ボク地方領主。将来の夢ニート!

アイアイ式パイルドライバー

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2章、剣弩重来編

54話、交差する槍

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 グィーゼルの持ってきた手紙はカインへと渡された。

 ラドウィンの息子アキームがハルアーダの元へと身を寄せているという内容のものだ。

「良い情報だ。グィーゼルよ。お前は俺の予想をはるかに上回る働きをした」

 カインは食事を下げるようメイドたちに命じた。

 カインの顔には精悍で、思慮の深い表情がある。

 けっして彼は無能な男ではない。
 少々感情的になるだけで、機会を見逃さない眼を持っていたのだ。

「馬を用意せよ。ラドウィンのもとへと向かうぞ」

 カインはグィーゼルを伴い、パルソンの町を出発するのであった。

――三日前に話はさかのぼる。

 三日前のその日、ラドウィンは夜遅くまでアキームを探していた。

 もう何度も、海を探し、森を探し、丘を探し、そしてもう一度、探していたのだ。

 ミルランスはもう寝ているころだろう。
 もしかしたら、アキームが帰ってきた夢でも見ているかもしれない。

 そんなことを思いながらカンテラの明かりを消し、ミルランスを起こさないようにそっと玄関の扉を開けた。

 扉を閉め、足音を殺して寝室へと向かう。

 寝室を覗いたラドウィンはベッドの脇に立つ長髪の女性を見た。

 ミルランスが隣で寝ていたはずのラドウィンがいなくて心配して起きているのだろうと、ラドウィンは思う。

 その時、雲の切れ間から月光がさしこみ、その人を照らした。

 ミルランスではなかった。

 ミルランスはベッドで寝ている。
 そして、ベッドで眠るミルランスを見つめているのは、耳の長い女性だった。

 ラドウィンは彼女に見覚えがありましたが、それ以上に妻の寝顔を見つめている人に警戒する。

 腰の剣にそっと手を添えたところ、「驚かせてすいません」と女性の声が響く。

 壺の中に落ちた水滴のように響いた。
 朝に歌う小鳥のように響いた。

 室内を反響し、ラドウィンの耳を打ったのだ。

「待っていました」

 気付くと、女性が目の前に立っていた。

 まばたき一回の猶予もなく、彼女はラドウィンの目の前に現れたのだ。
 
 ラドウィンは驚いて後ずさりをした。

 突如、目の前に現れたのに驚いたが、それ以上に彼女の顔がミルランスに似ていたから驚いたのである。

「君は、まさか、あの時の」

 そう、ラドウィンは彼女に一度会っている。

 かつて、帝都へと向かっていた時に引き返すよう伝えてきたエルフの女性だ。

 エルフの女性は優しく笑う。
 ミルランスとまったく同じ笑顔。
 まったく同じ包容するような笑顔だ。

「私はあなたに忠告しました。帝都へ向かえば長く苦しい戦いの日々が続くと……」

