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第4章:異界文書
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「ただいまー!」
宿舎の中に声をかけると、階段からアイリスが下りてきた。
「お帰りなさい。随分と――おや? そちらはどなたですか?」
お爺ちゃんが片手を挙げてアイリスに告げる。
「ラーズだ。ヴィルマの祖父に当たる。今夜一晩泊まるんでよろしくな、嬢ちゃん」
アイリスは戸惑うように頷いた。
「はぁ、アイリス・ノクチルカと申します。
ヴィルマさんのお爺様が、何故ここに?」
私は笑顔でアイリスに告げる。
「細かいことは言いっこなし!
――ねぇお爺ちゃん、今日は図書館で宴会をしたけど、ご飯食べる?」
「あー? 晩飯なんぞ軽く食えば充分だろが。
それに飯の用意も、お前がやる訳じゃねーんだろう?
アイリスにやらせるつもりなら止めておけ。こんな時間に働かせんな」
あ、それもそうか。
「じゃあお風呂、先に入る? 後に入る?」
お爺ちゃんが呆れたようにジト目で見てきた。
「お前なぁ……年頃の娘が、風呂に男を簡単に入れんな。
俺は魔導でなんとかすっから、気にする必要はねーよ」
アイリスがきょとんとしてお爺ちゃんを見た。
「魔導を……お使いになるんですか?」
お爺ちゃんはウィンクで応える。
「ま、簡単な魔力制御だけだがな」
私は階段を上りながらお爺ちゃんに声をかける。
「ほら、お爺ちゃん! こっちだよ!」
「やれやれ……十六にもなってはしゃぎやがって。
――それじゃあ邪魔するぜ」
私の後ろから、ゆっくりとお爺ちゃんが階段を上ってきた。
****
部屋に案内すると、お爺ちゃんは少し驚いてるようだった。
「なんでぇ、随分と広ぇじゃねぇか」
私はにっこりと微笑んで応える。
「でしょー! 私も最初驚いちゃった!」
ケープを脱いでマギーをベッドに置き、寝間着に着替えようとすると、お爺ちゃんのストップが入った。
「馬鹿野郎、年頃の娘が実の祖父だろうと、男の前で着替えんじゃねぇ!」
あ、ついうっかり。
気が付くとお爺ちゃんは、ドアを開けて部屋の外に出て行ってしまった。
慌てて着替えてマギーを背負うと、ドアを開けてお爺ちゃんに声をかける。
「着替えたよ!」
「おぅ」
部屋に戻ったお爺ちゃんが、暖炉に向かって指を鳴らす――ボッという音がして暖炉に火が入り、瞬く間に部屋が暖かい空気に包まれた。
「――なにこれ?! なんで暖炉に火を入れた直後から、部屋が暖かいの?!」
お爺ちゃんがニヤリと微笑んで応える。
「見てたなら分かるんじゃねーのか? さっきそう言ってたじゃねーか」
いつもはそうなんだけど、火をつけるとこから先が余りに流麗な魔力制御で、何をしてるのか把握できなかった。
こんな経験、初めてだ……ヴォルフガングさんを見てても、こんなことなかったのに。
「もしかしてお爺ちゃん、ものすっごい魔導の達人?」
「さぁな。お前に教えてこれなかった技がたくさんあるのは確かだが」
お爺ちゃんは暖炉に新しい薪をくべると、ダイニングの椅子にドカッと腰を下ろした。
「ふぅ。お前もこっち来て座れ。今のうちに伝えておくことがある」
なにかな? さっき言い忘れたこと?
