BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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淫らな実験体

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「んおぉっ、ふぅっ!」

小さな部屋の中で、男は身悶えていた。
四方を壁に囲まれた、長方形の部屋。その壁に、男は手足をX字に拡げられ、裸体を壁に繋がれていた。

手首、足首だけでなく、腰や首にも枷が巻き付いて、男を壁に縫い付けている。全ての枷には鍵が付いていて、外す事は出来ない。
身体の自由を取り上げられた状態で、男は口にギャグボールを噛まされ、革の目隠しをされていた。これによって、見る事も満足に悲鳴を上げる事も出来ない。

何もかもの行動を制限された憐れな男。そんな男を、残忍な淫具は休む事無く責め立てていた。

「んぐ、んぅーっ!」

男の身体が小刻みにガクガクと震え、ペニスから精液が噴き出した。もう何度もイかされ、色の薄い精液が力無くだらだらと零れる。
もうイきたくない。男がそう思うのに、男のペニスを責める淫具はそれを許さない。断続的に刺激して、本人の意思とは関係無くペニスを強制的に勃起させた。

「うぅ、んぅ!」

どんなに男がもがいても淫具は外れはしない。ペニスを覆うように被せられ、絞め付ける形で鍵をかけられているから。
そのペニスを覆う淫具にはモーターが内蔵されており、包み込んだペニスを余すとこ無く、全体を堪らなく刺激する。
敏感な先端はもちろん、裏筋も、カリ首の裏側も逃さず責め立てる機械に男はもう何時間も狂わされていた。

「んも、ひゃらぁっ! ひょめへぇぇぇっ!」

狭い部屋の中で絶叫する男。すると、それに続いて白衣姿の男が現れた。
部屋に訪れたこの白衣の男は、研究員。二人がいるのは、アダルトグッズを開発する会社の実験用の個室。

「ひゃふけへ……! ひゃふ、んおぉっ!!」

拘束された男の懇願を無視して、白衣の男は淫具に包まれたペニスを触る。
そして淡々と、肌にかぶれが起きていないか、うっ血していないか。などの確認項目を調べていく。

「ひょんな、いじらないれぇぇっ!」

ただの確認でさえ、今の男にはとんでもない快感に変わる。男はギャグボールから涎を大量に流して必死で暴れた。しかし、まるで感情が無いかのように白衣の男は反応を示さず、ペニスを隅々まで観察する。
そして全ての項目を調べ終えるとペニスを手から離し、男の姿を写真に収めた。
それは、定期的にする確認行為の最後に行う物で、用を済ませた白衣の男は、さっさと部屋を後にしてしまった。

「ひゃらぁ……んも、ゆるしひぇぇぇっ!!!」

叫びも虚しく、部屋の扉が閉まる。拘束された男は目隠しの下から涙を頬に伝わせ。
自分を凌辱している会社の新製品開発の為に、気が狂うような快楽を与えられ続けるのだった。
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