BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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刑事は監禁され狂った愛を注ぎ込まれる

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「んぅぅぅぅーっ!! ふぅ、むぐぅぅ! うぎゅぅぅぅぅぅぅーっ!」

終わりの見えない責め苦から逃れたい一心で、刑事の男は黒いギャグボールを噛まされた口で言葉にならない悲鳴を上げ、衣服を剥ぎ取られた裸体に力を込めた。
だが、防音が施された地下室でどんなに騒いでも、その声は地上に届かない。裸体に力を込めても、刑事の自由を奪っている黒革の枷と太い鎖はビクともせず、両手首と足首を枷と鎖でベッドの柵に短く繋がれた刑事は手足を真横に伸ばした仰向けの体勢から離れたくても離れられない。
自分を攫った犯罪組織の幹部である青年に恥部を無防備に晒した姿を笑われても、無防備に晒させられた恥部に青年の指と淫具をあてがわれ一方的な快楽で容赦無く絶頂に追いやられても、抵抗を封じられた刑事は青年が望むままに悶え鳴き、惨めさを感じながら無様に痙攣する事しか出来ないのだ。

「ふふっ、刑事さん、またイきそうなんでしょう? 僕の指をきゅうきゅう絞め付けて可愛くぴくぴく震えているから分かるよ」
「んー! んむぅぅぅっ!」

青年の言葉に悔しさが募る。指摘が否定しようも無い事実である為、余計に悔しさと屈辱が湧き上がる。
地下室に監禁され、言葉と抵抗を取り上げられ、憎むべき犯罪組織の幹部に嬲られているというのに、身体は与えられる快楽に屈し、甘い悦びを覚えながら何度も絶頂を迎えてしまっていた。
ローターをテープで貼り付けられた乳首は、ローターの振動を嬉しがるように硬く尖って淫猥に赤く染まっている。振動を行うパッドを何枚も固定された男根は萎える事も出来ぬまま絶頂の証である体液を放出している。そして、青年の指で掻き回されている尻穴は弱点を把握し切った指の動きで堪らない快楽を味わされ、腸壁は嫌だと思う気持ちが吹き飛ぶ程の悦びを注ぐ指に感謝を示すかの如く指を淫らに絞め付けてしまう。

「ほら、我慢しないでイっちゃいなさい、刑事さん。可愛く鳴いて、可愛くよがり狂って、可愛くイきまくっちゃいなさい」
「ふぐぅぅぅーっ! んも、おもっ……ほぉぉぉぉ……っ!」
「はい、上手にイけたね」

十数日に及ぶ監禁調教によって、刑事はもはや性の刺激に弱い肉体へと作り変えられていた。
あっという間に絶頂に達してしまう。無理矢理に行わされた絶頂に幸福感を抱いてしまう。尻穴から指が引き抜かれても、安堵よりも先に寂しさを感じ、自覚出来るくらいに穴をヒクヒクと収縮させてしまう。

「上手にイけた刑事さんにはご褒美だよ。今から僕のおチ〇チンで、刑事さんを気持ち良くしてあげるからね。嬉しいでしょう?」
「んー、んむぅぅ」

否定を込めて刑事は首を横に振る。けれど、刑事の心と身体は、尻穴をたくましい男根で掘削される悦びを知った心と身体は、取り出された青年の男根を目にした瞬間無意識に期待を抱き、尻穴をきゅんと反応させながら男根を更に硬くふくらませた。
それらの淫猥な反応に気付いているのかいないのか、快楽への期待を抑え切れない刑事の本心に気付いているのかいないのか、青年は笑いながら刑事の尻穴に男根を押しあてた。

「さぁ、刑事さん。おかしくなるくらいに気持ち良くしてあげるよ。中にたくさん僕の精液を注いで、可愛い刑事さんは僕だけの物だってマーキングをしてあげるからね……!」
「んもぉぉ……っ、ほ、おごほぉぉ……っ!」

ずぶずぶと侵入してくる犯罪組織の青年幹部の男根で、刑事は用意していた嫌悪感を一瞬で甘い感情に上書きされてしまう。
過敏に高まった腸内をみちみちに埋め尽くされる充足感、歪んでいるとはいえまっすぐな愛情を向けられる悦び、今から始まる乳首と男根を淫具に責められながらの尻穴掘削への期待。それらの感情に支配された刑事の淫猥な穴を青年の男根がほじくり返し出したらどうなるかは明白で。
助けの来ない地下室には今日も淫らに躾けられていく刑事の男が発する幸せ色の鳴き声と、敵対する刑事に恋心を抱いた青年が発する狂気を孕んだ愛の言葉が響き、淫蕩な空間を作り出していた。
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