BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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捕らわれスパイは着ぐるみの中で恥辱を加えられる

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自身の組織に潜り込んでいた敵の一味からもたらされた裏取引の情報にまんまと釣られ、寂れた倉庫街で待ち伏せをしていた敵達に拘束されてしまった一人の青年スパイは、道具を奪われ裸体に剥かれた身体に全身を包み込む白い犬の着ぐるみを無理矢理に着せられた。
それはただの犬の着ぐるみではなく、青年スパイの肉体に合わせて作られた特製の着ぐるみで。その上、あらゆる自由を奪う機構と恥辱を加える機構を内蔵した無慈悲な着ぐるみだ。

青年スパイが背中で閉じられたファスナーを下ろして着ぐるみを脱ぎたいと思っても、犬の足を模した部分は青年の指を柔らかな素材でしっかりと覆い指を使いたくても使えないようにしてしまっている。これではファスナーを摘まむ以前に、ファスナーを隠すようにして巻き付けられた赤い首輪を外す事も出来ない。当然、視界を暗闇で塞ぎ、口に棒状の器具を喉付近まで咥え込ませて言葉を奪っている犬の顔に似せたマスクを毟り取る事も不可能だ。
指を使えず、何も見えず、言葉を発する事も許されず、本物の犬のように首輪まで嵌められた青年スパイはプライドを傷付けられ屈辱に襲われている。
だが、青年を本当に苦しめているのはそれらの屈辱ではない。青年を本当に苦しめているのは、屈辱の感情が吹き飛ぶ程の恥辱。着ぐるみの股間付近にあるボタンを外して着ぐるみの外に露出させられた男根への恥辱と、着ぐるみに生えた白い犬の尻尾と直結している丸い球が連なった淫具で尻穴をゴリゴリと抉られる恥辱だ。

普通の青年であれば尻穴に球を入れられても痛みを強く感じるだけだろう。しかし、スパイである青年は身体を使って情報を抜き取る時の為にと自身の尻穴を自らの手で普段から解しており、球を強引に挿入されても痛みを感じないどころか逆に腸壁を擦られる悦びを感じてしまっていた。
幾つもの球でみちみちに埋め尽くされた腸内は、ほんの少し身じろぎするだけでも激しい快楽を覚えてしまう。それを避ける為には極力動かないようにするしか無いのだが、残酷な男達はそれをさせないようにと無防備にさらけ出された青年スパイの男根に特殊な器具を施した。
その器具は三つの小さな黒革のベルトが一つにまとまっている器具で、一つのベルトは男根の根元に、残り二つは左右の睾丸をそれぞれ絞り出す形で巻き付けられた。男の弱点の三か所を緩く絞め付けるベルトの器具、その器具にリードを取り付け強めに引っ張られたらどうなるかなんて、深く説明するまでも無いだろう。
青年は男根をぎちぎちと絞め上げられて悶え苦しみながらリードが引く方向に向かって犬の着ぐるみを着せられた肉体を移動させられ、球で埋め尽くされた尻穴を意志に反して強く絞め上げ、望まぬ快楽を嫌でも感じる状況へと堕とされたのだ。

「んぎゅぅぅぅぅぅーっ! ふぐっ、ふっふっ、むぐふぅぅぅぅ!!」

敵達の手で引きずり込まれた倉庫の中にくぐもった悲鳴を響かせながら青年スパイはイヤイヤと顔を振り責め苦の終わりを必死になって求める。もちろん、どんなに求めても嬲る男達が応えてくれる訳は無い。無情な男達はより惨めな悲鳴を上げさせる為に交代で男根をいたぶる器具と連結したリードを引き、ビクビクと跳ねる犬の着ぐるみを様々な角度から眺め、移動の遅い青年スパイを手助けする振りをして尻穴の球を手で押して更なる恥辱の責め苦を無抵抗の青年スパイに叩き込むだけだ。

「うぐぅぅぅ! んっ、んぅ、むふっ……ぐむぅぅぅぅぅぅぅん……っ!!」

男根を萎えさせるには刺激が強く、絶頂に至るには足りない生殺しの快楽責めに追い詰められ。言葉にならない悲鳴を上げながら、着ぐるみの中で滝のような汗を流しながら男根を引く力に従って四つん這いで歩かされる青年スパイの苦悶とは裏腹に、青年を閉じ込めた犬の着ぐるみの顔は無表情を貫き、悲痛に歪んだ青年の鳴き声との落差によって眺める男達に異様な淫猥さを抱かせていた。
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