Radiantmagic-煌炎の勇者-

橘/たちばな

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目指すは大魔導師

お猫様を探せ

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魔法――人々の中には英雄の力と崇める者もいれば、災いの種として見ている者も存在する。

生物には魔力と呼ばれたエナジーが宿っている。魔力は炎、水、地、風、氷、雷、幻、木、光、闇、天といった様々なエレメントとして分かれており、それぞれの魔力を自身でコントロールできる者とできない者が存在している。前者ならば魔法を使う才能が備わっており、後者ならば魔法を使う事は不可能である。

魔法は源となる魔力を呼び起こす事によって発動し、人を救う力、何かを守る為の力として利用される他、使い手によっては人を傷つけ、何かを壊す力として利用される事もある。更に術者の魔力量に応じて魔法の規模、威力、効力が増したり、中には複数のエレメントの魔力を司る魔法を操る者もいる。

魔法戦士兵団は民を守る為、国を守る為に魔法を正しい事に使い続けている。魔法の力を悪しき目的に使う事は許されざる愚行であり、人としての罪とされる。それを裁くのも魔法戦士兵団であった。
「出してくれええ! オレが悪かったぁ! もう二度と魔法を悪用しないって誓うからああ!」
一人の男が兵団の者に連行され、レイニーラ城の地下牢に投獄される。魔法戦士兵団志願者の一人となる駆け出し魔法使いであり、グラインをうまく騙してマージ鉱石を奪い取ろうとしたが、リルモと遭遇した事で作戦は失敗し、あえなく逃走した男であった。男は逃走してから数日後、城下町で金に困っていたという理由で眠りの魔法を利用して金銭を奪い取り、そのまま高飛びしようとした矢先、兵士によって捕えられたのだ。
「やれやれ。魔法を私利私欲で悪用する輩がいるのは本当だったんだな」
王子の部屋にて、兵団の者から事の全てを聞かされたニールは呆れたように呟く。傍らにいるイニアは白い猫を抱いていた。
「そんな人が魔法戦士兵団に入団していたかもしれないって考えると恐ろしいったらありゃしないわ」
身勝手な輩の一件にイニアも呆れている様子であった。
「でも、今回入った新入り君はとても誠実な子のようだ。確か、グラインといったかな」
ニールは窓の外の景色を眺める。天候は快晴で、王国は何事もなく平和な様子だ。一息ついたニールは部屋から出ようとする。
「僕はこれから調査に向かう」
「調査ってどこへ?」
「ベリロ高地だ。本来見掛けぬはずの魔物が現れたと報告があったものでな」
ニールは兵士を従え、ベリロ高地へ向かって行く。魔法戦士兵団の入団テスト時にて本来生息していないはずの切り裂きコンドルが突然襲来してきた件を聞いて、何がきっかけで現れたのかを調査するつもりであった。


