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3】とりあえず自己紹介をしてみた
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3】とりあえず自己紹介をしてみた
いつものように出社して、自身の担当の人数について相談しようかと思っていたわけだが……。まさか、今話題の大型新人の専属マネージャーを任されるなんて。しかも初対面の相手だ。親睦を深めろと言ったところで、一体何を話せば良いんだろう。だが、無言のままは悪い。ココは俺が率先して動かねば。
「……とりあえず、軽く自己紹介からする? 俺の年は28。色々あって、今はマネージャーをやってる。多分、吹雪よりはこっちの世界は長いと思うから、何かあれば質問してくれれば、サポート出来ると思う」
(あれ、あんまり紹介してないな?)
「……」
「あ! 吹雪は年齢言いたくなかったら、言わなくていいからな」
多分、年下だろうし。(いや、年上だったらどうしよう)忙しさに、あまりプロフィールを確認していなかった。一度許可をとって、事務所のサイトで確認しようか。
「大丈夫です。俺は27で、1つ夏希さんの下ですね。ココの事務所は、社長にスカウトされました。芸能活動とかは、あんまりしてないです。前は普通に働いていました」
「そうなんだ!? スカウトされて芸能界に……。社長、やっぱり見る目あるんだよな。……って、年齢のことは確かプロフィールに公表してたっけ?」
「してるんで、大丈夫です」
綺麗な青い瞳と視線が合って、思わずドキリとする。本当に綺麗な顔をしている。
「どうしたんですか?」
「あ、いや。綺麗だなって思って」
「有難うございます。でも夏希さんも綺麗ですよ?」
「は?」
「俺、夏希さんのこと好きですけど」
「は??」
何を言っているんだ? 俺と君は初対面で、俺は君のこと道中の広告とかしか知らないし。それで好き? ああ、きっと年が近くて合いそうってことかな? うんうん、分かった。
「吹雪。まずは、そういうこと現場で異性に言ってないよな?」
天然タラシで、勘違いゴシップなんかは願い下げだ。
「夏希さんにしか言ってないです」
「なら良し」
(うん? 良いのか?)
あれ? と思ったが、まぁ……良いだろう。うん。
「でも意外だった。ごめん、どうしても宣伝のイメージでクール系のイメージだったからさ。話が続かなかったどうしようって思った」
「そうですか?」
「そうだよ。だから、ちょっと話せば普通なんだなって。その髪って地毛?」
「はい、地毛です」
「だからそんなに綺麗なのか」
「学生時代は黒染めしてたんですけど、卒業してから染めるの辞めました」
「へー」
思わず覗き込むように、座ったまま下から煽ぎ見れば、何故だか吹雪が照れていた。
「また意外だな。こういう仕事しているから、見られるのは慣れているのかと思った」
「時と場合によります」
「そうか」
「そうですよ。だって、夏希さんが俺のこと見てるから……」
「俺?」
「そうですよ」
「ふーん……」
(案外と可愛いな?)
案外可愛いところがあるんじゃないか? と一気に印象が変わった。人は見かけによらないというのか。いっては何だが、クールで尖っているのかと思ったが、そうではないらしい。
*******
いつものように出社して、自身の担当の人数について相談しようかと思っていたわけだが……。まさか、今話題の大型新人の専属マネージャーを任されるなんて。しかも初対面の相手だ。親睦を深めろと言ったところで、一体何を話せば良いんだろう。だが、無言のままは悪い。ココは俺が率先して動かねば。
「……とりあえず、軽く自己紹介からする? 俺の年は28。色々あって、今はマネージャーをやってる。多分、吹雪よりはこっちの世界は長いと思うから、何かあれば質問してくれれば、サポート出来ると思う」
(あれ、あんまり紹介してないな?)
「……」
「あ! 吹雪は年齢言いたくなかったら、言わなくていいからな」
多分、年下だろうし。(いや、年上だったらどうしよう)忙しさに、あまりプロフィールを確認していなかった。一度許可をとって、事務所のサイトで確認しようか。
「大丈夫です。俺は27で、1つ夏希さんの下ですね。ココの事務所は、社長にスカウトされました。芸能活動とかは、あんまりしてないです。前は普通に働いていました」
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綺麗な青い瞳と視線が合って、思わずドキリとする。本当に綺麗な顔をしている。
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「あ、いや。綺麗だなって思って」
「有難うございます。でも夏希さんも綺麗ですよ?」
「は?」
「俺、夏希さんのこと好きですけど」
「は??」
何を言っているんだ? 俺と君は初対面で、俺は君のこと道中の広告とかしか知らないし。それで好き? ああ、きっと年が近くて合いそうってことかな? うんうん、分かった。
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「夏希さんにしか言ってないです」
「なら良し」
(うん? 良いのか?)
あれ? と思ったが、まぁ……良いだろう。うん。
「でも意外だった。ごめん、どうしても宣伝のイメージでクール系のイメージだったからさ。話が続かなかったどうしようって思った」
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