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第52話 闇の獣人、悪魔が出てきたのでぶちのめす
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あれから俺はフィラーレ女王陛下、シャリアーナ姫、レヴィン宰相、ヴェルゼラート侯爵夫人にシャルミリア局長と全員に俺の精液を飲ませていった。
というかそうしないとレナリアーラ王国が俺のことを大切にしていないということになる。すでに帝国の一行は俺の精液を10回分飲んでいるんだから。
ならば、と女王陛下は俺の精液を20回も飲んでくれた。さすがに姫様とかは無理かと思ったんだが、何と誰も音を上げずに俺の精液を20回飲んでくれましたよ。
ただシャルミリア局長の場合は、終始、威圧感を感じたので怖くて細心の注意を払いましたけどね。
それでも意外とおいしそうに飲んでくれた事には感謝だな。
まさか誰も反対しないで倍の数の20回も俺の精液を飲むとは思わなかったんだろう。
また、脱落者も出なかったことで、帝国の面々は驚いている。
更に俺の肉棒も一人20回射精したことで、5人で100回射精したことになる。
それでも俺の肉棒はそんな射精などしていなかったかのように、天を衝いて上向いたまま完全勃起の状態だ。
今では女王陛下と王国の面々は広いソファーの片方を陣取って座っている。
対する帝国側は王国の一同が座るソファーの正面の所にあるソファーに座っている。
とはいえ、帝国の面々の中で座るのは執事さんと皇子だけで、残るはソファーの後ろに立って待機しているんだけどな。
俺? 俺はどういうわけか、ソファーの中央に座っている。右にはレヴィンが。左にはシャルミリア局長が座っている。右の端には王女様が座っていて、反対の左側の端には女王陛下だ。ヴェルゼは姫様の隣に座っている。つまり一番端だが特に不満はない。むしろ俺の精液を20回飲んですごく満足そうな顔をしてる。
あれ? 普通は国のトップが中央に座って、俺や局長は端の方だよね? なのに何で逆になってるの?
局長とレヴィンの視線や仕草で中央に座ることになってしまったのだが、これでいいんだろうか。
なんて考えている間に視線を感じる。それもこの室内にいる全員の視線だ。
それは俺と俺の股間から生えた肉棒に注がれている。このスケベな肉棒はあれだけ射精したというのに、まだ足りないとでも言いたいのか、また鈴口から透明な雫をあふれ出している。
それに耐えられなくなってきたので、俺はおそるおそる周囲を見回してから女王陛下に許可を求める。
「あの…そろそろ俺の役割も終わったことですし。もう服を着てもいいでしょうか」
「まだ話は終わっていません。それにあなたなら何があっても全裸で対処できるので、そのままの恰好で待機していなさい」
あくまで柔和な笑みを浮かべる女王に、俺は気晴らしに自分に浄化魔法・ピュリファイをかけておく。
もちろん、一人に俺の精液を飲ませ終わったら、飛び散った精液や俺自身の肉棒についた唾液を浄化するために浄化魔法のピュリファイを2、3回飲み終わった後にかけていたが、また鈴口から透明な雫があふれてきたので、ソファーを汚したらまずいと思ったのでかけてみたのだ。
どうやら女王陛下と皇子は俺の扱いについて話し合っているようだった。
とにかく皇子は俺にご執心で、ラフィアスが僕の愛人にならないのなら、僕がラフィアスの愛人になる! と言い放つ有様。
それに帝国の一行は目を剥いて反対して、メイド達は執事と騎士達と共に反対するが、それなら皇子の言う事に反対するのか不忠者! と叱責されて黙り込む。
そこを女王陛下が皇子の立場を考えろとまた笑顔と共に皇子を諫めていく。
とにかく皇子は無茶なことばかり言うのを女王が軌道修正するという流れになっていた。