 エルフは悲しそうに頭を振り、「この一時の平和も、もう終わりです」と言った。

「それは、アキームと関係するのか?」

 ラドウィンが聞く。

 ラドウィンはもう自ら戦いに向かうことはない。
 だが、もしも、自分から戦いの炎へ身を投げるとするなら、家族が関係するだろう。

 そして、それは、行方不明のアキームが関係するのだ。

 エルフの女性は静かに微笑み、ミルランスの寝るベッドの脇へと立った。

「アキーム。そう、アキーム。彼の存在は私にとって想定外でした……」

 ミルランスの頬を優しく撫でながら、愛おしそうな目をしている。

「私は未来を見ることができます。ですが、あなたの戦いの行く先にあるはずの悲しき結末は、アキームによって変わり始めている」

 ラドウィンは彼女の言葉に顔をしかめた。

 アキームによって未来が変わる?
 意味が分からなかったが、しかし、アキームが何か大きな役割をになっているのに違いはない。

 自分の息子がそんな大きな存在とは思えなかった。
 アキームには、豊かで、静かで、そして平凡な一生を送って欲しいのだ。

 エルフはそんな苦悶にも近い顔のラドウィンを見て微笑む。

「私はあなたが忠告を聞かずに帝都へ向かった時、悲しみました。あなたの戦いの果てに待つのは私にとっても不幸な結末となったからです。ですが……」

 エルフは窓の外を見る。

「アキームの変える未来はきっと、私にとっても幸せな未来となるでしょう」

 エルフの女性の姿が消えた。

 月光に溶け込み、ツユグサの花びらが舞い散るように。
 こつぜんとエルフの女性は消えたのだ。

 ラドウィンは夢を見ていたのかと思った。

 エルフという伝説の存在も、彼女の語った予知も、すべてが非現実的だったからだ。

 エルフの非現実的な言葉の意味を頭の中でゆっくりと理解するために、時間が必要だった。

 寝室のすみの椅子に座り、月光の照らす床をしばらく眺める。

 間もなく戦いへラドウィンはおもむくこととなる。
 そして、その戦いの結末はアキームによって変わっていく。

 戦い……。戦火。戦乱。戦争。争い……。

 ラドウィンの手に自然と力が入った。
 心がざわめく。

 恐怖。
 戦いに死ねば愛する者に会うことができなくなる恐怖。

 だが、その恐怖の裏側に、武人としての純粋な興奮をラドウィンは認めなければいけなかった。

 二律背反。矛盾。パラドックス。アンビバレント。

 ラドウィンは自分の恐怖を肯定し、興奮を否定したかった。
 戦いを求める自分の本性を否定したかったのだ。

 それでも……我が子のためなら、悪鬼羅刹となろう。

 ラドウィンの双眸が闇夜の中で鋭く輝くことに気付く者は誰もいなかった。

 そうして三日後、ラドウィンの元へと訪れたのはカインである。

 彼が村へ訪れると、それはもう村人一堂、大変な騒ぎとなった。

 領主さまだぞ。領主さまが来たぞ!

