あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解

《クナアンジ二ツ国》偏 no.14大河side からっぽ/《アーケディア》 偏 dress:72 仕立て完了  

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《クナアンジ二ツ国》偏 no.14大河side からっぽ
「大河く…」
「《寄生草》…」
崇幸が千眼を連れて大河と合流、ベッドに寝かされている子どもの有様に口元を押さえる。
「そうだ、千眼この子の鑑定が出来ない。どうしたらいい?神々にも…」
「…主…《寄生草》を根元から取り除く他ない…魔人…耐えられるが…そこの子どもも…魔人…」
『魂がありません、空の器です』
「魂がない?死んでいる?いや…体は動いているな…」
大河が寝かされた子どもを検分する千眼に声を掛ける、千眼は言い辛そうに答え傍らで無表情に立っている少年をちらりと見て神々と同じ意見を出す。
大河がちらりと視線を立っている少年に移す、無表情で人形めいてはいるが血が通っているように見えるが魂がないと言われれば成程、腑に落ちた。
「それで根元から取り除くって具体的にどうすればいいんだ?」
「……体に根が張っている…全て抜く…」
『……酷な事ですね…終わるまで起きないように眠らせて…今そちらに小さいナイフとピンセットを送ります』
「…それしかないなら…」
「俺もやろう、早く終わらせてグローリー君の所に連れて行こう」
根を張り今も成長し続ける《寄生草》早く取り除かなければ苦しみが続く、崇幸と大河は覚悟を決め千眼は蒐集家が作り出した眠り薬を水に溶いて薄く開く子どもの口元へ何度も運び深い眠りに就くのを待った…。

これから先は時を遡る……
「うーん、ある程度進んで休んだ方が良いな」
「そうだな、見張りは交代でテントを置いて休むか」
「そうじゃな、無暗に動き回っても疲労するだけじゃ」
アコミアを先頭にオジガト、テオハリド、キッフの順で周囲を警戒しつつ進む、薄暗く濃い青色の壁と真っ直ぐな一直線の道、時々現れる魔物を倒すのも単調で飽きがくる。
アコミアの提案にオジガト、キッフが同意しテオハリドは周辺に目線を配る。
「テオハリドさん、どうかしたのか?」
「はい…城の内部が変化したのなら城の調度品と部屋に置かれていた物全て喪失してしまったのかと」
「そうなっちゃうよね」
「この城には貴重な品が多く保管されてたからの、惜しいな」
「……」
現在本来の城のどの辺を歩いているのかは不明、城の調度品などの心配をするテオハリドは本当に落ち込んだ表情をしていた。
「……貴重な物…重要な物…価値もそうですが歴史ある物達も多く…」
そう言い募るテオハリドの顔色は悪くふわりと意識が途切れゆらりと身体が崩れすぐにキッフが受け止める、軽い身体に驚きつつそっと片膝を付いて床に下半身を置く。
「…急な事でずっと気を張っていたからの、今日はこの辺りで休むとしよう」
『コイツ、よわいな』
「そんな事言うなよ。分かった、テントを出すよ。キッフそのまま少し待っていて」
「ああ…」
オジガトが肩を竦め、倒れたテオハリドを見て嘲笑う数外魔王をアコミアが窘め。収納袋からテントを出して壁際に置く、キッフは早くここからテオハリドを連れて出ようと決め、テオハリドの顏に掛かる髪を払った…。

《アーケディア》 偏 dress:72 仕立て完了
「みなさん、よくお似合いですわ写真を撮りますわ」
結羅の元へ仕立てを頼んでいた礼服が仕上がったと連絡が入り、それぞれ受け取りに行き着て戻って来たのを結羅が満面の笑みで迎え並ぶように言い写真を撮っていく。
「素敵ですわ!もう1枚、あ、ジラさんとイシュターさんはもう少し寄って下さい。ノイズさんもイフタークさんも良いですわ!」
結羅がノリノリで指示を出し結羅が満足する迄撮影会は続き、皆着心地やデザインの良さに満足していた。
「みんなよく似あってる!」
「丁寧な仕事だ」
チェカが喜びイシュターも満足げに頷く、後で数着仕立てようかと皆口々に礼服を誉め合った。
「イシュターっちとジラっちの刺繍いいわ、俺もたのも」
「職人が張り切っていたからな、ま、でも俺はこういう格好も悪くはないがいつもの服で過ごす。汚したくないしな」
「それは同感だ、ジラ、ついでに風呂はどうだ?」
「いいね、行くか」
ジラは早々にジャケットを脱ぎ首元を緩めシュリからの誘いに乗り、他の面々も大事に着ようと服を着替えたりそのまま風呂に向かって行く。
「仕立て屋に焼いたクッキーお礼に持って行く」
「それは良いですわ!皆さんの仕立ててくれたお店に持って行きますわ」
イフタークとノイズが張り切って大量に焼いたクッキーをノイズが嬉しそうに籠に入れていく、結羅も仕立て屋に持っていくと言い籠に入れていくので外神が果物も良ければと収納にから出して籠に添えた。
「行ってくる…イフ食べすぎ」
「うまい…私も行く、とても気に入った」
「うん」
収納に入れていた大きなチョコクッキーを食べているイフタークに呆れる、ノイズもクッキーを頬張りながら行くと言うので一緒に向かった…。

あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP037 肉ぽい木の皮
「おいしかった!どこにこれあるんだ?」
という唯苳の質問にドラゴンとコブラが唯苳を連れて森へと進む、いつも猿達が行く方向とは違う方に向かって行く。
「うわ、なんかぬるってすべる…」
進んで行く地面は水分が含んでいるのかぬるとして滑りやすい、注意しつつ進むと葉っぱのない裸の木が幾つも並び幹が剥がれているのはドラゴンとコブラが剥がしたのだろうか。
「これがあの肉みたいな味の木?もっととって良い?たくさんほしい!」
『……』
『……』
ドラゴンが頷きドラゴンは爪、コブラは口で沢山幹の皮を剥いでくれた…。


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