その間、俺は退屈なのでどうしたものかと悩んでいると、急に左側から太腿の毛をつねられた。
痛みに顔をしかめてそっちを見るとシャルミリア局長の怖い顔がありました。
「まだ話は終わっていない。しかも今は君の事について話し合っているのだ。いつ君に意見を求められるかわからないから、ボーッとしていないように。話はちゃんと聞いて把握しておきなさい」
「はい。すみませんでした。局長…」
「全く…君は自分というものを知らなすぎる。君の精液にどれほどの価値があるのか。それについてもまるでわかっていないのだからな。飲んだ私にはわかるが、あれはもはや究極クラスの回復ポーションに匹敵するぞ? そんな精液を君はアイテムの力を借りているとはいえ、ほぼ無尽蔵に生み出すことができるのだ。
もちろんこれはこの室内にいる全員のみ知る秘密になるが、君を帝国や他の国々が放置しておくと思うか? これはもはや皇子や君個人の問題ではない。下手をすると外交問題にまで発展する可能性が高い。
だからこうして女王陛下と皇子、正確にはあの執事を混ぜていろいろと話し合わなければいけないのだ」
そして皇子と女王の話し合いだが、呪いの大半が解けても完全じゃないし、例え解けても自分はここに住んでラフィアスの恋人になると言い張るので、女王はラフィアスに迷惑をかけない程度であれば構わないという返事をしている。
最初は愛人になると言い張っていて聞かなかったんだけどな、皇子。それも女王陛下が忍耐心を動員して、うかつな行動に出た王族がどんな末路を辿ったのかという昔話をして、皇子の無謀な選択をいましめたんだっけ。
その間は俺は局長と話していたから、話の内容はよく聞いてなかったんだけど。大体そういう流れだったと思うんだ。でもごめんなさい局長。アイテムの力を借りているというのは嘘なんです。少し精液の質が下がるけど、別に覇王竜の装備シリーズがなくても、今の俺は複数のアビリティの相乗効果でほぼ無尽蔵に射精して精液ポーションを作ることが可能なんです。
ってこれ言ったら絶対にこの国から出られないよな。だから黙っておかないと。
そういう話を聞いている間にも俺は股間に生えているこの厄介な完全勃起状態の肉棒を恨めし気に見ていることしかできない。ってまた鈴口から雫が生まれているし…。
メイド達や近衛騎士達、王女や執事、レヴィンにヴェルゼも俺と股間の肉棒を見つめている。
「もう200回近く射精しているのに、あんなに元気だなんて…。いくら複数のマジックアイテムを身につけているとはいっても限界があるだろ? あんなことありえるのか?」
「おそらく本人の素質もあるのだろうな。実際にお前も俺も古傷が治っただろう? それも複数の個所にできたものがだ。これほど力が漲り、活力に満ちた状態になるというのは、よほど強力な支援魔法をかけられた時か、高価な精力剤を飲んだ時くらいしかない。ラフィアス様は特別な御方なのだ。我々のような一介の獣人風情が推測するべきではない」
灰色の狼人と黄色い獣人がヒソヒソと話し合っている。あの、俺も獣人だからお前らの話、全部聞こえるんですけどね。
「お待ちください。私には皇子の呪いが緩和されたことしかわかりませんが、それでも呪霊紋は残っています。ラフィアス様の精液を飲んだ私には、帝国でも最高峰の回復ポーション。それも伝説級には及ばないものの、アルティメット、すなわち究極クラスの回復ポーションと同じ効果を発揮すると思います。
それはラフィアス様の精液を飲まれた皆さまならおわかりいただけると思います。
そこで、ですが…。それほど回復力のあるポーションと同じくらい回復効果のある精液を飲んだ皇子は、何故完全に呪いが消えていないのでしょうか。そもそも今、皇子はどんな状態なのか詳しく調べないことには、水掛け論となるだけで時間を無駄に消費するだけかと思われます」
話に割り込んできた執事の言うことは最もだったので、女王の意見に皇子が訂正案を出す流れだったが、それも変わりそうだな。
