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9 夫婦喧嘩は犬も食わぬ
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騎士だと思う人達は、適度な距離を保って止まった。
「皆の反応から犯人ではないと思うが、なぜあの方達といた?」
数人の騎士は腰の剣に手を置いている。
それを見て、俺は思わず両手を上げた。
「車輪の故障で困ってるのかと声をかけたら、逆に襲われて、返り討ちにして荷台を確認したらあの人達がいたんです。偶然です。なにもしてないし、なにもしないのでその物騒な手は、剣から離してもらえませんか」
「手は降ろしていいから、身分を証明できるものはあるか?信じるに値するかはそれからだ」
まぁ、貴族の人が誘拐されていたみたいだし、騎士達の警戒も当然かなと冒険者カードを見せた。
カードを受け取り確認した騎士は、カードと俺を何度も見比べ、
「Aランク?偽造か、これ」
あの~、小声で言ってますがこの距離です。バッチリ聞こえてますよ~
Aランクと聞いて、周りの騎士達もカードを持っている騎士を取り囲みカードを確認していた。
うわぁ、完全に俺への警戒が疎かになってる。もし俺が本当は犯人だったら逃げられてるね。
カードの偽造を疑って、カードを何度も確かめている騎士達を横目に、俺は馬車から犯人であるごろつき達を降ろすためにその場を移動した。
馬車にはもうごろつき達しか残っては居なかった。
固定している蔦を解いて、風魔法を使いごろつき達を降ろし、そのまままた騎士達の前まで戻った。この間、騎士達はその事に気づいていなく、ようやくカードが本物だと確認できたところで、誰も俺を監視していないのに気付き、慌てて前を向いた。
俺の隣に、蔦で一塊にされたごろつき達を見て、目を見開き驚いていた。
「こちらが真犯人かは分かりませんが、あの人達を連れていたごろつき達です。どうぞ」
そう言って、俺と騎士達の間に降ろした。
まだ驚きで固まっている騎士達だけど、後ろの方から
「お前ら、戻ったら再特訓だ。警戒相手から目を離すとは、もし彼が犯人の仲間なら逃げられているぞ」
そう言いながら前に出てきたのは、リアさんの旦那さんだ。旦那さんは俺の前まで来ると、
「リアから話しは聞いた。妻と娘、そして多くの人を助けて貰い、礼を言う。ありがとう」
いうと、頭を下げた。
「妻、、。愛人じゃないんだ」
「は?」
俺の呟きが聞こえたのか、ものすごい低い声が聞こえた。俺は慌てて
「ごめんなさい。リアさん自身が訳ありって言っていたので、正妻じゃなくて愛人なのかと」
旦那さんは口をひきつらせて、後ろを、リアさんを振り返った。
リアさんは、娘さんの手を握ってこちらを見ていて、旦那さんと目が合うと
「ふふ。間違ってはいないでしょう?訳ありで。彼が深読みしただけじゃない」
あー、リアさんは間違いなく貴族夫人だね。
今までのリアさんは下町の肝っ玉母さんかと思ったけど、今のリアさんは間違いなく貴族だ。
旦那さんは何かを言おうとして、言葉に出来ないのか、口をパクパクしていた。
そんな旦那さんを無視して、リアさんが娘さんを近くの騎士に託して、こちらへ来た。
旦那さんと少し距離を取って隣に立つと
「混乱させてごめんなさいね。改めて自己紹介します。マトック侯爵の妻、リアと申します。娘の名前はアリアです。この度は助けていただきありがとうございます」
と、カーテシーをした。
「いえいえ、ただの偶然なので頭をあげてください」
クスクスと笑いながら体を起こしたリアさんは
「そうですね。しかも、“保護するから道案内して”でしたか。そんな話、物語で聞いたことないですよ」
「えーと、ヒーローってガラじゃないので、ああいう時に何て言えばいいのか分からなく、、とりあえず俺が敵ではないと分かって欲しくてああなりました」
あの場に居た人達は思い出したように笑い、騎士の人達は呆気に取られていた。リアさんも笑いながら
