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第2話「追放の果て、無骨なアルファ」
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カイと名乗った男の後に続き、僕は集落の中で一番大きな、けれど王都の基準で言えばただの質素な山小屋に過ぎない建物へと案内された。
それが、この辺境領主の館らしかった。
中に入ると、ぱちぱちと音を立てて燃える暖炉の暖かさが、凍えた体を優しく包み込む。獣の毛皮が敷かれた床、無骨な木製の家具。華美な装飾は何一つないが、不思議と居心地の悪さは感じなかった。隅々まで掃除が行き届き、生活の匂いがする、温かな空間だった。
「座ってろ」
カイは僕を暖炉の前の椅子に促すと、自身は奥の厨房らしき場所へ消えていった。やがて、木の盆にのせたスープと硬そうなパンを持って戻ってくる。
「腹、減ってるだろ。食え」
どん、とテーブルに無造作に置かれた器からは、湯気と共に素朴な野菜の香りが立ち上った。旅の間、ろくな食事を与えられなかった僕の腹が、くぅ、と情けない音を立てる。顔が熱くなるのを感じながら、僕は黙って木製のスプーンを手に取った。
スープを一口すする。塩と、野菜と、干し肉の出汁だけの、飾り気のない味。けれど、それは驚くほどに温かく、空っぽだった胃にじんわりと染み渡っていった。夢中でスープを飲み干し、硬いパンをかじっていると、向かいに座ったカイがじっとこちらを見ていることに気づいた。
その金色の瞳は、値踏みするようでも、憐れむようでもなかった。ただ、そこにあるものを見るかのように、静かに僕を映している。その視線に居心地の悪さを感じて、僕はうつむいた。
「……なぜ、こんな風に」
か細い声が、自分でも驚くほど震えていた。
「なぜ、私に食事などを?私は追放された罪人です。石を投げつけられても、罵られても、文句は言えません」
「あんたが何したか知らねぇが、腹が減ってる人間に飯を出すのに理由がいるのか」
カイはこともなげに言った。そのあまりに単純な答えに、僕は言葉を失う。王宮では、全ての行いに理由と計算があった。善意でさえ、見返りを求めるための道具だった。この男の言葉は、僕が知っている世界の常識から、あまりにもかけ離れていた。
「あんたをここに送ると、王都から連絡があった。部屋は用意してある。しばらくは、そこで好きにするといい」
「好きに……?」
「ああ。何もしなくていい。気が向かねぇなら、部屋から出なくても構わん。ただ、飯だけは食え」
それだけ言うと、カイは立ち上がり、食べ終わった僕の食器を片付け始めた。その大きな背中は、僕にこれ以上何も問うなと、雄弁に語っているようだった。
案内された部屋は、館の二階にあった。小さな窓と、簡素なベッド、小さな机が一つ。それだけの部屋だったが、ここにも暖炉があり、部屋全体がほんのりと暖かかった。ベッドの上には、ふかふかとした厚い毛布が畳まれている。
一人にされると、どっと疲労が押し寄せてきた。馬車に揺られ続けた体は鉛のように重い。僕は、まるで吸い寄せられるようにベッドに倒れ込んだ。毛皮の毛布は、獣の匂いが微かにしたが、それすらもなぜか心を落ち着かせた。
『何もしなくていい、か』
カイの言葉を反芻する。それは、優しさなのだろうか。それとも、役立たずな僕に対する、無関心の表れなのだろうか。どちらにせよ、今の僕にはありがたい言葉だった。
もう何も考えたくない。誰とも関わりたくない。このまま、世界の片隅で、息を潜めるように消えていければいい。
それからの数日間、僕は言葉通り、ほとんどの時間を部屋で過ごした。食事の時間になると、カイが部屋の前に盆を置いていってくれる。顔を合わせることはほとんどなかったが、食事が欠かされることは一度もなかった。
窓から外を眺めると、時折、カイが領民らしき人々と一緒に何か作業をしているのが見えた。畑を耕しているのか、建物を修繕しているのか。領主であるはずの彼が、誰よりも汗を流して働いている。その姿は、僕が知っている貴族の姿とは全く違っていた。
領民たちも、僕の存在に気づいているだろうに、誰もこの館に近づこうとはしなかった。遠巻きにこちらを見ている気配は感じるが、好奇の視線を向けてくる者はいない。それはおそらく、カイが何かを言っているからなのだろう。