大人しくダイニングテーブルに着くと、お爺ちゃんが口を開く。
「まずその『異界文書』だが、正体は魔導書じゃねぇ。
異界の高位知性体――神だと言われている」
「神様?! マギーって神様なの?!」
お爺ちゃんがフッと笑った。
「そう伝えられてるってだけで、真実はわからねーけどな。
今は魔導書の姿に封印されてるだけだ。
その封印が解けないよう、気を付けておけ」
私はおずおずと頷いた。
「うん、わかった……でも、封印って何?」
「それもわからねぇ。だがお前の直感が危ないときに知らせるはずだ」
「わかった……ねぇお爺ちゃん、どうしてそんなことを知ってるの?」
お爺ちゃんが私を見てニヤリと笑った。
「んなもん決まってる、親父から教えられたんだよ。
そうやって親から子に、エテルナ王家の秘伝が伝わっていった。
お前だけが例外だが、もう俺は忘れちまってもいいと思ってる。
俺たちは平民――そのまま忘れられていけばいいってな」
「じゃあ、マギーはどうなるの? 放置してても良いの?」
「魔力を捧げる王女が居なければ、いつかは朽ちて滅びる。
それでいいだろう、こんな危なっかしい魔導書は」
背中から抗議の声が上がる。
『ちょっとまってくれよ! 壊れてもいいとか、酷くないか?!』
「うるせぇ、あんな大雪降らせやがって。
いくら霊脈と相性が悪いからってやり過ぎだ、馬鹿野郎!」
私は驚いてお爺ちゃんを見つめた。
「なんで……あれがマギーの仕業だって知ってるの?」
「雪を見りゃあ、だいたいわかる。
この世の物とも思えない魔力の残滓なんぞ、『異界文書』以外にあるかよ」
私にすら、あの雪からは魔力の残滓を感じ取れなかったのに……。
どうやらお爺ちゃんは、魔導で私よりずっと高みに居る人みたいだ。
お父さんもきっと、同じくらい優れた人だったんだろう。
「アハハ、最近の私はちょっと自惚れてたけど、やっぱり上には上が居るんだね」
「あったりめーだ馬鹿、俺より優れた魔導士だって、この世には居るはずだからな」
そうかなぁ? こんなに魔力制御で優れた人、もう居ない気がする。
お爺ちゃんが椅子から立ち上がって告げる。
「話すことは以上だ。じゃあ俺は床で寝るが、気にすんなよ」
そういうとお爺ちゃんは、リビングの床にごろりと寝転がって目をつぶった。
――よく見ると、お爺ちゃんの周りに魔力で温かい空気がまとわりついてる!
空調制御術式?! でも、術式じゃない。同じ効果を、魔力制御だけで?!
私は魔力制御の深奥を見つめながら「おやすみ、お爺ちゃん」と告げて、マギーと一緒にベッドに入った。
****
アイリスが朝の支度をするため一階に降りていくと、耳に物音が届いた。
誰か居る? まさか、ヴィルマさんが?
そんな有り得ない推測をしながら、台所に向かっていく――そこには、料理をするヴィルヘルミーナの祖父、ラーズの姿。
ラーズがアイリスに振り向き、ニカッと微笑んで告げる。
「おぅ、嬢ちゃんは朝が早いな。感心感心」
アイリスは台所に近づきながら、おずおずと告げる。
「あの……何をなさってるんですか?」
「見りゃわかんだろ。飯を作ってんだよ。
急に押しかけて『俺の分の飯まで作れ』なんぞ、言ってられねーからな。
自分の分は自分で作る、ついでにヴィルマや嬢ちゃんの分も作る。それだけだ」
手際よく根菜を切り刻む手並みに、アイリスは惚れ惚れとしていた。
正確無比に刃を入れ、動きに一切の無駄なく鍋に根菜が流れ込んでいく。
そのまま鍋が火にかけられ、スープに味付けがされ、ソーセージが入れられ――まるで全てが『あるべき姿』に向かって進んでいるかのような、完璧な調和。
料理慣れしているアイリスでも、ここまで流れるように作業はできない。
「あなたは、料理人なんですか?」
ラーズがカカカと笑って応える。
「俺ぁ農夫だ。昔も、今もな」
オーブンから黒パンが焼ける香ばしい匂いが香りたち、テーブルの上には切り刻まれたチーズが皿に乗っている。
新たにベーコンを炒め始め、見る間にそれがこんがりときつね色に焼き上がっていく。
ラーズの手並みに、アイリスはただ目を奪われていた。
「嬢ちゃん、悪いがそろそろヴィルマを起こして来てくれ。
あいつぁ寝坊助だからな。放っておくと飯が冷めちまう」
ハッとしたアイリスが、慌てて返事をする。
「――はい、わかりました」
パタパタと廊下を走り、小気味よく階段を上りながら、アイリスは不思議な胸の高鳴りを覚えていた。
これは……ヴォルフガング様を見ている時の気持ちに近い?
まさか私、枯れ専なの?!
