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私たちは友達…(千遥編)
38.面接官
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ෆ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ෆ
好きでもない人に
身を委ねるのは
やっぱりつらくて
心と体を離さないと
おかしくなると思った
こんなことになったのは
全部全部 弟のせい家族のせいだ
大好きな望から
離れなくちゃいけなくなったのも
すべて……家族のせい
体中に痺れが残る中
シャワーを浴びるように言われ
フラつく足どりで
シャワー室に向かった
「もしもーし…俺だよ」
その後ろで男は電話をかけ始めた
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
\゜\、\・、\、\・。゜、\
\、、\・。゜\、・\\・\。゜
\、\・、\、\・。゜、\・\。
頭から冷水を浴びる
体中が痛い……
下半身は痺れてる
無理矢理 何度もイカされた
こんなことしてたら
頭がおかしくなる……
「ハハッ……もうとっくにおかしいか……」
望にした事を思えば
これくらい耐えないと
ガチャ
扉が開いた気がして振り返った
「え……」
背の高い女性が立っていた
しかも全裸で
「え、あの……」
女性が手を伸ばしてきた
半歩下がるがすぐに壁に当たる
「同性は初めて?」
「え?」
「 遼に呼ばれたのよ」
「え?」
\゜\、\・、\、\・。゜、\・
\、、\・。゜\、・\\・\。゜
\、\・、\、\・。゜、\・\。
遼とは
さっきの面接官の名前らしい
容赦ない……ってこのことね
結局 私は
この女性とも躰を交わした
ある意味、あの男より
手練ていて気持ちよかった
「またしようね、これ私の連絡先♡」
そう言って女性は出て行った
何がなんだか分からないまま
私は気を失うように眠りについた
物音で目が覚めるまで
泥のように眠った──
「あ、ごめん起こした?」
面接官の男だった
私はまだ頭がボーッとして
焦点が合わない目で男を見ていた
パチン
と男は私の目の前で手を叩き
顔を覗き込むと額を小突いた
「大丈夫~?薬は入れてないよ?
いきなりヤリ過ぎて
どっかイカレちゃった?」
「ハッ……あの…私…」
「櫻坂 千遥ちゃん?
いちお 合格だけど?
大丈夫? 本当にやる?」
「……大丈夫です、やります」
「OK じゃあ契約書類持ってくんね♪」
男は部屋を出て行く
「なぁんだ……(ボソッ)」
誰とやっても気持ちいいんだ……
私の中で何かが壊れた気がした
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
面接官……
吉野 遼に
試され合格して
私は売りを始めた
客には色んな人がいた
Sっ気の強い客に当たった時は
体中に痣をつけられて
激怒した遼が客のアレを
チョン切る寸前まで脅した……
同情はしないけど
ちょっと血が出てたわね
「ごめんね千遥
質の悪い客は取らないように
気を付けてはいるんだけどね
……ちょっと力を付けようか」
「チカラですか?」
「うん、素質がないと
身に付けるのは難しいけど
上手くいけばもっと稼げるよ」
そう言われ
今度は研修を受けた
体だけじゃなくて
相手の心を掴む研修だとか……
“マインドコントロール”
私にとってその研修内容は
あまりに簡単で
習得するという程の事ではなかった
何をどうしたら
相手がどうなるかを学び
頭の中を整理したに過ぎなかった
望に実行してた事ばかりで笑った
望にはコントロールしたくて
してたわけじゃないけどね
私のモノにするのに必死だっただけ
他人の心と体の両方を操る方法を
整理し、磨いた結果
私が客を選べるようになり
お金を稼ぐのが
前より簡単になった
「あはっ♪ いいねぇ
こっちの方が向いてるよ千遥」
「ねぇ遼、久しぶりに抱いて?」
札束を指で弾きながら笑う遼に
ねだるように言うと遼の目が変わる
「……喜んで」
色んな女を抱き慣れている遼は
上手いから たまに抱かれると
気持ち的にリセットできた
「んっ……あっあっ…いいっ遼っ
はぁっ あんっ 遼もっと突いてぇ!」
この人も優しく抱けるんだと
気付いたのはいつ頃だっただろう
最近……
遼の私を見る目が変わった
「千遥っ…うっ……はあっはあっ…」
「はぁ…はぁ~」
ベッドに腰かけ下着を着ける
「ねぇ…千遥?」
横になっている遼は見上げながら
甘ったるい声で名前を呼ぶ
「なんですか?」
「いつまでこの仕事する気?」
「……決めてないですけど?
需要があるうちは続けるかなぁ」
「結構貯まったんじゃないの?」
「全然ですよ……」
「なぁ……
相変わらずガキに喰われてんの?」
ベッドから身を起こした遼は
少し苛立ったように
私を抱き寄せた
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
好きでもない人に
身を委ねるのは
やっぱりつらくて
心と体を離さないと
おかしくなると思った
こんなことになったのは
全部全部 弟のせい家族のせいだ
大好きな望から
離れなくちゃいけなくなったのも
すべて……家族のせい
体中に痺れが残る中
シャワーを浴びるように言われ
フラつく足どりで
シャワー室に向かった
「もしもーし…俺だよ」
その後ろで男は電話をかけ始めた
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
\゜\、\・、\、\・。゜、\
\、、\・。゜\、・\\・\。゜
\、\・、\、\・。゜、\・\。
頭から冷水を浴びる
体中が痛い……
下半身は痺れてる
無理矢理 何度もイカされた
こんなことしてたら
頭がおかしくなる……
「ハハッ……もうとっくにおかしいか……」
望にした事を思えば
これくらい耐えないと
ガチャ
扉が開いた気がして振り返った
「え……」
背の高い女性が立っていた
しかも全裸で
「え、あの……」
女性が手を伸ばしてきた
半歩下がるがすぐに壁に当たる
「同性は初めて?」
「え?」
「 遼に呼ばれたのよ」
「え?」
\゜\、\・、\、\・。゜、\・
\、、\・。゜\、・\\・\。゜
\、\・、\、\・。゜、\・\。
遼とは
さっきの面接官の名前らしい
容赦ない……ってこのことね
結局 私は
この女性とも躰を交わした
ある意味、あの男より
手練ていて気持ちよかった
「またしようね、これ私の連絡先♡」
そう言って女性は出て行った
何がなんだか分からないまま
私は気を失うように眠りについた
物音で目が覚めるまで
泥のように眠った──
「あ、ごめん起こした?」
面接官の男だった
私はまだ頭がボーッとして
焦点が合わない目で男を見ていた
パチン
と男は私の目の前で手を叩き
顔を覗き込むと額を小突いた
「大丈夫~?薬は入れてないよ?
いきなりヤリ過ぎて
どっかイカレちゃった?」
「ハッ……あの…私…」
「櫻坂 千遥ちゃん?
いちお 合格だけど?
大丈夫? 本当にやる?」
「……大丈夫です、やります」
「OK じゃあ契約書類持ってくんね♪」
男は部屋を出て行く
「なぁんだ……(ボソッ)」
誰とやっても気持ちいいんだ……
私の中で何かが壊れた気がした
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
面接官……
吉野 遼に
試され合格して
私は売りを始めた
客には色んな人がいた
Sっ気の強い客に当たった時は
体中に痣をつけられて
激怒した遼が客のアレを
チョン切る寸前まで脅した……
同情はしないけど
ちょっと血が出てたわね
「ごめんね千遥
質の悪い客は取らないように
気を付けてはいるんだけどね
……ちょっと力を付けようか」
「チカラですか?」
「うん、素質がないと
身に付けるのは難しいけど
上手くいけばもっと稼げるよ」
そう言われ
今度は研修を受けた
体だけじゃなくて
相手の心を掴む研修だとか……
“マインドコントロール”
私にとってその研修内容は
あまりに簡単で
習得するという程の事ではなかった
何をどうしたら
相手がどうなるかを学び
頭の中を整理したに過ぎなかった
望に実行してた事ばかりで笑った
望にはコントロールしたくて
してたわけじゃないけどね
私のモノにするのに必死だっただけ
他人の心と体の両方を操る方法を
整理し、磨いた結果
私が客を選べるようになり
お金を稼ぐのが
前より簡単になった
「あはっ♪ いいねぇ
こっちの方が向いてるよ千遥」
「ねぇ遼、久しぶりに抱いて?」
札束を指で弾きながら笑う遼に
ねだるように言うと遼の目が変わる
「……喜んで」
色んな女を抱き慣れている遼は
上手いから たまに抱かれると
気持ち的にリセットできた
「んっ……あっあっ…いいっ遼っ
はぁっ あんっ 遼もっと突いてぇ!」
この人も優しく抱けるんだと
気付いたのはいつ頃だっただろう
最近……
遼の私を見る目が変わった
「千遥っ…うっ……はあっはあっ…」
「はぁ…はぁ~」
ベッドに腰かけ下着を着ける
「ねぇ…千遥?」
横になっている遼は見上げながら
甘ったるい声で名前を呼ぶ
「なんですか?」
「いつまでこの仕事する気?」
「……決めてないですけど?
需要があるうちは続けるかなぁ」
「結構貯まったんじゃないの?」
「全然ですよ……」
「なぁ……
相変わらずガキに喰われてんの?」
ベッドから身を起こした遼は
少し苛立ったように
私を抱き寄せた
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