何日経っただろうか。
ずっと部屋に閉じこもっているうちに、心が息苦しくなっていくのを感じた。何もしないというのは、楽なようでいて、ひどく残酷なことだった。思考は際限なく過去の記憶を再生し、アランの冷たい声や、リオルの嘲笑が耳元で響く。自分は無価値で、誰からも必要とされていないのだという事実が、重くのしかかってくる。
『このままでは、駄目になる』
衝動的に、僕は部屋を飛び出した。何か、何かをしなければ。このままでは、心が腐って死んでしまう。
外に出ると、冷たい風が頬を打った。空は相変わらずの曇天で、荒涼とした景色が広がっている。僕はあてもなく歩き出した。館の裏手には、小さな畑が広がっていた。しかし、そこに植えられている作物はどれも元気がなく、葉は黄色く変色し、見るからにひょろひょろとしていた。土は乾いてひび割れ、石がごろごろと転がっている。
これが、北の辺境の現実。カイたちがどれだけ懸命に働いても、土地そのものが作物を育む力を失っているのだ。
僕は、その痩せた作物の一つに、ふらふらと引き寄せられるように近づいた。カブだろうか。地面から覗く白い根は、指先ほどの太さしかない。僕は無意識のうちに、その葉にそっと手を伸ばしていた。
僕の能力、【緑の手】。
「地味で役立たない」と、誰もが笑った力。
けれど、それは確かに僕が持つ、唯一の力だった。
指先が葉に触れた瞬間、僕の体から、ふわりと温かい光が溢れ出した。淡い、若葉色をした光。それは僕の手から植物へと伝わり、か細い茎を、しなびた葉を、優しく包み込んでいく。
すると、信じられないことが起きた。
黄色く変色していた葉が、みるみるうちに鮮やかな緑色を取り戻していく。ひょろひょろだった茎は、ぐん、とたくましくなり、空に向かって力強く伸び始めた。そして、地面から覗いていた小さな根が、目に見えるほどの速さで膨らんでいく。指先ほどの大きさだったそれは、あっという間に子供の拳ほどの大きさにまで成長した。
「……え?」
僕は自分の目を疑った。こんなことは初めてだった。王宮で薔薇の世話をしていた時とは、比べ物にならないほどの、圧倒的な生命力の奔流。まるで、乾いた大地が水を吸い込むように、この地の植物が僕の力を貪欲に求めているかのようだった。
夢中になって、次から次へと作物に触れていく。キャベツが、ニンジンが、ジャガイモが、僕の手が触れるたびに、生命の輝きを取り戻していく。あれほど寂れていた畑が、ほんの数十分で、みずみずしい緑に覆われた豊かな畑へと生まれ変わった。
「……何を、している」
背後からかけられた声に、僕はびくりと肩を震わせた。振り返ると、そこには目を丸くしたカイが立っていた。その手には、畑仕事で使うのだろう、大きなクワが握られている。
「あ、の……これは」
どう説明すればいいのか分からず、言葉に詰まる。彼も、僕の力を「地味で役立たず」と笑うだろうか。それとも、気味の悪い魔法だと、恐れるだろうか。
カイは僕の返事を待たず、ずかずかと畑の中に入ってきた。そして、僕が力を与えたばかりの、大きく育ったカブの前に屈み込むと、その葉をそっと撫でた。彼の金色の瞳が、驚きに見開かれている。
「……これは、あんたがやったのか」
「はい……僕の能力なんです。【緑の手】と言って、植物を少しだけ、元気にすることが……」
「少しだけ、だと?」
カイは立ち上がると、もう一度僕を見た。その表情は、先ほどまでの驚きとは違う、何か熱を帯びたものに変わっていた。
「これは、奇跡だ」
ぽつりと、彼が呟いた。
「奇跡……?」
「ああ。この土地は、呪われているんじゃないかとさえ思っていた。どんなに手をかけても、作物はまともに育たねぇ。冬を越すための食料を確保するのが、毎年やっとだ。……だが、これなら」
カイは、生まれ変わった畑を見渡した。その横顔には、領主としての厳しい表情と、一人の男としての純粋な喜びが浮かんでいた。
「なあ、エリアス」
初めて、彼は僕の名前を呼んだ。
「あんたのその力、俺たちのために使ってくれねぇか。もちろん、無理にとは言わん。だが、もし……もしあんたが良ければ、俺たちに、力を貸してほしい」
真剣な眼差しだった。僕を、ただの追放された罪人としてではなく、この土地に必要な一人の人間として、見てくれている。その瞳の中に、僕は初めて、自分の居場所を見つけたような気がした。
誰かに必要とされること。
それが、どれほど心を温めるものなのか、僕はその時、初めて知った。
凍てついていた心の氷が、ぱきり、と小さな音を立てて、ひび割れたのを感じた。
それが、この辺境領主の館らしかった。
中に入ると、ぱちぱちと音を立てて燃える暖炉の暖かさが、凍えた体を優しく包み込む。獣の毛皮が敷かれた床、無骨な木製の家具。華美な装飾は何一つないが、不思議と居心地の悪さは感じなかった。隅々まで掃除が行き届き、生活の匂いがする、温かな空間だった。
「座ってろ」
カイは僕を暖炉の前の椅子に促すと、自身は奥の厨房らしき場所へ消えていった。やがて、木の盆にのせたスープと硬そうなパンを持って戻ってくる。
「腹、減ってるだろ。食え」
どん、とテーブルに無造作に置かれた器からは、湯気と共に素朴な野菜の香りが立ち上った。旅の間、ろくな食事を与えられなかった僕の腹が、くぅ、と情けない音を立てる。顔が熱くなるのを感じながら、僕は黙って木製のスプーンを手に取った。
スープを一口すする。塩と、野菜と、干し肉の出汁だけの、飾り気のない味。けれど、それは驚くほどに温かく、空っぽだった胃にじんわりと染み渡っていった。夢中でスープを飲み干し、硬いパンをかじっていると、向かいに座ったカイがじっとこちらを見ていることに気づいた。
その金色の瞳は、値踏みするようでも、憐れむようでもなかった。ただ、そこにあるものを見るかのように、静かに僕を映している。その視線に居心地の悪さを感じて、僕はうつむいた。
「……なぜ、こんな風に」
か細い声が、自分でも驚くほど震えていた。
「なぜ、私に食事などを?私は追放された罪人です。石を投げつけられても、罵られても、文句は言えません」
「あんたが何したか知らねぇが、腹が減ってる人間に飯を出すのに理由がいるのか」
カイはこともなげに言った。そのあまりに単純な答えに、僕は言葉を失う。王宮では、全ての行いに理由と計算があった。善意でさえ、見返りを求めるための道具だった。この男の言葉は、僕が知っている世界の常識から、あまりにもかけ離れていた。
「あんたをここに送ると、王都から連絡があった。部屋は用意してある。しばらくは、そこで好きにするといい」
「好きに……?」
「ああ。何もしなくていい。気が向かねぇなら、部屋から出なくても構わん。ただ、飯だけは食え」
それだけ言うと、カイは立ち上がり、食べ終わった僕の食器を片付け始めた。その大きな背中は、僕にこれ以上何も問うなと、雄弁に語っているようだった。
案内された部屋は、館の二階にあった。小さな窓と、簡素なベッド、小さな机が一つ。それだけの部屋だったが、ここにも暖炉があり、部屋全体がほんのりと暖かかった。ベッドの上には、ふかふかとした厚い毛布が畳まれている。
一人にされると、どっと疲労が押し寄せてきた。馬車に揺られ続けた体は鉛のように重い。僕は、まるで吸い寄せられるようにベッドに倒れ込んだ。毛皮の毛布は、獣の匂いが微かにしたが、それすらもなぜか心を落ち着かせた。
『何もしなくていい、か』
カイの言葉を反芻する。それは、優しさなのだろうか。それとも、役立たずな僕に対する、無関心の表れなのだろうか。どちらにせよ、今の僕にはありがたい言葉だった。
もう何も考えたくない。誰とも関わりたくない。このまま、世界の片隅で、息を潜めるように消えていければいい。
それからの数日間、僕は言葉通り、ほとんどの時間を部屋で過ごした。食事の時間になると、カイが部屋の前に盆を置いていってくれる。顔を合わせることはほとんどなかったが、食事が欠かされることは一度もなかった。
窓から外を眺めると、時折、カイが領民らしき人々と一緒に何か作業をしているのが見えた。畑を耕しているのか、建物を修繕しているのか。領主であるはずの彼が、誰よりも汗を流して働いている。その姿は、僕が知っている貴族の姿とは全く違っていた。
領民たちも、僕の存在に気づいているだろうに、誰もこの館に近づこうとはしなかった。遠巻きにこちらを見ている気配は感じるが、好奇の視線を向けてくる者はいない。それはおそらく、カイが何かを言っているからなのだろう。
何日経っただろうか。
ずっと部屋に閉じこもっているうちに、心が息苦しくなっていくのを感じた。何もしないというのは、楽なようでいて、ひどく残酷なことだった。思考は際限なく過去の記憶を再生し、アランの冷たい声や、リオルの嘲笑が耳元で響く。自分は無価値で、誰からも必要とされていないのだという事実が、重くのしかかってくる。
『このままでは、駄目になる』
衝動的に、僕は部屋を飛び出した。何か、何かをしなければ。このままでは、心が腐って死んでしまう。
外に出ると、冷たい風が頬を打った。空は相変わらずの曇天で、荒涼とした景色が広がっている。僕はあてもなく歩き出した。館の裏手には、小さな畑が広がっていた。しかし、そこに植えられている作物はどれも元気がなく、葉は黄色く変色し、見るからにひょろひょろとしていた。土は乾いてひび割れ、石がごろごろと転がっている。
これが、北の辺境の現実。カイたちがどれだけ懸命に働いても、土地そのものが作物を育む力を失っているのだ。
僕は、その痩せた作物の一つに、ふらふらと引き寄せられるように近づいた。カブだろうか。地面から覗く白い根は、指先ほどの太さしかない。僕は無意識のうちに、その葉にそっと手を伸ばしていた。
僕の能力、【緑の手】。
「地味で役立たない」と、誰もが笑った力。
けれど、それは確かに僕が持つ、唯一の力だった。
指先が葉に触れた瞬間、僕の体から、ふわりと温かい光が溢れ出した。淡い、若葉色をした光。それは僕の手から植物へと伝わり、か細い茎を、しなびた葉を、優しく包み込んでいく。
すると、信じられないことが起きた。
黄色く変色していた葉が、みるみるうちに鮮やかな緑色を取り戻していく。ひょろひょろだった茎は、ぐん、とたくましくなり、空に向かって力強く伸び始めた。そして、地面から覗いていた小さな根が、目に見えるほどの速さで膨らんでいく。指先ほどの大きさだったそれは、あっという間に子供の拳ほどの大きさにまで成長した。
「……え?」
僕は自分の目を疑った。こんなことは初めてだった。王宮で薔薇の世話をしていた時とは、比べ物にならないほどの、圧倒的な生命力の奔流。まるで、乾いた大地が水を吸い込むように、この地の植物が僕の力を貪欲に求めているかのようだった。
夢中になって、次から次へと作物に触れていく。キャベツが、ニンジンが、ジャガイモが、僕の手が触れるたびに、生命の輝きを取り戻していく。あれほど寂れていた畑が、ほんの数十分で、みずみずしい緑に覆われた豊かな畑へと生まれ変わった。
「……何を、している」
背後からかけられた声に、僕はびくりと肩を震わせた。振り返ると、そこには目を丸くしたカイが立っていた。その手には、畑仕事で使うのだろう、大きなクワが握られている。
「あ、の……これは」
どう説明すればいいのか分からず、言葉に詰まる。彼も、僕の力を「地味で役立たず」と笑うだろうか。それとも、気味の悪い魔法だと、恐れるだろうか。
カイは僕の返事を待たず、ずかずかと畑の中に入ってきた。そして、僕が力を与えたばかりの、大きく育ったカブの前に屈み込むと、その葉をそっと撫でた。彼の金色の瞳が、驚きに見開かれている。
「……これは、あんたがやったのか」
「はい……僕の能力なんです。【緑の手】と言って、植物を少しだけ、元気にすることが……」
「少しだけ、だと?」
カイは立ち上がると、もう一度僕を見た。その表情は、先ほどまでの驚きとは違う、何か熱を帯びたものに変わっていた。
「これは、奇跡だ」
ぽつりと、彼が呟いた。
「奇跡……?」
「ああ。この土地は、呪われているんじゃないかとさえ思っていた。どんなに手をかけても、作物はまともに育たねぇ。冬を越すための食料を確保するのが、毎年やっとだ。……だが、これなら」
カイは、生まれ変わった畑を見渡した。その横顔には、領主としての厳しい表情と、一人の男としての純粋な喜びが浮かんでいた。
「なあ、エリアス」
初めて、彼は僕の名前を呼んだ。
「あんたのその力、俺たちのために使ってくれねぇか。もちろん、無理にとは言わん。だが、もし……もしあんたが良ければ、俺たちに、力を貸してほしい」
真剣な眼差しだった。僕を、ただの追放された罪人としてではなく、この土地に必要な一人の人間として、見てくれている。その瞳の中に、僕は初めて、自分の居場所を見つけたような気がした。
誰かに必要とされること。
それが、どれほど心を温めるものなのか、僕はその時、初めて知った。
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