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第二章 こんな気持ちは初めて…… (麗夜side)
8.営業マンに一目惚れ
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昔から俺は男が好きだった。だから自分でゲイ向けのアダルトグッズを扱う会社を立ち上げた。最初は海外から仕入れたアイテムをその手の店へ卸したり、インターネットショップで個人へ販売したりする小さな会社だったが、想像以上に需要があって次第に自社で工場まで持ってオリジナルの製品を製造・販売するようになり、会社はどんどん大きくなっていった。
全てが順調だった。大金を稼げるようになった俺は毎晩のようにゲイ風俗で好みの美男子たちと遊んで楽しく過ごしていた。
しかし、仕事が忙しくなりすぎたのがいけなかったのか、俺の体に異変が起きた。
ある日突然、俺のあそこが勃たなくなった。そう、EDになってしまったのだ。
俺は爽やかで純情で背の高い子がタイプなんだけど、ゲイ風俗でドストライクな子に相手をしてもらっても、俺の体は全然その気にならなくなった。
32歳だから、さすがにまだ年齢のせいではないはずだ。
すぐに病院へも行ったが、
「一時的なものでしょう。なに、悩まなくて大丈夫。様子を見ましょう」
と医者は俺の肩を叩いだだけで、何の助けにもならなかった。
アダルトグッズの会社の社長が若くしてEDになっただなんてなんだか格好悪いので、周囲には相談できなかった。
もう好みの男を抱けないと思うと仕事へのやる気も激減した。遊び人の俺にとって、生きる意味を失ったも同然だった。
どうしたものかと悩んでいた。……そんなとき、自分の会社のエントランスで土下座しようと床に手をつく蒼に目を奪われた。
胸がドクンと甘く痺れた。こんな気持ちは初めてだった。
俺はすぐさま受付の沢くんに声をかけた。
「そこで床にへばりついてる彼は誰? うちの社員じゃないみたいだけど」
彼のことが知りたくてたまらず、俺は社長室へ通した。
「僕は御社の製品が昔から大好きで……」
えっ、うちのアダルトグッズの愛用者なの!? こんな純情そうな子が、ローターやアナルビーズ使って自慰行為にふけっているっていうの……っ!?
想像して鼻血を噴きそうだった。ここのとこ何をしても無反応だった俺の股間がドクンと脈打った。
俺はゴクッと唾液を飲み、スーツから見えている彼の顔や首元、清潔感のある指先ばかり見ていた。このスーツをはぎ取ったらその下はどんなだろうかと想像すると軽いめまいを感じた。
彼の商談はずいぶん不慣れで下手だった。けれどやけに必死なことだけは伝わってきた。思うように契約が取れていなくてノルマを達成するのに苦労していることは想像に容易い。そこで俺は大口の契約をしてやろうと彼に持ちかけた。無論タダでではない。
「契約する代わりと言っては何だけど、弊社の製品が昔から好きだっていう君に、もうすぐ発売のわが社の新製品をテスターとして試してほしいと思ったんだけど、どうかな?」
新製品はアナルオナニーアイテムだ。
ウブそうな彼は拒絶するかもしれない。セクハラだと怒るかも。と思っていたのに、彼は「もちろんです」と嬉しそうに返事した。
今夜ホテルで待ち合わせしようと言っても、彼が警戒心を示す様子はなかった。
まさか遊び慣れているのか……。それとも相手が俺だから……?
俺の期待はどんどん膨らんだ。
全てが順調だった。大金を稼げるようになった俺は毎晩のようにゲイ風俗で好みの美男子たちと遊んで楽しく過ごしていた。
しかし、仕事が忙しくなりすぎたのがいけなかったのか、俺の体に異変が起きた。
ある日突然、俺のあそこが勃たなくなった。そう、EDになってしまったのだ。
俺は爽やかで純情で背の高い子がタイプなんだけど、ゲイ風俗でドストライクな子に相手をしてもらっても、俺の体は全然その気にならなくなった。
32歳だから、さすがにまだ年齢のせいではないはずだ。
すぐに病院へも行ったが、
「一時的なものでしょう。なに、悩まなくて大丈夫。様子を見ましょう」
と医者は俺の肩を叩いだだけで、何の助けにもならなかった。
アダルトグッズの会社の社長が若くしてEDになっただなんてなんだか格好悪いので、周囲には相談できなかった。
もう好みの男を抱けないと思うと仕事へのやる気も激減した。遊び人の俺にとって、生きる意味を失ったも同然だった。
どうしたものかと悩んでいた。……そんなとき、自分の会社のエントランスで土下座しようと床に手をつく蒼に目を奪われた。
胸がドクンと甘く痺れた。こんな気持ちは初めてだった。
俺はすぐさま受付の沢くんに声をかけた。
「そこで床にへばりついてる彼は誰? うちの社員じゃないみたいだけど」
彼のことが知りたくてたまらず、俺は社長室へ通した。
「僕は御社の製品が昔から大好きで……」
えっ、うちのアダルトグッズの愛用者なの!? こんな純情そうな子が、ローターやアナルビーズ使って自慰行為にふけっているっていうの……っ!?
想像して鼻血を噴きそうだった。ここのとこ何をしても無反応だった俺の股間がドクンと脈打った。
俺はゴクッと唾液を飲み、スーツから見えている彼の顔や首元、清潔感のある指先ばかり見ていた。このスーツをはぎ取ったらその下はどんなだろうかと想像すると軽いめまいを感じた。
彼の商談はずいぶん不慣れで下手だった。けれどやけに必死なことだけは伝わってきた。思うように契約が取れていなくてノルマを達成するのに苦労していることは想像に容易い。そこで俺は大口の契約をしてやろうと彼に持ちかけた。無論タダでではない。
「契約する代わりと言っては何だけど、弊社の製品が昔から好きだっていう君に、もうすぐ発売のわが社の新製品をテスターとして試してほしいと思ったんだけど、どうかな?」
新製品はアナルオナニーアイテムだ。
ウブそうな彼は拒絶するかもしれない。セクハラだと怒るかも。と思っていたのに、彼は「もちろんです」と嬉しそうに返事した。
今夜ホテルで待ち合わせしようと言っても、彼が警戒心を示す様子はなかった。
まさか遊び慣れているのか……。それとも相手が俺だから……?
俺の期待はどんどん膨らんだ。
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