む
朝、三個目のキャンディが枕元にあった。
赤い包み紙。昨日と同じ。
私は天井を見上げたまま、考える。
毒は入っていない。バルバロスが舐めて確認した。
なのに、誰かが執拗に送り続けている。
なぜ?
前世の記憶が、答えを囁いた。
慣らしだ。
毎日キャンディを送り続ける。
誰かが見ている。私が義兄様に「仲良くしたくて贈り物をする妹」になるのを待っている。
そして決行の日だけ、猛毒入りにすり替える。
つまり、私は「毒の運び屋」として育てられている。
背筋が冷えた。
罠は、私が気づかないうちに進行していた。
キャンディを渡さなければいい? 甘い。
私が渡さなければ、別の方法で嵌められるだけだ。
だったら、先に真犯人を見つけるしかない。
◇ ◇ ◇
約束通り、練兵場へ向かった。
バルバロスが「明日も来い」と言った。あの熊を怒らせるのは危険だ。
練兵場の入り口に着くと、異様な光景が広がっていた。
熊が、石の上に座っている。
その膝の上には、布に包まれた何かが山積みになっていた。
私を見つけた瞬間、熊が立ち上がった。
石がぐらりと揺れる。
「来たか」
低い声が響く。
熊の目が、また血走っている。息も荒い。
「食え」
布を開くと、干し肉、チーズ、木の実、乾燥果物。
保存食の山だった。
「今朝、厨房で集めた」
厨房で。
この巨体が、朝から厨房で食料を漁っていたのか。
料理人たちは怯えただろうな。
「た、食べます」
私は小さなチーズを手に取った。
熊の顔が、わずかに緩む。
食べながら、練兵場を見渡した。
朝早いせいか、他に人影はない。
義兄様の稽古は、もう少し後の時間だろう。
ふと、昨日のことを思い出した。
義兄様とバルバロスの稽古。私は一瞬しか見ていない。
でも、あの一瞬で、何かが引っかかった。
この熊を、味方につけたい。
ただ餌を食べるだけでは、私はペットだ。
何か、対価を払わなければ。
「バルバロス様」
「様はいらん」
「バルバロス」
熊が頷く。
「義兄様の剣は、どうですか」
熊の眉が動いた。
巨大な手が、顎髭を撫でる。
「若様か。筋はいい。だが、焦りがある」
焦り。
そうだ。昨日、私も同じものを感じた。
「右足」
私は、口に出していた。
「右に踏み込むとき、軸がぶれています」
熊の動きが止まった。
血走った目が、私を見下ろす。
「なぜ、分かる」
「見ました。昨日、一瞬だけ」
熊は黙ったまま、私を見つめている。
まずい。生意気だと思われたか。
「す、すみませ」
「待て」
熊が、片手を上げた。
「試してみる」
熊は木剣を手に取った。
そして、ゆっくりと構える。
熊が右足を踏み込む。
私は息を詰めて見守った。
熊の動きが止まった。
「……なるほど」
熊が振り返る。
その目は、さっきまでと違っていた。
興奮ではない。何か別の感情。
「一度見ただけで、これを」
「義兄様は、認められたいのだと思います」
言葉が、勝手に出ていた。
「お父様に。だから、焦る。速く強くなりたくて、基礎を飛ばしている」
熊は黙ったまま、木剣を下ろした。
「お前」
低い声が響く。
「妖精ではなく、魔女か」
魔女。
また、おかしなことを言う。
「ただの、子供です」
「嘘だ」
熊の目が、真剣だった。
「子供は、こんな目をしない」
心臓が跳ねた。
「俺は小さいものを多く見てきた。お前の目は、違う」
まずい。前世の記憶が、滲み出ている。
ごまかさなければ。
「本を、読むのが好きなので」
「本」
「人の動きを、見るのも」
熊は、しばらく私を見つめていた。
それから、ゆっくりと頷いた。
「大公様に、報告する」
血の気が引いた。
報告? 何を? 私が変だということを?
「若様の稽古の件だ」
熊の声が、少しだけ柔らかくなった。
「お前の見立てを、伝える」
私の見立て。
つまり、義兄様の剣の癖を。
「そ、それは」
「大公様は、若様を気にかけておられる」
熊の言葉に、私は首を傾げた。
気にかけている? あの、義兄様を避けているお父様が?
「若様の傍にいると、大公様は辛そうに見える」
熊が、ぽつりと言った。
「昔からだ。理由は俺にも分からん」
辛そうに見える。
義兄様の傍にいると?
