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第6章:司書ですが、何か?
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「フランツ……さん」
目が覚めるような、夏の青空のような青いスーツ。
シルクのシャツにフォグブルーのベスト、それに深い紺色のネクタイを合わせている。
腕には銀のブレスレットを付け、白い手袋で上品にまとめていた。
栗皮色の柔らかい髪の毛は丁寧に撫で付けられ、すっかり貴族令息らしいフォーマルな装いだ。
いつもと違う装いのフランツさんが、いつものように爽やかに微笑んだ。
「ローレンツ男爵家、フランツと申します。よろしければ一曲、お相手願えますか」
周囲から嘲笑が湧いた――男爵令息程度が手を出して良い女性ではない。そんな笑いが。
フランツさんがスッと差し出した手を、私の手が勝手に取った。
「……喜んで、フランツさん」
周囲が驚く中、私たちはホール中央に移動した。
楽団の演奏がゆったりとしたワルツに切り替わり、私たちはステップを刻み始める。
「……来てるなんて思わなかった」
「来るつもりもなかったんだが、呼ばれたんだ」
笑顔でワルツを踊りながら、フランツさんが告げた。
私はこの二週間で覚えたステップをなんとか刻み、自分の心が落ち着いて行くのを感じた。
さっきまで相手をしていた貴族令息たちと、明らかに違う。
ただ傍に居るだけで、心が安らかになっていく。
彼らとフランツさん、何が違うのだろう。
――ふと見ると、フランツさんが私の指にはまる指輪を見つめていた。
「つけてくれてたのか」
「だって、なんとなく心細くて」
このペアリングを付けていると、まるで傍にフランツさんが居るような、そんな気がした。
そんな安心感が欲しくて――なんで欲しかったのだろう?
フランツさんが微笑みながら告げる。
「さっきの様子、遠くから見ていたよ。
まるで王女様のような所作だったね」
「王女ですよ、一応。
平民出身の司書ですが、王女には変わりありません」
「でもやっぱり、ヴィルマらしくないな。
ヴィルマはもっと、元気一杯じゃないと」
「うるさいな! 元気だけが取り柄で悪かったですね!」
「ハハハ! そうそう、それくらいがヴィルマらしい」
私たちが笑いあいながらくるくるとワルツを踊るのを、周囲の来客たちは驚いた様子で眺めていた。
****
一曲踊り終わると、フランツさんはお辞儀をして私の前から去ろうとした――そのジャケットの裾を、私の手が捕まえていた。
「……行かないで」
驚いた様子のフランツさんが、私に告げる。
「だが、お前はまだお見合いが続くだろう?
この場は男爵令息ごときが居ていい場所じゃない」
「それでも――行かないで」
私はフランツさんの目を見て呟いていた。
自分がなんでこんな言葉を発してるのか、自分がわからない。
それでも、言わずに居られなかった。
「……じゃあ、どうしたらいい?」
「傍に居てよ。図書館みたいに、カウンターに並んでる時みたいにさ。
ただ静かに隣に居てくれれば、それでいいよ」
フランツさんがいつもの笑顔で頷いてくれた。
「ああ、わかった。傍に居ればいいんだな」
それから夜会の間、フランツさんは私の傍にずっといてくれた。
私は穏やかな心のまま、その夜を過ごしていった。
****
夜会の翌日、私たちは新居に移っていった。
魔導学院並の敷地を誇る家に、私たちは圧倒されてしまった。
王様が言うには『選定候補の中で一番狭い家』だそうだ。どんだけ大きな家を用意しようとしてたんだ?
大きなお屋敷には使用人や従者も多く雇われた。
それでも、お爺ちゃんがもらう俸禄で充分賄えるんだとか。どれだけの高給取りなんだろう。
お爺ちゃんはあのあと、『異界文書』の秘密も少しだけ話してくれた。
エテルナ王国の国宝『異界文書』は、異界に通じる門になるのだとか。
中身の事は教えてくれなかったけど、きっとお爺ちゃんは何が書いてあるのかも知っているのだろう。
新しい家でも、毎朝毎晩、お爺ちゃんとアイリスは仲睦まじく料理をしている。
お爺ちゃんは夜会の前に、アイリスの両親に挨拶しに行っていたらしい。
『娘をもらう』とお爺ちゃんは伝えたらしいけど、アイリスの両親はとんでもなく驚いてたそうだ。
アイリスが本気だとわかると、アイリスの両親も二人を祝福してくれたらしい。
王族と認められる前に挨拶に行くところが、お爺ちゃんらしいと思う。
いつかは二人に子供ができるのだろうか――それはまだ、考えないようにしておこう。
一か月の夏季休暇が終わり、魔導学院の新学期が始まった。
邸宅から馬車で出勤し、八時に図書館に到着する。
空調術式を調整し、最後の書架へ向かう。
とうとう蔵書の全てを読破した私は、感無量で息をついた。
これでどんな本をリクエストされても、私なら応じることが出来る。
九時に近づくにつれてみんながやってくる。
今では早朝蔵書点検も、毎日はやっていない。
みんなも大まかに所定位置を覚えたので、日々の業務で精度を上げているようだ。
ディララさんが始業前のミーティングで告げる。
「それじゃあ今日も、しっかりね!」
みんなの元気な声が応じて、持ち場へ散っていった。
カウンターの中でフランツさんと並びながら、私は頭の中の本を読む。
恋愛譚をいくら読んでも、今の私の気持ちを説明してくれない。
これは恋心なのだろうか? それとも、友情?
ときめきとかは感じない。
だけど、傍に居て欲しいとは感じる。
答えが出なくて、もやもやとしていた。
「――実はさ」
フランツさんの声に、振り向いて顔を見る。
穏やかな微笑みを浮かべながら、フランツさんが私に告げる。
「実は、ヴォルフガング様から『養子に来ないか』という話を頂いてるんだ」
私は小首をかしげて、フランツさんの顔を見つめた。
「それって、どういうこと?」
「私がエーヴェンシュヴァルツ伯爵家の嫡男になる、ということだよ。
伯爵なら、王女とも付き合える」
「――それ、ほんと?!」
思わず私の口から声が漏れていた。
フランツさんがゆっくり頷く。
「小さいけれど領地を持つ、立派な領主だ。
領主の仕事を勉強し直さないといけないけど、この話を受けようと思う」
「じゃあ、またデートに誘ってくれるの?」
「養子になったら、誘えるはずだよ」
私はにんまりと微笑んで告げる。
「じゃあ伯爵令息のデートプラン、楽しみにしてるね?」
「え~?! いきなりプレッシャーがエグいなぁ! そこはもうちょっと手心を加えないか?!」
「だーめーでーすー! きっちり王女を楽しませてください!」
今も私たちの指には魔法銀のペアリングが輝いている。
今はまだ、それだけで充分だ。
私たちは司書。身分がどうなろうと、それだけは変わらない。
いつか司書を続けられなくなる日が来ても、私は本を読み続ける。
そして自分だけの図書館を作って、司書になってやる!
学院の男子生徒がカウンターにやって来て、私に告げる。
「召喚魔術の論文を書くのに本を探しているんです」
私は営業スマイルで応える。
「どんな本ですか?」
「えーと――って、あなたはヴィルヘルミーナ王女?! なんでここに?!」
私はニッコリと微笑んで、男子生徒に告げる。
「司書ですが、何か?」
目が覚めるような、夏の青空のような青いスーツ。
シルクのシャツにフォグブルーのベスト、それに深い紺色のネクタイを合わせている。
腕には銀のブレスレットを付け、白い手袋で上品にまとめていた。
栗皮色の柔らかい髪の毛は丁寧に撫で付けられ、すっかり貴族令息らしいフォーマルな装いだ。
いつもと違う装いのフランツさんが、いつものように爽やかに微笑んだ。
「ローレンツ男爵家、フランツと申します。よろしければ一曲、お相手願えますか」
周囲から嘲笑が湧いた――男爵令息程度が手を出して良い女性ではない。そんな笑いが。
フランツさんがスッと差し出した手を、私の手が勝手に取った。
「……喜んで、フランツさん」
周囲が驚く中、私たちはホール中央に移動した。
楽団の演奏がゆったりとしたワルツに切り替わり、私たちはステップを刻み始める。
「……来てるなんて思わなかった」
「来るつもりもなかったんだが、呼ばれたんだ」
笑顔でワルツを踊りながら、フランツさんが告げた。
私はこの二週間で覚えたステップをなんとか刻み、自分の心が落ち着いて行くのを感じた。
さっきまで相手をしていた貴族令息たちと、明らかに違う。
ただ傍に居るだけで、心が安らかになっていく。
彼らとフランツさん、何が違うのだろう。
――ふと見ると、フランツさんが私の指にはまる指輪を見つめていた。
「つけてくれてたのか」
「だって、なんとなく心細くて」
このペアリングを付けていると、まるで傍にフランツさんが居るような、そんな気がした。
そんな安心感が欲しくて――なんで欲しかったのだろう?
フランツさんが微笑みながら告げる。
「さっきの様子、遠くから見ていたよ。
まるで王女様のような所作だったね」
「王女ですよ、一応。
平民出身の司書ですが、王女には変わりありません」
「でもやっぱり、ヴィルマらしくないな。
ヴィルマはもっと、元気一杯じゃないと」
「うるさいな! 元気だけが取り柄で悪かったですね!」
「ハハハ! そうそう、それくらいがヴィルマらしい」
私たちが笑いあいながらくるくるとワルツを踊るのを、周囲の来客たちは驚いた様子で眺めていた。
****
一曲踊り終わると、フランツさんはお辞儀をして私の前から去ろうとした――そのジャケットの裾を、私の手が捕まえていた。
「……行かないで」
驚いた様子のフランツさんが、私に告げる。
「だが、お前はまだお見合いが続くだろう?
この場は男爵令息ごときが居ていい場所じゃない」
「それでも――行かないで」
私はフランツさんの目を見て呟いていた。
自分がなんでこんな言葉を発してるのか、自分がわからない。
それでも、言わずに居られなかった。
「……じゃあ、どうしたらいい?」
「傍に居てよ。図書館みたいに、カウンターに並んでる時みたいにさ。
ただ静かに隣に居てくれれば、それでいいよ」
フランツさんがいつもの笑顔で頷いてくれた。
「ああ、わかった。傍に居ればいいんだな」
それから夜会の間、フランツさんは私の傍にずっといてくれた。
私は穏やかな心のまま、その夜を過ごしていった。
****
夜会の翌日、私たちは新居に移っていった。
魔導学院並の敷地を誇る家に、私たちは圧倒されてしまった。
王様が言うには『選定候補の中で一番狭い家』だそうだ。どんだけ大きな家を用意しようとしてたんだ?
大きなお屋敷には使用人や従者も多く雇われた。
それでも、お爺ちゃんがもらう俸禄で充分賄えるんだとか。どれだけの高給取りなんだろう。
お爺ちゃんはあのあと、『異界文書』の秘密も少しだけ話してくれた。
エテルナ王国の国宝『異界文書』は、異界に通じる門になるのだとか。
中身の事は教えてくれなかったけど、きっとお爺ちゃんは何が書いてあるのかも知っているのだろう。
新しい家でも、毎朝毎晩、お爺ちゃんとアイリスは仲睦まじく料理をしている。
お爺ちゃんは夜会の前に、アイリスの両親に挨拶しに行っていたらしい。
『娘をもらう』とお爺ちゃんは伝えたらしいけど、アイリスの両親はとんでもなく驚いてたそうだ。
アイリスが本気だとわかると、アイリスの両親も二人を祝福してくれたらしい。
王族と認められる前に挨拶に行くところが、お爺ちゃんらしいと思う。
いつかは二人に子供ができるのだろうか――それはまだ、考えないようにしておこう。
一か月の夏季休暇が終わり、魔導学院の新学期が始まった。
邸宅から馬車で出勤し、八時に図書館に到着する。
空調術式を調整し、最後の書架へ向かう。
とうとう蔵書の全てを読破した私は、感無量で息をついた。
これでどんな本をリクエストされても、私なら応じることが出来る。
九時に近づくにつれてみんながやってくる。
今では早朝蔵書点検も、毎日はやっていない。
みんなも大まかに所定位置を覚えたので、日々の業務で精度を上げているようだ。
ディララさんが始業前のミーティングで告げる。
「それじゃあ今日も、しっかりね!」
みんなの元気な声が応じて、持ち場へ散っていった。
カウンターの中でフランツさんと並びながら、私は頭の中の本を読む。
恋愛譚をいくら読んでも、今の私の気持ちを説明してくれない。
これは恋心なのだろうか? それとも、友情?
ときめきとかは感じない。
だけど、傍に居て欲しいとは感じる。
答えが出なくて、もやもやとしていた。
「――実はさ」
フランツさんの声に、振り向いて顔を見る。
穏やかな微笑みを浮かべながら、フランツさんが私に告げる。
「実は、ヴォルフガング様から『養子に来ないか』という話を頂いてるんだ」
私は小首をかしげて、フランツさんの顔を見つめた。
「それって、どういうこと?」
「私がエーヴェンシュヴァルツ伯爵家の嫡男になる、ということだよ。
伯爵なら、王女とも付き合える」
「――それ、ほんと?!」
思わず私の口から声が漏れていた。
フランツさんがゆっくり頷く。
「小さいけれど領地を持つ、立派な領主だ。
領主の仕事を勉強し直さないといけないけど、この話を受けようと思う」
「じゃあ、またデートに誘ってくれるの?」
「養子になったら、誘えるはずだよ」
私はにんまりと微笑んで告げる。
「じゃあ伯爵令息のデートプラン、楽しみにしてるね?」
「え~?! いきなりプレッシャーがエグいなぁ! そこはもうちょっと手心を加えないか?!」
「だーめーでーすー! きっちり王女を楽しませてください!」
今も私たちの指には魔法銀のペアリングが輝いている。
今はまだ、それだけで充分だ。
私たちは司書。身分がどうなろうと、それだけは変わらない。
いつか司書を続けられなくなる日が来ても、私は本を読み続ける。
そして自分だけの図書館を作って、司書になってやる!
学院の男子生徒がカウンターにやって来て、私に告げる。
「召喚魔術の論文を書くのに本を探しているんです」
私は営業スマイルで応える。
「どんな本ですか?」
「えーと――って、あなたはヴィルヘルミーナ王女?! なんでここに?!」
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感想、ありがとうございます!
完結まであともう少しです!
楽しく読ませていただいてます
現実のプラム(すもも)は枝にかたまって実りますが、枝ごとでないと房のように見えないので、読んでてちょっと違和感が😅
枝で持ってるイメージが伝わってなくてごめんなさい!
そして実際の実り方をきちんと把握してないのもばれましたね?
リサーチ不足でしたー!