地球にダンジョンが生まれた日---突然失われた日常 出会った人とチートと力を合わせて生き残る!

ポチ

文字の大きさ
7 / 13

7

しおりを挟む

某ショッピングセンターの特設会場でシェルター組と分かれて先ず、食糧から売り場へと向かった。

お惣菜とかは、流石に出てない。薄暗い中をスマホのライトで照らしながら進む。ホームセンターの時より暗いから少し不気味だ。次々と食材や日用品とかも置いてある物を必要そうな物からカートに乗せたカゴに入れて行く。プラスでインベントリの中へと、どんどん入れて出来るだけ確保していく。

他にも物資調達に来た人が居たのか売り場は何となく物が落ちていたり所々不自然に物がない場所がある。どこのどなたか分からないけれど、どうかご無事で。お互い頑張りましょうね、と心の中で呟く


何て思いながらあと何が必要かな、と考える。あ、そうだ布団や掛け布団なんかも確保。食器とかもかな・・・後、洋服、パジャマ、肌着タオル等ある程度入れて行った。

各自がカートを押していたから結構な荷物になるけれど母と交互に車に積んでくる、と言ってインベントリに入れて行った。母のルーム内に居る親子の分も有るからね、あの女の子の家族分も確保して行く。


こうして、ある程度の物資を確保してそろそろ帰ろうと話していた時だった。何だか、お店の様子が変化して来ている感じがした・・・


「ねぇ、お父さん・・・何だか変な気がするんだけど。何がって言われても困るんだけど。」と私が言うとずっと静かに着いて来ていた黒鉄が

‘’‘俺も、変な感じがする。ココから出た方が良い気がする‘’‘と凛々しく立ち言ってくる。そして首を傾げると

‘’‘空姉ちゃん、急いだ方が良い‘’‘と訴えて来る

それと同時に、母御付きの鴉が
‘’‘イソイデ、来るよ!怖いのが来るよ!!カー、カーーーー‘’‘と羽ばたき出した

「お父さん!お母さん!」 

と言った時には既に母は、一緒に調達に来ていた女性と男性に

「ココから出なきゃいけない!兎に角急いで!!」
と見たこと無いキリリとした顔で告げ、今回はちゃんと入口に向かって小走りに進んでいた・・・

私達も追いかけ、シェルターへとカートを押しながら駆けて行く。すると母があちこちに目を走らせアイコンタクトでこっち来いをしている事に気付いた。先に父とお二人にシェルターに行って貰い他の方達を誘導して貰うよう伝え母の元に行くと

「空、視える?なんか空気って言うか揺らいでるの・・・ここも飲み込まれるか、変わってしまいそうだよ。なんか、変な感じ。」

「うん、私もそんな気がする。どうなるか分からないけど・・・進みながら出来るだけインベントリに入れて行く?」

「うん、そのつもり。お父さんも分かってくれてたみたい。無くなるなら遠慮無しで良いね。でも、違ってたら困るし他の人も欲しいよね。て事で少し残してあとは頂こう。」

と真面目くさって言ってるけど・・・母よ、それってほぼ全部だよね? と母が収納する所を見て思ったが言わないでおこう、娘の情けだ。


て事で、ココからはもうカートはそのまま収納して残してドンドン収納しながらシェルターの所へ。そしてシェルターも少し残して入れて行った。

他の皆さんはどうやら車に乗れたみたい。後は私と母と黒鉄、鴉だ

物資を持ってる私と母は分散した方が良い、と思っていたらお父さんがその辺は上手くやってくれたみたい。

私が乗り込むと

「ヨシ、全員乗ったな!

凛、行くぞ、俺に着いて来い!!」

後半は、母の方に向かって叫ぶ父

初めて、父をカッコいいと思った

「はいよー!」
と何だか餅つきの様な少し間の抜けた返事の母・・・でも、顔は凛々しい



そこへ、悪人の男達がやって来た


「おい、やっと見つけたぞ!女置いてけ!」

「良いさ、ほっとけココ占拠したらもっと良い女見つけて連れで来れば良い。」

「早く、入って酒でも呑もうぜ!今なら飲み放題、食べ放題だ。」


と入って行く男達、大丈夫かな。追って来ないならまぁ良いか。でも、誰か囚われたら困るから今度見に来よう。何て思っていたら



「ギャーーー!」

「やめろーわーー、来るなーー」

「嫌だーーー!離せっ、ギャーー」



と言う、悲鳴の様なものが聞こえた後さっき母と感じていた揺らぎが某ショッピングモール全体を覆った・・・


エンジンをかけて少し見ていた私達だったけれど揺らぎが全てを覆ったのを見たのと同時にガッツリアクセルを踏んだ父と母だった





しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

実家にガチャが来たそしてダンジョンが出来た ~スキルを沢山獲得してこの世界で最強になるようです~

仮実谷 望
ファンタジー
とあるサイトを眺めていると隠しリンクを踏んでしまう。主人公はそのサイトでガチャを廻してしまうとサイトからガチャが家に来た。突然の不可思議現象に戸惑うがすぐに納得する。そしてガチャから引いたダンジョンの芽がダンジョンになりダンジョンに入ることになる。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

なんか修羅場が始まってるんだけどwww

一樹
ファンタジー
とある学校の卒業パーティでの1幕。

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

処理中です...