あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第018部 友よ、また…/はじめまして、こんにちは、さようなら

第080話 釣り/第080話 《アシュエット》偏 チケット

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第080話 釣り
「釣りはいいよなー楽しいな」
ヤハネが子ども2名を膝に抱えて釣りを楽しむ、他の子ども達は釣って貰った魚をゴーレム達に捌いて貰い焼いて食べている。
「…城にも欲しい」
「お、じゃ、崇幸に頼むかー綺麗な魚も入れて貰おう」
「ああ」
「ヴァルキア…様、どうぞ」
「……」
「ヴァルキア、使って下さい」
「分かった」
「ラージュ殿、釣りが上手いな。私は初めて行うが意外と難しい。ライガルはティスと父上たちと行っていたな」
「はい、ティスと母上が沢山釣っていました」
湖に遊びに来て管理をしているゴーレムや野菜お化けとグローリーのひよこ達が出迎えてくれ、手製の釣り竿を渡してくれる。
ナチェが使っていた小屋を改装し小船や釣り具を貸す店を構え日々ゴーレム達は此処で魚を釣り野菜を育て暮らしている、子ども達用に小さな池を作ってそこに小さい魚もいるので子ども達はきゃきゃと魚釣りをしていた。
ヴリトゥユが切り株の椅子に腰を掛けじっと水面を眺めている、楽しいらしくヤハネが嬉しそうに造ろうかと言えば喜ぶ。
サニドツノスはゴーレムから借りた竿に野菜お化けから貰ったエサを付けた物をヴァルキアに渡そうとするが無視されるので敬称を付けずに呼ぶと返事を返し竿を受け取り並んで釣りを始める。
ラージュとニジェルガとライガルは少し離れて並んで釣りを行う、子ども達が覗き込もうとするのでそれを止めながら取り留めのない会話を行う、ヤハネが今日は此処で釣った魚でバーべキューにしようと提案してくれたので全員頷いた…。

第080話 《アシュエット》偏 チケット
《ローレスエリア》を攻略したという報告をするついでに外神が全員を連れて来てくれ、エレがこの《ローレスエリア》のコアだという事にイシュターとイフターク以外は驚きつつ話しを聞く。
「えーと、改めて《ローレスエリア》攻略おめでとうございます……強かったねー。それで…攻略の報酬品だね。先ずは1枚しかないけど日本行きの片道チケット」
『え』
エレが笑いつつ複雑な表情を浮かべて懐から1枚の紙を出して差し出す、鈍色に光る固い紙のような物、その場にいた蒼夜、佳月、懐記はえとまじまじとそのチケットを見つめた。
「蒼夜は《アシュエット》での役目を終えたから、蒼夜がいた時代からずれる事もなく帰れるから、これは外神達に、神が頑張ったから転移した時代に戻れるよ」
「僕は日本に帰りません」
「俺も」
「同じく、家族はここと《アタラクシア》にいるし」
「そう言うと思ったよ、でも報酬だし。どうぞ」
蒼夜は帰ろうと思えばすぐに日本に帰れる状態だから、これは懐記達にと言うエレ、外神も佳月も懐記にも必要ない物だった。
「貰える物なら貰っておこう、ありがとうエレちゃん」
「うん、次ははい、これも片道《アタラクシア》へのチケット。こっちは裏ボス倒した報酬」
「これは…」
「異界渡りが出来る外神には必要ないと思うけど、これも神からの気持ちだから受け取って」
「ありがとエレっち」
エレは笑ってもう1枚の《アタラクシア》行きのチケットを懐記に渡す、懐記は受け取り礼を言って収納空間にしまった。
「後は神からかな」
『はい、では私から皆様に…次の異界は日本人がいる世界へ到着するよう示します。そしてその世界は皆さんにとって大きな転換期となるでしょう。多くは語れませんが…皆さんにとって決して不利になる世界ではありません』
《アシュエット》神からの声、それに外神が頷く、次の世界が決まったのは構わないと皆も笑った。
「いんじゃない、そういう旅。異世界にいる俺達と同じ世界の人に会うっていうのも悪くない感じ」
「そうですね、色々話を聞きたいですね」
「俺は皆と《アタラクシア》に行くから、その旅の途中で同郷の人に会うって言うのもまた旅の目的の1つになるっていうなら付き合うよ」
「俺も構わない」
懐記達はその報酬を喜んで受け取った、後はジラやマユラ達への報酬が渡される。
「みんなは…正直ないんだよねーみんな必要な物や欲しい物はあるし、欲がないから」
「そうか?以外にあるぞ」
「お、うんうん、あるある」
「ま、そうだな」
「何?出来る者なら用意するけど」
エレがジラ達の方へ向く、報酬を用意するつもりだが欲しい物があればエレが用意すると言うので、ジラ、フェシェスタ、フォンが笑った。
『新しい仲間』
「じゃ、エレ、俺達と行くぞ」
「だな、旅は仲間が増えるもんだろ」
「そうだね、イフもいるしーチェカとウズラは降りたし」
「よろしく、エレ…」
「ええ?」
ノイズも加わり新たな仲間の加入を歓迎する、エレは困ったような顔をして上を向いた…。






あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~売れない男は異世界で夢を見るけど現実も見る~
track.0107 説得
「ゼタリア、ゼノスギィ、手を貸してくれ」
「あー」
『……』
『……』
鍔騎がゼタリアとゼノスギィの前に野菜を山のように並べる、ゼノスギィはとことことアルトに抱き着き了承してくれる、ゼタリアは身体を丸くし横目でちらと見つめ首を振る。
『相当海水に濡れたくないみたいですね、船の完成もまだ掛かりますからゆっくり口説いて下さい』
「そうかぁ、ま、無理に嫌な事はさせたくないしな。気が向いたら手伝ってくれ、ゼタリア」
無理強いをしたくないと鍔騎はゼタリアの背中を撫でてやる、ゼタリアは目を閉じているので一旦説得は諦めた。
「どんなモンスターなのか情報を集めましょう」
「ん、分かった」
「そうだな、どんなモンスターか知った方がいいな」
『……』
『……』
『……』
『……』
「あ、ああ」
ミックとスライムと蜘蛛とゼノスギィにアルトがゼタリアを囲む、どうやら協力するよう圧力を掛けているようで鍔騎が苦笑いを浮かべた。
「みんな、いいんだ。自分達が出来る事をしよう、急ぐ旅じゃないしな。明日も店のをやるけど…売るものはあるのか?」
『あります、野菜と布と果実水と水に茶葉を売ります。高額品も売れているのでそれの補充もします』
「そうか、ま、金は稼げるときに稼がないとな」
「そうですね、船の用意が出来るとしても金は必要ですね」
「そうそう、稼げる時に稼がないと。という訳で飯まで狩りに行ってくる」
「気をつけてな」
「うん」
「俺達は夕食と明日の商品の用意でもしようか」
「はい」
「あ」
金はなるべく稼ぐと決め、夕食の支度をしつつ明日の準備も行う、明日もクッキーと茶葉を売ろうと決め支度をする、今夜は揚げ物とパンと魚のスープにしようかと鍔騎は準備を始めた…。
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