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第Li章:多くの美しい自然遺産を持つ異世界で何故観光産業が発展しないのか
アリストテレスとメンデレーエフ/2:鰻は泥から自然発生すると唱えたアリストテレスは天才より知ったかぶりに感じる。ウニも提灯には見えないし
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魔王城にはなにもない。一般的なイメージでは、一国の王が住まう城、それも魔族の長たる魔王の住む城ともなれば、豪華な装飾品の数々が並ぶというのが当たり前である。だが、実際の魔王城は廃墟と見間違うほど何もない。その壁は建材の色がむき出しのままで、本来なら扉が備え付けられるべき隙間はそのままに放置されている。
そんな殺風景な魔王城にて生活する人間、綾崎シズカは、この廃墟のような空間をさして、魔王が世界中、歴史上の誰よりも自由な存在であると語る。魔族の王でありながら不必要に権力を誇示しない魔王は、城の中に威圧的な芸術品を並べない。彼は権勢欲から解き放たれているのだ。同時に、食欲からも解き放たれた魔王には高価な食器やテーブルも必要なく、睡眠欲由来による豪華なベッドや性欲由来のハーレムといった設備もこの城には存在しない。そして、時間と空間からも拘束を受けないその心は、この城の中にひとつとして時計とカレンダーがないことにも現れていた。しかし。
「そう。明日だったのね」
シズカは魔王に心酔していた。何者にも囚われない、自由で、孤高の完全存在としての魔王に。それは彼女が生まれてはじめて、憧れという感情で触れた他人であり、自分よりも前を歩いていたただひとりの存在だった。
故に今、シズカの部屋のエントロピーは限りなくゼロに近い。簡素なベッドがぽつんと1つ置かれるのみの部屋は、刑務所の独房でなければ、3番目の東京の名を冠する未来都市のマンションに住む最初の子供の部屋である。魔王が自然と断捨離を行えたのに対して、シズカはそれを意図的に行った。以前の世界、最愛の妹との思い出が詰まっていた電池切れの板も、とっくに処分している。
それでも、シズカはカレンダーと時計が捨てられなかった。物理的に、捨てることが不可能だったからだ。妹のシズクはこの世界の星を見て、ここが4億5000万年前の地球であると認識した。それは常識で考えればありえない記憶力と計算力であるが、その常識を超越したさらに先、妹シズクを歯牙にもかけない天才である姉シズカの記憶力と計算力を持ってすれば、さらに具体的な日付を星の配置から割り出すことができてしまう。物は断捨離できても、知識は断捨離できない故、シズカは未だに、時間と空間に支配されている。
そんなシズカが最低限の身だしなみを整えて玉座の間に現れた時、そこにはあるはずの物がなかった。彼女が用意した多くのフラスコである。それが跡形もなく片付けられている様に少しだけ眉間にシワを寄せた彼女に、魔王の物とは違う、高い声が届いた。
「やっほー、人間さん。汚れてたから、片付けておいたよ。ダメじゃない、魔王様の部屋をちらかして」
「何故ここに」
彼女の名は精霊王ヴィヴィアン。精霊種の魔物を束ねる存在にして、七難が一体である。
「久しぶりに魔王様に挨拶でもと思って、わざわざ帰ってきたわけよ! けけっ!」
「そう。その忠誠心、七難にしては素晴らしいわね」
「至極当然。我が忠誠心、山の如く」
「なら、独自行動は終わりにして、戻ってきてくれるのかしら」
「いえ~、私達はもう何にも縛られない、自由気ままに空を流れるのです~」
会話は通じてこそいるようだが、どうにも彼女、もとい、彼女たちとの会話は慣れない。
「相変わらず、話しにくいわね」
「それはごめんね☆ でも、そういうとこ含めて私を見てほしいな、人間さん」
古代ギリシャの哲学者エンペドクレスが最初に唱え、アリストテレスによって広く知られることとなった世界を構築する四元素。それは、現代科学においてはもはや骨董品としても扱われない古く稚拙な考え方であるが、精霊王たる彼女は、未だに地・水・火・風の4つの顔を持つ。それはまるで阿修羅の超人のようだ。シズカがそもそも魔物という概念はどこから生まれるのかという問いに対する仮説として人間の心という答えが拭いきれないのはまさに、彼女の姿を見てしまったからである。
「ともあれ、ここに残って協力は致しませんが、人間さんのこと、私達は嫌いではありませんので~。少しだけ、プレゼントを残しておきますね~」
「其れ故、魔王様の玉座、汚す事不可也」
本当に話しにくい。そう思いつつ深い溜息をついた後に大きく息を吸い込んで、礼を述べる。
「そうね。ありがとう」
「けけっ、不便な体だな! 人間!」
「じゃ、次に会う時まで生きててねー! ばいばーい!」
バルコニーから星々の中へと飛び立つ彼女たちを見送り、シズカは時を眺めた。
「人間より、遥かに長い年月を生きる精霊にとって、数万年というのはほんの一瞬のことなのでしょう。だから、経済支配よりも遥かに気の長い、火山の破局噴火プランに賭けることができる。あなたの計画は他のどの八苦よりも恐ろしく、そして、放置できる。でもね、シズク。違うのよ。あなたが見るべきは、1954年の過去でも、2204年の未来でもない」
すらりと特に意味のない数字が出たのは、先日倒してしまった3つ首の龍王の姿を思い出した故か。ともあれシズカは独白を繋げる。実際には他人に聞かせて意見を求めている独り言ではなく、純粋に彼女は自分の言葉を自分の耳に送るために独り言を言う。
