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私たちは友達…(千遥編)
37.結局こうなる
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ෆ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ෆ
大好きな望から
お金を盗んで黙って逃げた……
大切なお金だって分かってた
だけど逃げるために
どうしてもお金が必要だった
今度弟に捕まったら
もう逃げられない気がするから
私には逃げる選択肢しかなかった
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
なるべく遠くへ逃げた
身を隠すには人が多い方がいい
ネカフェを拠点に
住む場所や仕事を探す
まず仕事……
パパに見つかったことを考えて
接客業を避けて事務職を選ぶも
住所をネカフェにしたら
即バレして辞めさせられた
そして住む場所を探すにしても
仕事もない お金もないじゃ
どうにもならなくて
どんどん健全な仕事から遠ざかる
無理やりお酒を飲んで
ホステスもやってみたけど
お客様の前で吐いちゃってクビ……
手元のお金はどんどん減っていく
普段の生活もままならなくなる前に
行き着くところに行き着いた
「結局こうなる……(ボソッ)」
どうせもう望には会えない
こんな躰……
もう誰に触られても同じだ
そう思って……
クビにされた
クラブのオーナーに泣きついて
そういう仕事を紹介してもらい
身を置くことにした
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
面接のために事務所を訪れた
入り口で躊躇っていると
背後から優しく声を掛けられた
「お姉さん面接希望者?」
振り返ると小柄な若い男が首を傾げ
目を丸くしてこちらを見ていた
「えっ……あの…」
男は私を上から下まで眺めると
「何? ホストにでも
貢いで借金地獄的なやつ?」
「えっ? 違います」
ここの人かな?
「ん~じゃあ、高級ブランド大好きで
お金たくさん欲しい! とか?」
「ち、違います」
なにこの人……
金髪で色白で️華奢で…
背は私と変わらないくらい
年齢的にも近そうなんだけど……
「だよね~HAHAHA( ´ ▽ ` )
ブランド物1つも持ってないもんね」
切れ長の一重の目を
糸みたく細めて笑う男は
こんな場所に相応しくない
可愛らしい雰囲気の持ち主だ
「それじゃあねぇ……(* ´ ³`)」
厚みのある唇を
ぷくっと尖らせて考える姿は
年下にも見え警戒心が緩む
「親の作った借金返済のため?
どう? 正解でしょ?」
可愛らしい見た目と
甘ったるい声とか
話し方に反して
言うことは可愛くない……
「どれも違います……
というか、あなたは誰?」
「俺?俺は~
君を買おうか悩んでる男」
「は?」
「ついておいで」
そう言うと私の手を取り
階段を登り始めた
「えっ? ちょ…」
手を引かれ
躓きそうになりながら階段を登ると
男は1つ上の階の扉を開いた
「どうぞ」
中を覗くと事務所というより
普通の部屋の玄関のように見える
男を見ると視線で入れと指示される
何者かも分からないのに
入っても大丈夫なのだろうか
「ほら入って」
考えているとグイと引っ張られて
前のめりで玄関へ飛び込んだ
・
・
・
何が起こってる?
気が付くと背中には固い扉が当たり
回された腕によって腰は男と密着
唇を塞ぐ柔らかな感触は
私の中に熱い舌を刺し挿れ擽り舐る
「ぅんん!?」
ビックリした……
でもそういう仕事の事務所が
あるようなビルだもんね
そこにいる人間に対して
警戒心がなさすぎた……
服の上から胸を揉まれ
執拗に先端を刺激してくる
「んッんッ...///」
何これ 何この男
「ぷはぁ……はぁはぁ」
唇が離れ 乱れた呼吸を整える
「悪くないね……
おいで最後までしよう」
「えっ!?」
「……面接に来たんでしょ?」
「え……」
「俺、面接官なの♪
売り物になるか診てあげる」
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
ギッギッ…ギシギシ……
「あっ……あっあんっ」
「はぁ……体は綺麗だし
反応は悪くないけど…」
グイッ
「んぁあっ…やっぁあっ!」
「くっ…出すよ……
うっ!! ……はぁはぁ……」
面接官……
そう言った男は
部屋に入ると
すぐに私の躰を試した
上に乗せ下に敷き
担ぎ上げ 前から後ろから
玩具まで使われ
あらゆる事を試された
何をされても仕方ない
そう思って飛び込んだけど
好きでもない人に
身を委ねるのは
やっぱりつらくて
心と体を離さないと
おかしくなると思った
なんでこんなことに?
全部全部 弟のせい
家族のせいだ……
大好きな望から
離れなくちゃいけなくなったのも
すべて……家族のせい
「……あんまり慣れてないんだね
そういうのが好きな客も
結構いるからいいけど~?
この世界は容赦ないからね?
