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12.入校とバイク屋(香奈)
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自動二輪の免許を取る許可を両親からもらったその週末、お父さんと一緒に近所の教習所に行って入校手続きをした。125ccまでの小型自動二輪免許と400ccまでの普通自動二輪免許のどっちにするか選べて、小型二輪のモンキーに乗りたいあたし的には小型限定でも十分だったのだけど、教習内容はほとんど変わらないし大は小を兼ねるよ、と勧めてきた窓口のお姉さんに言われるままについ普通自動二輪免許のコースを選んでしまった。……正直ちょっと後悔している。
後から知ったのだけど、教習に使うバイクは普通自動二輪だと400ccの中型最大級のバイクらしい。ちなみに小型二輪だと125ccを教習に使うそうで、それなら小型二輪にしときゃよかったというのは後の祭り。
教習内容は第一段階と第二段階に分かれていて、基礎を学ぶ第一段階、その最後の『見きわめ』に合格すれば第二段階に進むことができて、第二段階の最後、卒業検定に合格すれば教習所は卒業できて、免許センターでの筆記試験に合格すれば免許を発行してもらえる。今の時期、教習所は空いているから予約も取りやすく、順調にいけば1ヶ月もかからずに免許を取れるらしい。……順調にいけば。うーん、大丈夫かなぁ?
一番最初に受講しなければならない授業の予定との兼ね合いで教習開始は数日後ということになり、その日はそのままお父さんと一緒にバイク屋にモンキーの下見に行ったが、そこで問題が発生する。
バイク屋に展示されていたモンキーの現行モデルはあたしの好きなサラさんのモンキーとはだいぶ形が変わっていて、サイズも大きくなっていて、排気量も125ccの一択しかなく、なんというかコレジャナイ感がすごかった。
バイク屋の店員さん曰く、排ガス規制の新しい法律の施行に伴いそれまでのモンキーは生産が終了していて、現行のモンキーはモンキーという名前は継いでいるけどフレームもエンジンも電気系統もタイヤやブレーキもまったく違うバイクらしい。性能面や乗りやすさはすごく向上しているということだけど、あたしが乗りたいモンキーはこれじゃない。
旧タイプのモンキーは中古バイクを取り扱っている店でなら買えるらしいけど、そのバイク屋は新車専門だったので取り扱っていなかった。
せっかく教習所の入校手続きができたのに出バナを挫かれてしまい、その日は中古バイクを取り扱っている別の店にまで足を延ばす気にもなれずにそのまま家に帰ったのだった。
「…………ってことがあったんですよ~」
翌日の放課後、学校帰りにワイズベーカリーに寄ってサラさんに昨日の出来事を愚痴る。
「あー……そうやんなー。旧タイプのモンキーが好きやったら今のはちょっと解釈違うんよねー」
「そうなんですよぅ。なんかこう、これじゃないって感じやったのと聞きたいこともできたから、一度サラさんに相談してみたいなーって」
「そやったんやねー。ちなみにうちの[もんちー]はAB27の2005年モデルなんやけど、このタイプは2007年で生産終了しとるんよね」
「2007年……ってことは、あたしが生まれるより前に生産終わっとるってこと? えー、思ってたよりだいぶ古いんやなぁ。……でも、あたしとしてはやっぱり旧タイプのモンキーに乗りたいって思ってて、それにあたってモンキーって古くても大丈夫なんかなー? とかモンキーの生産終了のきっかけになった排ガス規制の法律的には中古のモンキーには乗っても問題ないんかなー? とか不安があって……」
「あー、はいはい。そういうことね。うん。まあそこはそんなに心配せんでも大丈夫やに。今の排ガス規制の法律は、適合できなくなったバイクの新規生産を規制するものであって、もう出回ってる中古バイクに乗ることを制限するもんっちゃうからね。あと古さに関してなんやけど、旧タイプのモンキーは機械としての頑丈さと信頼性がめっちゃ高いから、定期的にメンテしとったら古くても全然問題なく使えるから大丈夫やに。どうしても定期的に交換しなきゃいけない消耗品のパーツはあるんやけど、そういうんもメーカーの純正品が生産終了しとっても色んなメーカーが代用になる社外品パーツを作っとるからいくらでも手に入るから安心やしね」
「なるほどー。納得しました。やっぱりサラさんに相談して正解やったですね。ちなみに、中古のモンキーはどういうのを選んだらいいか、とかメンテはどこに頼んだらいいか、とかオススメってあります?」
「うーん、そやねえ……うちの[もんちー]はお父さんからのお下がりやし、メンテも他所に頼んどるわけじゃないからあんまし参考にならんかも。モンキーは自分で整備する人も多いからね。……うーん、やっぱり買ったところで整備してもらうんが一番やと思うから、アフターサービスをちゃんとしてくれる地元のバイク屋を探してそこで買うのがええんちゃうかなぁ」
なるほど。まずは信頼できる中古バイクを扱ってる店を探して、そこで買うのがええと。そのへんはネットのクチコミとかで判断すればええかな。そういえばネットといえば……
「ネットオークションとかフリマアプリとかで買うんはやっぱりダメですか?」
モンキーのことを調べているとオークションサイトとかにたくさん出品されていたからそういうのもありかなーと思っていたけど、サラさんの反応は早かった。
「それは絶対にやめた方がええに。ああいうネット販売で上手に買うにはかなりの目利きが必要やから初心者には難しいし、基本的に売りっぱなしでアフターサービスは無いものと思った方がええし、地元のバイク屋さんの中には心情的に自分が売ったわけでもないバイクをメンテだけで持ち込まれることを不快に感じる人もおるやろし、特別な事情がなければネットで買うんはやめといた方がええに」
「特別な事情?」
「例えば、生産数が少ないめちゃくちゃレアなずっと探してたバイクで、ネットでしか見つけられなかったとかやね。モンキーなら生産数も多いし中古もたくさん出回ってるからまずは地元で探してみるのがええと思うに」
「わっかりましたぁ。信頼できそうなお店を探してみます」
「うんうん。……ん? そういえば、香奈ちゃんって何組? 普通科やんな?」
「あたしはC組ですけど」
「あらあらあら……ほんならユウ君と同じやん。クラスに宮本佑樹って男子おるやんな?」
「み、宮本君のこと知ってるんですか?」
「え、知ってるもなにも………………んふ、だって彼がうちの[もんちー]をいつもメンテしてくれとるんやもん」
意味深に笑いながらそんな情報をぶっこんでくるサラさん。なにその含んだ言い方? これが匂わせってやつですか。宮本君ってまさかこの年上美人のサラさんとそういう関係なん?
「ほえー、宮本君がバイクを弄れるんは知ってましたけど、まさかこんな繋がりがあったやなんて」
「あは。ユウ君のクラスメイトなんやったら話は早いやん。モンキーのこととか、整備のこととか、色々聞いてみたらええに。……あ、でもそもそも学校ではユウ君と喋ったりするん?」
「あ、はい。宮本君は……その、中学も一緒やったし、その、一応ちょくちょく話す……友だちかなぁ」
すいません。見栄張りました。友だちというほどではないかな。顔見知り以上友だち未満って感じやんなぁ。あたしから話しかけることはまずないし、宮本君が話しかけてくれるから話せてるけど。それでも現状ではあたしが学校で唯一まともに喋れる相手なんよなぁ。
「おやおやおや。うん、それやったらとりあえずユウ君に一度相談してみや? それが一番やに」
「わかりました」
ちょっと前にバイクの免許を取ることに関心がないって宮本君に言ったことは記憶に新しい。そんなあたしがモンキーについて訊いたらいったいどんな反応をするだろう。でもなんだかんだで喜んで教えてくれそうな気はする。次に彼と話すのがちょっと楽しみになった。
【作者コメント】
第二章スタートです。この物語は一応序破急の三章構成となっております。
現行モンキーをディスるつもりはないのです。あれはあれでいいバイクではあるのです。それでも2007年に終了した本来のモンキーとは本当に何もかもがまったく違うバイクなんです。そもそもフレームからしてグロムという別のバイクのものがベースですし。いっそモンキーの名前を継がすよりもモンキー、ゴリラ、エイプに次ぐ猿シリーズの別の名前をつけてくれればよかったのになぁと正直思います。コングとかでよかったんちゃうかなぁ?