城の訓練場にて、グラインはフィドールの指導で魔法の特訓を重ねていた。魔法戦士兵団の新人兵として自身に備わる魔力を魔法の力として自在に制御し、様々な形でインスピレーションしながら応用を利かせ、色んな魔法を習得していく特訓であった。
「……炎よ……」
両手を差し出しつつも目を閉じて精神を集中させ、火の玉を生み出す。
「もっと集中なさい。雑念を捨てるのよ」
フィドールの一言を受け、グラインは集中力を高める。火の玉は徐々に大きくなり、炎の波として広がっていく。
「で、できた……?」
グラインは新しい形の炎魔法が発動できた事に驚いていた。
「まずまずの結果といったところね。言っておくけど、これでもまだ初級クラスよ。やはりあなたにはもっと鍛錬が必要だわ」
手厳しい言葉を投げ掛けるフィドール。発動した炎魔法は、広範囲に渡る炎の波を放つファイアウェイブと呼ばれる魔法であった。
「次は私の魔法に耐える特訓よ」
魔力を高めるフィドールを前に戸惑うばかりのグライン。自身の魔力を全集中させてフィドールが操る魔法攻撃を耐えるというものであった。訓練で魔力を集中させる事はできたものの、魔法攻撃を魔力全集中で耐えるという発想自体考えられるものではなかった。
「魔力全集中で耐えるって……そんな事ができるのか?」
グラインは言われるがままに魔力を集中させると、炎の輪が巻き起こる。炎の輪は回転花火の如く高速回転していき、辺りに火の玉を撒き散らしていく。
「うわあぁぁあっ!」
炎の勢いに身を焦がしつつ、吹っ飛ばされるグライン。フィドールは倒れたグラインに近付き、顔を寄せる。
「まだまだね。パイロピンフィールに耐えられないようでは、集中力が足りない証拠よ」
至近距離のまま厳しい口調で言い放つフィドール。
「今日の特訓はここまでよ。しっかり休めておきなさい」
フィドールはマントを翻し、訓練場から去って行く。ありがとうございましたと礼を言うグラインだが、フィドールは振り返る事なく階段を上がって行った。パイロピンフィールと名付けられたフィドールの魔法の凄さを目の当たりにしたグラインは、自分がどれだけ半人前なのかを思い知らされる。本当に僕は駆け出し中の駆け出しなんだな、と。魔法戦士兵団の人達はきっとこんな風に鍛錬を重ねていたのだろう。ここで音を上げては父さんと母さんに合わせる顔がない。だから、もっと頑張らなきゃ……!
「……帰るか」
特訓が終わった頃は、既に日が暮れていた。夜番担当の兵との交代時間となり、一日分の報酬を受け取って自宅へ帰ろうとするグライン。
「お疲れ様。どう? フィドール兵団長の特訓は」
声を掛けたのはリルモであった。
「とても厳しい特訓でした。おかげですっかりボロボロで……」
「それくらい当然の事よ。私だって駆け出しの頃はよくズタボロにされて血ヘドを吐きまくる程鍛えられたんだから」
言葉の綾といえど、過激とも取れるような発言をするリルモにグラインは面食らう。
「言っておくけど、どんな特訓でも死ぬ気で立ち向かわないとこの仕事はやっていけないわよ? 暇ができたら私からも稽古付けてあげるわ」
「あ、はい……」
「声が小さい! 返事ならハキハキと元気よく! いい?」
先輩らしく厳しい言葉をぶつけるリルモ。一見面倒見良さそうだけど、先輩として厳しい部分も持っている人なんだなとグラインは思う。
「ところで、クレバルとかいう奴に何か言われなかった?」
「え? 別に何も……」
「そう。だったらいいけど」
リルモは周囲を見回す。クレバルの姿は見られず、見張りの兵士がいるだけだった。
「クレバルさんが何か?」
「何でもないわ。もしクレバルにいびられたりしたら遠慮なく私に言うのよ。あいつ、不真面目なくせに後輩には威張ってばかりだから心配なのよ」
「わ、わかりました」
「ああ。無理して敬語使わなくていいわよ。先輩だからって礼儀正しくする必要ないから。あと私の事はリルモって呼んでちょうだい」
「そ、そう……わかったよ、リルモ」
「よろしい! じゃ、またね」
グラインは去り行くリルモの後ろ姿を見る。リルモ……何だかとても頼りになる人だ。あの人柄だったらきっといろんな人からも慕われてるんだろうな。そう考えながらも自宅へ向かって行くグライン。城を出ると、クレバルがやって来る。
「よう新米。お前、確かグラインだったな」
「は、はい……えっと、お疲れ様です」
「何だよ、何オロオロしてるんだ?」
詰め寄るようにクレバルが言うと、グラインは俯き加減で黙り込んでしまう。
「ったく、ホント肝が小せぇ奴だな。そんなんでよく魔法戦士兵団に入る気になったな」
半ば見下すように言うクレバル。
「あの、僕に何か……?」
「ん? ふとすれ違ったから少しは挨拶してやろうと思っただけさ」
「そ、そうですか……」
「言っておくが、リルモに甘えてぬくぬくとやっていこうなんて事考えてたら俺がタダじゃおかねえからな。あいつは昔から面倒見がいいからお前に優しくしてるようだけどな。魔法戦士兵団は国を守る仕事であって遊びじゃねえんだ。その事を忘れんなよ?」
そう言い残し、去って行くクレバル。何だかあの人ちょっと苦手だな、とグラインは心の中で呟いていた。


夜になった頃、一日の任務を終えたリルモは買い出しを終え、自宅に帰っていた。
「母さん、ただいま」
リルモの自宅には母のルルカが食事をしていた。
「お帰りリルモ。悪いね、わざわざ買い出しまでしてくれて」
「平気よ。これくらい買い込んでおけば暫くは夕食に困らないから」
リルモの家族は父と母、兄弟のいない三人家族である。母であるルルカも魔導師で父は凄腕の戦士であったが、父はリルモが物心ついて間もない頃、他国から王族の護衛の依頼を受けて旅立ってからそのまま行方不明になっていたのだ。父が蒸発してからは母子家庭で育っていたが、時々従弟のパルが遊びに来る事があり、パルはリルモと仲良くしていたものの、二人で王国の外へ遊びに出掛けた時に魔物に襲われ、リルモを庇う形で命を落としてしまった。その事がきっかけでリルモは多くの人を守れる程強くなりたいという思いで魔法戦士兵団に入団するようになり、面倒見の良い性格面も過去の経験から来ているものであった。
「パル……」
リビングの壁にはリルモが描いたパルの似顔絵が飾られている。リルモはパルと過ごした日々を振り返ると、目の前でパルが死んでしまったという忌まわしい出来事が脳裏に浮かぶ。
「リルモ、どうしたの?」
ルルカの声で我に返ったように反応するリルモ。
「な、何でもないわ。最近忙しかったから、疲れちゃって」
リルモはルルカを心配させないように笑顔で振る舞う。ルルカは内心、リルモの事を心配していた。