自分の嗜好に混乱するアイリスは、それでも見た目上は冷静沈着に努め、ヴィルヘルミーナを起こすために彼女の部屋に入っていった。
宿舎の中に声をかけると、階段からアイリスが下りてきた。
「お帰りなさい。随分と――おや? そちらはどなたですか?」
お爺ちゃんが片手を挙げてアイリスに告げる。
「ラーズだ。ヴィルマの祖父に当たる。今夜一晩泊まるんでよろしくな、嬢ちゃん」
アイリスは戸惑うように頷いた。
「はぁ、アイリス・ノクチルカと申します。
ヴィルマさんのお爺様が、何故ここに?」
私は笑顔でアイリスに告げる。
「細かいことは言いっこなし!
――ねぇお爺ちゃん、今日は図書館で宴会をしたけど、ご飯食べる?」
「あー? 晩飯なんぞ軽く食えば充分だろが。
それに飯の用意も、お前がやる訳じゃねーんだろう?
アイリスにやらせるつもりなら止めておけ。こんな時間に働かせんな」
あ、それもそうか。
「じゃあお風呂、先に入る? 後に入る?」
お爺ちゃんが呆れたようにジト目で見てきた。
「お前なぁ……年頃の娘が、風呂に男を簡単に入れんな。
俺は魔導でなんとかすっから、気にする必要はねーよ」
アイリスがきょとんとしてお爺ちゃんを見た。
「魔導を……お使いになるんですか?」
お爺ちゃんはウィンクで応える。
「ま、簡単な魔力制御だけだがな」
私は階段を上りながらお爺ちゃんに声をかける。
「ほら、お爺ちゃん! こっちだよ!」
「やれやれ……十六にもなってはしゃぎやがって。
――それじゃあ邪魔するぜ」
私の後ろから、ゆっくりとお爺ちゃんが階段を上ってきた。
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部屋に案内すると、お爺ちゃんは少し驚いてるようだった。
「なんでぇ、随分と広ぇじゃねぇか」
私はにっこりと微笑んで応える。
「でしょー! 私も最初驚いちゃった!」
ケープを脱いでマギーをベッドに置き、寝間着に着替えようとすると、お爺ちゃんのストップが入った。
「馬鹿野郎、年頃の娘が実の祖父だろうと、男の前で着替えんじゃねぇ!」
あ、ついうっかり。
気が付くとお爺ちゃんは、ドアを開けて部屋の外に出て行ってしまった。
慌てて着替えてマギーを背負うと、ドアを開けてお爺ちゃんに声をかける。
「着替えたよ!」
「おぅ」
部屋に戻ったお爺ちゃんが、暖炉に向かって指を鳴らす――ボッという音がして暖炉に火が入り、瞬く間に部屋が暖かい空気に包まれた。
「――なにこれ?! なんで暖炉に火を入れた直後から、部屋が暖かいの?!」
お爺ちゃんがニヤリと微笑んで応える。
「見てたなら分かるんじゃねーのか? さっきそう言ってたじゃねーか」
いつもはそうなんだけど、火をつけるとこから先が余りに流麗な魔力制御で、何をしてるのか把握できなかった。
こんな経験、初めてだ……ヴォルフガングさんを見てても、こんなことなかったのに。
「もしかしてお爺ちゃん、ものすっごい魔導の達人?」
「さぁな。お前に教えてこれなかった技がたくさんあるのは確かだが」
お爺ちゃんは暖炉に新しい薪をくべると、ダイニングの椅子にドカッと腰を下ろした。
「ふぅ。お前もこっち来て座れ。今のうちに伝えておくことがある」
なにかな? さっき言い忘れたこと?