慣れておかないと……よいしょ
酷いこともされるからね♪」
「はぁ……はぁ……」
「ピルは飲んでる?」
「……はい」
「おけ、じゃあシャワー浴びておいで」
フラフラとシャワー室へ向かう
「もしもーし…俺だよ」
男は電話をかけ始めた
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
大好きな望から
お金を盗んで黙って逃げた……
大切なお金だって分かってた
だけど逃げるために
どうしてもお金が必要だった
今度弟に捕まったら
もう逃げられない気がするから
私には逃げる選択肢しかなかった
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
なるべく遠くへ逃げた
身を隠すには人が多い方がいい
ネカフェを拠点に
住む場所や仕事を探す
まず仕事……
パパに見つかったことを考えて
接客業を避けて事務職を選ぶも
住所をネカフェにしたら
即バレして辞めさせられた
そして住む場所を探すにしても
仕事もない お金もないじゃ
どうにもならなくて
どんどん健全な仕事から遠ざかる
無理やりお酒を飲んで
ホステスもやってみたけど
お客様の前で吐いちゃってクビ……
手元のお金はどんどん減っていく
普段の生活もままならなくなる前に
行き着くところに行き着いた
「結局こうなる……(ボソッ)」
どうせもう望には会えない
こんな躰……
もう誰に触られても同じだ
そう思って……
クビにされた
クラブのオーナーに泣きついて
そういう仕事を紹介してもらい
身を置くことにした
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
面接のために事務所を訪れた
入り口で躊躇っていると
背後から優しく声を掛けられた
「お姉さん面接希望者?」
振り返ると小柄な若い男が首を傾げ
目を丸くしてこちらを見ていた
「えっ……あの…」
男は私を上から下まで眺めると
「何? ホストにでも
貢いで借金地獄的なやつ?」
「えっ? 違います」
ここの人かな?
「ん~じゃあ、高級ブランド大好きで
お金たくさん欲しい! とか?」
「ち、違います」
なにこの人……
金髪で色白で️華奢で…
背は私と変わらないくらい
年齢的にも近そうなんだけど……
「だよね~HAHAHA( ´ ▽ ` )
ブランド物1つも持ってないもんね」
切れ長の一重の目を
糸みたく細めて笑う男は
こんな場所に相応しくない
可愛らしい雰囲気の持ち主だ
「それじゃあねぇ……(* ´ ³`)」
厚みのある唇を
ぷくっと尖らせて考える姿は
年下にも見え警戒心が緩む
「親の作った借金返済のため?
どう? 正解でしょ?」
可愛らしい見た目と
甘ったるい声とか
話し方に反して
言うことは可愛くない……
「どれも違います……
というか、あなたは誰?」
「俺?俺は~
君を買おうか悩んでる男」
「は?」
「ついておいで」
そう言うと私の手を取り
階段を登り始めた
「えっ? ちょ…」
手を引かれ
躓きそうになりながら階段を登ると
男は1つ上の階の扉を開いた
「どうぞ」
中を覗くと事務所というより
普通の部屋の玄関のように見える
男を見ると視線で入れと指示される
何者かも分からないのに
入っても大丈夫なのだろうか
「ほら入って」
考えているとグイと引っ張られて
前のめりで玄関へ飛び込んだ
・
・
・
何が起こってる?
気が付くと背中には固い扉が当たり
回された腕によって腰は男と密着
唇を塞ぐ柔らかな感触は
私の中に熱い舌を刺し挿れ擽り舐る
「ぅんん!?」
ビックリした……
でもそういう仕事の事務所が
あるようなビルだもんね
そこにいる人間に対して
警戒心がなさすぎた……
服の上から胸を揉まれ
執拗に先端を刺激してくる
「んッんッ...///」
何これ 何この男
「ぷはぁ……はぁはぁ」
唇が離れ 乱れた呼吸を整える
「悪くないね……
おいで最後までしよう」
「えっ!?」
「……面接に来たんでしょ?」
「え……」
「俺、面接官なの♪
売り物になるか診てあげる」
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
ギッギッ…ギシギシ……
「あっ……あっあんっ」
「はぁ……体は綺麗だし
反応は悪くないけど…」
グイッ
「んぁあっ…やっぁあっ!」
「くっ…出すよ……
うっ!! ……はぁはぁ……」
面接官……
そう言った男は
部屋に入ると
すぐに私の躰を試した
上に乗せ下に敷き
担ぎ上げ 前から後ろから
玩具まで使われ
あらゆる事を試された
何をされても仕方ない
そう思って飛び込んだけど
好きでもない人に
身を委ねるのは
やっぱりつらくて
心と体を離さないと
おかしくなると思った
なんでこんなことに?
全部全部 弟のせい
家族のせいだ……
大好きな望から
離れなくちゃいけなくなったのも
すべて……家族のせい
「……あんまり慣れてないんだね
そういうのが好きな客も
結構いるからいいけど~?
この世界は容赦ないからね?
慣れておかないと……よいしょ
酷いこともされるからね♪」
「はぁ……はぁ……」
「ピルは飲んでる?」
「……はい」
「おけ、じゃあシャワー浴びておいで」
フラフラとシャワー室へ向かう
「もしもーし…俺だよ」
男は電話をかけ始めた
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