あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第018部 友よ、また…/はじめまして、こんにちは、さようなら

第081話 ウォル君だよ/第081話 《アシュエット》偏 報酬は

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 第081話 ウォル君だよ
「おさかな食べるー」
「ウォル、飯前だからほどほどにしとけよ」
「えー」
湖に新たな客、ウォルくんを連れたチカで転移で現れ、ウォルくんが湖に向かって走り出せばゴーレム、ヒヨコ、折り紙たちにお化け野菜まで前に立ちふさがり札を見せる『全部食べるの禁止!』という文言にチカは額を押さえた。
「なにー?わかんなーい」
「全部食べるなって書いてあんだよ、ウォル」
「わかったーぜんぶ食べない」
ウォルくんがそのゴーレムが見せてくる看板を見て首を傾げチカが教える、ウォルくんは頷いて湖に駆け出し…飛び込んだ。
「ええ、釣りしないんだ…」
「流石はゲーターダイルラフテスのウォル殿だ。狩りも豪快だな」
「そうですね」
「…あ」
「食われたな、ヴリ」
「…逃げられた」
「魚が逃げてしまいましたね、ヴァルキア……釣った物を焼きましょうか」
「そうしよう」
ざぷんと飛び込んだウォルくん、ラージュは驚きニジェルガとライガルは微笑ましそうに笑いヴリトゥユは釣れそうな魚に逃げられ、ヴァルキアは糸が切れてしまう、サニドツノスがこれでは釣りは出来ないと立ち上がりヴァルキアに手を差し出す。
「あーお前らここで飯くってく?この後、みんなでバーベキューするから。魚逃げれらた詫び」
水中で暴れる魚を捕まえては陸に上げるウォルくんを見守りながら、チカが誘ってくれるので全員頷きゴーレム達がバーベキューの準備をしてくれた。

第081話 《アシュエット》偏 報酬は
「俺たちの報酬はエレってことで~」
「え、えー。俺、いちおうここのマスターで核なんだけど…いいのかな」
『貴方の本体は《ローエスエリア》にありますから、ここに皆さんのゴーレムを置いていて貰えれば《ローレスエリア》のドロップ品も《アタラクシア》や他の異界に転送可能です』
「お、やったじゃん」
「良い、《ローレスエリア》のドロップ品は質が高いからな」
「あの、千手観音像《アタラクシア》に贈る?」
「そうですね、何故かファーツコクスさんから僕にメッセージが来ていて…欲しいそうです」
「あいつ、すげーな」
報酬はエレと満場一致なのでエレは困ったような笑顔を浮かべる、《アシュエット》神からの声はどこか楽しさを含み、イシュターやジラ達も《ローレスエリア》のドロップ品を引き続き入手出来るのは嬉しいと喜び、外神はファーツコクスからのメッセージを疑問に思うが彼ならば見通せるのだろうと懐記やギーギスがそれなら千手観音像は《アストマーズ》に贈ろうという事になった。
「ま、みんなの事好きだし行くよ。よろしくね」
『エレ、楽しんで下さい。ずっと生まれた時から《ローレスエリア》にいましたから…異界を見に行って下さい』
「それは神だって一緒じゃない、ずっと《神の庭》にいて」
『…友人が出来ましたから、私もこれから他の世界の神々と《神の庭》を繋げてエレ、貴方と共に他の異界を見ていこうと思います』
「そう…」
《アシュエット》神の声は何処か弾んでいる、エレは淡く笑い、急遽決まった旅立ちに内心心を弾ませた。
「じゃ、今日はお祝いだな!」
「新しい仲間にね!」
「肉だ肉!」
「それ…いつもじゃない?」
ギーギスとナチェがバーベキューの準備を始め、フォンが肉肉と塊肉を出す。
懐記はバーベキューなら魚も出して蒼夜も外神も準備する、佳月も酒を沢山用意しイフタークとノイズは野菜の準備を行う。
「ノイズ、餅も焼く」
「うん、たくさん焼きなよ」
「うん」
餅と七輪も用意し焼いていく、ノイズは歓迎会だからいつもと違う事をした方がいいのかなと思いながら野菜を切っていった。






あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~売れない男は異世界で夢を見るけど現実も見る~
track.0108 夜のお話し
「ふう、さっぱりしたな」
夕食も終わり、風呂からアルトと出て皆で冷えた果実水を居間で飲む、明日の店の準備も出来たしもう夜も結構遅い時間だから早めに休もう。
「あ」
「ん?アルトどうした?」
『どうやら、今夜も話しをして欲しいみたいですね。アルトはお姫様が出てくる物語が好きなようです』
「そっか、だったら今夜は『白雪姫』にしよう、昨日は『シンデレラ』にしたからな」
「しらゆきひめ?」
「しんでれら?なにそれ」
「俺の故郷のおとぎ話だよ」
そろそろ部屋に戻ろうかと言えばアルトは鍔騎の服の裾を掴めばアコーズが教えてくれる、毎晩アルトに昔話をしているせいか毎日して貰えると思っているらしい、それにサックもガブも気になったようなので皆で部屋で鍔騎の話しを聞く事にした。

「じゃ、始めようか…『白雪姫』…むかしむかしある国のお妃さまが…」
ベッドに腰を掛けた鍔騎が咳ばらいを1つし物語を始める、毒リンゴを食べた白雪姫が王子様のキスで目覚め一緒に暮らしていた7人の小人達が喜び、最後は王子様と結ばれる物語にアルトは目を輝かせサックは考え込みガブは首を捻る。
「口づけで毒リンゴの毒が解毒できるんですか…それに鏡も不思議ですね」
「7人の小人ってあやしいし、知らない老婆から食べ物を貰わない方がいいって教訓?」
「う、うーん。所説あるけどガラスの棺に入れられた白雪姫を好きになった王子様が棺を臣下に運ばせている途中で棺を倒してその衝撃で口から毒リンゴを吐き出して生き返ったとか…」
大人向けの残酷な物語もあるがそれは言わず幸せになりました、めでたしめでたしで締めた。
サックもガブも気になる部分はあるらしいが、寝る前の挨拶を交わし各自部屋に戻り、鍔騎はアルトとゼノスギィ達とベッドに入り目を閉じた…。
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