そうなると誰がこの呪いを調べられるか、その者を探せということになる。話がここで打ち切られてまた明日もこんな事になるのは嫌だったので、俺は事前に皇子を鑑定して調べていたことを話そうか迷っていたのだが、もはやそんな悠長な事はいってられない状況のようだった。
俺はゆっくりと立ち上がると周囲を見回して皇子を見た後に王国側の女王を見ながら話しはじめた。
「あの、それなら俺にわかると思います。実はこのアイテム装備していると、鑑定アビリティも使えるようでしてね。皇子が俺の精液を飲んでいる間に鑑定してみたんですが、それによると、皇子の呪いは帝国皇家に連綿と受け継がれるものでして、第二の呪霊紋…それは俺の精液を飲んだことで消滅しましたが、これはあくまでも副次的なものであって、メインの呪詛は帝国皇家の血筋を受け継ぐ者。
すなわち皇子の御兄弟や御両親といった血族からくる呪詛を引き受けてしまうんです。どうしてそうなるのかは不明ですが。とにかく皇子は生きている限り、彼以外の帝国皇家の血を受け継ぐ者が滅びない限り、死ぬまでこの呪詛を背負ったまま生きることになるでしょう。
ですが俺の精液を飲むことで最小限にまで抑えることは可能です。少なくとも俺の精液を飲むことで若返りの呪詛が復活することはないのでその点については安心してもいいと思います」
呆気にとられる一同を前に俺は皇子に優しく微笑んでやる。
「だから皇子。あなたはもう若返りの呪いに怯えなくてもいいんですよ。毎日俺のミルクを飲み続けることで呪詛を極度に弱めて普通の生活を送ることができるんですよ」
「ほ、本当に? 本当に若返りの呪いは再発しないの?」
執事の隣に座っていた皇子は、立ち上がって俺に確認してくる。涙目になっているのはそれだけ嬉しいからだろうな。人間は悲しい時だけ泣くんじゃない。嬉しい時にも泣くことができる生物だ。
笑顔で頷く俺に破顔する皇子。だがその顔が急に大きく変わった。
何かが出てくるのを抑えるかのように胸に手を当てて呻きだす皇子。そのまま部屋の隅まですごい速度で走り出した。急にそんな速度を出したので、俺も咄嗟に対応できずに後を追う。
すると部屋の隅まで移動すると、急に糸が切れた人形のように倒れてしまった。
そして彼を中心に赤黒い文字で構成された大きな魔法陣が出現していく。
あまりの事態に王国側も帝国側もどうすればいいのかわからない奴が多いようだった。
「落ち着いてください! これは皇子にかけられた呪詛を通じて魔界から悪魔が召喚されているようです。闇属性の俺なら、完全とまではいかなくてもわかる! 帝国の近衛騎士は執事さんとメイド達を。局長とレヴィン宰相は陛下と姫と侯爵夫人を守ってください!」
やっぱりこうなったか。てっきりもっと後になると思っていたのに、まさか予想よりも早いとは。
呪詛を通じて出現するということはやはり、魔族が背後にいる。ある程度呪詛が消えると自動的にこうなるのか。
それとも呪詛をかけた奴か皇子を監視している奴がいて、呪詛を消そうとしている原因、すなわち俺を消そうとしているのかはわからない。そこまでは鑑定ではわからなかった。
だが魔族との戦いは俺が予想していたので、他の面々ほど慌てていないので的確に指示を出すことができた。
それはあらかじめレヴィンに話してある。もっともこんな形で魔族が出現するとは思わなかったが。
局長とレヴィンを前にして他の貴族・王族の女性陣は後方に下がる。それは帝国側も同じで近衛騎士達が盾になる形で背後に執事とメイド二人が移動する。
黒い光が赤黒い文字で描かれた魔法陣から現れて、爆音と共に巨大な人型のなにかが現れた。
幸い、この部屋にはあらかじめ何が起きても大丈夫なように防音・遮音の結界と部屋全体の強度を上げるように魔法で強化されている。それでもこの音では外で警護している親衛隊員に聞こえたかもしれないが。