それから更に数日が経過し、特訓を重ねた結果、グラインは炎の魔法ファイアウェイブを自在に扱えるようになっていた。この日は魔物との実戦訓練となり、マスターしたばかりの魔法の成果を試そうと意気込むグラインだが、突然兵士から魔法戦士兵団の者は至急謁見の間に集合しろと言われてしまう。これは僕も行かなくてはいけないのか? そんな事を考えながらも、謁見の間へ向かうグライン。レイニーラ王、イニアがいる謁見の間には、魔法戦士兵団の面々が集まっていた。
「うむ、皆の者よ。よくぞ集まってくれた。急遽お前達を呼び出したのは、イニアの頼み事を聞いて欲しくてな」
王の傍らにいるイニアが前に立つ。
「皆様に頼みたい事は……どうか、猫のシロキチを探してきてほしいのです。突然いなくなってしまって」
そう、イニアの頼み事とはシロキチという名の飼い猫の捜索であった。いつもイニアの傍にいるはずが、突然イニアの元からいなくなり、そのまま行方不明になってしまったのだ。辺りがどよめき始める中、グラインは呆然としている。
「す、すみません! こんな事の為にわざわざ皆様を呼び出したりして! でも、お兄様は調査で忙しいみたいだし、城内を探しても結局見つからなくて……! もしかすると魔物に食べられたんじゃないかって……私とても心配で……!」
イニアは頭を下げるばかり。
「あ。もし見つけてくれた人には私からのキスをプレゼント! というのはどうかしら?」
イニアの大胆な一言で更にどよめく謁見の間。
「これ、イニア。お前とあろう者が何とはしたない事を!」
「何もお礼ができないよりはマシです! 皆様、どうかこの王女の頼みを聞いて下さいまし! あの子は私の大切なペットなのです」
王は半ば呆れた様子でイニアを見つめている。
「だったらこの俺、クレバル・グラウンダルトが喜んで引き受けますよ! お猫様の捜索なら任せて下さい!」
鼻息を荒くしながらも意気込みを見せるクレバルの傍らで、バッカじゃないのとリルモがぼやく。グラインはこんな事の為にわざわざ兵団全員を呼び出したのかと思いつつも、成り行きで猫探しを始める事になった。シロキチの手掛かりとなる特徴は、白い毛に金色の瞳、銀色の首輪をしているという点である。
「王女様ったら、どうして猫探しを私達に任せるのかしら」
リルモが呟く傍ら、クレバルは意気揚々と捜索していた。発見するとイニアからのキスが貰えるという話を真に受けての意気込みであった。全員が城内を隈なく探索するものの、猫の姿はどこにもない。もしや外に逃げた? そう考えた兵団の面々はそれぞれ城下町を探索し始める。猫を発見したという知らせが来る事なく一時間が過ぎようとしていた頃、クレバルがグラインの元にやって来る。
「グライン。お前にちょっと話があるんだ。こっちへ来な」
突如クレバルがグラインを裏手に連れて行く。
「な、何ですか?」
「お前に協力して欲しい事があるんだよ。王女様の猫についてちょっと手掛かりになりそうな話を掴んでな」
クレバルが言うには、住民から白い猫を見なかったか聞き込みをしていたところ、ニルド高原の洞窟の方で白い猫のような何かを見かけたという話を聞かされたとの事で、それが王女の猫ではないかと考えているのだ。
「それが王女様の猫だというのですか?」
「多分な。けどよ、これだけ探してて一時間近く経っても見つかったという報告がねぇって事は可能性としてあり得るだろ? ま、考えるより確かめてみるのが一番って事だな」
「……で、僕に協力して欲しい事というのはつまり――」
「洞窟付近での猫探しの手伝いをしてくれって事だよ。先輩サマの頼みに拒否権はナシだぜ?」
詰め寄る形でクレバルが言う。洞窟は凶暴な魔物が多く住むようになったと言われており、その周辺も魔物が生息しているので、もし猫がそこに迷い込んでいたらそのうち魔物の餌食になるのは言うまでもない話である。
「もし本当に洞窟の近くにまで逃げたってぇなら、今頃魔物に食われちまってるかもしれねぇな。けど、だからって調べないわけにもいかねぇ。町の中は他の連中が一生懸命探してるからな」
「それだったら駆け出しの僕なんかよりも他の有能な人に頼んだ方が……」
「うるせぇ! 新米だったら先輩サマの言う通りにしろ!」
グラインは無理矢理引っ張られる形で連れて行かれてしまう。
「ク、クレバルさん……」
「何だよ」
「あの、いくら何でもお城にいた猫が洞窟の近くまで逃げるってあり得る事なんですか?」
「その猫らしい何かを見かけたって話があったから調べに行くんだろが! お前は黙って俺の言う通りにすればいいんだよ!」
「そんなぁ……」
とんだ事に付き合わされてしまったな、と思いつつも成すがままにされてしまうグライン。王国から出た二人はニャコルンやハリギンを振り切りながらも、洞窟の前に辿り着く。
「この辺りで白い猫を見たってぇのか? ホントかよ……」
クレバルは周囲を探すものの、猫は見つからない。
「おい、お前もちゃんと探せよ」
グラインはクレバルの言う通りにして猫を探す。だが、猫の姿は全く見つからなかった。
「くそ、まさか洞窟の中に入り込んだのか?」
クレバルは周囲を見回しつつも、洞窟の内部を凝視する。
「こうなったら一か八かだ。洞窟へ乗り込んでみるぜ」
「い、いくら何でも洞窟の中に逃げ込むなんて流石にあり得ないんじゃあ……」
「いいから来い! 先輩サマの命令だ!」
どうしてこうなったんだよと思いつつもグラインは渋々クレバルに連れられる形で洞窟に潜入する。洞窟でも様々な魔物が生息していた。生物の血を養分とするドレインバット、毒を放つ不定形の魔物ポイズンスライム、素早い動きで噛みついてくる暴れネズミ等の魔物が襲い来る中、グラインとクレバルは魔法で応戦していく。洞窟の中を捜索するものの、猫らしき姿は見つからない。
「おいグライン。もしお前が猫を見つけても、俺が見つけたという事にしろよ」
「え? どうしてですか?」
「お前はつい最近入ったばかりの新米だろうが。新米のうちは手柄を敢えて先輩に譲る。それが先輩サマへの礼儀ってもんだ。大体下っ端のお前如きが王女様のキスを貰うなんて贅沢にも程があるんだよ!」
クレバルの無茶苦茶な言い草に内心呆れるグライン。もう王女様の猫探しとか正直どうでもいいよ。何故こんな人に協力しなきゃいけないんだか……。そんな事を考えながら足を進めていると、グラインは突然何かに足を滑らせて転んでしまう。
「ン……何ヨ。誰か来たノ?」
グラインが起き上がった途端、聞き慣れない女の声が響き渡る。
「な、何だお前!」
クレバルは赤いマントを着た二足歩行の白い毛むくじゃらの生き物がその場にいる事に気付く。その生き物はまるで犬のような、猫のような姿をしていた。
「ちょと待っテ! ワタシは魔物じゃナイヨ! 武器を収めてチョーダイ!」
白い生き物は慌てた様子で喋り始める。その声は人間の少女といった印象を受ける声色であった。
「喋った……?」
「何なんだこいつ? まさかこいつが王女様の猫か?」
グラインとクレバルが驚きながら言う。
「王女様の猫? 何の事かしラ? 少なくトもワタシは猫じゃないネ」
白い生き物が返答する。
「君は何者なの? 魔物じゃないって……」
グラインが言うと、白い生き物はジッとグラインの姿を見つめる。
「な、何?」
「フーン、アナタ達ならワタシの事ヲ教えてモ良さそうネ。ワタシはティム。世界の全てを知る者といったところヨ」
ティムと名乗る白い生き物を前に、グラインとクレバルはきょとんとするばかりであった。
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