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第11章 クラス対抗魔法球技戦編
2日目開始
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魔法球技戦の2日目が始まった。1日目に続き、魔法学院の各所の会場で試合が行われている。魔法学院の各学年の人数は約100名で1クラスの人数は約20名。各学年は5クラスある。魔法球技戦はくじ引きによって決められたトーナメント戦で行われている。第1~3試合を3日目の午前まで行い、3日目の午後と4日目丸一日かけて、各学年の決勝戦が行われるという日程である。
勝ち続ければ1日3試合くらい行わなければならない。選手の出場制限などはないため、全ての試合に同じ選手が出ても特に問題はないが、それぞれのゲームの選手をどう組んで戦っていくかが勝負のカギを握っているといえる。しかし、現状を考えると、やはり魔力ランクが高い魔法使いの負担が大きくなる傾向にあると言える。
しかし、その点で言えば、ルーシッド達のクラスは、他のクラスの予想をことごとく外すようなオーダーを組んできていると言えるだろう。
ルーシッド達のクラスにはAランク以上が2人いる。1人は言わずと知れたルビア・スカーレット。そして、もう1人がシアン・ノウブルだ。その他はBランクが8人と、Cランク以下が12人という構成だ。22名中Aランク以上が2人(クラスの9%)というのは、魔法使い人口全体として見れば自然な数字だが(魔法使い全体でのA以上の人数は約10%である)、このディナカレア魔法学院としては少ない方だ。今回入学した1年生120名のうち、A以上の者は18名(1年生全体の15%)。うちAが15名、AAが2人、Sランクが1人である。ルーシッド達の5クラス以外のクラスにはそれぞれ4名前後のAランクが在籍していることになる。
ルーシッド達の5クラスのAランク魔法使いの少なさは、Sランクという破格の魔法使いが在籍しているために他ならない。
なので、普通に考えればSランクのルビアを多用してきそうなものだが、ルビアが出場したのは今のところストライクボールだけ。土の魔法も使えるルビアは、絶対にバトルボールに出てくるだろうという他のクラスの予想を裏切り、ルビアはバトルボールには出場しなかった。
入学試験の摸擬戦でもあれだけの試合を見せたルビアが出場していないということ、試合前半ただ逃げ回っていたことなどから「ルビアを温存しているのかも知れない、これなら勝てる」と思った相手チームの淡い期待が絶望に変わったことは言うまでもない。
もちろんルビアを温存しているという理由も少なからずはある。バトルボールの試合は決勝を入れれば3試合ある。ルビアがエントリーしているのはストライクボールとバトルボールだ。ストライクボールと合わせれば計6試合である。ルビア本人は問題ないというかも知れないが、初戦はルビア抜きでいくという判断をしたのはルーシッドだった。
しかし、試合を行ってみれば、決して出場選手は控えの選手や補欠などではなかった。普通に主力級の選手であった。
1年生のみならず、5クラス(ルーシッドのクラス)のストライクボールとバトルボールの試合に関しての話題は学院内でも少しずつ広まっていた。
その使用魔法や戦略性、出場選手の得意魔法を最大限引き出すオーダー、加えてバトルボールの見たこともないような魔法具など、それらを手掛けているのは一体誰なのかという推論がなされていた。
そして2日目の午前に行われるエリアボールの出場選手の中には、クラスのもう1人の高ランク魔法使いであり、クラス委員長でもあるシアン・ノウブルの名前があった。
控室でシアンは少し緊張したような面持ちで深呼吸した。
「アンなら、大丈夫だよ」
「そうね。本当にありがとう、ルーシィ」
シアンは自分が座っている脇に立てかけてある魔法具に目をやってそう言った。
「感謝は勝ってからにしてよ」
ルーシッドが冗談めかして言うと、シアンの顔が明るくなった。
「えぇ、必ず勝つわ」
「私たちも頑張るからね!」
「あぁ、下は任せてくれ」
同じくエリアボールに出場する、ライム・グリエッタとジョン・ブラウンも自分たちの魔法具を手にそう言う。