「フフフ。それでも助けられたのは変わりありませんわ。ありがとう。それとね、訳ありっていうのはそこのクズが浮気したから、家出中だったの。クズに気づかれないように歩いて実家に帰ろうとしたら、娘と一緒に人攫いにあってしまったの。アリアには申し訳ないわ、怖い思いをさせてしまって」
「待て!俺は浮気なんてしてない!婚約中も、結婚する時も義父上や義兄上の前で誓っただろう。リアを裏切るようなことは絶対にしないと」
「いいえ、私はこの目でちゃんと見たわ!セディが女とあっつーい包容をしているのをね!しかもその後顔を近づけていた!見たくなくてそのまま帰ってすぐにアリアを連れて家出したけど、キスしたんでしょ!セディの裏切り者!!」
セディと言われた旦那さんは、叫んでいるリアさんを落ち着かせるように抱き締めた。リアさんは旦那さんの包容から抜け出そうと踠いているが、相手は騎士だ。体力を消耗するだけで、抜け出すことは出来なかった。
「俺が抱き締めたいと思うのも、キスしたいと思うのも、それ以上のこともリア以外としたいとは思わない。何かの見間違いだ」
「私がセディを見間違うわけないじゃない!」
と、二人のやり取りが続いている。
俺は、俺達は何を見せられているのだろうか。
とりあえず二人を放置して、俺は近くの騎士に
「あの、夜営の準備しません?だいぶ暗くなってきているし、子供達がお腹を空かせているみたいなので」
と夜営の準備を急いでしてけど、騎士達は干し肉しか持っていなかった。しかも、騎士達が持っている干し肉を集めてたけど、ここにいる全員に渡すと、今日の分しかなかった。
聞けば、次の街まで馬車で後2日らしい。食料が足らない。俺は初回特典の食料を提供することにした。捕らわれていた女性が全員、貴族というわけではないので、俺は
「すみません。料理を手伝ってもらえませんか?食材は俺の持ち物を提供しますので」
といって、収納バッグと偽っている普通のバッグから、初回特典の食料を次々と出した。
「なっ、それ収納バッグか!」
「俺、あんな小さい収納バッグ初めて見た」
「だよな。騎士団の収納バッグですら背負うタイプだし、でも中々収納バッグの使用許可下りないし」
と何故か最後は騎士団の愚痴になった。
捕らわれていた女性達に手伝ってもらいつつ、ご飯の準備ができた。
この休憩所は休憩所の敷地内に獣や魔物よけの結界が張られているので、警戒するのは人。ごろつきや盗賊といった人間をだけを警戒すればいい。
なので、騎士達は交代で見張りながらご飯を食べる。その班わけは隊長の仕事なのだが、どうやら隊長はリアさんの旦那さんみたいで、指示を仰ごうと、未だに言い合っている夫婦の前で右往左往していた。
美味しそうに湯気をあげているご飯の前で、よだれを垂らさんばかりにしている子供達の為に、俺はリアさん夫婦の元へ向かった。
「リアさん!旦那さん!いい加減にしてください!皆が困ってます。それに子供達がお腹を空かせてるんです。そのくらいにしてください」
俺の声に言い合っていた夫婦は、ハッとして周りを見渡した。言い合っているうちにご飯の準備が出来ていて、二人待ちだと分かると
「ごめんなさい、準備も手伝わなくて」
「すまない。えっと一班が先に食べてくれ。二班は警戒を」
「「「はっ」」」
その後は、ワイワイと皆でご飯を食べた。ラグなんて子供達からあれこれとお裾分けしてもらって、お腹を真ん丸にしていた。
ちなみに夫婦喧嘩は、準備しながらも聞こえていた話をまとめると、旦那さん達が警ら中に、突然目の前で転びそうになった女性をたまたま旦那さんが抱き止めたと、それがリアさんの見たあっつーい包容で、抱き止めた女性が、旦那さんの見目の良さに引かれていきなり迫って来たのが、キスをしようとしているように見えた真相だった。
当然、旦那さんは即座に女性を引き離した。
それに対して、リアさんが隙があるからとか、誰にでも愛想を振り撒いているからとか、今までの鬱憤を撒き散らしていて、長々と言い合っていたのだ。
まぁ、リアさんも今までの鬱憤を吐き出したことでスッキリしたのか、いつの間にか仲直りしていた。
