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マリーベル編〜楽しく長生きしたい私
休暇が終わるよ
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新学期が始まる前に、そろそろスペンサー家に戻らなければいけないよね。おじ様とおば様と約束したもんね。お母様にも、2人が会いたがっているみたいだから、そろそろ顔を見せに帰ってあげたらと言われた。そして、寮は退去してもいいのではと提案される。ワガママなのは、承知しているのですが、私の城なの。まだ一応借りておいて欲しいとお願いしておいた。ちなみに、メイドのアリーは、今はフォーレス侯爵家のタウンハウスにいる。1人で寮にいてもやる事がないからね。
明後日は新学期が始まるので、余裕を持って今日、スペンサー家に戻る事にした。フィル兄様とは、冷戦状態になってから、ずっと会ってないから、少し気まずいなぁ。
スペンサー家に着くとおば様が待っていてくれた。おじ様は夕方に帰って来るから、みんなで一緒に夕飯は食べましょうと嬉しそう。ちなみに、フィル兄様は今日は帰りは遅いらしいので、多分顔を合わせるのは明日以降になりそうだ。遅出勤務らしい。
おじ様は仕事から戻ると、私が今日戻って来ることを知らされていなかったらしく、かなり驚いていた。ビックリさせたくて、おば様が秘密にしていたらしい。知っていたら、マリーの好きなケーキを買って、帰って来たのにと言うおじ様。おじ様は今日も優しいわね。夕飯も私が好きな献立を用意してくれていた。スペンサー家も、私の実家と変わらない居心地の良さだと思う。
湯浴みして、いい感じに眠くなり、ベッドに横になる。休みの疲れがあるのか、すぐに深い眠りについてしまった。
どれくらい寝たか分からないが、真夜中にふっと目が覚める。…あれっ?何が?寝起きでまだ覚醒しきれない私の前には、フィル兄様?えっ?私、寝込みを襲われている?
「マリー、目覚めたの?」
フィル兄様は、私にいつもの濃厚なキスをする。
「んっ、んっ。はぁ、んっ。」
「兄様?んっ。んっ。」
っていうか、私裸にされてる。いつの間に!
「マリー、私との約束破ったね。」
フィル兄様の顔が怖い。えー、何なの?
「兄様、やめてください。お願い、離して!」
「離したら、またマリーは逃げるの?私の元から黙っていなくなる?だから、離さないよ。」
「何を言っているのです?離してください!そうやって、沢山の女性と遊んで来たのでしょう?私をその中の、1人にしないで!」
「ははっ!遊びだって?こんな風に、強引にでも自分の物にしたいと思ったのは、マリーが初めてなのに。誰に何を聞いたのかは知らないけど、今まで付き合ってきた人は、向こうから付き合いたいと言ってきて、それで付き合っただけだ。本気にならない事も、好きにならない事も伝えて、それでもいいと言う人と、割り切った付き合いをしただけなのに、遊んでいるだなんて。どうしたら、私の気持ちを信じてくれる?今すぐ両親から、婚約の許可でもとって来ればいい?マリーはどうすれば、もっと私を見てくれるの?」
モテ過ぎる男の恋愛遍歴を暴露されるとは。遊んでいると言うか、モテるからとりあえず付き合って、女慣れしているのね。
フィル兄様は、悲しそうな表情だ。うぅ、その目に私は弱いのよー!しかし、強引に襲うのも、いきなり婚約とか言うのも困る。
「私は、フィル兄様のキスがすごくて、あまりにも女性に慣れているような気がしたから、遊んでいるのかと思っただけです。しかも、強引に襲われたら怖いし、いきなり婚約とか言われても、困ります。」
「マリーは、私のキスが嫌いなの?こんなにキスをしたのは、マリーが初めてなのに。」
「嫌いではなくて、刺激が強すぎて、体の力が抜けちゃうから困ると思って。」
「…マリーさ、そんな風に言われたら、もっとキスしたくなるって知ってた?」
「えっ?んっ、んっ。…んっ。」
そのまま凄まじいキスに流されて、また最後の一歩手前まで、色々やられてしまった。ううっ、フィル兄様の挿んじゃったよ。
行為が終わり、フィル兄様は私を抱きしめて寝ている。私達の関係って何??っていうか、おじ様もおば様も邸にいるのに!こんなことしてたら、そのうちバレちゃうわよね。どうしよう…、しかも、強引に冷戦も終結させてきたわね。
とりあえず、服を着ないと。腕の中から脱出しようとするが、出れなーい!
「くっくっ。マリーは、小動物みたいで可愛い。」
起きてるの?もう離してよー!ギュッと抱きしめたまま、フィル兄様は話す。
「マリー、辺境伯領の夜会で変な女に絡まれて、危害を加えられたところを、シールド公爵に助けられたんだって?しかも無理矢理、抱きしめられたらしいね!その様子が、まるで小動物が、野獣に捕まえられたみたいだったって聞いたよ。」
サーっと血の気が引く。バレてたの?
