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続・FS作戦
航空戦
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ガダルカナル島攻撃隊が攻撃に成功している頃、小沢機動部隊は苦境に立たされていた。
「すでに敵機動部隊は攻撃隊を出撃させている…まるで我々がここに出てくるのが分かっていたようだな」
実は、この少しまえに偵察に出ていた九六式陸攻が敵機動部隊を発見していた。
だが、既に攻撃隊が出撃してきており距離も小沢機動部隊から200海里ほどしか離れていなかった。
小沢は心の中で”暗号が読まれているかもしれない”と考えたが、今は目の前のことに対処せねばならない。
「奇襲を受けなかっただけましです。直掩隊に出撃の準備をさせておきます」
源田はそう言って赤城の指令室を出ていく。
「敵空母は大型が4隻、小型が4隻…軽く見積もっても敵機動部隊の航空兵力は500機はくだらないでしょう…」
草鹿の推測に小沢も同意する。
「ここは戦うしかない」
覚悟を決めた小沢は艦橋で仁王立ちとなった。
直掩隊の紫電改63機、零戦72機、彗星108機の計243機は15分ほどで発艦していき、電探に誘導されながら優位な位置に付く。
彗星108機はさすがに敵戦闘機との戦いは出来ないが、敵攻撃機に対してなら問題なく戦えた。
そのため、紫電改63機と零戦72機は専ら敵戦闘機との戦いに専念することとなっている。
そうしていると、敵攻撃隊が見えた。
数は400弱。
直掩隊はその編隊を目にするとすぐに急降下。
これはアメリカ軍からも分かり、すぐに戦闘機を前面に出す。
両部隊は急接近し、銃弾を叩き込む。
墜ちていくのは若干ではあるが、日本側とりわけ零戦が多かった。
彗星と一部の零戦はそのまま攻撃編隊めがけて降下していったが、紫電改や残りの零戦は反転し敵戦闘機との戦闘に入った。
新型戦闘機のF6Fはやはり手強く、防御面は弱い零戦はいくら速度が速くとも新兵などは撃墜されてしまう。
だが紫電改はそれなりに頑丈かつ、強力な武装でF6Fと互角以上の戦いを繰り広げていた。
はたまた彗星などはと言うと、こちらは編隊直上で護衛に付いていたF6Fに20機程度撃墜されてしまっていた。
だが、ここは零戦隊も踏ん張りを見せその速度と旋回性能でF6Fと互角の戦いを演じた。
そのすきに彗星は敵攻撃隊に12.7㎜機銃を叩き込んでいく。
攻撃隊はSBD爆撃機とTBF雷撃機であり、彗星の敵ではなかった。
結局、彗星隊は80機以上の敵機を撃墜しまた50機弱を退散させた。
それでも、90機程度の攻撃隊はついに小沢機動部隊に到達した。
「すでに敵機動部隊は攻撃隊を出撃させている…まるで我々がここに出てくるのが分かっていたようだな」
実は、この少しまえに偵察に出ていた九六式陸攻が敵機動部隊を発見していた。
だが、既に攻撃隊が出撃してきており距離も小沢機動部隊から200海里ほどしか離れていなかった。
小沢は心の中で”暗号が読まれているかもしれない”と考えたが、今は目の前のことに対処せねばならない。
「奇襲を受けなかっただけましです。直掩隊に出撃の準備をさせておきます」
源田はそう言って赤城の指令室を出ていく。
「敵空母は大型が4隻、小型が4隻…軽く見積もっても敵機動部隊の航空兵力は500機はくだらないでしょう…」
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「ここは戦うしかない」
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彗星108機はさすがに敵戦闘機との戦いは出来ないが、敵攻撃機に対してなら問題なく戦えた。
そのため、紫電改63機と零戦72機は専ら敵戦闘機との戦いに専念することとなっている。
そうしていると、敵攻撃隊が見えた。
数は400弱。
直掩隊はその編隊を目にするとすぐに急降下。
これはアメリカ軍からも分かり、すぐに戦闘機を前面に出す。
両部隊は急接近し、銃弾を叩き込む。
墜ちていくのは若干ではあるが、日本側とりわけ零戦が多かった。
彗星と一部の零戦はそのまま攻撃編隊めがけて降下していったが、紫電改や残りの零戦は反転し敵戦闘機との戦闘に入った。
新型戦闘機のF6Fはやはり手強く、防御面は弱い零戦はいくら速度が速くとも新兵などは撃墜されてしまう。
だが紫電改はそれなりに頑丈かつ、強力な武装でF6Fと互角以上の戦いを繰り広げていた。
はたまた彗星などはと言うと、こちらは編隊直上で護衛に付いていたF6Fに20機程度撃墜されてしまっていた。
だが、ここは零戦隊も踏ん張りを見せその速度と旋回性能でF6Fと互角の戦いを演じた。
そのすきに彗星は敵攻撃隊に12.7㎜機銃を叩き込んでいく。
攻撃隊はSBD爆撃機とTBF雷撃機であり、彗星の敵ではなかった。
結局、彗星隊は80機以上の敵機を撃墜しまた50機弱を退散させた。
それでも、90機程度の攻撃隊はついに小沢機動部隊に到達した。
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