101 / 161
ヒロインがやって来た
転校生と義兄とその仲間達
しおりを挟む
新学期が始まる。みんなで休暇中の話で盛り上がっていると、同じクラスの貴族令息達が、転校生が来るらしいと話をしている、マジか?ついに来た?気になる私達。話し掛けて聞いてみようか。ミッシェルが動く。
「転校生って聞こえたのですが、私達の学年にいらっしゃるのでしょうか?」
「はい。ハッキリ知らされた訳ではないのですが、先生方が深刻に転校生のことを話していたので。」
「深刻そうにですか?」
「クラスを決めるテストの点数がどうこう話していましたが、詳しくは聞き取れなかったのです。」
「そうですか。教えて頂きありがとうございます。」
うちのクラス、退学になった男爵令嬢の席が空いているのが気になるぞ。
ホームルームの時間になり、ルーベンス先生が入ってくるが、転校生らしき人物は連れてない。違うクラスか。何となく安心する。そのまま、1時間目が始まり、その後の休憩時間に事件が起こる。
私達は、席に座ってお喋りをしていたのだが……。その時であった。
「あのー。こちらは、Aクラスですよねぇ?席って空いてますかぁ?」
初めて見る令嬢だった。この子が転校生?ピンクの珍しい髪色が目を引く。ぱっちりの水色の瞳に、可愛らしい顔をしている。ピンクの髪ってー、ヒロインにありがちだよね。しかしいきなり来て、席空いてますかって。腹黒達は、目が笑っている。転校生は、教室入り口付近にいた令息に聞いているようだが、聞かれた本人も何と答えていいのか、分からないようだ。
「すみませーん!席は空いているのか聞いているんですけどぉ。」
この子、なかなか個性的だわね。腹黒達は、面白い人見つけたって顔してるわ。
初対面の令嬢に失礼な物言いをされた、令息は驚いて絶句している。
「ちょっとぉー。私が聞いてるんだから、誰か教えてよ。」
明らかにおかしな人に、誰も声を掛けない。この転校生は、見た感じそこまで爵位は高くなさそうね。言葉も平民に近い感じだし。多分みんなそう感じているから、高位の貴族が多い、このクラスメイト達は、無理に話し掛けないのだろう。クラスはシーンと静まり帰る。私達は、何故か笑いが込み上げて来そうなので、みんな机に座って下を向いていた。その時だった。
「あっ!貴方はアルベルトさま?カッコいいわ!私、今日転校して来たアンジェ・ウッドですわぁ。アンって呼んでください。私はアルって呼びますねぇ。」
義兄が絡まれている。しかし、吹き出してしまいそうなので私は顔を上げられない。しかし、義兄の恐ろしい声でどんな顔をしているのか、すぐに分かった。
「ウッド男爵家?」
この低い声は、恐ろしいわね。空気が一瞬にして、凍りつく。
「私の家名知っていてくれたのですかぁ?嬉しいですぅ。さすがアル様。」
「男爵家が侯爵家の私に、随分と馴れ馴れしいことだ。君とは初対面なのに、勝手に名前で呼ばれるなんて。非常識な君には近寄って欲しくないし、名前も呼ばれたくない。話しかけて来ることもしないでくれ。」
うわー!結構言うのねぇー。転校生は、何も言い返せないでいる。義兄のその対応を見て、友人の令息達も続く。
「ウッド男爵家って、子沢山って有名だよね。」
「ああ、手当たり次第に手を出すみたいだ。」
「へぇー、君はどこのクラス?」
いつも優しく、礼儀正しい令息達の声が冷たい気がする。礼儀を弁えない令嬢を敵認定したのかしら。
「本当はAクラスのはずなのに、手違いでEクラスになってしまったのですぅ。だから、Aクラスに席が空いてないのかと思って、確認しに来たんですぅ。」
「手違いじゃなくて、テストの点数が悪かっただけだね。君の声は騒がしくて耳障りだから、早く出て行ってくれるかな?」
えー、あの優しい伯爵家の令息が、そこまで言うのね!
「そんなぁ、このクラスの人達はみんな冷たいですぅ。私はまだこの学園に来たばかりなのにぃ。」
そんな時、授業開始の時間になり、怖いと評判の先生がやってくる。大奥総取締のような、貫禄のある、マダム先生にガミガミ言われて、その生徒は戻って行ったのだった。いきなりやって来て、義兄の名前と顔を知っていたなんて、義兄の隠れファンなのかしらね?なかなかすごいインパクトだったけど、義兄や他の令息が、見た目は可愛らしいピンクの令嬢に、あんな態度を取るのが、ビックリしたわね。
しかしピンクの令嬢は、なかなかすごい根性だった。あそこまで冷たくされたのに、昼休みには、同じテーブルでご一緒したいと、義兄達のグループに突撃して、撃沈させられていた。義兄の友人達も、侯爵家や有力な伯爵家の友人ばかりだから、仲良くなりたいのかもね。
そして、放課後は馬車で送って欲しいと言いにくる。流石に、私達は吹き出しそうになり、下を向いて、義兄とその友人達の会話に耳を傾けるしか出来なかった。
義兄の友人達は、相当イラっとしたらしい。
「君さ、私達に付き纏う理由を教えてくれない?迷惑なんだけど。」
「私はぁ、皆様と仲良くなりたいのです。ふふっ。」
「私達は仲良くなりたくないんだが。」
「君、わざわざAクラスに来ないで、同じクラスの人と仲良くなったら。」
「私はぁ、レベルの低いEクラスの人達とは合わないみたいですぅ。」
「私達も君とは合わないから、近づかないでくれるか?Aクラスにも来ないでくれ!目障りだからさ。」
「君のその行動は何だ?不気味なんだけど。もしかして、ウッド男爵に言われて来たの?高位の貴族令息を捕まえて来いって?」
「私はぁ、ただ皆様と仲良しになりたいだけなのに、酷いですぅ。」
「そうなんだよ!私達は酷い男だから、近づかないでくれ。」
これを近くで聞くのは、なかなか大変なのだ。腹黒達は、みんな涙目だ。しかし、全く相手にされないピンクの令嬢は、少し焦って来たようだ。
「アル様!私は知っているのですよぉ。アル様の義理の両親は、病気で亡くなったアル様の義妹のことをいつまでも忘れられずにいて、全然アル様を相手にしてくれてないって。アル様は、実の両親を事故で亡くして、心に傷があるのに、かわいそうだわぁ。私はアル様の味方ですからねぇ。」
この子、何を言ってるの?その瞬間、その場の空気が凍りつくのが分かる。
「へぇー、君は王弟である、私の義父をそんな風に言うんだな。しかも、義妹が死んでいるって?ホラ吹きを通り越して、君は精神の病気か?ウッド男爵家にはフォーレス侯爵家から正式に抗議させて頂く。」
義兄が本気で怒っているわね。それでも、傍観者という立場を楽しむ私達、腹黒。しかし、義兄の友人達は、みんないい人みたいね。
「ムーア侯爵家からも、正式に抗議させてもらう。君の失礼な物言いに、我慢ならない。」
「ウィリアムズ伯爵家も抗議する。君は勉学の邪魔をし過ぎだし、友人を侮辱するなんて許さない。」
「デービス伯爵家も抗議させてもらおう。こんな非常識な令嬢がいるなんてありえない。」
その時、クラスメイトの令息が気を利かして、先生方を呼んでくれたようだ。
「あなたは、私のクラスで何をしているのです?今すぐ出てください。」
ルーベンス先生が本気で怒っている。そして、一緒に連れて来た警備騎士に、連れて行かれてしまった。この後、お説教かしら?
いやー!転校初日からすごい、やらかしたわね。見た目だけは、ヒロインっぽいのに。しかし、よく分からない事ばかり言っていたわね。しかも、やたら義兄に絡んでいたし。怪しいわ!
彼女は、謹慎処分になり、しばらく学園から姿を消したのだった。
「転校生って聞こえたのですが、私達の学年にいらっしゃるのでしょうか?」
「はい。ハッキリ知らされた訳ではないのですが、先生方が深刻に転校生のことを話していたので。」
「深刻そうにですか?」
「クラスを決めるテストの点数がどうこう話していましたが、詳しくは聞き取れなかったのです。」
「そうですか。教えて頂きありがとうございます。」
うちのクラス、退学になった男爵令嬢の席が空いているのが気になるぞ。
ホームルームの時間になり、ルーベンス先生が入ってくるが、転校生らしき人物は連れてない。違うクラスか。何となく安心する。そのまま、1時間目が始まり、その後の休憩時間に事件が起こる。
私達は、席に座ってお喋りをしていたのだが……。その時であった。
「あのー。こちらは、Aクラスですよねぇ?席って空いてますかぁ?」
初めて見る令嬢だった。この子が転校生?ピンクの珍しい髪色が目を引く。ぱっちりの水色の瞳に、可愛らしい顔をしている。ピンクの髪ってー、ヒロインにありがちだよね。しかしいきなり来て、席空いてますかって。腹黒達は、目が笑っている。転校生は、教室入り口付近にいた令息に聞いているようだが、聞かれた本人も何と答えていいのか、分からないようだ。
「すみませーん!席は空いているのか聞いているんですけどぉ。」
この子、なかなか個性的だわね。腹黒達は、面白い人見つけたって顔してるわ。
初対面の令嬢に失礼な物言いをされた、令息は驚いて絶句している。
「ちょっとぉー。私が聞いてるんだから、誰か教えてよ。」
明らかにおかしな人に、誰も声を掛けない。この転校生は、見た感じそこまで爵位は高くなさそうね。言葉も平民に近い感じだし。多分みんなそう感じているから、高位の貴族が多い、このクラスメイト達は、無理に話し掛けないのだろう。クラスはシーンと静まり帰る。私達は、何故か笑いが込み上げて来そうなので、みんな机に座って下を向いていた。その時だった。
「あっ!貴方はアルベルトさま?カッコいいわ!私、今日転校して来たアンジェ・ウッドですわぁ。アンって呼んでください。私はアルって呼びますねぇ。」
義兄が絡まれている。しかし、吹き出してしまいそうなので私は顔を上げられない。しかし、義兄の恐ろしい声でどんな顔をしているのか、すぐに分かった。
「ウッド男爵家?」
この低い声は、恐ろしいわね。空気が一瞬にして、凍りつく。
「私の家名知っていてくれたのですかぁ?嬉しいですぅ。さすがアル様。」
「男爵家が侯爵家の私に、随分と馴れ馴れしいことだ。君とは初対面なのに、勝手に名前で呼ばれるなんて。非常識な君には近寄って欲しくないし、名前も呼ばれたくない。話しかけて来ることもしないでくれ。」
うわー!結構言うのねぇー。転校生は、何も言い返せないでいる。義兄のその対応を見て、友人の令息達も続く。
「ウッド男爵家って、子沢山って有名だよね。」
「ああ、手当たり次第に手を出すみたいだ。」
「へぇー、君はどこのクラス?」
いつも優しく、礼儀正しい令息達の声が冷たい気がする。礼儀を弁えない令嬢を敵認定したのかしら。
「本当はAクラスのはずなのに、手違いでEクラスになってしまったのですぅ。だから、Aクラスに席が空いてないのかと思って、確認しに来たんですぅ。」
「手違いじゃなくて、テストの点数が悪かっただけだね。君の声は騒がしくて耳障りだから、早く出て行ってくれるかな?」
えー、あの優しい伯爵家の令息が、そこまで言うのね!
「そんなぁ、このクラスの人達はみんな冷たいですぅ。私はまだこの学園に来たばかりなのにぃ。」
そんな時、授業開始の時間になり、怖いと評判の先生がやってくる。大奥総取締のような、貫禄のある、マダム先生にガミガミ言われて、その生徒は戻って行ったのだった。いきなりやって来て、義兄の名前と顔を知っていたなんて、義兄の隠れファンなのかしらね?なかなかすごいインパクトだったけど、義兄や他の令息が、見た目は可愛らしいピンクの令嬢に、あんな態度を取るのが、ビックリしたわね。
しかしピンクの令嬢は、なかなかすごい根性だった。あそこまで冷たくされたのに、昼休みには、同じテーブルでご一緒したいと、義兄達のグループに突撃して、撃沈させられていた。義兄の友人達も、侯爵家や有力な伯爵家の友人ばかりだから、仲良くなりたいのかもね。
そして、放課後は馬車で送って欲しいと言いにくる。流石に、私達は吹き出しそうになり、下を向いて、義兄とその友人達の会話に耳を傾けるしか出来なかった。
義兄の友人達は、相当イラっとしたらしい。
「君さ、私達に付き纏う理由を教えてくれない?迷惑なんだけど。」
「私はぁ、皆様と仲良くなりたいのです。ふふっ。」
「私達は仲良くなりたくないんだが。」
「君、わざわざAクラスに来ないで、同じクラスの人と仲良くなったら。」
「私はぁ、レベルの低いEクラスの人達とは合わないみたいですぅ。」
「私達も君とは合わないから、近づかないでくれるか?Aクラスにも来ないでくれ!目障りだからさ。」
「君のその行動は何だ?不気味なんだけど。もしかして、ウッド男爵に言われて来たの?高位の貴族令息を捕まえて来いって?」
「私はぁ、ただ皆様と仲良しになりたいだけなのに、酷いですぅ。」
「そうなんだよ!私達は酷い男だから、近づかないでくれ。」
これを近くで聞くのは、なかなか大変なのだ。腹黒達は、みんな涙目だ。しかし、全く相手にされないピンクの令嬢は、少し焦って来たようだ。
「アル様!私は知っているのですよぉ。アル様の義理の両親は、病気で亡くなったアル様の義妹のことをいつまでも忘れられずにいて、全然アル様を相手にしてくれてないって。アル様は、実の両親を事故で亡くして、心に傷があるのに、かわいそうだわぁ。私はアル様の味方ですからねぇ。」
この子、何を言ってるの?その瞬間、その場の空気が凍りつくのが分かる。
「へぇー、君は王弟である、私の義父をそんな風に言うんだな。しかも、義妹が死んでいるって?ホラ吹きを通り越して、君は精神の病気か?ウッド男爵家にはフォーレス侯爵家から正式に抗議させて頂く。」
義兄が本気で怒っているわね。それでも、傍観者という立場を楽しむ私達、腹黒。しかし、義兄の友人達は、みんないい人みたいね。
「ムーア侯爵家からも、正式に抗議させてもらう。君の失礼な物言いに、我慢ならない。」
「ウィリアムズ伯爵家も抗議する。君は勉学の邪魔をし過ぎだし、友人を侮辱するなんて許さない。」
「デービス伯爵家も抗議させてもらおう。こんな非常識な令嬢がいるなんてありえない。」
その時、クラスメイトの令息が気を利かして、先生方を呼んでくれたようだ。
「あなたは、私のクラスで何をしているのです?今すぐ出てください。」
ルーベンス先生が本気で怒っている。そして、一緒に連れて来た警備騎士に、連れて行かれてしまった。この後、お説教かしら?
いやー!転校初日からすごい、やらかしたわね。見た目だけは、ヒロインっぽいのに。しかし、よく分からない事ばかり言っていたわね。しかも、やたら義兄に絡んでいたし。怪しいわ!
彼女は、謹慎処分になり、しばらく学園から姿を消したのだった。
148
あなたにおすすめの小説
【完結】公爵家の秘密の愛娘
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。
過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。
そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。
「パパ……私はあなたの娘です」
名乗り出るアンジェラ。
◇
アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。
この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。
初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。
母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞
🔶設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞
🔶稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇♀️
行動あるのみです!
棗
恋愛
※一部タイトル修正しました。
シェリ・オーンジュ公爵令嬢は、長年の婚約者レーヴが想いを寄せる名高い【聖女】と結ばれる為に身を引く決意をする。
自身の我儘のせいで好きでもない相手と婚約させられていたレーヴの為と思った行動。
これが実は勘違いだと、シェリは知らない。
「君以外を愛する気は無い」と婚約者様が溺愛し始めたので、異世界から聖女が来ても大丈夫なようです。
海空里和
恋愛
婚約者のアシュリー第二王子にべた惚れなステラは、彼のために努力を重ね、剣も魔法もトップクラス。彼にも隠すことなく、重い恋心をぶつけてきた。
アシュリーも、そんなステラの愛を静かに受け止めていた。
しかし、この国は20年に一度聖女を召喚し、皇太子と結婚をする。アシュリーは、この国の皇太子。
「たとえ聖女様にだって、アシュリー様は渡さない!」
聖女と勝負してでも彼を渡さないと思う一方、ステラはアシュリーに切り捨てられる覚悟をしていた。そんなステラに、彼が告げたのは意外な言葉で………。
※本編は全7話で完結します。
※こんなお話が書いてみたくて、勢いで書き上げたので、設定が緩めです。
【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました
八重
恋愛
※発売日少し前を目安に作品を引き下げます
修道院で生まれ育ったローゼマリーは、14歳の時火事に巻き込まれる。
その火事の唯一の生き残りとなった彼女は、領主であるヴィルフェルト公爵に拾われ、彼の養子になる。
彼には息子が一人おり、名をラルス・ヴィルフェルトといった。
ラルスは容姿端麗で文武両道の次期公爵として申し分なく、社交界でも評価されていた。
一方、怠惰なシスターが文字を教えなかったため、ローゼマリーは読み書きができなかった。
必死になんとか義理の父や兄に身振り手振りで伝えようとも、なかなか伝わらない。
なぜなら、彼女は火事で声を失ってしまっていたからだ──
そして次第に優しく文字を教えてくれたり、面倒を見てくれるラルスに恋をしてしまって……。
これは、義理の家族の役に立ちたくて頑張りながら、言えない「好き」を内に秘める、そんな物語。
※小説家になろうが先行公開です
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
赤貧令嬢の借金返済契約
夏菜しの
恋愛
大病を患った父の治療費がかさみ膨れ上がる借金。
いよいよ返す見込みが無くなった頃。父より爵位と領地を返還すれば借金は国が肩代わりしてくれると聞かされる。
クリスタは病床の父に代わり爵位を返還する為に一人で王都へ向かった。
王宮の中で会ったのは見た目は良いけど傍若無人な大貴族シリル。
彼は令嬢の過激なアプローチに困っていると言い、クリスタに婚約者のフリをしてくれるように依頼してきた。
それを条件に父の医療費に加えて、借金を肩代わりしてくれると言われてクリスタはその契約を承諾する。
赤貧令嬢クリスタと大貴族シリルのお話です。
【完結】記憶にありませんが、責任は取りましょう
楽歩
恋愛
階段から落ちて三日後、アイラは目を覚ました。そして、自分の人生から十年分の記憶が消えていることを知らされる。
目の前で知らない男が号泣し、知らない子どもが「お母様!」としがみついてくる。
「状況を確認いたします。あなたは伯爵、こちらは私たちの息子。なお、私たちはまだ正式な夫婦ではない、という理解でよろしいですね?」
さらに残されていたのは鍵付き箱いっぱいの十年分の日記帳。中身は、乙女ゲームに転生したと信じ、攻略対象を順位付けして暴走していた“過去のアイラ”の黒歴史だった。
アイラは一冊の日記を最後の一行まで読み終えると、無言で日記を暖炉へ投げ入れる。
「これは、焼却処分が妥当ですわね」
だいぶ騒がしい人生の再スタートが今、始まる。
婚約者が他の女性に興味がある様なので旅に出たら彼が豹変しました
Karamimi
恋愛
9歳の時お互いの両親が仲良しという理由から、幼馴染で同じ年の侯爵令息、オスカーと婚約した伯爵令嬢のアメリア。容姿端麗、強くて優しいオスカーが大好きなアメリアは、この婚約を心から喜んだ。
順風満帆に見えた2人だったが、婚約から5年後、貴族学院に入学してから状況は少しずつ変化する。元々容姿端麗、騎士団でも一目置かれ勉学にも優れたオスカーを他の令嬢たちが放っておく訳もなく、毎日たくさんの令嬢に囲まれるオスカー。
特に最近は、侯爵令嬢のミアと一緒に居る事も多くなった。自分より身分が高く美しいミアと幸せそうに微笑むオスカーの姿を見たアメリアは、ある決意をする。
そんなアメリアに対し、オスカーは…
とても残念なヒーローと、行動派だが周りに流されやすいヒロインのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる