姫様は平民騎士のお嫁さんになりたい

柴田

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ep.26

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「~~~~っ!」
「……っは」

 自分で動くのとは全然違う。隘路を強引に抉じ開けられ、子宮口を押し潰される感覚にグレイスは息もできなかった。一気に絶頂に押し上げられ、びくびくと全身が跳ねる。
 蜜壺がうねるのに合わせ、中でアーサーの陰茎がドクンと脈打つのを感じた。

「……あ、あ、っあ!」
「ほら、これが種付けですよ……待ち望んでいたんでしょう?」

 ずっとおあずけさせられていた濃厚な精液が子宮に注がれる。しかも出したものを塗り込むように、アーサーは射精しながらぐりぐりと腰を押しつけた。
 グレイスは頂きに昇ったままおりてこられない。加減する理性を失ったアーサーの律動は重く、そしてグレイスに休息を与えることはなかった。

 ――肌を打ちつける生々しい音が鳴る。アーサーの子種がたっぷり詰まった陰嚢がグレイスの臀部を叩き、丸太のようなたくましい太腿は疲れというものをまるで知らなかった。

「あぁっ、あ! ……アー、サ……ッあ、や、イく、イッ……! あ――……ッ!」
「は、……っは、姫様……あまり何度もイくともちませんよ。夜はとても長いのですから」

 グレイスがまた達すると、アーサーは陰茎を引き抜いた。ずるりと抜け出ていくときですら感じて達してしまうグレイスに、アーサーは熱に浮かされた表情で笑う。

 壊れてしまいそうなほど痙攣するグレイスの身をうつ伏せにするとその上にのしかかり、体重をかけながら挿入した。子宮がマットレスとアーサーの身体で潰され、陰茎が子宮口を深く抉る。胎内からも外からも圧迫されて、わけがわからなくなるほどの気持ち良さに支配された。
 膣が蠢動し、陰茎を舐めしゃぶる。グレイスの秘所からは、潮が漏れて染み出るようにしてシーツに広がっていった。

「ひ、い……っ! あぁ、あっ……あ゙! うあ、ッ」
「可愛いですね、姫様……ずっと達してしまわれているのですね?」
「やだぁ、やだ……っ! 出ちゃう、なんか出ちゃうの……! イくのやだぁ……!」
「この体位が気に入りませんか? ……それなら」

 アーサーは一度陰茎を抜きグレイスの膝を立たせると、腰を掴んで再び挿入した。それからグレイスの両腕を後ろへ引き、上体を起こして腰を反らせるようにしながら突き上げる。そうすると気持ちいいところにまっすぐ当たるようで、グレイスは髪を振り乱して身悶えた。

 達して痙攣するグレイスの中に、アーサーは二度目の射精をする。耐性をつけているアーサーでも、一度にあれだけの量を飲めばさすがに身体が昂っていた。しかし薬の効果以上に、グレイスの痴態がアーサーの秘めていた欲望を煽る。

 アーサーとてずっと、グレイスが成人するのを待っていたのだ。グレイスが一人でアーサーを想い慰める以上に、アーサーもグレイスを想い彼女を抱く光景を思い浮かべ自慰に耽ってきた。
 だというのにグレイスはアーサーを椅子に縛りつけて、自慰を見せつけ、膝の上に乗って自ら腰を振る姿などを見せつけてしまったのだ。アーサーの箍が外れたのは、もはや仕方のないことだった。

「あ――……! いくいくいくっ、イ……! イったぁ、あっ、あっ、だめ、アーサー……ぁあっ」
「……っ、く……!」

 奥を突き上げられ再び達したグレイスの中から抜け出る。絶頂に喘ぐグレイスの陰核を愛液をまとわせた指でにゅりにゅりと撫でると、ぷしゃっと勢いよく潮を吹き出した。グレイスは何度も何度も潮を吹いて、支える腕がなくなるとびしょびしょに濡れたシーツに力なく倒れ込む。
 息も絶え絶えに逃れようとする腰をつかまえて、アーサーは無情にも力ずくで引き寄せまた貫いた。

「もうわかった、わかったからぁ……!」
「……はぁ、何がでしょう?」
「アーサーが、わたくしのこと……愛してるって、いっぱいわかったから……っあ!?」
「まだこんなものじゃ足りませんよ……。まさか、私の愛がこれっぽっちとでもお思いですか? 私もなめられたものですね」
「いやぁ……! ごめんなさいっ、あ、あ゙、っあ……イく、イく……!」

 もはや身体に力の入らなくなったグレイスは、アーサーにされるがままだった。今度は片足を持ち上げられ、交差するようなかたちで激しく穿たれる。体位が変わるとまた中で当たる場所が変わって、与えられる快感は奔流のようにグレイスに襲いかかった。

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