26 / 29
ep.26
しおりを挟む「~~~~っ!」
「……っは」
自分で動くのとは全然違う。隘路を強引に抉じ開けられ、子宮口を押し潰される感覚にグレイスは息もできなかった。一気に絶頂に押し上げられ、びくびくと全身が跳ねる。
蜜壺がうねるのに合わせ、中でアーサーの陰茎がドクンと脈打つのを感じた。
「……あ、あ、っあ!」
「ほら、これが種付けですよ……待ち望んでいたんでしょう?」
ずっとおあずけさせられていた濃厚な精液が子宮に注がれる。しかも出したものを塗り込むように、アーサーは射精しながらぐりぐりと腰を押しつけた。
グレイスは頂きに昇ったままおりてこられない。加減する理性を失ったアーサーの律動は重く、そしてグレイスに休息を与えることはなかった。
――肌を打ちつける生々しい音が鳴る。アーサーの子種がたっぷり詰まった陰嚢がグレイスの臀部を叩き、丸太のようなたくましい太腿は疲れというものをまるで知らなかった。
「あぁっ、あ! ……アー、サ……ッあ、や、イく、イッ……! あ――……ッ!」
「は、……っは、姫様……あまり何度もイくともちませんよ。夜はとても長いのですから」
グレイスがまた達すると、アーサーは陰茎を引き抜いた。ずるりと抜け出ていくときですら感じて達してしまうグレイスに、アーサーは熱に浮かされた表情で笑う。
壊れてしまいそうなほど痙攣するグレイスの身をうつ伏せにするとその上にのしかかり、体重をかけながら挿入した。子宮がマットレスとアーサーの身体で潰され、陰茎が子宮口を深く抉る。胎内からも外からも圧迫されて、わけがわからなくなるほどの気持ち良さに支配された。
膣が蠢動し、陰茎を舐めしゃぶる。グレイスの秘所からは、潮が漏れて染み出るようにしてシーツに広がっていった。
「ひ、い……っ! あぁ、あっ……あ゙! うあ、ッ」
「可愛いですね、姫様……ずっと達してしまわれているのですね?」
「やだぁ、やだ……っ! 出ちゃう、なんか出ちゃうの……! イくのやだぁ……!」
「この体位が気に入りませんか? ……それなら」
アーサーは一度陰茎を抜きグレイスの膝を立たせると、腰を掴んで再び挿入した。それからグレイスの両腕を後ろへ引き、上体を起こして腰を反らせるようにしながら突き上げる。そうすると気持ちいいところにまっすぐ当たるようで、グレイスは髪を振り乱して身悶えた。
達して痙攣するグレイスの中に、アーサーは二度目の射精をする。耐性をつけているアーサーでも、一度にあれだけの量を飲めばさすがに身体が昂っていた。しかし薬の効果以上に、グレイスの痴態がアーサーの秘めていた欲望を煽る。
アーサーとてずっと、グレイスが成人するのを待っていたのだ。グレイスが一人でアーサーを想い慰める以上に、アーサーもグレイスを想い彼女を抱く光景を思い浮かべ自慰に耽ってきた。
だというのにグレイスはアーサーを椅子に縛りつけて、自慰を見せつけ、膝の上に乗って自ら腰を振る姿などを見せつけてしまったのだ。アーサーの箍が外れたのは、もはや仕方のないことだった。
「あ――……! いくいくいくっ、イ……! イったぁ、あっ、あっ、だめ、アーサー……ぁあっ」
「……っ、く……!」
奥を突き上げられ再び達したグレイスの中から抜け出る。絶頂に喘ぐグレイスの陰核を愛液をまとわせた指でにゅりにゅりと撫でると、ぷしゃっと勢いよく潮を吹き出した。グレイスは何度も何度も潮を吹いて、支える腕がなくなるとびしょびしょに濡れたシーツに力なく倒れ込む。
息も絶え絶えに逃れようとする腰をつかまえて、アーサーは無情にも力ずくで引き寄せまた貫いた。
「もうわかった、わかったからぁ……!」
「……はぁ、何がでしょう?」
「アーサーが、わたくしのこと……愛してるって、いっぱいわかったから……っあ!?」