「何で知っているのかって?あの夜会には騎士が沢山参加していたでしょ?知っている騎士が何人か参加していて、親切に教えてくれたんだ。こう見えて、友人は多い方だからね。」
「あ、あれは、事故のようなものですわ。」
「あのシールド公爵が、令嬢を助けて、愛しそうに抱きしめていたって、みんな驚いていたよ。ははっ!思い出しても腹が立つ。」
怖い!怖いよぉ。
「あとさ、この前は妃殿下のお茶会?で王宮に来てたよね?」
「はい。楽しいお茶会でしたわ。」
「楽しかった?…そうだよね。あのカッコいい、マディソン卿と手を繋いで、綺麗な薔薇を見たんでしょ。中庭であのマディソン卿がマリーに跪いていたって、近衛の友達が教えてくれたよ。何?告白でもされた?マリーは、身分の高すぎる人に人気だね。マディソン卿も、近衛に見られていることくらい分かっていて、ワザとやってるよね。あの人も黒いからなぁ。」
そこまで聞いてるのかー!おのれー近衛騎士!口が軽過ぎるぞ。ていうか、結構見られていたのね。
「だから、マリーが今日帰って来たって聞いたら、もう我慢出来なかった。続きのお仕置きは、また違う日にもするからね。」
続きのお仕置きって何なのよ?また、こんなことされるの?
フィル兄様は、私の額にキスをして、また抱きしめる。お互い裸だから、恥ずかしいし、こんなところを誰かに見られたら、もう、強引に婚約させられちゃいそうだわ。
「マリーさ、まだデビュタント済ませたばかりで、夜会や茶会のお誘いが多くて、忙しいのは理解しているよ。まだ若いし、友人達とも遊びたいだろうし、付き合いも大切だしね。でもマリーにその気が無くても、そういう場所で、男は沢山寄ってくるから、そこは気をつけて行動して。分かったね?私は、嫉妬深いから。」
「……?」
貴方、私の何なのよー?
「マリー、分からないなら、今からまたお仕置きする?」
「…分かりました。」
「誰にも渡さないからね。」
その後、抱きしめられたまま、少しウトウトしてしまったが、鳥のチュンチュンと鳴く声で目を覚ました私は、また慌ててフィル兄様を起こして、部屋に戻ってもらった。
朝食の時にフィル兄様と顔を合わせると、こっちは疲れているのに、憎らしい程爽やかな笑顔で、挨拶をしてくる。
「マリー、おはよう。こっちにおいで。クロワッサンが焼き立てで、美味しいよ。」
すごい体力だわ。さすが騎士ね。
「あら、フィルったら。マリーが戻って来た途端に元気になったわね。ご機嫌だし。」
元気を通り越してますよ、おば様…。
長期休暇も、今日で終わりです。
明後日は新学期が始まるので、余裕を持って今日、スペンサー家に戻る事にした。フィル兄様とは、冷戦状態になってから、ずっと会ってないから、少し気まずいなぁ。
スペンサー家に着くとおば様が待っていてくれた。おじ様は夕方に帰って来るから、みんなで一緒に夕飯は食べましょうと嬉しそう。ちなみに、フィル兄様は今日は帰りは遅いらしいので、多分顔を合わせるのは明日以降になりそうだ。遅出勤務らしい。
おじ様は仕事から戻ると、私が今日戻って来ることを知らされていなかったらしく、かなり驚いていた。ビックリさせたくて、おば様が秘密にしていたらしい。知っていたら、マリーの好きなケーキを買って、帰って来たのにと言うおじ様。おじ様は今日も優しいわね。夕飯も私が好きな献立を用意してくれていた。スペンサー家も、私の実家と変わらない居心地の良さだと思う。
湯浴みして、いい感じに眠くなり、ベッドに横になる。休みの疲れがあるのか、すぐに深い眠りについてしまった。
どれくらい寝たか分からないが、真夜中にふっと目が覚める。…あれっ?何が?寝起きでまだ覚醒しきれない私の前には、フィル兄様?えっ?私、寝込みを襲われている?
「マリー、目覚めたの?」
フィル兄様は、私にいつもの濃厚なキスをする。
「んっ、んっ。はぁ、んっ。」
「兄様?んっ。んっ。」
っていうか、私裸にされてる。いつの間に!
「マリー、私との約束破ったね。」
フィル兄様の顔が怖い。えー、何なの?
「兄様、やめてください。お願い、離して!」
「離したら、またマリーは逃げるの?私の元から黙っていなくなる?だから、離さないよ。」
「何を言っているのです?離してください!そうやって、沢山の女性と遊んで来たのでしょう?私をその中の、1人にしないで!」
「ははっ!遊びだって?こんな風に、強引にでも自分の物にしたいと思ったのは、マリーが初めてなのに。誰に何を聞いたのかは知らないけど、今まで付き合ってきた人は、向こうから付き合いたいと言ってきて、それで付き合っただけだ。本気にならない事も、好きにならない事も伝えて、それでもいいと言う人と、割り切った付き合いをしただけなのに、遊んでいるだなんて。どうしたら、私の気持ちを信じてくれる?今すぐ両親から、婚約の許可でもとって来ればいい?マリーはどうすれば、もっと私を見てくれるの?」
モテ過ぎる男の恋愛遍歴を暴露されるとは。遊んでいると言うか、モテるからとりあえず付き合って、女慣れしているのね。
フィル兄様は、悲しそうな表情だ。うぅ、その目に私は弱いのよー!しかし、強引に襲うのも、いきなり婚約とか言うのも困る。
「私は、フィル兄様のキスがすごくて、あまりにも女性に慣れているような気がしたから、遊んでいるのかと思っただけです。しかも、強引に襲われたら怖いし、いきなり婚約とか言われても、困ります。」
「マリーは、私のキスが嫌いなの?こんなにキスをしたのは、マリーが初めてなのに。」
「嫌いではなくて、刺激が強すぎて、体の力が抜けちゃうから困ると思って。」
「…マリーさ、そんな風に言われたら、もっとキスしたくなるって知ってた?」
「えっ?んっ、んっ。…んっ。」
そのまま凄まじいキスに流されて、また最後の一歩手前まで、色々やられてしまった。ううっ、フィル兄様の挿んじゃったよ。
行為が終わり、フィル兄様は私を抱きしめて寝ている。私達の関係って何??っていうか、おじ様もおば様も邸にいるのに!こんなことしてたら、そのうちバレちゃうわよね。どうしよう…、しかも、強引に冷戦も終結させてきたわね。
とりあえず、服を着ないと。腕の中から脱出しようとするが、出れなーい!
「くっくっ。マリーは、小動物みたいで可愛い。」
起きてるの?もう離してよー!ギュッと抱きしめたまま、フィル兄様は話す。
「マリー、辺境伯領の夜会で変な女に絡まれて、危害を加えられたところを、シールド公爵に助けられたんだって?しかも無理矢理、抱きしめられたらしいね!その様子が、まるで小動物が、野獣に捕まえられたみたいだったって聞いたよ。」
サーっと血の気が引く。バレてたの?
「何で知っているのかって?あの夜会には騎士が沢山参加していたでしょ?知っている騎士が何人か参加していて、親切に教えてくれたんだ。こう見えて、友人は多い方だからね。」
「あ、あれは、事故のようなものですわ。」
「あのシールド公爵が、令嬢を助けて、愛しそうに抱きしめていたって、みんな驚いていたよ。ははっ!思い出しても腹が立つ。」
怖い!怖いよぉ。
「あとさ、この前は妃殿下のお茶会?で王宮に来てたよね?」
「はい。楽しいお茶会でしたわ。」
「楽しかった?…そうだよね。あのカッコいい、マディソン卿と手を繋いで、綺麗な薔薇を見たんでしょ。中庭であのマディソン卿がマリーに跪いていたって、近衛の友達が教えてくれたよ。何?告白でもされた?マリーは、身分の高すぎる人に人気だね。マディソン卿も、近衛に見られていることくらい分かっていて、ワザとやってるよね。あの人も黒いからなぁ。」
そこまで聞いてるのかー!おのれー近衛騎士!口が軽過ぎるぞ。ていうか、結構見られていたのね。
「だから、マリーが今日帰って来たって聞いたら、もう我慢出来なかった。続きのお仕置きは、また違う日にもするからね。」
続きのお仕置きって何なのよ?また、こんなことされるの?
フィル兄様は、私の額にキスをして、また抱きしめる。お互い裸だから、恥ずかしいし、こんなところを誰かに見られたら、もう、強引に婚約させられちゃいそうだわ。
「マリーさ、まだデビュタント済ませたばかりで、夜会や茶会のお誘いが多くて、忙しいのは理解しているよ。まだ若いし、友人達とも遊びたいだろうし、付き合いも大切だしね。でもマリーにその気が無くても、そういう場所で、男は沢山寄ってくるから、そこは気をつけて行動して。分かったね?私は、嫉妬深いから。」
「……?」
貴方、私の何なのよー?
「マリー、分からないなら、今からまたお仕置きする?」
「…分かりました。」
「誰にも渡さないからね。」
その後、抱きしめられたまま、少しウトウトしてしまったが、鳥のチュンチュンと鳴く声で目を覚ました私は、また慌ててフィル兄様を起こして、部屋に戻ってもらった。
朝食の時にフィル兄様と顔を合わせると、こっちは疲れているのに、憎らしい程爽やかな笑顔で、挨拶をしてくる。
「マリー、おはよう。こっちにおいで。クロワッサンが焼き立てで、美味しいよ。」
すごい体力だわ。さすが騎士ね。
「あら、フィルったら。マリーが戻って来た途端に元気になったわね。ご機嫌だし。」
元気を通り越してますよ、おば様…。
長期休暇も、今日で終わりです。
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