「俺もレディーにかっこいいとこ見せるかね」
「いいねー、かっこいいとこ見せてくれたら、好きになっちゃうかも」
「…マジか」
「うっそ~」
ビリー・ジェンクスとオリヴィア・アライオンの掛け合いを見て、みんなが笑う。
エリアボールは、他の魔法球技と少し違って、ルールが多少複雑である。元々球技ではなく、戦略ゲームとして存在していたものと球技を融合させたものだからである。
エリアボールはボールを使って陣地を奪い合うゲームである。各チームの陣地は縦4×横4の16のエリアに分かれている。それぞれのチームが自分たちのボールを、相手の陣地に魔法で打ち込み、ボールが当たったエリアは自分たちのエリアとなる。もう一度同じエリアにボールが当たれば1ポイント、試合時間は30分で、最終的に獲得したポイントが多いチーム、ポイントが同数の場合は取ったエリアの数によって勝敗が決まる。ポイント数もエリア数も同じ場合には、先にエリアを取った方が勝ちとなるサドンデス形式となる。仮に全てのエリアを取った場合にはポイントの有無に関わらず勝ちとなる。
エリアをたくさん取ってもポイントで負けていれば勝てないが、エリアが少なければポイントの機会も少なくなる。また、ポイントで並ばれたとしてもエリアの数で勝っていればまだわからないなど、その試合の状況に応じて、狙いを決めて戦っていかなければならない、非常に戦略的な球技である。
もちろん、ボールを正確に狙ったところに打つ魔法技術と、相手の打ってくるボールを予測し防御する技術も必要である。
試合に使われるボールは特殊な石材で作られたボールであり、各チームに1つずつ与えられる。ゆえに、相手の陣地に球を打ち込んだり相手に防御されたりして、相手の陣地にボールが残ったりしても、試合は止まることなく続行される。相手コートに侵入してはいけないルールなので、球を自分の元に戻すためにボールを操作する『土の魔法』を使用できるものが最低限必要とされている。
今回のルーシッド達のチームでは、おそらくオリヴィアがその役割に当たるだろう。
ルーシッド達が控室を後にし会場に入ると、午前中で、しかもメインの闘技場でもないのに、多くの観客がすでに待っていた。1年5クラスの試合が面白い、そんなうわさが広がり、今度はどんなことをやってくるのか期待して見ようとする観客が増えているのだ。
相手選手もコートに入り挨拶が行われ、いよいよエリアボールの試合が始まった。
勝ち続ければ1日3試合くらい行わなければならない。選手の出場制限などはないため、全ての試合に同じ選手が出ても特に問題はないが、それぞれのゲームの選手をどう組んで戦っていくかが勝負のカギを握っているといえる。しかし、現状を考えると、やはり魔力ランクが高い魔法使いの負担が大きくなる傾向にあると言える。
しかし、その点で言えば、ルーシッド達のクラスは、他のクラスの予想をことごとく外すようなオーダーを組んできていると言えるだろう。
ルーシッド達のクラスにはAランク以上が2人いる。1人は言わずと知れたルビア・スカーレット。そして、もう1人がシアン・ノウブルだ。その他はBランクが8人と、Cランク以下が12人という構成だ。22名中Aランク以上が2人(クラスの9%)というのは、魔法使い人口全体として見れば自然な数字だが(魔法使い全体でのA以上の人数は約10%である)、このディナカレア魔法学院としては少ない方だ。今回入学した1年生120名のうち、A以上の者は18名(1年生全体の15%)。うちAが15名、AAが2人、Sランクが1人である。ルーシッド達の5クラス以外のクラスにはそれぞれ4名前後のAランクが在籍していることになる。
ルーシッド達の5クラスのAランク魔法使いの少なさは、Sランクという破格の魔法使いが在籍しているために他ならない。
なので、普通に考えればSランクのルビアを多用してきそうなものだが、ルビアが出場したのは今のところストライクボールだけ。土の魔法も使えるルビアは、絶対にバトルボールに出てくるだろうという他のクラスの予想を裏切り、ルビアはバトルボールには出場しなかった。
入学試験の摸擬戦でもあれだけの試合を見せたルビアが出場していないということ、試合前半ただ逃げ回っていたことなどから「ルビアを温存しているのかも知れない、これなら勝てる」と思った相手チームの淡い期待が絶望に変わったことは言うまでもない。
