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堺に行ってまいります
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茶の湯を習う――その前にお市さまに挨拶しておこうと思って、出立前に訪ねることにした。
「まあ。そうなのですね。源五郎と……」
お市さまは羨ましそうな顔をしていた。お市さまも茶の湯を習いたいのだろうかと思ったけど「雲之介さんと一緒に旅してみたいです」と言われて鼓動が高鳴るのを感じた。
「お、お戯れを……」
「ふざけてなどおりません。本心ですよ。わたくしも堺に行ってみたいです」
そうか。僕とじゃなくて旅をしてみたいんだ。
「堺には珍しいものがたくさんあるそうですね。それに南蛮人という遠い国からやってきた者もいるそうです」
「南蛮人? 確か鉄砲を伝来してきた者たちですね」
「ええ。信長お兄さまがご執心である鉄砲のね」
くすくす笑うお市さま。大殿は新し物好きだから仕方ないけど、それが面白く見えるらしい。
「雲之介さんは鉄砲を持ったことありますか?」
「いえ。とても貴重ですから。鉄砲隊ではなく、長槍隊でしたし」
「そうですか。わたくしも危ないからと持たせてくれないのです」
お姫さまが持つものじゃないな。
どんなに新しくて貴重なものでも、鉄砲は人殺しの道具なのだから。
「どのくらいで戻ってきますか?」
「分かりませんけど、多分長くても半年ぐらいでしょうか」
茶の湯は所詮、礼法と変わりないと思っていたから、そう答えた。
「そうですか。淋しくなりますね……」
せつなそうな表情。胸が締め付けられる。
「茶の湯を習得しましたら、ご馳走しますよ」
僕も淋しかったから、思わず約束してしまった。
お市さまは嬉しそうに「約束ですよ!」と笑った。
「それにしても源五郎は羨ましいです」
「源五郎さまはお市さまの弟君ですか?」
「いえ。同じ年に生まれましたので兄でも弟でもありませんね。どちらかと言うと親戚の子のようなものです」
ああ。側室の子だからそれもそうだなと思った。
「源五郎さまはどのようなお方ですか?」
「うーん、そうですね……」
可愛らしく悩むお市さまはしばらく黙ってから言う。
「一言で言えば、飄々とした子供ですね」
「飄々とした、子供?」
お市さまは「掴みどころのない男の子です」と含み笑いした。
「まあ会ってみれば分かりますよ――」
「ふうん。お前が雲之介か。兄上と市から聞いていたが、噂どおりだな」
出立の時刻である正午。
城門前で待っていると森さまと子供――おそらく源五郎さまだろう――が城の中からやってきた。
二人とも武士の姿ではなく旅人の姿をしていた。
「ははっ。雲之介にございます」
僕は片膝をついて臣下の礼を取ると「そんな堅苦しくなくていい」と手を振られた。
「これから一緒に茶の湯を習うのだ。過度な敬意はいらん。適度で良い」
「はあ。しかし……」
「俺は大名でも大殿でも主君でもない。気楽に参ろう」
そして大殿そっくりな大笑いをした。
まるで大殿を小さくした感じだな。
「承知いたしました、源五郎さま」
「うむ。さあ森殿。参ろうぞ」
「かしこまりました、源五郎さま」
森さまは一礼してから歩き出す。僕も源五郎さまの後ろを守るように歩き出した。
「まず伊勢湾から伊勢に行き、そこから伊賀と大和を通って京に向かい、堺に行く」
「美濃と近江から行く経路ではないのですね」
僕がそう言うと源五郎さまは「美濃は敵地だからな」と答えた。
「万が一身元が知れて人質にでもされたら厄介だからな。遠回りになるが、それが安全だろう」
なるほど。源五郎さまの言うとおりだ。
「尾張には関所がないが、他国には当然ある。その際何か聞かれたら伊藤屋で奉公するために堺に行くと言え。源五郎さまもそれでよろしいですか?」
「ああ。それで構わない」
尾張に関所がないのは大殿の発案らしい。人の往来を自由にすることで物流を良くしたり他国の情報を得るためだ。
僕たちは伊勢湾で船に乗り、伊勢に着いた。途中でせっかくだから伊勢神宮に行きたいと言った源五郎さまに従って参拝した。伊勢神宮はなんと表現していいのか分からないけど、空気が澄み切っていて、身が引き締まる心地がした。
「そういえば兄上が言っていたが、雲よ。お前は市に懸想しているそうだな」
出立して三日後のことだった。
伊勢から伊賀への道中、源五郎さまは僕のことをからかうようにとんでもないことを言い出した。
「懸想だなんて、そのようなことはございません!」
「あははは。むきになるなよ。本気だと言っているようなものだ」
顔が赤くなるのを抑えられない。
「うん? 照れているのか?」
「もうやめてくだされ……」
「しかし雲よ。それは高望みというものだ」
源五郎さまは僕のことを雲といつの間にか呼ぶようになった。
「市はいずれどこかの大名に嫁ぐ身。陪臣のお前には手が届かぬ」
「……分かっております」
「ならば別のおなごに懸想するほうが生産的ぞ」
分かっている。だから僕はこう返した。
「僕は藤吉郎の家来ですけど、お市さまのためなら命を懸けてもいいと思っています。それで十分です」
「ふん。武士のようなことを言いよって――」
森さまが右手を挙げた。僕と源五郎さまはぴたりと足を止める。
「どうした森殿」
「……前方で商人が山賊に追われています」
見ると商人らしき姿をした人――剃髪している――がこっちに向かって逃げてくる。その後ろには山賊が三人追ってきている。
「面倒だな。迂回するか?」
「いえ。獣道を源五郎さまに歩かせるわけにはいきません」
森さまは刀に手をかけた。
「ここは、お任せを」
商人はこっちに気づいて……うわ。かなり大きいな! 六尺くらいもある! 森さまも身体が大きいけど、それよりも背が高い!
「おお! 助けていただけませんか?」
しかも走っていたのに全然息が切れてない。
「分かった。いいだろう」
森さまは山賊たちに向かって――走り出した。
山賊は突然の強襲に驚いて、足を止めてしまう。
森さまは走ったまま先頭の山賊に抜刀した勢いで斬りつける。
「ぎゃああああ!」
「この――」
二人目の山賊は何か言おうとするけど、刀を抜くのにもたついて、森さまに一刀両断された。
そして残りの一人は二人がやられたのを見て逆に逃げ出してしまった。
「ふん。他愛のない」
血ぶるいして、懐から懐紙を取り出して刀を拭く森さま。
「お見事でした。それと助かりました」
深く頭を下げる商人。
さっき言ったように背が高く色が白い。黒い服を着ていて、見た目は商人風だが、どこか怪しい雰囲気がある。
「あんたは商人か?」
「ええ。堺の納屋衆でございます」
「堺の商人か。俺たちも堺に行くんだ」
源五郎さまが何気なく言うと商人は「ではここで会ったのも何かの縁でございます」と言う。
「旅費は出しますから、一緒に堺まで行きませんか?」
「俺は構わない。森殿も雲も構わぬか?」
森さまは「分かりました」と言う。僕も頷いた。
「感謝いたします」
「それで、あんたの名は?」
源五郎さまの問いに「申し遅れました」と商人は自らの名を名乗る。
「田中与四郎にございます。堺までよろしくお願いいたします」
「まあ。そうなのですね。源五郎と……」
お市さまは羨ましそうな顔をしていた。お市さまも茶の湯を習いたいのだろうかと思ったけど「雲之介さんと一緒に旅してみたいです」と言われて鼓動が高鳴るのを感じた。
「お、お戯れを……」
「ふざけてなどおりません。本心ですよ。わたくしも堺に行ってみたいです」
そうか。僕とじゃなくて旅をしてみたいんだ。
「堺には珍しいものがたくさんあるそうですね。それに南蛮人という遠い国からやってきた者もいるそうです」
「南蛮人? 確か鉄砲を伝来してきた者たちですね」
「ええ。信長お兄さまがご執心である鉄砲のね」
くすくす笑うお市さま。大殿は新し物好きだから仕方ないけど、それが面白く見えるらしい。
「雲之介さんは鉄砲を持ったことありますか?」
「いえ。とても貴重ですから。鉄砲隊ではなく、長槍隊でしたし」
「そうですか。わたくしも危ないからと持たせてくれないのです」
お姫さまが持つものじゃないな。
どんなに新しくて貴重なものでも、鉄砲は人殺しの道具なのだから。
「どのくらいで戻ってきますか?」
「分かりませんけど、多分長くても半年ぐらいでしょうか」
茶の湯は所詮、礼法と変わりないと思っていたから、そう答えた。
「そうですか。淋しくなりますね……」
せつなそうな表情。胸が締め付けられる。
「茶の湯を習得しましたら、ご馳走しますよ」
僕も淋しかったから、思わず約束してしまった。
お市さまは嬉しそうに「約束ですよ!」と笑った。
「それにしても源五郎は羨ましいです」
「源五郎さまはお市さまの弟君ですか?」
「いえ。同じ年に生まれましたので兄でも弟でもありませんね。どちらかと言うと親戚の子のようなものです」
ああ。側室の子だからそれもそうだなと思った。
「源五郎さまはどのようなお方ですか?」
「うーん、そうですね……」
可愛らしく悩むお市さまはしばらく黙ってから言う。
「一言で言えば、飄々とした子供ですね」
「飄々とした、子供?」
お市さまは「掴みどころのない男の子です」と含み笑いした。
「まあ会ってみれば分かりますよ――」
「ふうん。お前が雲之介か。兄上と市から聞いていたが、噂どおりだな」
出立の時刻である正午。
城門前で待っていると森さまと子供――おそらく源五郎さまだろう――が城の中からやってきた。
二人とも武士の姿ではなく旅人の姿をしていた。
「ははっ。雲之介にございます」
僕は片膝をついて臣下の礼を取ると「そんな堅苦しくなくていい」と手を振られた。
「これから一緒に茶の湯を習うのだ。過度な敬意はいらん。適度で良い」
「はあ。しかし……」
「俺は大名でも大殿でも主君でもない。気楽に参ろう」
そして大殿そっくりな大笑いをした。
まるで大殿を小さくした感じだな。
「承知いたしました、源五郎さま」
「うむ。さあ森殿。参ろうぞ」
「かしこまりました、源五郎さま」
森さまは一礼してから歩き出す。僕も源五郎さまの後ろを守るように歩き出した。
「まず伊勢湾から伊勢に行き、そこから伊賀と大和を通って京に向かい、堺に行く」
「美濃と近江から行く経路ではないのですね」
僕がそう言うと源五郎さまは「美濃は敵地だからな」と答えた。
「万が一身元が知れて人質にでもされたら厄介だからな。遠回りになるが、それが安全だろう」
なるほど。源五郎さまの言うとおりだ。
「尾張には関所がないが、他国には当然ある。その際何か聞かれたら伊藤屋で奉公するために堺に行くと言え。源五郎さまもそれでよろしいですか?」
「ああ。それで構わない」
尾張に関所がないのは大殿の発案らしい。人の往来を自由にすることで物流を良くしたり他国の情報を得るためだ。
僕たちは伊勢湾で船に乗り、伊勢に着いた。途中でせっかくだから伊勢神宮に行きたいと言った源五郎さまに従って参拝した。伊勢神宮はなんと表現していいのか分からないけど、空気が澄み切っていて、身が引き締まる心地がした。
「そういえば兄上が言っていたが、雲よ。お前は市に懸想しているそうだな」
出立して三日後のことだった。
伊勢から伊賀への道中、源五郎さまは僕のことをからかうようにとんでもないことを言い出した。
「懸想だなんて、そのようなことはございません!」
「あははは。むきになるなよ。本気だと言っているようなものだ」
顔が赤くなるのを抑えられない。
「うん? 照れているのか?」
「もうやめてくだされ……」
「しかし雲よ。それは高望みというものだ」
源五郎さまは僕のことを雲といつの間にか呼ぶようになった。
「市はいずれどこかの大名に嫁ぐ身。陪臣のお前には手が届かぬ」
「……分かっております」
「ならば別のおなごに懸想するほうが生産的ぞ」
分かっている。だから僕はこう返した。
「僕は藤吉郎の家来ですけど、お市さまのためなら命を懸けてもいいと思っています。それで十分です」
「ふん。武士のようなことを言いよって――」
森さまが右手を挙げた。僕と源五郎さまはぴたりと足を止める。
「どうした森殿」
「……前方で商人が山賊に追われています」
見ると商人らしき姿をした人――剃髪している――がこっちに向かって逃げてくる。その後ろには山賊が三人追ってきている。
「面倒だな。迂回するか?」
「いえ。獣道を源五郎さまに歩かせるわけにはいきません」
森さまは刀に手をかけた。
「ここは、お任せを」
商人はこっちに気づいて……うわ。かなり大きいな! 六尺くらいもある! 森さまも身体が大きいけど、それよりも背が高い!
「おお! 助けていただけませんか?」
しかも走っていたのに全然息が切れてない。
「分かった。いいだろう」
森さまは山賊たちに向かって――走り出した。
山賊は突然の強襲に驚いて、足を止めてしまう。
森さまは走ったまま先頭の山賊に抜刀した勢いで斬りつける。
「ぎゃああああ!」
「この――」
二人目の山賊は何か言おうとするけど、刀を抜くのにもたついて、森さまに一刀両断された。
そして残りの一人は二人がやられたのを見て逆に逃げ出してしまった。
「ふん。他愛のない」
血ぶるいして、懐から懐紙を取り出して刀を拭く森さま。
「お見事でした。それと助かりました」
深く頭を下げる商人。
さっき言ったように背が高く色が白い。黒い服を着ていて、見た目は商人風だが、どこか怪しい雰囲気がある。
「あんたは商人か?」
「ええ。堺の納屋衆でございます」
「堺の商人か。俺たちも堺に行くんだ」
源五郎さまが何気なく言うと商人は「ではここで会ったのも何かの縁でございます」と言う。
「旅費は出しますから、一緒に堺まで行きませんか?」
「俺は構わない。森殿も雲も構わぬか?」
森さまは「分かりました」と言う。僕も頷いた。
「感謝いたします」
「それで、あんたの名は?」
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