 一目見ようとする者や、無礼があってはならないと遠巻きに見る者など、様々であったが、カインは人々の注目の的であった。

 彼らは村人へラドウィンの元へと案内するよう伝えた。

 だが、案内の必要はなかった。

 ラドウィンはすでに旅装を整え、カインの到着を待っていたからだ。

「アキームのことで来たのだろう?」

 ラドウィンの問いにカインは笑う。

「察しの良い。さようなり」

 カインは、アキームがハルアーダに『囚われている』のだと説明した。

「ハルアーダか。まさか、ここでその名を聞くとはな」

 嫌な顔をするラドウィンにカインがニンマリと笑う。

「どこで誰がつながっていてもおかしくはあるまい?」

 確かに、最北端の領主であったラドウィンも、南方の武将タハミアーネと少なからず親交はあった。

 世間は狭いものだ。
 特に、ハルアーダとラドウィンには確執があったので、ハルアーダがラドウィンの子アキームを捕らえていてもおかしくはなかった。

 ラドウィンはアキームを取り返すためならカインの手下となることもいとわない。

 これこそカインの計画であった。

 カインは内心で高笑いしながら、ラドウィンを迎えたのである。

 カインは、ハルアーダの配下がラドウィンを『脅そう』とする手紙を持っていた旨を伝えた。

 たまたま領土を通っていたハルアーダの配下を見つけられたのはグィーゼルの有能な眼であったとカインは熱弁する。

 ラドウィンはそのような話を適当に聞き流していた。

 ラドウィンはミルランスのことを心配していた。
 ミルランスをゴズたちにミルランスをたくしている。

 しかし、カインの麾下となることをミルランスは強く反対していた。

『なにもカインさんの配下とならなくともアキームを取り返せるわ』

 ミルランスはハルアーダのことを慕っていた。
 手紙や、あるいは直接おもむいて話し合えば分かってくれるだろうと思ったのだ。

 ラドウィンはミルランスの言葉に賛同した。
 だからミルランスに手紙を書くよう伝えたのである。

 その上で、ラドウィンはカインの配下となった。

 ミルランスは手紙を書いて説得すれば、きっとハルアーダも分かってくれると思っていたので、ラドウィンがカインの元へと向かうのに驚く。

 だが、ハルアーダが手紙に応じるのか分からなかったのである。

 ラドウィンが制止も聞かずにカインの元へと向かってから、ミルランスはハルアーダへと手紙をしたためた。
 しかし、関が閉まっていたので手紙を送れなかったのである。

 間もなくカインが戦争するから関所を閉めるというのだ。
 もちろん、ラドウィンらがハルアーダと交流を持たないようにするカインの策であった。

 ミルランスは嘆いた。

「ああ、そんな。もうすぐ戦争が起こるというの?」

 ミルランスはラドウィンの無事を祈るしかない自分の無力を呪うのであった。

 それから開戦は半月後。
 ラドウィンがカインの元へと参ってから半月後には出陣となったのである。

 ラドウィンはカインの腹心であり、また参謀としての参戦であった。

 彼の用兵は見事なものだ。

 地図の上でありながら、前線をつぶさに見たような指揮を執るのだ。

 カイン軍は次男テルオーネの治めるパルパヤットへと攻めた。

 パルパヤットはダラワーン湖の西方の街。
 三つの町と七つの村落をテルオーネは治めていた。

 ルルム地方はダラワーン湖やクヮンラブル河の支流が多く、そういった川の各地に港要塞がある。

 港要塞は船の上陸を阻止する目的の要塞で、上下流水域の河辺や中洲に建てられていた。

 海戦を得意とする南方人同士で船を使わせまいとしていたので、今までの戦いは全て戦線が膠着した。

 オットーリオの死後、四つに分かれたラズベルト領が小競り合いばかりで大規模な戦いがなかった理由である。

 ラドウィンは船を使用する策を提案した。
 
 港要塞をどうするのか将や騎士たちに問われると、「無視しましょう」とラドウィンは答えた。

 無視できるなら苦労はしないと将や騎士たちは笑うのである。

 しかし、いざその作戦を聞くと冷笑などできなかった。

 ラドウィンの策とは、小型の船である快船を複数人で担いで森から侵攻。
 敵町村近くの川から進水して攻撃するというものであった。

 船は人を乗せて川を進むものという南方人の思い込みに反し、船を担いで行軍するという奇策である。

 そして結論、この作戦は幸を奏した。

 テルオーネはパルパヤットに籠城し、周囲の拠点へ増援の早馬を出し。