魔法陣の中から現れたモノは典型的な悪魔だった。ねじくれた二本の角が頭部に生えており、黒い肉体に爬虫類の尻尾。そして大きな爬虫類の羽と絵本に出てくる悪魔の姿そのものだった。
ただ…全身から放出される「気」が圧倒的に人間や獣人よりも強い。鑑定するのも嫌だったが、弱点を知っているのと知らないのでは戦いに関する時間や体力・気力の消耗が天と地ほどに違う。第一、この場にいるのが俺だけではないので、悪魔のくせに鎧なんて装備しているこいつを早々に始末しないといけない。
そんなわけで覇王竜の叡智で鑑定してみたら次の情報が出ました。
「グレーターデーモン。魔界に存在する上級悪魔。普段は霊的な存在であり、よほどの事がない限り肉体をもって現れることはない。悪魔は人間のもつ負の感情を糧に生きているので、場合によっては遭遇しても見逃してくれることもあるし、上級悪魔となると会話が可能なので交渉することも可能。
そもそもこの悪魔に対抗できる戦力を持つのはドラゴンか中位から上位の天使しかいない。遭遇したらまず逃げること。聖剣や聖属性、または光属性の魔法が使えたとしても、一個軍団の戦力を用意しないとかえって怒らせるだけなので、なるべく戦闘を避けることを主眼にして接するべきである。
また、例えこの悪魔と戦って勝てたとしても、ある程度のダメージを受けると魔界から仲間のグレーターデーモンを呼び出すので、倒すのであれば早期決戦を心がけるべである。弱点は聖水や聖剣と光と聖の属性である。
非常に勿体ない使い方ではあるが、回復ポーションも負の感情を糧とする悪魔には有効。特に上位の悪魔ほど仮初の肉体をもっており、自らの魔力をもって実体化しているので、効力の高いポーションほど高いダメージを与えることができる。逆に低級から中級の悪魔は人間や他の虫や動物に憑依して襲い掛かってくるので回復ポーションは聖水ではないので、ダメージを与えられずに回復させてしまう事もあるのでその辺りの見極めが大切である」
悪魔といってもいろいろ種類があるんだな。座学で習ったが、上位の悪魔に通用する方法が、低位の悪魔には通用
しない事もあるなんて面倒で厄介でしかないな。まあ今回は上位の悪魔だからいいけど。やっぱり鑑定は悪魔が出現する度にやった方がいいみたいだ。
現れた悪魔は頭髪の生えていない頭を巡らせて周囲を確認する。
そして彼は俺に視線を止めると硬直した。組んでいた両腕をほどくとかなりのショックを受けたようで、一歩引くと、耳をふさぎたくなるほどの大音声で叫んだ。
「へ…変態じゃああーーっ!!!」
「うるせぇ! 俺だって好きでこんな格好してるわけじゃねぇんだよ! 文句があるんなら俺をこの恰好のまま放置させている皇子と女王陛下に言えやコラ!!」
俺も引いている上位悪魔に負けずに言い返すと、無属性の浄化魔法・ピュリファイを拳にかけて、図体のでかい悪魔を思いっきり殴ってやった。
壁まで見事に吹き飛ばされる悪魔に俺は追い打ちをかけて、起き上がった悪魔の上に馬乗りになってひたすら浄化魔法・ピュリファイをかけた両の拳で殴り続けてやった。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 後書きです。全裸でいるように命令されているだけなのに、上級悪魔から変態呼ばわりされて、ラフィアスは完全にマジ切れです。
悪魔といってもいろいろな種類があり、純粋な悲しみや憎悪、怒り、嫉妬といったマイナスの感情を糧にして生きていますが、中には歪んだ感情が苦手なものもいます。作中のグレーターデーモンもその一人のようです。
だから殴られても喜ぶマゾヒストや、全裸でいても平然としているナルシストや露出狂というのは、純粋なマイナスの感情ではなく、歪んでいますがポジティブな感情でもあるので、そういう+と-の感情がごった煮になったような者を苦手とする悪魔も少なくないようです。
というか悪魔の方が真っ当な事を言うなんて、普通は逆ですよね。
こんな変な小説、読んでくださりありがとうございます。
というかそうしないとレナリアーラ王国が俺のことを大切にしていないということになる。すでに帝国の一行は俺の精液を10回分飲んでいるんだから。
ならば、と女王陛下は俺の精液を20回も飲んでくれた。さすがに姫様とかは無理かと思ったんだが、何と誰も音を上げずに俺の精液を20回飲んでくれましたよ。
ただシャルミリア局長の場合は、終始、威圧感を感じたので怖くて細心の注意を払いましたけどね。
それでも意外とおいしそうに飲んでくれた事には感謝だな。
まさか誰も反対しないで倍の数の20回も俺の精液を飲むとは思わなかったんだろう。
また、脱落者も出なかったことで、帝国の面々は驚いている。
更に俺の肉棒も一人20回射精したことで、5人で100回射精したことになる。
それでも俺の肉棒はそんな射精などしていなかったかのように、天を衝いて上向いたまま完全勃起の状態だ。
今では女王陛下と王国の面々は広いソファーの片方を陣取って座っている。
対する帝国側は王国の一同が座るソファーの正面の所にあるソファーに座っている。
とはいえ、帝国の面々の中で座るのは執事さんと皇子だけで、残るはソファーの後ろに立って待機しているんだけどな。
俺? 俺はどういうわけか、ソファーの中央に座っている。右にはレヴィンが。左にはシャルミリア局長が座っている。右の端には王女様が座っていて、反対の左側の端には女王陛下だ。ヴェルゼは姫様の隣に座っている。つまり一番端だが特に不満はない。むしろ俺の精液を20回飲んですごく満足そうな顔をしてる。
あれ? 普通は国のトップが中央に座って、俺や局長は端の方だよね? なのに何で逆になってるの?
局長とレヴィンの視線や仕草で中央に座ることになってしまったのだが、これでいいんだろうか。
なんて考えている間に視線を感じる。それもこの室内にいる全員の視線だ。
それは俺と俺の股間から生えた肉棒に注がれている。このスケベな肉棒はあれだけ射精したというのに、まだ足りないとでも言いたいのか、また鈴口から透明な雫をあふれ出している。
それに耐えられなくなってきたので、俺はおそるおそる周囲を見回してから女王陛下に許可を求める。
「あの…そろそろ俺の役割も終わったことですし。もう服を着てもいいでしょうか」
「まだ話は終わっていません。それにあなたなら何があっても全裸で対処できるので、そのままの恰好で待機していなさい」
あくまで柔和な笑みを浮かべる女王に、俺は気晴らしに自分に浄化魔法・ピュリファイをかけておく。
もちろん、一人に俺の精液を飲ませ終わったら、飛び散った精液や俺自身の肉棒についた唾液を浄化するために浄化魔法のピュリファイを2、3回飲み終わった後にかけていたが、また鈴口から透明な雫があふれてきたので、ソファーを汚したらまずいと思ったのでかけてみたのだ。
どうやら女王陛下と皇子は俺の扱いについて話し合っているようだった。
とにかく皇子は俺にご執心で、ラフィアスが僕の愛人にならないのなら、僕がラフィアスの愛人になる! と言い放つ有様。
それに帝国の一行は目を剥いて反対して、メイド達は執事と騎士達と共に反対するが、それなら皇子の言う事に反対するのか不忠者! と叱責されて黙り込む。
そこを女王陛下が皇子の立場を考えろとまた笑顔と共に皇子を諫めていく。
とにかく皇子は無茶なことばかり言うのを女王が軌道修正するという流れになっていた。
その間、俺は退屈なのでどうしたものかと悩んでいると、急に左側から太腿の毛をつねられた。
痛みに顔をしかめてそっちを見るとシャルミリア局長の怖い顔がありました。
「まだ話は終わっていない。しかも今は君の事について話し合っているのだ。いつ君に意見を求められるかわからないから、ボーッとしていないように。話はちゃんと聞いて把握しておきなさい」