「今なの。人間の命は短い。だから、今すぐのことを考えなければいけなかったのよ。ごめんなさい。お姉ちゃんが、ちゃんとあなたにそれを教えることができていれば、あなたを泣かせずに済んだのに。ごめんなさい。ダメなお姉ちゃんで、本当にごめんなさい」
自由になりたい。そう願ってなにもかもを捨てようとしても、人間である限り、記憶を捨てることはできないのである。
そんな殺風景な魔王城にて生活する人間、綾崎シズカは、この廃墟のような空間をさして、魔王が世界中、歴史上の誰よりも自由な存在であると語る。魔族の王でありながら不必要に権力を誇示しない魔王は、城の中に威圧的な芸術品を並べない。彼は権勢欲から解き放たれているのだ。同時に、食欲からも解き放たれた魔王には高価な食器やテーブルも必要なく、睡眠欲由来による豪華なベッドや性欲由来のハーレムといった設備もこの城には存在しない。そして、時間と空間からも拘束を受けないその心は、この城の中にひとつとして時計とカレンダーがないことにも現れていた。しかし。
「そう。明日だったのね」
シズカは魔王に心酔していた。何者にも囚われない、自由で、孤高の完全存在としての魔王に。それは彼女が生まれてはじめて、憧れという感情で触れた他人であり、自分よりも前を歩いていたただひとりの存在だった。
故に今、シズカの部屋のエントロピーは限りなくゼロに近い。簡素なベッドがぽつんと1つ置かれるのみの部屋は、刑務所の独房でなければ、3番目の東京の名を冠する未来都市のマンションに住む最初の子供の部屋である。魔王が自然と断捨離を行えたのに対して、シズカはそれを意図的に行った。以前の世界、最愛の妹との思い出が詰まっていた電池切れの板も、とっくに処分している。
それでも、シズカはカレンダーと時計が捨てられなかった。物理的に、捨てることが不可能だったからだ。妹のシズクはこの世界の星を見て、ここが4億5000万年前の地球であると認識した。それは常識で考えればありえない記憶力と計算力であるが、その常識を超越したさらに先、妹シズクを歯牙にもかけない天才である姉シズカの記憶力と計算力を持ってすれば、さらに具体的な日付を星の配置から割り出すことができてしまう。物は断捨離できても、知識は断捨離できない故、シズカは未だに、時間と空間に支配されている。
そんなシズカが最低限の身だしなみを整えて玉座の間に現れた時、そこにはあるはずの物がなかった。彼女が用意した多くのフラスコである。それが跡形もなく片付けられている様に少しだけ眉間にシワを寄せた彼女に、魔王の物とは違う、高い声が届いた。
「やっほー、人間さん。汚れてたから、片付けておいたよ。ダメじゃない、魔王様の部屋をちらかして」
「何故ここに」
彼女の名は精霊王ヴィヴィアン。精霊種の魔物を束ねる存在にして、七難が一体である。
「久しぶりに魔王様に挨拶でもと思って、わざわざ帰ってきたわけよ! けけっ!」
「そう。その忠誠心、七難にしては素晴らしいわね」
「至極当然。我が忠誠心、山の如く」
「なら、独自行動は終わりにして、戻ってきてくれるのかしら」
「いえ~、私達はもう何にも縛られない、自由気ままに空を流れるのです~」
会話は通じてこそいるようだが、どうにも彼女、もとい、彼女たちとの会話は慣れない。
「相変わらず、話しにくいわね」
「それはごめんね☆ でも、そういうとこ含めて私を見てほしいな、人間さん」
古代ギリシャの哲学者エンペドクレスが最初に唱え、アリストテレスによって広く知られることとなった世界を構築する四元素。それは、現代科学においてはもはや骨董品としても扱われない古く稚拙な考え方であるが、精霊王たる彼女は、未だに地・水・火・風の4つの顔を持つ。それはまるで阿修羅の超人のようだ。シズカがそもそも魔物という概念はどこから生まれるのかという問いに対する仮説として人間の心という答えが拭いきれないのはまさに、彼女の姿を見てしまったからである。
「ともあれ、ここに残って協力は致しませんが、人間さんのこと、私達は嫌いではありませんので~。少しだけ、プレゼントを残しておきますね~」
「其れ故、魔王様の玉座、汚す事不可也」
本当に話しにくい。そう思いつつ深い溜息をついた後に大きく息を吸い込んで、礼を述べる。
「そうね。ありがとう」
「けけっ、不便な体だな! 人間!」
「じゃ、次に会う時まで生きててねー! ばいばーい!」
バルコニーから星々の中へと飛び立つ彼女たちを見送り、シズカは時を眺めた。
「人間より、遥かに長い年月を生きる精霊にとって、数万年というのはほんの一瞬のことなのでしょう。だから、経済支配よりも遥かに気の長い、火山の破局噴火プランに賭けることができる。あなたの計画は他のどの八苦よりも恐ろしく、そして、放置できる。でもね、シズク。違うのよ。あなたが見るべきは、1954年の過去でも、2204年の未来でもない」
すらりと特に意味のない数字が出たのは、先日倒してしまった3つ首の龍王の姿を思い出した故か。ともあれシズカは独白を繋げる。実際には他人に聞かせて意見を求めている独り言ではなく、純粋に彼女は自分の言葉を自分の耳に送るために独り言を言う。
「今なの。人間の命は短い。だから、今すぐのことを考えなければいけなかったのよ。ごめんなさい。お姉ちゃんが、ちゃんとあなたにそれを教えることができていれば、あなたを泣かせずに済んだのに。ごめんなさい。ダメなお姉ちゃんで、本当にごめんなさい」
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