 パルパヤットは川を背にした堅牢な町であり、上下流に港要塞を用意して船の進軍を防いでいる限り、一方向の陸地からの攻撃だけを守れば良いという防御の地である。

 しかし、カインの攻め手は増援より速い。

 快船を担いだ兵が森から続々と現れ、パルパヤットを無視して背後の川へと進水。
 パルパヤットは、陸地からは歩兵部隊。背面の川から快船部隊という挟撃にあったのだ。

 むしろ川からの攻撃を想定していなかったパルパヤットの兵士は大恐慌に陥った。
 あっけなく。そう、驚くほどあっけなくパルパヤットは陥ちたのである。

 テルオーネは妻子を殺すと自らの命を絶った。
 彼が恐れたのは、他の兄弟への見せしめとして残忍に殺されることだ。

 兄弟で争うからこそ、良心のかせが外れたような仕打ちも起こりえるもので、テルオーネはそれを恐れた。

 テルオーネは妻子の首をナイフで突くと、自らの喉を掻っ切り果てた。

 妻子ともに、泣き叫ぶことなく堂々とした振る舞いであの世へと赴いたのだと、テルオーネの側近であった大臣は主の死に様を手土産にカインへ降伏したのである。

 堂々と誇り高く死んだと後世に伝えることは臣下の義務でもあった。
 カインは兄テルオーネの命を代償に、テルオーネ麾下の兵士たちを赦した。

 もちろん、カインに仕えてられるかと下野した騎士はいたが、多くの将兵たちはカインの配下へとなったのだ。

 続いてカインは東方の三男ゼルドを攻めた。

 テルオーネの戦力を吸収したカイン軍は恐ろしい快進撃を見せる。
 ゼルドは二つの要塞と四つの村を取られ、二つあるうちの一つの町が包囲された。

 彼は甥のハントへ助けを求めた。

 長兄の息子であったハント。
 そして、その長兄を殺したのは誰であろうゼルドたちである。

 ゼルド自身、ハントが援軍を寄越さないだろうと思っていた。

 ところが、川を下ってハント軍の船団がやってきたのである。

 援軍の指揮をするのはハント麾下でも猛将と名高い、隻腕虎狼ことダルバであった。

 ラドウィンの客将であったダルバだ。

 ダルバはハントからの手紙を預かっていたのでゼルドへ渡す。

 手紙には、ゼルドは父の仇であり赦した訳じゃないこと。
 しかし、カインもまた許されざる仇であり、これ以上カインの増長を見過ごせないので援軍を送るという旨が書いてあったのだ。

 ハントはまだ若い。
 年の頃にして十か十二だ。
 で、あったが、物事を私情に流されず決断できた。

 ダルバはカイン軍の包囲するオッゼという町へ向かう。

 オッゼは川からやや離れた土地にあった。

 ハント軍の船が岸にたどり着くと、一斉にハントの兵はオッゼへと駆けた。

 その様子は丘の上に陣取るカインとラドウィンも見ており、ただちに撤退のラッパが鳴らされる。

 ダルバは見逃さない。
 若い頃から血気盛んだった彼は三十手前にあってなお、血潮を盛んに昂らせていた。

 おお!

 馬を駆け、馬上剣(ロングソード)を振るう。

 逃げるカイン軍の兵を一人、また一人と斬り伏せた。

 そんなダルバの前に鉄球を構えた大男が立ちはだかる。

 元はテルオーネの配下であった男で、サンモリノといった。

 サンモリノは鉄球を使う力自慢の男である。

 その自慢の怪力で鉄球を思い切り投げつけた。

 ダルバの馬を脳天から叩き潰そうとしたのである。

 ダルバを馬から落として囲めば、隻腕の死角を突くことができるのだ。

 だが、ダルバがロングソードを振るえば、その白刃は黒鉄の鉄球を弾いたのである。

「俺の隻腕はお前の両手分働くぞ!」

 ダルバはおめき、サンモリノを脳天から叩き割った。

 サンモリノの鉄の兜はバターのように両断され、脳も内臓も、身体のすべてが左右に分かれて死んだ。

 カイン軍の混乱がますます強まってきた。

 見かねたのはラドウィンである。

「やたらと強い将がいますね」

 ラドウィンは馬に乗り、槍を持つ。

 何をするのかとカインが聞けば、「足止めして参ります」とラドウィンは答えた。

 槍剣の戦いとは心の戦いだ。
 囲んで攻めれば倒せる敵も、心が負けていれば背を向けて斬り殺されるだけである。

 だから、兵士の心に冷静さを与えることが必要だ。

 ラドウィンが敵将の足止めをし、その実力を兵に見せつければ、兵士の心もよみがえるのだ。

 ラドウィンは丘を下り、敵将へと槍を突き立てた。

 その槍が弾かれ、ラドウィンとダルバが交差する。

 この時初めて、二人は互いを認識した。

「ラドウィン様?」

 ダルバは混乱の表情でラドウィンを見るのであった。
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