「はい。すみませんでした。局長…」
「全く…君は自分というものを知らなすぎる。君の精液にどれほどの価値があるのか。それについてもまるでわかっていないのだからな。飲んだ私にはわかるが、あれはもはや究極クラスの回復ポーションに匹敵するぞ? そんな精液を君はアイテムの力を借りているとはいえ、ほぼ無尽蔵に生み出すことができるのだ。
もちろんこれはこの室内にいる全員のみ知る秘密になるが、君を帝国や他の国々が放置しておくと思うか? これはもはや皇子や君個人の問題ではない。下手をすると外交問題にまで発展する可能性が高い。
だからこうして女王陛下と皇子、正確にはあの執事を混ぜていろいろと話し合わなければいけないのだ」
そして皇子と女王の話し合いだが、呪いの大半が解けても完全じゃないし、例え解けても自分はここに住んでラフィアスの恋人になると言い張るので、女王はラフィアスに迷惑をかけない程度であれば構わないという返事をしている。
最初は愛人になると言い張っていて聞かなかったんだけどな、皇子。それも女王陛下が忍耐心を動員して、うかつな行動に出た王族がどんな末路を辿ったのかという昔話をして、皇子の無謀な選択をいましめたんだっけ。
その間は俺は局長と話していたから、話の内容はよく聞いてなかったんだけど。大体そういう流れだったと思うんだ。でもごめんなさい局長。アイテムの力を借りているというのは嘘なんです。少し精液の質が下がるけど、別に覇王竜の装備シリーズがなくても、今の俺は複数のアビリティの相乗効果でほぼ無尽蔵に射精して精液ポーションを作ることが可能なんです。
ってこれ言ったら絶対にこの国から出られないよな。だから黙っておかないと。
そういう話を聞いている間にも俺は股間に生えているこの厄介な完全勃起状態の肉棒を恨めし気に見ていることしかできない。ってまた鈴口から雫が生まれているし…。
メイド達や近衛騎士達、王女や執事、レヴィンにヴェルゼも俺と股間の肉棒を見つめている。
「もう200回近く射精しているのに、あんなに元気だなんて…。いくら複数のマジックアイテムを身につけているとはいっても限界があるだろ? あんなことありえるのか?」
「おそらく本人の素質もあるのだろうな。実際にお前も俺も古傷が治っただろう? それも複数の個所にできたものがだ。これほど力が漲り、活力に満ちた状態になるというのは、よほど強力な支援魔法をかけられた時か、高価な精力剤を飲んだ時くらいしかない。ラフィアス様は特別な御方なのだ。我々のような一介の獣人風情が推測するべきではない」
灰色の狼人と黄色い獣人がヒソヒソと話し合っている。あの、俺も獣人だからお前らの話、全部聞こえるんですけどね。
「お待ちください。私には皇子の呪いが緩和されたことしかわかりませんが、それでも呪霊紋は残っています。ラフィアス様の精液を飲んだ私には、帝国でも最高峰の回復ポーション。それも伝説級には及ばないものの、アルティメット、すなわち究極クラスの回復ポーションと同じ効果を発揮すると思います。
それはラフィアス様の精液を飲まれた皆さまならおわかりいただけると思います。
そこで、ですが…。それほど回復力のあるポーションと同じくらい回復効果のある精液を飲んだ皇子は、何故完全に呪いが消えていないのでしょうか。そもそも今、皇子はどんな状態なのか詳しく調べないことには、水掛け論となるだけで時間を無駄に消費するだけかと思われます」
話に割り込んできた執事の言うことは最もだったので、女王の意見に皇子が訂正案を出す流れだったが、それも変わりそうだな。
そうなると誰がこの呪いを調べられるか、その者を探せということになる。話がここで打ち切られてまた明日もこんな事になるのは嫌だったので、俺は事前に皇子を鑑定して調べていたことを話そうか迷っていたのだが、もはやそんな悠長な事はいってられない状況のようだった。
俺はゆっくりと立ち上がると周囲を見回して皇子を見た後に王国側の女王を見ながら話しはじめた。
「あの、それなら俺にわかると思います。実はこのアイテム装備していると、鑑定アビリティも使えるようでしてね。皇子が俺の精液を飲んでいる間に鑑定してみたんですが、それによると、皇子の呪いは帝国皇家に連綿と受け継がれるものでして、第二の呪霊紋…それは俺の精液を飲んだことで消滅しましたが、これはあくまでも副次的なものであって、メインの呪詛は帝国皇家の血筋を受け継ぐ者。
すなわち皇子の御兄弟や御両親といった血族からくる呪詛を引き受けてしまうんです。どうしてそうなるのかは不明ですが。とにかく皇子は生きている限り、彼以外の帝国皇家の血を受け継ぐ者が滅びない限り、死ぬまでこの呪詛を背負ったまま生きることになるでしょう。
ですが俺の精液を飲むことで最小限にまで抑えることは可能です。少なくとも俺の精液を飲むことで若返りの呪詛が復活することはないのでその点については安心してもいいと思います」
呆気にとられる一同を前に俺は皇子に優しく微笑んでやる。
「だから皇子。あなたはもう若返りの呪いに怯えなくてもいいんですよ。毎日俺のミルクを飲み続けることで呪詛を極度に弱めて普通の生活を送ることができるんですよ」
「ほ、本当に? 本当に若返りの呪いは再発しないの?」
執事の隣に座っていた皇子は、立ち上がって俺に確認してくる。涙目になっているのはそれだけ嬉しいからだろうな。人間は悲しい時だけ泣くんじゃない。嬉しい時にも泣くことができる生物だ。
笑顔で頷く俺に破顔する皇子。だがその顔が急に大きく変わった。
何かが出てくるのを抑えるかのように胸に手を当てて呻きだす皇子。そのまま部屋の隅まですごい速度で走り出した。急にそんな速度を出したので、俺も咄嗟に対応できずに後を追う。
すると部屋の隅まで移動すると、急に糸が切れた人形のように倒れてしまった。
そして彼を中心に赤黒い文字で構成された大きな魔法陣が出現していく。
あまりの事態に王国側も帝国側もどうすればいいのかわからない奴が多いようだった。
「落ち着いてください! これは皇子にかけられた呪詛を通じて魔界から悪魔が召喚されているようです。闇属性の俺なら、完全とまではいかなくてもわかる! 帝国の近衛騎士は執事さんとメイド達を。局長とレヴィン宰相は陛下と姫と侯爵夫人を守ってください!」
やっぱりこうなったか。てっきりもっと後になると思っていたのに、まさか予想よりも早いとは。
呪詛を通じて出現するということはやはり、魔族が背後にいる。ある程度呪詛が消えると自動的にこうなるのか。
それとも呪詛をかけた奴か皇子を監視している奴がいて、呪詛を消そうとしている原因、すなわち俺を消そうとしているのかはわからない。そこまでは鑑定ではわからなかった。
だが魔族との戦いは俺が予想していたので、他の面々ほど慌てていないので的確に指示を出すことができた。
それはあらかじめレヴィンに話してある。もっともこんな形で魔族が出現するとは思わなかったが。
局長とレヴィンを前にして他の貴族・王族の女性陣は後方に下がる。それは帝国側も同じで近衛騎士達が盾になる形で背後に執事とメイド二人が移動する。
黒い光が赤黒い文字で描かれた魔法陣から現れて、爆音と共に巨大な人型のなにかが現れた。
幸い、この部屋にはあらかじめ何が起きても大丈夫なように防音・遮音の結界と部屋全体の強度を上げるように魔法で強化されている。それでもこの音では外で警護している親衛隊員に聞こえたかもしれないが。
魔法陣の中から現れたモノは典型的な悪魔だった。ねじくれた二本の角が頭部に生えており、黒い肉体に爬虫類の尻尾。そして大きな爬虫類の羽と絵本に出てくる悪魔の姿そのものだった。
ただ…全身から放出される「気」が圧倒的に人間や獣人よりも強い。鑑定するのも嫌だったが、弱点を知っているのと知らないのでは戦いに関する時間や体力・気力の消耗が天と地ほどに違う。第一、この場にいるのが俺だけではないので、悪魔のくせに鎧なんて装備しているこいつを早々に始末しないといけない。
そんなわけで覇王竜の叡智で鑑定してみたら次の情報が出ました。
「グレーターデーモン。魔界に存在する上級悪魔。普段は霊的な存在であり、よほどの事がない限り肉体をもって現れることはない。悪魔は人間のもつ負の感情を糧に生きているので、場合によっては遭遇しても見逃してくれることもあるし、上級悪魔となると会話が可能なので交渉することも可能。
そもそもこの悪魔に対抗できる戦力を持つのはドラゴンか中位から上位の天使しかいない。遭遇したらまず逃げること。聖剣や聖属性、または光属性の魔法が使えたとしても、一個軍団の戦力を用意しないとかえって怒らせるだけなので、なるべく戦闘を避けることを主眼にして接するべきである。
また、例えこの悪魔と戦って勝てたとしても、ある程度のダメージを受けると魔界から仲間のグレーターデーモンを呼び出すので、倒すのであれば早期決戦を心がけるべである。弱点は聖水や聖剣と光と聖の属性である。
非常に勿体ない使い方ではあるが、回復ポーションも負の感情を糧とする悪魔には有効。特に上位の悪魔ほど仮初の肉体をもっており、自らの魔力をもって実体化しているので、効力の高いポーションほど高いダメージを与えることができる。逆に低級から中級の悪魔は人間や他の虫や動物に憑依して襲い掛かってくるので回復ポーションは聖水ではないので、ダメージを与えられずに回復させてしまう事もあるのでその辺りの見極めが大切である」
悪魔といってもいろいろ種類があるんだな。座学で習ったが、上位の悪魔に通用する方法が、低位の悪魔には通用
しない事もあるなんて面倒で厄介でしかないな。まあ今回は上位の悪魔だからいいけど。やっぱり鑑定は悪魔が出現する度にやった方がいいみたいだ。
現れた悪魔は頭髪の生えていない頭を巡らせて周囲を確認する。
そして彼は俺に視線を止めると硬直した。組んでいた両腕をほどくとかなりのショックを受けたようで、一歩引くと、耳をふさぎたくなるほどの大音声で叫んだ。
「へ…変態じゃああーーっ!!!」
「うるせぇ! 俺だって好きでこんな格好してるわけじゃねぇんだよ! 文句があるんなら俺をこの恰好のまま放置させている皇子と女王陛下に言えやコラ!!」
俺も引いている上位悪魔に負けずに言い返すと、無属性の浄化魔法・ピュリファイを拳にかけて、図体のでかい悪魔を思いっきり殴ってやった。
壁まで見事に吹き飛ばされる悪魔に俺は追い打ちをかけて、起き上がった悪魔の上に馬乗りになってひたすら浄化魔法・ピュリファイをかけた両の拳で殴り続けてやった。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 後書きです。全裸でいるように命令されているだけなのに、上級悪魔から変態呼ばわりされて、ラフィアスは完全にマジ切れです。
悪魔といってもいろいろな種類があり、純粋な悲しみや憎悪、怒り、嫉妬といったマイナスの感情を糧にして生きていますが、中には歪んだ感情が苦手なものもいます。作中のグレーターデーモンもその一人のようです。
だから殴られても喜ぶマゾヒストや、全裸でいても平然としているナルシストや露出狂というのは、純粋なマイナスの感情ではなく、歪んでいますがポジティブな感情でもあるので、そういう+と-の感情がごった煮になったような者を苦手とする悪魔も少なくないようです。
というか悪魔の方が真っ当な事を言うなんて、普通は逆ですよね。
こんな変な小説、読んでくださりありがとうございます。
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