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4】砕けた感じで
4】砕けた感じで
照れた吹雪をよそに、姿勢を戻す。
まぁ、名前と年齢が分かればいいか。あとは、おいおい付き合っていけば分かるだろう。
「先に連絡先を交換しても良いかな?」
「ああ、はい」
テキパキと業務へと移る俺。社用の携帯を取り出して、まずは連絡先の交換。社用だけで良いかな、と思ったが吹雪が「これは個人携帯なんですが……」ともう一つ端末を出した。
「個人の連絡先も良いのかい?」
「夏希さんなら。他の人は、社長しか知りませんが」
「吹雪、俺のこと凄く信頼してくれてない……?」
いや! それはマネージャーとして、凄く嬉しいけど!! 初対面なのに、俺のこと凄く信頼してくれているのは、何でだ……?
「夏希さんだからですよ」
チラリと送られた視線が、僅かに違っていた気がする。
「まぁ、分かった。気軽に連絡してくれ。それから仕事の手配とかがあるから、住んでるところとか教えて貰っても大丈夫かな? どのあたりとかでもいいからさ」
「俺、今ホテル住まいです」
「え? 事務所の寮とかでもないのか?」
「はい。適当に撮影場所に近いところを予約してます」
「う……売れっ子ならでは……!」
まぁ確かに。撮影場所が場所なら、自宅から通うよりはホテルに泊まった方が良い。それに、今の時期に固定の家があれば、よくないカメラマン何かが留まってしまうまもしれない。むしろ、自衛出来て偉いと褒めたい。
「変でした……?」
「いや。俺も家よりホテルの方が多いから、変じゃないよ。うちの事務所だと、結構ホテルの融通も効くし、吹雪の体調に悪くないなら全然良いと思うよ。身体が資本だから、無理しないように」
「はい。あのっ……」
「うん?」
「もっと砕けた感じに話して貰って大丈夫です。っていうか、話して欲しい……です」
「え゛!?」
(え゛!?)
心の声と同じ声が、口から出ていた。何だこれ、何だこれ……!
「夏希さん……?」
「あ、ごめん。ちょっと俺には刺激が強かったみたいで」
イケメンのデレ怖い……! ダメージが大きいぞ! というか、吹雪はこういう可愛い面も出しても良いと思う。絶対今以上にファンが増える。刺激の強さに口元を抑えながら、待ってのポーズをしつつ。呼吸を整えで、よし! と意を決する。
「じゃあ、まずは吹雪のスケジュールの確認からしていいかな?」
「分かりました」
はい、とIDでログインしたスケジュールを確認する。数日空白の後に、雑誌の撮影が続いている。
「今もどこかのホテルに滞在中?」
「はい、ココなんですけど」
見せられたホテルのサイトを見て、意外と事務所から近かった。
「ああ、そこか! 俺もよく泊るよ。広いし過ごしやすいよな」
「はい」
砕けた感じってこんな感じか? と思いつつ試してみる。チラリと吹雪を見れば、どこか嬉しそうな表情をしていたので正解だったらしい。
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照れた吹雪をよそに、姿勢を戻す。
まぁ、名前と年齢が分かればいいか。あとは、おいおい付き合っていけば分かるだろう。
「先に連絡先を交換しても良いかな?」
「ああ、はい」
テキパキと業務へと移る俺。社用の携帯を取り出して、まずは連絡先の交換。社用だけで良いかな、と思ったが吹雪が「これは個人携帯なんですが……」ともう一つ端末を出した。
「個人の連絡先も良いのかい?」
「夏希さんなら。他の人は、社長しか知りませんが」
「吹雪、俺のこと凄く信頼してくれてない……?」
いや! それはマネージャーとして、凄く嬉しいけど!! 初対面なのに、俺のこと凄く信頼してくれているのは、何でだ……?
「夏希さんだからですよ」
チラリと送られた視線が、僅かに違っていた気がする。
「まぁ、分かった。気軽に連絡してくれ。それから仕事の手配とかがあるから、住んでるところとか教えて貰っても大丈夫かな? どのあたりとかでもいいからさ」
「俺、今ホテル住まいです」
「え? 事務所の寮とかでもないのか?」
「はい。適当に撮影場所に近いところを予約してます」
「う……売れっ子ならでは……!」
まぁ確かに。撮影場所が場所なら、自宅から通うよりはホテルに泊まった方が良い。それに、今の時期に固定の家があれば、よくないカメラマン何かが留まってしまうまもしれない。むしろ、自衛出来て偉いと褒めたい。
「変でした……?」
「いや。俺も家よりホテルの方が多いから、変じゃないよ。うちの事務所だと、結構ホテルの融通も効くし、吹雪の体調に悪くないなら全然良いと思うよ。身体が資本だから、無理しないように」
「はい。あのっ……」
「うん?」
「もっと砕けた感じに話して貰って大丈夫です。っていうか、話して欲しい……です」
「え゛!?」
(え゛!?)
心の声と同じ声が、口から出ていた。何だこれ、何だこれ……!
「夏希さん……?」
「あ、ごめん。ちょっと俺には刺激が強かったみたいで」
イケメンのデレ怖い……! ダメージが大きいぞ! というか、吹雪はこういう可愛い面も出しても良いと思う。絶対今以上にファンが増える。刺激の強さに口元を抑えながら、待ってのポーズをしつつ。呼吸を整えで、よし! と意を決する。
「じゃあ、まずは吹雪のスケジュールの確認からしていいかな?」
「分かりました」
はい、とIDでログインしたスケジュールを確認する。数日空白の後に、雑誌の撮影が続いている。
「今もどこかのホテルに滞在中?」
「はい、ココなんですけど」
見せられたホテルのサイトを見て、意外と事務所から近かった。
「ああ、そこか! 俺もよく泊るよ。広いし過ごしやすいよな」
「はい」
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