大人しくダイニングテーブルに着くと、お爺ちゃんが口を開く。
「まずその『異界文書』だが、正体は魔導書じゃねぇ。
異界の高位知性体――神だと言われている」
「神様?! マギーって神様なの?!」
お爺ちゃんがフッと笑った。
「そう伝えられてるってだけで、真実はわからねーけどな。
今は魔導書の姿に封印されてるだけだ。
その封印が解けないよう、気を付けておけ」
私はおずおずと頷いた。
「うん、わかった……でも、封印って何?」
「それもわからねぇ。だがお前の直感が危ないときに知らせるはずだ」
「わかった……ねぇお爺ちゃん、どうしてそんなことを知ってるの?」
お爺ちゃんが私を見てニヤリと笑った。
「んなもん決まってる、親父から教えられたんだよ。
そうやって親から子に、エテルナ王家の秘伝が伝わっていった。
お前だけが例外だが、もう俺は忘れちまってもいいと思ってる。
俺たちは平民――そのまま忘れられていけばいいってな」
「じゃあ、マギーはどうなるの? 放置してても良いの?」
「魔力を捧げる王女が居なければ、いつかは朽ちて滅びる。
それでいいだろう、こんな危なっかしい魔導書は」
背中から抗議の声が上がる。
『ちょっとまってくれよ! 壊れてもいいとか、酷くないか?!』
「うるせぇ、あんな大雪降らせやがって。
いくら霊脈と相性が悪いからってやり過ぎだ、馬鹿野郎!」
私は驚いてお爺ちゃんを見つめた。
「なんで……あれがマギーの仕業だって知ってるの?」
「雪を見りゃあ、だいたいわかる。
この世の物とも思えない魔力の残滓なんぞ、『異界文書』以外にあるかよ」
私にすら、あの雪からは魔力の残滓を感じ取れなかったのに……。
どうやらお爺ちゃんは、魔導で私よりずっと高みに居る人みたいだ。
お父さんもきっと、同じくらい優れた人だったんだろう。
「アハハ、最近の私はちょっと自惚れてたけど、やっぱり上には上が居るんだね」
「あったりめーだ馬鹿、俺より優れた魔導士だって、この世には居るはずだからな」
そうかなぁ? こんなに魔力制御で優れた人、もう居ない気がする。
お爺ちゃんが椅子から立ち上がって告げる。
「話すことは以上だ。じゃあ俺は床で寝るが、気にすんなよ」
そういうとお爺ちゃんは、リビングの床にごろりと寝転がって目をつぶった。
――よく見ると、お爺ちゃんの周りに魔力で温かい空気がまとわりついてる!
空調制御術式?! でも、術式じゃない。同じ効果を、魔力制御だけで?!
私は魔力制御の深奥を見つめながら「おやすみ、お爺ちゃん」と告げて、マギーと一緒にベッドに入った。
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アイリスが朝の支度をするため一階に降りていくと、耳に物音が届いた。
誰か居る? まさか、ヴィルマさんが?
そんな有り得ない推測をしながら、台所に向かっていく――そこには、料理をするヴィルヘルミーナの祖父、ラーズの姿。
ラーズがアイリスに振り向き、ニカッと微笑んで告げる。
「おぅ、嬢ちゃんは朝が早いな。感心感心」
アイリスは台所に近づきながら、おずおずと告げる。
「あの……何をなさってるんですか?」
「見りゃわかんだろ。飯を作ってんだよ。
急に押しかけて『俺の分の飯まで作れ』なんぞ、言ってられねーからな。
自分の分は自分で作る、ついでにヴィルマや嬢ちゃんの分も作る。それだけだ」
手際よく根菜を切り刻む手並みに、アイリスは惚れ惚れとしていた。
正確無比に刃を入れ、動きに一切の無駄なく鍋に根菜が流れ込んでいく。
そのまま鍋が火にかけられ、スープに味付けがされ、ソーセージが入れられ――まるで全てが『あるべき姿』に向かって進んでいるかのような、完璧な調和。
料理慣れしているアイリスでも、ここまで流れるように作業はできない。
「あなたは、料理人なんですか?」
ラーズがカカカと笑って応える。
「俺ぁ農夫だ。昔も、今もな」
オーブンから黒パンが焼ける香ばしい匂いが香りたち、テーブルの上には切り刻まれたチーズが皿に乗っている。
新たにベーコンを炒め始め、見る間にそれがこんがりときつね色に焼き上がっていく。
ラーズの手並みに、アイリスはただ目を奪われていた。
「嬢ちゃん、悪いがそろそろヴィルマを起こして来てくれ。
あいつぁ寝坊助だからな。放っておくと飯が冷めちまう」
ハッとしたアイリスが、慌てて返事をする。
「――はい、わかりました」
パタパタと廊下を走り、小気味よく階段を上りながら、アイリスは不思議な胸の高鳴りを覚えていた。
これは……ヴォルフガング様を見ている時の気持ちに近い?
まさか私、枯れ専なの?!
自分の嗜好に混乱するアイリスは、それでも見た目上は冷静沈着に努め、ヴィルヘルミーナを起こすために彼女の部屋に入っていった。
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