私の疑問を無視して、熊は続けた。
「だが、お前の傍では違うらしい」
「違う?」
「穏やかになられる、と聞いた」
熊の目が、私を射抜いた。
「大公様がお前を守れと言ったのは、そのためだ」
頭の中が、ぐるぐると回り始めた。
静か。守れ。
お父様が私を守る理由は、愛情ではない。
私の傍が「静か」だから。
つまり、私は道具なのだ。
お父様にとって、私は「静けさをもたらす道具」でしかない。
納得した。
愛されているわけがないと、ずっと思っていた。
これで辻褄が合う。
「分かりました」
私は、平静を装って頷いた。
熊が、不思議そうな顔をした。
「悲しくないのか」
「何がですか」
「道具扱いされて」
私は、小さく首を振った。
「生きていられるなら、それでいいです」
熊の顔が、歪んだ。
怒りではない。何か、別の感情。
「お前は」
熊の声が、震えていた。
「まだ、こんなに小さいのに」
大きな手が、私の頭に乗った。
温かい。ごつごつしているけど、優しい。
「俺が、守る」
熊の声は、低くて短かった。
だが、重かった。岩のように。
「静寂など関係ない。お前が小さいから、守る」
私は、何も言えなかった。
この熊の言葉を、どう解釈すればいいか分からなかった。
部屋には、まだキャンディが残っている。
真犯人は、まだ見つからない。
一ヶ月後の悪夢は、まだ消えていない。
でも、今日はひとつ、分かったことがある。
お父様にとって、私は「静けさの道具」だ。
だから、壊されない。
それは愛ではないけれど、生存には十分だ。
そして、この熊は。
静寂など関係なく、私を守ると言った。
理由は「小さいから」。
馬鹿馬鹿しい理由だけど、嘘ではなさそうだ。
味方が、また一人増えた。
信用していいかは、まだ分からない。
でも、少なくとも敵ではない。
それだけで、今は十分だ。
赤い包み紙。昨日と同じ。
私は天井を見上げたまま、考える。
毒は入っていない。バルバロスが舐めて確認した。
なのに、誰かが執拗に送り続けている。
なぜ?
前世の記憶が、答えを囁いた。
慣らしだ。
毎日キャンディを送り続ける。
誰かが見ている。私が義兄様に「仲良くしたくて贈り物をする妹」になるのを待っている。
そして決行の日だけ、猛毒入りにすり替える。
つまり、私は「毒の運び屋」として育てられている。
背筋が冷えた。
罠は、私が気づかないうちに進行していた。
キャンディを渡さなければいい? 甘い。
私が渡さなければ、別の方法で嵌められるだけだ。
だったら、先に真犯人を見つけるしかない。
◇ ◇ ◇
約束通り、練兵場へ向かった。
バルバロスが「明日も来い」と言った。あの熊を怒らせるのは危険だ。
練兵場の入り口に着くと、異様な光景が広がっていた。
熊が、石の上に座っている。
その膝の上には、布に包まれた何かが山積みになっていた。
私を見つけた瞬間、熊が立ち上がった。
石がぐらりと揺れる。
「来たか」
低い声が響く。
熊の目が、また血走っている。息も荒い。
「食え」
布を開くと、干し肉、チーズ、木の実、乾燥果物。
保存食の山だった。
「今朝、厨房で集めた」
厨房で。
この巨体が、朝から厨房で食料を漁っていたのか。
料理人たちは怯えただろうな。
「た、食べます」
私は小さなチーズを手に取った。
熊の顔が、わずかに緩む。
食べながら、練兵場を見渡した。
朝早いせいか、他に人影はない。
義兄様の稽古は、もう少し後の時間だろう。
ふと、昨日のことを思い出した。
義兄様とバルバロスの稽古。私は一瞬しか見ていない。
でも、あの一瞬で、何かが引っかかった。
この熊を、味方につけたい。
ただ餌を食べるだけでは、私はペットだ。
何か、対価を払わなければ。
「バルバロス様」
「様はいらん」
「バルバロス」
熊が頷く。
「義兄様の剣は、どうですか」
熊の眉が動いた。
巨大な手が、顎髭を撫でる。
「若様か。筋はいい。だが、焦りがある」
焦り。
そうだ。昨日、私も同じものを感じた。
「右足」
私は、口に出していた。
「右に踏み込むとき、軸がぶれています」
熊の動きが止まった。
血走った目が、私を見下ろす。
「なぜ、分かる」
「見ました。昨日、一瞬だけ」
熊は黙ったまま、私を見つめている。
まずい。生意気だと思われたか。
「す、すみませ」
「待て」
熊が、片手を上げた。
「試してみる」
熊は木剣を手に取った。
そして、ゆっくりと構える。
熊が右足を踏み込む。
私は息を詰めて見守った。
熊の動きが止まった。
「……なるほど」
熊が振り返る。
その目は、さっきまでと違っていた。
興奮ではない。何か別の感情。
「一度見ただけで、これを」
「義兄様は、認められたいのだと思います」
言葉が、勝手に出ていた。
「お父様に。だから、焦る。速く強くなりたくて、基礎を飛ばしている」
熊は黙ったまま、木剣を下ろした。
「お前」
低い声が響く。
「妖精ではなく、魔女か」
魔女。
また、おかしなことを言う。
「ただの、子供です」
「嘘だ」
熊の目が、真剣だった。
「子供は、こんな目をしない」
心臓が跳ねた。
「俺は小さいものを多く見てきた。お前の目は、違う」
まずい。前世の記憶が、滲み出ている。
ごまかさなければ。
「本を、読むのが好きなので」
「本」
「人の動きを、見るのも」
熊は、しばらく私を見つめていた。
それから、ゆっくりと頷いた。
「大公様に、報告する」
血の気が引いた。
報告? 何を? 私が変だということを?
「若様の稽古の件だ」
熊の声が、少しだけ柔らかくなった。
「お前の見立てを、伝える」
私の見立て。
つまり、義兄様の剣の癖を。
「そ、それは」
「大公様は、若様を気にかけておられる」
熊の言葉に、私は首を傾げた。
気にかけている? あの、義兄様を避けているお父様が?
「若様の傍にいると、大公様は辛そうに見える」
熊が、ぽつりと言った。
「昔からだ。理由は俺にも分からん」
辛そうに見える。
義兄様の傍にいると?
私の疑問を無視して、熊は続けた。
「だが、お前の傍では違うらしい」
「違う?」
「穏やかになられる、と聞いた」
熊の目が、私を射抜いた。
「大公様がお前を守れと言ったのは、そのためだ」
頭の中が、ぐるぐると回り始めた。
静か。守れ。
お父様が私を守る理由は、愛情ではない。
私の傍が「静か」だから。
つまり、私は道具なのだ。
お父様にとって、私は「静けさをもたらす道具」でしかない。
納得した。
愛されているわけがないと、ずっと思っていた。
これで辻褄が合う。
「分かりました」
私は、平静を装って頷いた。
熊が、不思議そうな顔をした。
「悲しくないのか」
「何がですか」
「道具扱いされて」
私は、小さく首を振った。
「生きていられるなら、それでいいです」
熊の顔が、歪んだ。
怒りではない。何か、別の感情。
「お前は」
熊の声が、震えていた。
「まだ、こんなに小さいのに」
大きな手が、私の頭に乗った。
温かい。ごつごつしているけど、優しい。
「俺が、守る」
熊の声は、低くて短かった。
だが、重かった。岩のように。
「静寂など関係ない。お前が小さいから、守る」
私は、何も言えなかった。
この熊の言葉を、どう解釈すればいいか分からなかった。
部屋には、まだキャンディが残っている。
真犯人は、まだ見つからない。
一ヶ月後の悪夢は、まだ消えていない。
でも、今日はひとつ、分かったことがある。
お父様にとって、私は「静けさの道具」だ。
だから、壊されない。
それは愛ではないけれど、生存には十分だ。
そして、この熊は。
静寂など関係なく、私を守ると言った。
理由は「小さいから」。
馬鹿馬鹿しい理由だけど、嘘ではなさそうだ。
味方が、また一人増えた。
信用していいかは、まだ分からない。
でも、少なくとも敵ではない。
それだけで、今は十分だ。
292
あなたにおすすめの小説
なぜ、私に関係あるのかしら?
シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」
彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。
そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。
「…レオンハルト・トレヴァントだ」
非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。
そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。
「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」
この判断によって、どうなるかなども考えずに…
※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。
※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、
※ 画像はAIにて作成しております
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
婚約破棄された公爵令嬢は冤罪で地下牢へ、前世の記憶を思い出したので、スキル引きこもりを使って王子たちに復讐します!
山田 バルス
ファンタジー
王宮大広間は春の祝宴で黄金色に輝き、各地の貴族たちの笑い声と音楽で満ちていた。しかしその中心で、空気を切り裂くように響いたのは、第1王子アルベルトの声だった。
「ローゼ・フォン・エルンスト! おまえとの婚約は、今日をもって破棄する!」
周囲の視線が一斉にローゼに注がれ、彼女は凍りついた。「……は?」唇からもれる言葉は震え、理解できないまま広間のざわめきが広がっていく。幼い頃から王子の隣で育ち、未来の王妃として教育を受けてきたローゼ――その誇り高き公爵令嬢が、今まさに公開の場で突き放されたのだ。
アルベルトは勝ち誇る笑みを浮かべ、隣に立つ淡いピンク髪の少女ミーアを差し置き、「おれはこの天使を選ぶ」と宣言した。ミーアは目を潤ませ、か細い声で応じる。取り巻きの貴族たちも次々にローゼの罪を指摘し、アーサーやマッスルといった証人が証言を加えることで、非難の声は広間を震わせた。
ローゼは必死に抗う。「わたしは何もしていない……」だが、王子の視線と群衆の圧力の前に言葉は届かない。アルベルトは公然と彼女を罪人扱いし、地下牢への収監を命じる。近衛兵に両腕を拘束され、引きずられるローゼ。広間には王子を讃える喝采と、哀れむ視線だけが残った。
その孤立無援の絶望の中で、ローゼの胸にかすかな光がともる。それは前世の記憶――ブラック企業で心身をすり減らし、引きこもりとなった過去の記憶だった。地下牢という絶望的な空間が、彼女の心に小さな希望を芽生えさせる。
そして――スキル《引きこもり》が発動する兆しを見せた。絶望の牢獄は、ローゼにとって新たな力を得る場となる。《マイルーム》が呼び出され、誰にも侵入されない自分だけの聖域が生まれる。泣き崩れる心に、未来への決意が灯る。ここから、ローゼの再起と逆転の物語が始まるのだった。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる