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次の日
「おはようございます」
「おはようございまーす」
「オハヨゴザーマス」
「オハヨーゴザマス」
この現場では、挨拶は日本語で統一されている
カナダのスタッフさんも、慣れない日本語で挨拶してくれる
続々と集まってくるメンバー
しっかりと柔軟体操をする僕と響さんに、カナダのスタッフさん達は首を傾げていた
今日はアクションシーンを撮る
医療班も待機してくれる
バイクのアクションもあるので消防や救急車も外で待機している
スタッフさんは安全にスタントが行えるようにしっかり準備をしていた
「おはー!!」
ジャックさんが元気よく駆けてくる
「おはよう」
「おはようございます、ジャックさん」
ストレッチしながら返事をすると、ジャックさんは不思議そうな顔をする
「ナンデ、ストレッチ?」
「今日はアクションシーンだろ」
「うん?」
「スタントマンは、自分でできないアクションじゃなければ使わない」
「…スタントハキケンだから、スタントマンイルヨ?」
「バイクに乗って飛ぶのと、殺陣だろ?」
「ソソ」
「なら自分達でできる」
「What's????」
「日本では、自分でしてた」
「ハァーーーーーー!?」
ジャックさんの叫びがスタジオに響き渡った
暫くして、今日使うバイクを確認し、響さんに運転してもらいながら後ろ座席で立ちあがる
「も少しスピード欲しい」
「わかった」
スピードやジャンプのタイミング、立ち上がるタイミングを一つ一つ確認しているのを、カナダのスタッフさんは、驚きの表情で見ていた
次は殺陣の確認
連邦警察役の人との殺陣なので、皆で確認する
既に何度も練習はしたけど、それは殺陣の先生相手だから、役者同士でするのは初めてだ
『痛ってーー!!』
『あ、すまん。もっと早めに動いてくれ』
『はー?!これ以上とか無理だろ!』
響さんとジャックさんがわちゃわちゃしている
『いや、できるぞ?彼方!!』
呼ばれて響さんの所に行けば、「ジャックにお手本を見せたい」との事
響さんと組手はしたことがないけど、先生相手にやっているのは見ているので、大丈夫だろう
「ヨーイ、スタート!」
僕から右ストレートを繰り出し、瞬時に跳ね返され、同時に左足を軸に右足で蹴りを入れるが横に飛ばれすぐ足を捕まえられる。が、今度はそれを軸に後ろ回りして逆の足で蹴る。
が、それも防がれて、響さんから左フックが飛んでくるので避けて……とやっていたら、いつの間にか野次馬だらけになっていた
「…キミタチ、スタントマン?」
ジト目でジャックさんが僕達を見てくる
「何を言ってるんだ。前回の映画のアクションも、スタントマン使ってないからな?」
「そうそう、僕達は殺陣の相手役をしてもらったくらいかな?」
そう言うと、周りがざわつき出す
英語で何を言っているか理解できないけど、ありえねーって言ってる言葉は聞き取れた
「おはよーさん、準備はできてっかー?」
監督がやって来て、スタッフさんは持ち場に戻っていく
「監督、おはようございます。今日のアクションですけど、殺陣の引きの撮影時はスタントマンを使った方が良いかもしれません」
響さんの言葉に、一緒にいたジャックさんの顎下が少し赤くなっていることに気づいたのだろう、監督が苦笑いする
「その方が良さそうだな。響と彼方はスタントマンと動きを合わせてくれ。」
「はい」「わかりました」と返事をし早速スタントマンと動きを合わせた
約3mの高さに作られた台から1m下にある台へ飛び移る
間は4m程あるので、念のためフルスロットルで助走をしっかりつける
助走用の道は5m用意されているけど、バイクの長さを考えると実際走れるのは4m強
少し角度がつけてある
「カメラ回してっから、自分達のタイミングで飛べ!気を付けろよ!」
監督が下から叫んでいる
「彼方、準備はいい?」
もう一度響さんの腰をグッと抱き締める
「いつでもいいよ」
足を踏ん張り、僕も響さんも前に滑らないようにする
奥歯を噛みしめ、舌を噛まないようにし、衝撃にも耐えられるよう備える
ブルンーーーブルンーーー
アクセルを吹かし「行くぞ」と囁いた響さんの声に続いて、バイクが急発進、加速した
グッとバイクが上向きに引き上がる
飛び移る時、真っ直ぐ走って行けば4m飛び越える前に地面に落下する
バイクに2人で乗るとすると、バイクの種類にもよるが、最低でも時速70km必要で、飛び出す時タイミング良く、上向きにバイクを引っ張り上げなければならない
そのタイミングを間違えば大事故になる
響さんは絶妙なタイミングで飛んだ
スローモーションのように見えたが、一瞬の内に4m先へ衝撃を伴って着地し、バランスを崩さないようゆっくりブレーキをかけ停車した
バイクから降りて、すぐ志野さんが響さんの腕にコールドスプレーをかける
僕もそれを手伝いながら、頼さんが持ってきてくれた椅子に腰かけた
パチ……パチパチパチーーーー
周囲から次々と拍手の音が響いてきた
『す…すげーーー!!!』
『もうあんなのプロだろ!!』
皆が駆け寄ってきて、声をあげている
消防の人や救急隊員も拍手してくれていた
「お前達……マジですげぇなぁ…」
ホッとしたような、呆れたような顔で監督が来た
「上手く撮れました?流石に2回目は腕が死にます」
響さんがそう言って笑うと、監督が響さんの頭をグリグリ撫でる
「2回目なんてねぇーよ!完璧だよ!完璧すぎ!スタントマンでも難しいのに、本当によくやった!」
日本の俳優達も集まってきた
「ヤバイよ2人とも~!!」
「前作の比じゃないですよ!」
佐藤さんや渡辺さんが興奮しきっている
「ありがとうございます、けど上手くいったのは響さんのテクニックと度胸があったからですよ。僕はただ後ろに乗ってただけなんで。」
「何言ってるんだ?彼方じゃなきゃ、今頃あの高さから落ちてるぞ?」
響さんにそう言われキョトンとする
「後ろの奴が少しでも運転手とズレたり、体重移動をしたり、踏ん張りが足りなかったり、立ち上がるタイミングがズレれば、車体を上げる時に必要な分上がらない。1つでもミスすれば、バイクが揺れて着地に失敗する。
後ろの奴には車体を掴む事ができないから、体が浮きやすく吹っ飛ばされる。
全てクリアして初めて向こうまで飛べて、安全に着地し止まれたんだよ。」
そう説明されて、今更ながら驚いた
「え?カナくん…そういう事何も知らずにやってのけたの?」
渡辺さんが若干引き気味に聞いてくる
「そ…うですね……響さんに任せて、合わせておけば大丈夫だと思ってたんで…」
「やばぁ……この子マジでヤバイよ!!それで完璧に合わせられるって何!?
ってか叶さんも、めっちゃ危険なスタントを成功させちゃうのもヤバイ!!
このカップル怖い!!」
渡辺さんが壊れた
「本当、あまり無茶しないでくださいね?まだスタントは残っているんですから。」
志野さんが呆れたように言った
この後、カルト集団の拠点へ『華月』と『咲夜』がバイクで乗り込み、『華月』が片手で運転しながら銃を発砲、『咲夜』は『華月』の後ろで立ち上がり2丁拳銃でカルト集団を殲滅していくシーンを撮影
その後、数コマ毎に連邦警察との殺陣を撮り、引きの映像ではスタントマン相手に殺陣をして撮影が終了した
そしてその時に気づいたのだ
「あれ?ナンシーさんは??今日見かけてないね?」
僕の言葉に、日本語が分かる通訳さんと日本人スタッフ、監督や共演者達の動きが止まった
「そう言えば……予定が押したからジャック達のシーンは明日撮ることになったけど……何時からいない?」
響さんも首をかしげる
「私もミテナイネェ??」
ジャックさんも首をかしげる
「誰も見てないの?え??そもそも今日来てるの?」
僕の言葉に、通訳さんがカナダのスタッフさんに何か言って、カナダのスタッフさんが驚いた顔をして走ってスタジオを出ていった
「彼方、よく気づいたな?」
監督にそう聞かれたけど、それにはちゃんと理由があるんだよねぇ…
「いや、いつも朝来たらまず早口な英語で捲し立てられていたんで…昨日の今日だったし、僕が響さんとずっと一緒に居たから来ないのかと思ってたんですけど……」
「あー…なるほどな?」
僕達が話していると、カナダのスタッフさんが監督を呼びに来た
2人は深刻な顔で何か話している
「ナンシー」って単語が聞き取れるから、きっと彼女の事を話しているんだろうけど、内容がさっぱり分からない
誰か教えてくれないかな…と思っていると、響さんに手を引かれスタジオの端に連れてこられた
「響さん…?」
「ナンシーだけど……スタッフが電話したら、州警察が出たらしい」
「警察が…?」
「詳しいことは、まだ分かってないらしいんだけど…今から製作会社の社長が話を聞きにいくらしい。俺達はそれを待つしかない。」
「安否もわからないってこと…?」
響さんは頷く
そんな……僕にとっては怖い人だけど、何か事件に巻き込まれたのならやっぱり心配だよ…
でも今僕達にできる事は何もないって分かってる
「俺達は帰ろう」
その言葉に頷いて、僕達はスタジオを後にした
「おはようございます」
「おはようございまーす」
「オハヨゴザーマス」
「オハヨーゴザマス」
この現場では、挨拶は日本語で統一されている
カナダのスタッフさんも、慣れない日本語で挨拶してくれる
続々と集まってくるメンバー
しっかりと柔軟体操をする僕と響さんに、カナダのスタッフさん達は首を傾げていた
今日はアクションシーンを撮る
医療班も待機してくれる
バイクのアクションもあるので消防や救急車も外で待機している
スタッフさんは安全にスタントが行えるようにしっかり準備をしていた
「おはー!!」
ジャックさんが元気よく駆けてくる
「おはよう」
「おはようございます、ジャックさん」
ストレッチしながら返事をすると、ジャックさんは不思議そうな顔をする
「ナンデ、ストレッチ?」
「今日はアクションシーンだろ」
「うん?」
「スタントマンは、自分でできないアクションじゃなければ使わない」
「…スタントハキケンだから、スタントマンイルヨ?」
「バイクに乗って飛ぶのと、殺陣だろ?」
「ソソ」
「なら自分達でできる」
「What's????」
「日本では、自分でしてた」
「ハァーーーーーー!?」
ジャックさんの叫びがスタジオに響き渡った
暫くして、今日使うバイクを確認し、響さんに運転してもらいながら後ろ座席で立ちあがる
「も少しスピード欲しい」
「わかった」
スピードやジャンプのタイミング、立ち上がるタイミングを一つ一つ確認しているのを、カナダのスタッフさんは、驚きの表情で見ていた
次は殺陣の確認
連邦警察役の人との殺陣なので、皆で確認する
既に何度も練習はしたけど、それは殺陣の先生相手だから、役者同士でするのは初めてだ
『痛ってーー!!』
『あ、すまん。もっと早めに動いてくれ』
『はー?!これ以上とか無理だろ!』
響さんとジャックさんがわちゃわちゃしている
『いや、できるぞ?彼方!!』
呼ばれて響さんの所に行けば、「ジャックにお手本を見せたい」との事
響さんと組手はしたことがないけど、先生相手にやっているのは見ているので、大丈夫だろう
「ヨーイ、スタート!」
僕から右ストレートを繰り出し、瞬時に跳ね返され、同時に左足を軸に右足で蹴りを入れるが横に飛ばれすぐ足を捕まえられる。が、今度はそれを軸に後ろ回りして逆の足で蹴る。
が、それも防がれて、響さんから左フックが飛んでくるので避けて……とやっていたら、いつの間にか野次馬だらけになっていた
「…キミタチ、スタントマン?」
ジト目でジャックさんが僕達を見てくる
「何を言ってるんだ。前回の映画のアクションも、スタントマン使ってないからな?」
「そうそう、僕達は殺陣の相手役をしてもらったくらいかな?」
そう言うと、周りがざわつき出す
英語で何を言っているか理解できないけど、ありえねーって言ってる言葉は聞き取れた
「おはよーさん、準備はできてっかー?」
監督がやって来て、スタッフさんは持ち場に戻っていく
「監督、おはようございます。今日のアクションですけど、殺陣の引きの撮影時はスタントマンを使った方が良いかもしれません」
響さんの言葉に、一緒にいたジャックさんの顎下が少し赤くなっていることに気づいたのだろう、監督が苦笑いする
「その方が良さそうだな。響と彼方はスタントマンと動きを合わせてくれ。」
「はい」「わかりました」と返事をし早速スタントマンと動きを合わせた
約3mの高さに作られた台から1m下にある台へ飛び移る
間は4m程あるので、念のためフルスロットルで助走をしっかりつける
助走用の道は5m用意されているけど、バイクの長さを考えると実際走れるのは4m強
少し角度がつけてある
「カメラ回してっから、自分達のタイミングで飛べ!気を付けろよ!」
監督が下から叫んでいる
「彼方、準備はいい?」
もう一度響さんの腰をグッと抱き締める
「いつでもいいよ」
足を踏ん張り、僕も響さんも前に滑らないようにする
奥歯を噛みしめ、舌を噛まないようにし、衝撃にも耐えられるよう備える
ブルンーーーブルンーーー
アクセルを吹かし「行くぞ」と囁いた響さんの声に続いて、バイクが急発進、加速した
グッとバイクが上向きに引き上がる
飛び移る時、真っ直ぐ走って行けば4m飛び越える前に地面に落下する
バイクに2人で乗るとすると、バイクの種類にもよるが、最低でも時速70km必要で、飛び出す時タイミング良く、上向きにバイクを引っ張り上げなければならない
そのタイミングを間違えば大事故になる
響さんは絶妙なタイミングで飛んだ
スローモーションのように見えたが、一瞬の内に4m先へ衝撃を伴って着地し、バランスを崩さないようゆっくりブレーキをかけ停車した
バイクから降りて、すぐ志野さんが響さんの腕にコールドスプレーをかける
僕もそれを手伝いながら、頼さんが持ってきてくれた椅子に腰かけた
パチ……パチパチパチーーーー
周囲から次々と拍手の音が響いてきた
『す…すげーーー!!!』
『もうあんなのプロだろ!!』
皆が駆け寄ってきて、声をあげている
消防の人や救急隊員も拍手してくれていた
「お前達……マジですげぇなぁ…」
ホッとしたような、呆れたような顔で監督が来た
「上手く撮れました?流石に2回目は腕が死にます」
響さんがそう言って笑うと、監督が響さんの頭をグリグリ撫でる
「2回目なんてねぇーよ!完璧だよ!完璧すぎ!スタントマンでも難しいのに、本当によくやった!」
日本の俳優達も集まってきた
「ヤバイよ2人とも~!!」
「前作の比じゃないですよ!」
佐藤さんや渡辺さんが興奮しきっている
「ありがとうございます、けど上手くいったのは響さんのテクニックと度胸があったからですよ。僕はただ後ろに乗ってただけなんで。」
「何言ってるんだ?彼方じゃなきゃ、今頃あの高さから落ちてるぞ?」
響さんにそう言われキョトンとする
「後ろの奴が少しでも運転手とズレたり、体重移動をしたり、踏ん張りが足りなかったり、立ち上がるタイミングがズレれば、車体を上げる時に必要な分上がらない。1つでもミスすれば、バイクが揺れて着地に失敗する。
後ろの奴には車体を掴む事ができないから、体が浮きやすく吹っ飛ばされる。
全てクリアして初めて向こうまで飛べて、安全に着地し止まれたんだよ。」
そう説明されて、今更ながら驚いた
「え?カナくん…そういう事何も知らずにやってのけたの?」
渡辺さんが若干引き気味に聞いてくる
「そ…うですね……響さんに任せて、合わせておけば大丈夫だと思ってたんで…」
「やばぁ……この子マジでヤバイよ!!それで完璧に合わせられるって何!?
ってか叶さんも、めっちゃ危険なスタントを成功させちゃうのもヤバイ!!
このカップル怖い!!」
渡辺さんが壊れた
「本当、あまり無茶しないでくださいね?まだスタントは残っているんですから。」
志野さんが呆れたように言った
この後、カルト集団の拠点へ『華月』と『咲夜』がバイクで乗り込み、『華月』が片手で運転しながら銃を発砲、『咲夜』は『華月』の後ろで立ち上がり2丁拳銃でカルト集団を殲滅していくシーンを撮影
その後、数コマ毎に連邦警察との殺陣を撮り、引きの映像ではスタントマン相手に殺陣をして撮影が終了した
そしてその時に気づいたのだ
「あれ?ナンシーさんは??今日見かけてないね?」
僕の言葉に、日本語が分かる通訳さんと日本人スタッフ、監督や共演者達の動きが止まった
「そう言えば……予定が押したからジャック達のシーンは明日撮ることになったけど……何時からいない?」
響さんも首をかしげる
「私もミテナイネェ??」
ジャックさんも首をかしげる
「誰も見てないの?え??そもそも今日来てるの?」
僕の言葉に、通訳さんがカナダのスタッフさんに何か言って、カナダのスタッフさんが驚いた顔をして走ってスタジオを出ていった
「彼方、よく気づいたな?」
監督にそう聞かれたけど、それにはちゃんと理由があるんだよねぇ…
「いや、いつも朝来たらまず早口な英語で捲し立てられていたんで…昨日の今日だったし、僕が響さんとずっと一緒に居たから来ないのかと思ってたんですけど……」
「あー…なるほどな?」
僕達が話していると、カナダのスタッフさんが監督を呼びに来た
2人は深刻な顔で何か話している
「ナンシー」って単語が聞き取れるから、きっと彼女の事を話しているんだろうけど、内容がさっぱり分からない
誰か教えてくれないかな…と思っていると、響さんに手を引かれスタジオの端に連れてこられた
「響さん…?」
「ナンシーだけど……スタッフが電話したら、州警察が出たらしい」
「警察が…?」
「詳しいことは、まだ分かってないらしいんだけど…今から製作会社の社長が話を聞きにいくらしい。俺達はそれを待つしかない。」
「安否もわからないってこと…?」
響さんは頷く
そんな……僕にとっては怖い人だけど、何か事件に巻き込まれたのならやっぱり心配だよ…
でも今僕達にできる事は何もないって分かってる
「俺達は帰ろう」
その言葉に頷いて、僕達はスタジオを後にした
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