後から知ったのだけど、教習に使うバイクは普通自動二輪だと400ccの中型最大級のバイクらしい。ちなみに小型二輪だと125ccを教習に使うそうで、それなら小型二輪にしときゃよかったというのは後の祭り。
教習内容は第一段階と第二段階に分かれていて、基礎を学ぶ第一段階、その最後の『見きわめ』に合格すれば第二段階に進むことができて、第二段階の最後、卒業検定に合格すれば教習所は卒業できて、免許センターでの筆記試験に合格すれば免許を発行してもらえる。今の時期、教習所は空いているから予約も取りやすく、順調にいけば1ヶ月もかからずに免許を取れるらしい。……順調にいけば。うーん、大丈夫かなぁ?
一番最初に受講しなければならない授業の予定との兼ね合いで教習開始は数日後ということになり、その日はそのままお父さんと一緒にバイク屋にモンキーの下見に行ったが、そこで問題が発生する。
バイク屋に展示されていたモンキーの現行モデルはあたしの好きなサラさんのモンキーとはだいぶ形が変わっていて、サイズも大きくなっていて、排気量も125ccの一択しかなく、なんというかコレジャナイ感がすごかった。
バイク屋の店員さん曰く、排ガス規制の新しい法律の施行に伴いそれまでのモンキーは生産が終了していて、現行のモンキーはモンキーという名前は継いでいるけどフレームもエンジンも電気系統もタイヤやブレーキもまったく違うバイクらしい。性能面や乗りやすさはすごく向上しているということだけど、あたしが乗りたいモンキーはこれじゃない。
旧タイプのモンキーは中古バイクを取り扱っている店でなら買えるらしいけど、そのバイク屋は新車専門だったので取り扱っていなかった。
せっかく教習所の入校手続きができたのに出バナを挫かれてしまい、その日は中古バイクを取り扱っている別の店にまで足を延ばす気にもなれずにそのまま家に帰ったのだった。
「…………ってことがあったんですよ~」
翌日の放課後、学校帰りにワイズベーカリーに寄ってサラさんに昨日の出来事を愚痴る。
「あー……そうやんなー。旧タイプのモンキーが好きやったら今のはちょっと解釈違うんよねー」
「そうなんですよぅ。なんかこう、これじゃないって感じやったのと聞きたいこともできたから、一度サラさんに相談してみたいなーって」
「そやったんやねー。ちなみにうちの[もんちー]はAB27の2005年モデルなんやけど、このタイプは2007年で生産終了しとるんよね」
「2007年……ってことは、あたしが生まれるより前に生産終わっとるってこと? えー、思ってたよりだいぶ古いんやなぁ。……でも、あたしとしてはやっぱり旧タイプのモンキーに乗りたいって思ってて、それにあたってモンキーって古くても大丈夫なんかなー? とかモンキーの生産終了のきっかけになった排ガス規制の法律的には中古のモンキーには乗っても問題ないんかなー? とか不安があって……」
「あー、はいはい。そういうことね。うん。まあそこはそんなに心配せんでも大丈夫やに。今の排ガス規制の法律は、適合できなくなったバイクの新規生産を規制するものであって、もう出回ってる中古バイクに乗ることを制限するもんっちゃうからね。あと古さに関してなんやけど、旧タイプのモンキーは機械としての頑丈さと信頼性がめっちゃ高いから、定期的にメンテしとったら古くても全然問題なく使えるから大丈夫やに。どうしても定期的に交換しなきゃいけない消耗品のパーツはあるんやけど、そういうんもメーカーの純正品が生産終了しとっても色んなメーカーが代用になる社外品パーツを作っとるからいくらでも手に入るから安心やしね」
「なるほどー。納得しました。やっぱりサラさんに相談して正解やったですね。ちなみに、中古のモンキーはどういうのを選んだらいいか、とかメンテはどこに頼んだらいいか、とかオススメってあります?」
「うーん、そやねえ……うちの[もんちー]はお父さんからのお下がりやし、メンテも他所に頼んどるわけじゃないからあんまし参考にならんかも。モンキーは自分で整備する人も多いからね。……うーん、やっぱり買ったところで整備してもらうんが一番やと思うから、アフターサービスをちゃんとしてくれる地元のバイク屋を探してそこで買うのがええんちゃうかなぁ」
なるほど。まずは信頼できる中古バイクを扱ってる店を探して、そこで買うのがええと。そのへんはネットのクチコミとかで判断すればええかな。そういえばネットといえば……
「ネットオークションとかフリマアプリとかで買うんはやっぱりダメですか?」
モンキーのことを調べているとオークションサイトとかにたくさん出品されていたからそういうのもありかなーと思っていたけど、サラさんの反応は早かった。
「それは絶対にやめた方がええに。ああいうネット販売で上手に買うにはかなりの目利きが必要やから初心者には難しいし、基本的に売りっぱなしでアフターサービスは無いものと思った方がええし、地元のバイク屋さんの中には心情的に自分が売ったわけでもないバイクをメンテだけで持ち込まれることを不快に感じる人もおるやろし、特別な事情がなければネットで買うんはやめといた方がええに」
「特別な事情?」
「例えば、生産数が少ないめちゃくちゃレアなずっと探してたバイクで、ネットでしか見つけられなかったとかやね。モンキーなら生産数も多いし中古もたくさん出回ってるからまずは地元で探してみるのがええと思うに」
「わっかりましたぁ。信頼できそうなお店を探してみます」
「うんうん。……ん? そういえば、香奈ちゃんって何組? 普通科やんな?」
「あたしはC組ですけど」
「あらあらあら……ほんならユウ君と同じやん。クラスに宮本佑樹って男子おるやんな?」
「み、宮本君のこと知ってるんですか?」
「え、知ってるもなにも………………んふ、だって彼がうちの[もんちー]をいつもメンテしてくれとるんやもん」
意味深に笑いながらそんな情報をぶっこんでくるサラさん。なにその含んだ言い方? これが匂わせってやつですか。宮本君ってまさかこの年上美人のサラさんとそういう関係なん?
「ほえー、宮本君がバイクを弄れるんは知ってましたけど、まさかこんな繋がりがあったやなんて」
「あは。ユウ君のクラスメイトなんやったら話は早いやん。モンキーのこととか、整備のこととか、色々聞いてみたらええに。……あ、でもそもそも学校ではユウ君と喋ったりするん?」
「あ、はい。宮本君は……その、中学も一緒やったし、その、一応ちょくちょく話す……友だちかなぁ」
すいません。見栄張りました。友だちというほどではないかな。顔見知り以上友だち未満って感じやんなぁ。あたしから話しかけることはまずないし、宮本君が話しかけてくれるから話せてるけど。それでも現状ではあたしが学校で唯一まともに喋れる相手なんよなぁ。
「おやおやおや。うん、それやったらとりあえずユウ君に一度相談してみや? それが一番やに」
「わかりました」
ちょっと前にバイクの免許を取ることに関心がないって宮本君に言ったことは記憶に新しい。そんなあたしがモンキーについて訊いたらいったいどんな反応をするだろう。でもなんだかんだで喜んで教えてくれそうな気はする。次に彼と話すのがちょっと楽しみになった。
【作者コメント】
第二章スタートです。この物語は一応序破急の三章構成となっております。
現行モンキーをディスるつもりはないのです。あれはあれでいいバイクではあるのです。それでも2007年に終了した本来のモンキーとは本当に何もかもがまったく違うバイクなんです。そもそもフレームからしてグロムという別のバイクのものがベースですし。いっそモンキーの名前を継がすよりもモンキー、ゴリラ、エイプに次ぐ猿シリーズの別の名前をつけてくれればよかったのになぁと正直思います。コングとかでよかったんちゃうかなぁ?
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