もちろんルビアを温存しているという理由も少なからずはある。バトルボールの試合は決勝を入れれば3試合ある。ルビアがエントリーしているのはストライクボールとバトルボールだ。ストライクボールと合わせれば計6試合である。ルビア本人は問題ないというかも知れないが、初戦はルビア抜きでいくという判断をしたのはルーシッドだった。
しかし、試合を行ってみれば、決して出場選手は控えの選手や補欠などではなかった。普通に主力級の選手であった。
1年生のみならず、5クラス(ルーシッドのクラス)のストライクボールとバトルボールの試合に関しての話題は学院内でも少しずつ広まっていた。
その使用魔法や戦略性、出場選手の得意魔法を最大限引き出すオーダー、加えてバトルボールの見たこともないような魔法具など、それらを手掛けているのは一体誰なのかという推論がなされていた。
そして2日目の午前に行われるエリアボールの出場選手の中には、クラスのもう1人の高ランク魔法使いであり、クラス委員長でもあるシアン・ノウブルの名前があった。
控室でシアンは少し緊張したような面持ちで深呼吸した。
「アンなら、大丈夫だよ」
「そうね。本当にありがとう、ルーシィ」
シアンは自分が座っている脇に立てかけてある魔法具に目をやってそう言った。
「感謝は勝ってからにしてよ」
ルーシッドが冗談めかして言うと、シアンの顔が明るくなった。
「えぇ、必ず勝つわ」
「私たちも頑張るからね!」
「あぁ、下は任せてくれ」
同じくエリアボールに出場する、ライム・グリエッタとジョン・ブラウンも自分たちの魔法具を手にそう言う。
「俺もレディーにかっこいいとこ見せるかね」
「いいねー、かっこいいとこ見せてくれたら、好きになっちゃうかも」
「…マジか」
「うっそ~」
ビリー・ジェンクスとオリヴィア・アライオンの掛け合いを見て、みんなが笑う。
エリアボールは、他の魔法球技と少し違って、ルールが多少複雑である。元々球技ではなく、戦略ゲームとして存在していたものと球技を融合させたものだからである。
エリアボールはボールを使って陣地を奪い合うゲームである。各チームの陣地は縦4×横4の16のエリアに分かれている。それぞれのチームが自分たちのボールを、相手の陣地に魔法で打ち込み、ボールが当たったエリアは自分たちのエリアとなる。もう一度同じエリアにボールが当たれば1ポイント、試合時間は30分で、最終的に獲得したポイントが多いチーム、ポイントが同数の場合は取ったエリアの数によって勝敗が決まる。ポイント数もエリア数も同じ場合には、先にエリアを取った方が勝ちとなるサドンデス形式となる。仮に全てのエリアを取った場合にはポイントの有無に関わらず勝ちとなる。
エリアをたくさん取ってもポイントで負けていれば勝てないが、エリアが少なければポイントの機会も少なくなる。また、ポイントで並ばれたとしてもエリアの数で勝っていればまだわからないなど、その試合の状況に応じて、狙いを決めて戦っていかなければならない、非常に戦略的な球技である。
もちろん、ボールを正確に狙ったところに打つ魔法技術と、相手の打ってくるボールを予測し防御する技術も必要である。
試合に使われるボールは特殊な石材で作られたボールであり、各チームに1つずつ与えられる。ゆえに、相手の陣地に球を打ち込んだり相手に防御されたりして、相手の陣地にボールが残ったりしても、試合は止まることなく続行される。相手コートに侵入してはいけないルールなので、球を自分の元に戻すためにボールを操作する『土の魔法』を使用できるものが最低限必要とされている。
今回のルーシッド達のチームでは、おそらくオリヴィアがその役割に当たるだろう。
ルーシッド達が控室を後にし会場に入ると、午前中で、しかもメインの闘技場でもないのに、多くの観客がすでに待っていた。1年5クラスの試合が面白い、そんなうわさが広がり、今度はどんなことをやってくるのか期待して見ようとする観客が増えているのだ。
相手選手もコートに入り挨拶が行われ、いよいよエリアボールの試合が始まった。
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