「まだこんなものじゃ足りませんよ……。まさか、私の愛がこれっぽっちとでもお思いですか? 私もなめられたものですね」
「いやぁ……! ごめんなさいっ、あ、あ゙、っあ……イく、イく……!」
もはや身体に力の入らなくなったグレイスは、アーサーにされるがままだった。今度は片足を持ち上げられ、交差するようなかたちで激しく穿たれる。体位が変わるとまた中で当たる場所が変わって、与えられる快感は奔流のようにグレイスに襲いかかった。
32
あなたにおすすめの小説
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
コワモテ軍人な旦那様は彼女にゾッコンなのです~新婚若奥様はいきなり大ピンチ~
二階堂まや♡電書「騎士団長との~」発売中
恋愛
政治家の令嬢イリーナは社交界の《白薔薇》と称される程の美貌を持ち、不自由無く華やかな生活を送っていた。
彼女は王立陸軍大尉ディートハルトに一目惚れするものの、国内で政治家と軍人は長年対立していた。加えて軍人は質実剛健を良しとしており、彼女の趣味嗜好とはまるで正反対であった。
そのためイリーナは華やかな生活を手放すことを決め、ディートハルトと無事に夫婦として結ばれる。
幸せな結婚生活を謳歌していたものの、ある日彼女は兄と弟から夜会に参加して欲しいと頼まれる。
そして夜会終了後、ディートハルトに華美な装いをしているところを見られてしまって……?
次期騎士団長の秘密を知ってしまったら、迫られ捕まってしまいました
Karamimi
恋愛
侯爵令嬢で貴族学院2年のルミナスは、元騎士団長だった父親を8歳の時に魔物討伐で亡くした。一家の大黒柱だった父を亡くしたことで、次期騎士団長と期待されていた兄は騎士団を辞め、12歳という若さで侯爵を継いだ。
そんな兄を支えていたルミナスは、ある日貴族学院3年、公爵令息カルロスの意外な姿を見てしまった。学院卒院後は騎士団長になる事も決まっているうえ、容姿端麗で勉学、武術も優れているまさに完璧公爵令息の彼とはあまりにも違う姿に、笑いが止まらない。
お兄様の夢だった騎士団長の座を奪ったと、一方的にカルロスを嫌っていたルミナスだが、さすがにこの秘密は墓場まで持って行こう。そう決めていたのだが、翌日カルロスに捕まり、鼻息荒く迫って来る姿にドン引きのルミナス。
挙句の果てに“ルミタン”だなんて呼ぶ始末。もうあの男に関わるのはやめよう、そう思っていたのに…
意地っ張りで素直になれない令嬢、ルミナスと、ちょっと気持ち悪いがルミナスを誰よりも愛している次期騎士団長、カルロスが幸せになるまでのお話しです。
よろしくお願いしますm(__)m
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
婚約破棄ブームに乗ってみた結果、婚約者様が本性を現しました
ラム猫
恋愛
『最新のトレンドは、婚約破棄!
フィアンセに婚約破棄を提示して、相手の反応で本心を知ってみましょう。これにより、仲が深まったと答えたカップルは大勢います!
※結果がどうなろうと、我々は責任を負いません』
……という特設ページを親友から見せられたエレアノールは、なかなか距離の縮まらない婚約者が自分のことをどう思っているのかを知るためにも、この流行に乗ってみることにした。
彼が他の女性と仲良くしているところを目撃した今、彼と婚約破棄して身を引くのが正しいのかもしれないと、そう思いながら。
しかし実際に婚約破棄を提示してみると、彼は豹変して……!?
※『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも投稿しています
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる