都会から自然の懐へ

ハリマオ65

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8話:富子さんに説教と春子さんの転居

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「まさか、こんな事まで言われると思ってなかったのか」
「彼女は、呆然自失と言う感じになって泣きはらした」
「もう良いよ、話は、これで終わりだ」
「こんな、傲慢な男と話したくないだろうから帰るよと告げた」
「歩き出すと、待って、ちょっと待ってと言った」

「あなたの話、効いたわー」
「そうね、私、もしかしたら、日本を逃げ出したいだけかもしれないと言い始めた」
「2歳年下の男に言われて頭にきた」
「でも、どうも、あなたの話の方が、道理に合ってるかもしれない」

「すると、今度は、彼女が、埴輪の腕にしがみついた」
「そして良かった。今日、あなたに会えて本当に良かった」
「本当のところ、私、どうしてよいかわからなくなってさ」
「あんたに相談しようと思い呼び出したのよと語った」

「それを聞いて、答えは、さっき全部話した通りと埴輪が、言った」
「気分転換に、食事して、皇居散歩しないというので了解した」
「そしてステーキランチを注文して食事をした」
「14時過ぎから歩いて皇居へ向かい二重橋を渡り汗をかくまで歩いた」

「日本橋に行ってミカドコーヒー店に入って珈琲とケーキを食べた」
「その後、一色富子さんが、埴輪に今日のあんたの説教、効いたわ、ありがとうと言った」
「そして日本でもっと修行を積む事にするわと言い親子孝行もしないといけないしねと塩らしいことを言った」
「だから、また会ってねと言い埴輪に抱きついてキスして逃げる様に、さようならと言い走っていった」

 こうして、2004年が終わり2005年を迎えた。そして、2005年1月9日、八女春子さんから電話が入り、三浦半島のマンション、賃貸マンションとして貸してくれることになったと語った。そして、本当に助かったわと言い、契約にもついて行ってくれると聞くのでOKと答えた。

 1月15日、9時半、上野駅で待ち合わせ上野から品川経由で11時前に津久井浜駅について以前の不動産屋に行くと社長が待っていて賃貸契約が、できて良かったですねと言った。それでは早速、賃貸契約書を作成しましょうと言った。すると春子さんが、書類に必要事項を書き込んだ。

 そして、要求された必要書類を見せると、これで結構ですと言われ10分ほどで書類が完成し2月1日から入居できますと言った。数日前、前のオーナーが、退去したので行ってみましょうと言い車に乗って出かけた。すると10畳以上の広いリビングから、海が一望できた。

 その後、まだ、処理しきれてない物が、残っていますが、業者に頼んで、きれいにしておきますから大丈夫ですと、不動産会社の社長が言った。全室を見て回ると、この畳、替えてもらえないのですかと聞くと現状渡しとなっているので、できませんと言われた。

 もし気に入らないのであれば、個人負担でやって下さいと言われた。その他、総じて、まだきれいで、問題なかった。冬でも日差しが良く晴れていれば暖房いらずであった。社長が、これだけの立地の賃貸マンションは、あまりありませんと語った。

 こうして契約を終えると、あんまり景色が良いので、埴輪が、冬に避寒のためにこようかなと言うと、是非、美味しい物を買ってきて、訪ねて来てくださいよと行ってくれた。2、3人なら全く問題ありません。でも、私より美人は、駄目ですよと言い大笑いした。

 こうして契約も終わり、今日は、横浜へ行き、スカイビルのレストランで、遅い昼食を食べて、春子さんが、仕事を辞めたら、不思議な事に、さしこみが全くなくなり、食欲が増した位よと語った。やっぱりストレスだったのかもしれませんねと埴輪が、言った。

 これからは、長生きしなくちゃと笑顔になった。その時、埴輪が、これどうぞと封筒を渡すと、これ何と効いたので、引っ越し祝いですと言うと、何て律儀なのと言い、目を潤ませた。年を取ると情けに弱くなるものよと言い涙ぐんだ。これで、埴輪君には、来客許可証を与えますと笑いながら言った。

 すると今度、津久井浜の海岸で釣りを楽しみたいものだと語ると、釣れた魚は、私が料理して、みんなで食べましょうと言うと、まだ気が、早い釣れるかどうかもわからないのにと言うと大笑いした。そしてイタリア料理とイタリアワインを飲んで歓談して20時には、店を出て東京に帰った。
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