夜も深まり、女性と子供達は騎士達から毛布を借り、馬車で寝ている。
ごろつき達は、見張りの騎士達の近くに置かれ、残りの騎士と俺は、それぞれの場所で野宿した。
「皆の反応から犯人ではないと思うが、なぜあの方達といた?」
数人の騎士は腰の剣に手を置いている。
それを見て、俺は思わず両手を上げた。
「車輪の故障で困ってるのかと声をかけたら、逆に襲われて、返り討ちにして荷台を確認したらあの人達がいたんです。偶然です。なにもしてないし、なにもしないのでその物騒な手は、剣から離してもらえませんか」
「手は降ろしていいから、身分を証明できるものはあるか?信じるに値するかはそれからだ」
まぁ、貴族の人が誘拐されていたみたいだし、騎士達の警戒も当然かなと冒険者カードを見せた。
カードを受け取り確認した騎士は、カードと俺を何度も見比べ、
「Aランク?偽造か、これ」
あの~、小声で言ってますがこの距離です。バッチリ聞こえてますよ~
Aランクと聞いて、周りの騎士達もカードを持っている騎士を取り囲みカードを確認していた。
うわぁ、完全に俺への警戒が疎かになってる。もし俺が本当は犯人だったら逃げられてるね。
カードの偽造を疑って、カードを何度も確かめている騎士達を横目に、俺は馬車から犯人であるごろつき達を降ろすためにその場を移動した。
馬車にはもうごろつき達しか残っては居なかった。
固定している蔦を解いて、風魔法を使いごろつき達を降ろし、そのまままた騎士達の前まで戻った。この間、騎士達はその事に気づいていなく、ようやくカードが本物だと確認できたところで、誰も俺を監視していないのに気付き、慌てて前を向いた。
俺の隣に、蔦で一塊にされたごろつき達を見て、目を見開き驚いていた。
「こちらが真犯人かは分かりませんが、あの人達を連れていたごろつき達です。どうぞ」
そう言って、俺と騎士達の間に降ろした。
まだ驚きで固まっている騎士達だけど、後ろの方から
「お前ら、戻ったら再特訓だ。警戒相手から目を離すとは、もし彼が犯人の仲間なら逃げられているぞ」
そう言いながら前に出てきたのは、リアさんの旦那さんだ。旦那さんは俺の前まで来ると、
「リアから話しは聞いた。妻と娘、そして多くの人を助けて貰い、礼を言う。ありがとう」
いうと、頭を下げた。
「妻、、。愛人じゃないんだ」
「は?」
俺の呟きが聞こえたのか、ものすごい低い声が聞こえた。俺は慌てて
「ごめんなさい。リアさん自身が訳ありって言っていたので、正妻じゃなくて愛人なのかと」
旦那さんは口をひきつらせて、後ろを、リアさんを振り返った。
リアさんは、娘さんの手を握ってこちらを見ていて、旦那さんと目が合うと
「ふふ。間違ってはいないでしょう?訳ありで。彼が深読みしただけじゃない」
あー、リアさんは間違いなく貴族夫人だね。
今までのリアさんは下町の肝っ玉母さんかと思ったけど、今のリアさんは間違いなく貴族だ。
旦那さんは何かを言おうとして、言葉に出来ないのか、口をパクパクしていた。
そんな旦那さんを無視して、リアさんが娘さんを近くの騎士に託して、こちらへ来た。
旦那さんと少し距離を取って隣に立つと
「混乱させてごめんなさいね。改めて自己紹介します。マトック侯爵の妻、リアと申します。娘の名前はアリアです。この度は助けていただきありがとうございます」
と、カーテシーをした。
「いえいえ、ただの偶然なので頭をあげてください」
クスクスと笑いながら体を起こしたリアさんは
「そうですね。しかも、“保護するから道案内して”でしたか。そんな話、物語で聞いたことないですよ」
「えーと、ヒーローってガラじゃないので、ああいう時に何て言えばいいのか分からなく、、とりあえず俺が敵ではないと分かって欲しくてああなりました」
あの場に居た人達は思い出したように笑い、騎士の人達は呆気に取られていた。リアさんも笑いながら
「フフフ。それでも助けられたのは変わりありませんわ。ありがとう。それとね、訳ありっていうのはそこのクズが浮気したから、家出中だったの。クズに気づかれないように歩いて実家に帰ろうとしたら、娘と一緒に人攫いにあってしまったの。アリアには申し訳ないわ、怖い思いをさせてしまって」
「待て!俺は浮気なんてしてない!婚約中も、結婚する時も義父上や義兄上の前で誓っただろう。リアを裏切るようなことは絶対にしないと」
「いいえ、私はこの目でちゃんと見たわ!セディが女とあっつーい包容をしているのをね!しかもその後顔を近づけていた!見たくなくてそのまま帰ってすぐにアリアを連れて家出したけど、キスしたんでしょ!セディの裏切り者!!」
セディと言われた旦那さんは、叫んでいるリアさんを落ち着かせるように抱き締めた。リアさんは旦那さんの包容から抜け出そうと踠いているが、相手は騎士だ。体力を消耗するだけで、抜け出すことは出来なかった。
「俺が抱き締めたいと思うのも、キスしたいと思うのも、それ以上のこともリア以外としたいとは思わない。何かの見間違いだ」
「私がセディを見間違うわけないじゃない!」
と、二人のやり取りが続いている。
俺は、俺達は何を見せられているのだろうか。
とりあえず二人を放置して、俺は近くの騎士に
「あの、夜営の準備しません?だいぶ暗くなってきているし、子供達がお腹を空かせているみたいなので」
と夜営の準備を急いでしてけど、騎士達は干し肉しか持っていなかった。しかも、騎士達が持っている干し肉を集めてたけど、ここにいる全員に渡すと、今日の分しかなかった。
聞けば、次の街まで馬車で後2日らしい。食料が足らない。俺は初回特典の食料を提供することにした。捕らわれていた女性が全員、貴族というわけではないので、俺は
「すみません。料理を手伝ってもらえませんか?食材は俺の持ち物を提供しますので」
といって、収納バッグと偽っている普通のバッグから、初回特典の食料を次々と出した。
「なっ、それ収納バッグか!」
「俺、あんな小さい収納バッグ初めて見た」
「だよな。騎士団の収納バッグですら背負うタイプだし、でも中々収納バッグの使用許可下りないし」
と何故か最後は騎士団の愚痴になった。
捕らわれていた女性達に手伝ってもらいつつ、ご飯の準備ができた。
この休憩所は休憩所の敷地内に獣や魔物よけの結界が張られているので、警戒するのは人。ごろつきや盗賊といった人間をだけを警戒すればいい。
なので、騎士達は交代で見張りながらご飯を食べる。その班わけは隊長の仕事なのだが、どうやら隊長はリアさんの旦那さんみたいで、指示を仰ごうと、未だに言い合っている夫婦の前で右往左往していた。
美味しそうに湯気をあげているご飯の前で、よだれを垂らさんばかりにしている子供達の為に、俺はリアさん夫婦の元へ向かった。
「リアさん!旦那さん!いい加減にしてください!皆が困ってます。それに子供達がお腹を空かせてるんです。そのくらいにしてください」
俺の声に言い合っていた夫婦は、ハッとして周りを見渡した。言い合っているうちにご飯の準備が出来ていて、二人待ちだと分かると
「ごめんなさい、準備も手伝わなくて」
「すまない。えっと一班が先に食べてくれ。二班は警戒を」
「「「はっ」」」
その後は、ワイワイと皆でご飯を食べた。ラグなんて子供達からあれこれとお裾分けしてもらって、お腹を真ん丸にしていた。
ちなみに夫婦喧嘩は、準備しながらも聞こえていた話をまとめると、旦那さん達が警ら中に、突然目の前で転びそうになった女性をたまたま旦那さんが抱き止めたと、それがリアさんの見たあっつーい包容で、抱き止めた女性が、旦那さんの見目の良さに引かれていきなり迫って来たのが、キスをしようとしているように見えた真相だった。
当然、旦那さんは即座に女性を引き離した。
それに対して、リアさんが隙があるからとか、誰にでも愛想を振り撒いているからとか、今までの鬱憤を撒き散らしていて、長々と言い合っていたのだ。
まぁ、リアさんも今までの鬱憤を吐き出したことでスッキリしたのか、いつの間にか仲直りしていた。
夜も深まり、女性と子供達は騎士達から毛布を借り、馬車で寝ている。
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