九九式双発艦上攻撃機

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インド洋作戦

世界情勢

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日本海軍がアメリカ西海岸を猛攻撃している頃、世界では膠着状態が続いていた。
前年の冬にスターリングラードで大敗したドイツだったが、アメリカ海軍が護衛空母を太平洋に集中させた影響で通商破壊作戦が順調に行えた。
この影響は顕著で、連合軍が共同で行っている北アフリカでの反抗作戦、通称トーチ作戦の進捗が芳しくなくなっていた。
理由は十分な補給を受けることが出来ないためである。
また、イギリス本土へのアメリカ軍部隊の派遣も制限されていた。
これを受けてドイツ国防軍は”連合軍の大規模な反撃は無い!”と判断して西部戦線及びアフリカ戦線から兵力を抽出し、その全てを東部戦線に回した。
その兵力は60万に及ぶ。
ソ連は確かにスターリングラードの戦いでドイツ軍を破ったが、東部戦線は依然膠着状態のままだった。
その均衡を破るように60万の援軍がドイツに到着したわけである。
スターリングラードでは150万に及ぶ兵力を失ったため、半分も補填できていないが膠着状態を打破するには十分だった。
航空機に関しても大西洋における通商破壊戦の成功によりアメリカ陸軍航空隊がイギリスに進出できず、B17などの大型爆撃機は今だドイツ本土を空襲出来ずにいた。
そのため、ドイツ空軍は消耗を避けることが出来、こちらも東部戦線に送られた。
6月からドイツ軍は再び攻勢に出た。
まずは包囲戦中のレーニングラードである。
ここに航空機を集中し、徹底した爆撃を敢行。
4発爆撃機であるFw200も参戦し、レニングラードは完全に破壊された。
そこにアフリカ戦線から帰還したエルヴィン・ロンメル元帥が指揮を執る10個師団が突入した。
ロンメルは先の大戦においてもルーマニア軍やイタリア軍の要塞陣地を攻略した経験を持つ。
そのため、指揮は的確でありレーニングラードは1943年7月12日についに陥落した。
この戦いでソ連軍は40万の兵力を失い、徐々に東部戦線はドイツ軍有利になっていく。
8月にはモスクワ方面で攻勢が始まり、ソ連軍は緊急で対応にあたった。
9月には攻勢の勢いは収まることになる。
が、これこそドイツ国防軍の狙いであった。
モスクワ方面に兵力を集中させたことにより、クバン方面の兵力が減少。
ここを衝いて再編された第六軍が攻撃を開始したのである。
目標はもちろん、スターリングラードである。
ソ連軍はすぐにドイツ軍の意図に気付いたものの、モスクワ方面を担当していたのはロンメルであった。
そのため、徒に兵力を回すことが出来ず八方ふさがりの状況に置かれたのである。

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