あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解

《クナアンジ二ツ国》偏 no.13 続・お食事タイム/《アーケディア》 偏 dress:71 ゴーレム達と

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《クナアンジ二ツ国》偏 no.13 続・お食事タイム
「《ウワムス国》は随分食事に明るい国のようだ」
「これは美味だな、これはなんという食事だ?」
「牛丼です」
『ぎゅうどん』
メンルェトが出した物は最近エスティアが気に入っているメニュー牛丼と味噌汁にサラダとモギのミルクとお茶とカウン酒を並べ、ヴリトゥユとヴァルキアが器用に箸で食べ始める。
メンルェトはミルクで舌を湿らせゆっくりと味わう、基本魔王は食事は嗜好品として食事を楽しむ上に元からメンルェトは少食だった。
ゴーレムやグステナとアコミア達が品数を多くして色々な料理をメンルェトに食べさせたいらしく崇幸や懐記から日本の料理を聞いたりして食卓に並べてくれ、余れば仕事中につまめる様にと収納に出来立ての料理が数多く入っている。
「このモギのミルクも最上級品だ、この杯1杯で私の1食分相当だな」
「このカウン酒も…美味だな瓶1つで私の7日分の食事の予算が飛ぶだろう」
「…沢山あるから好きなだけどうぞ」
ヴリトゥユもヴァルキアも皇帝という立場であるが贅沢を無駄にする性分ではない、ミルクと酒を味わいつつもその美味さに感嘆とし、メンルェトは《ウワムス国》に戻ればいつでも食べられるとヴァルキア達に勧め、一応ここがダンジョンであると意識しつつ……好きなだけと言ったら遠慮なく食事を集られまくった…。

「うま!このパンとかたまご?それにこの飲み物!完璧な組み合わせな気がする」
「卵サンドとカフェオレです、あんパンもどうぞ」
「私は卵サンドを追加で」
テーブルに並んだ卵サンドにあんパン、缶のカフェオレが山積みに置かれヤドが両手に持って食べカフェオレを一気に煽る、タナトスは卵サンドと微糖の缶コーヒーを飲み、卵サンドばかり追加を頼む。
蒐集家はブラックの缶コーヒーと卵サンドとあんパンを1つずつ食べ2名が食事を終わるのを待ちながら周囲の気配を探る、魔物はいるがこちらに迫ってくるつもりはないようだ。
「随分やる気のないダンジョンですね」
「だな、なんだか早く出て行けって感じがする。どう?」
「……写本から産まれたダンジョンですから、こんな物でしょう」
タナトスはつまらなさそうに言い最後の一口を口に入れコーヒーを飲み終わる、居心地は悪い訳ではない。
「美味かった!ありがと!」
「では行きましょうか」
ヤドが満足げに蒐集家に礼を言い消失魔法で出たゴミを片付け立ち上がる、進む先は暗く静かで歓迎されているようだった…。


これから先は時を遡る……
「じゃ、いただきます」
「?いた…」
「俺達の飯を食う時の挨拶、いただきます、食べ終わったらごちそうさまって言うんだ」
「はい」
「お、うまそうじゃな」
「牛丼と味噌汁な、エスティアの好物」
『おい、石寄越せ』
「ほら、飲みものとかいらないのか?」
『じゃ、なんかよこせ』
床に布を敷き並べた食事は、モギのミルクと果実水に牛丼と味噌汁と新鮮な果物、数外魔王にはアコミアが魔石を渡しいただきますと言えばテオハリドは首を傾げキッフが説明してくれ頷いた。
「おいしい…です」
「牛丼というけど色んな肉を甘しょっぱくして、炊き立ての飯に乗せるんだ」
「俺はチーズを乗せたのが好きだ」
「うむ、うまいの」
丼を持ち箸でかき込むオジガト、テオハリドはスプーンで掬って1口1口を噛み締める、柔らかな肉と米とじんわりと口に広がる優しい味と味噌汁の調和の取れた味にテオハリドはほっとする。
「ダンジョンの中だけど落ち着くなー」
「そうだな」
「長期戦にはなりそうだからの英気を養うのは大事な事じゃ」
オジガトがおかわりし、アコミアとキッフが続きテオハリドは食べ終わって果物を味わった…。

《アーケディア》 偏 dress:71 ゴーレム達と 
「ゴーレム達ともちゃさん達も踊るそうです」
「へぇ」
ミョンがゴーレムともちゃ達に声を掛けて決まったらしく外神と懐記は詠斗達に伝えれば楽しみにしてくれるだろうとラインを送っておく、皆忙しいからすぐに返事は来ないだろうと思いつつ、もちゃ達の好きなクッキーでも焼こうかと外神とノイズとイフタークを誘って準備をする。
「懐記、ゴーレムの型ともちゃの型が欲しい」
「いいね、おけ」
ノイズがどうせならとノイズのおねだりに頷き外神が魔石を用意する、懐記が魔力を込めて粘土の様に捏ねていけば丸い人型の型とどちらかと言えば犬ぽい型が出来上がりノイズが満足げに頷いてイフタークは小麦粉を振るっている。
「木の実を砕いたのとコーヒーのとチョコ…後はお茶の粉入れる」
「いんじゃない、沢山焼けば」
「うん」
ノイズは笑って4名で大量のクッキー作りを始めればゴーレム達も手伝いに訪れ外神が新たにオーブンを造る程クッキーを量産し、もちゃ達が大いに喜んだ…。


あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP036 寸胴で
「おいしい!」
寸胴で煮込んでいたのは木の幹らしい、唯苳は首を傾げる。
猿達がどこかの木の幹を剥いでそれを寸胴で長時間煮込んでいたらしい、幹は柔らかく箸で割ってみれば柔らかくほぐれ匂いを嗅いでみても匂いはしない、猿達が食べてみてといっているようで口に運んでみると…肉ぽい味わいがしておいしいと叫んだ。
「うま!肉!にくだ!すげー!」
唯苳は夢中で幹を食べる、猿達もその様子に満足して幹を食べ始めた。
「木の皮みたいなのに肉の味がする!おいしい」
『うき!』
『もき』
『きき』
猿達もドラゴン達も夢中で食べていく、長時間煮込んだ幹はあっという間に無くなった…。

 
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