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冬キャベツとベーコンのスープ
冬キャベツとベーコンのスープ5
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「俺はアリシャが好きだし、いつかは嫁にと考えているんだよ。たとえ、アリシャがエドのことを好きでも、俺はそれでも構わない。嫁にと思っている人がおめおめ危険の中に飛び込んで行くのを止めない奴はいないだろ?」
絶句して、アリシャはボリスの言葉を何度も頭の中で繰り返していた。
(嫁に? ボリスが私を? 嫁……)
「驚くことじゃない。俺たちは年齢から言ってもまさにピッタリだ。アリシャは美しくてしかも可愛いところもある。俺が結婚を申し込まないほうがどうかしてるだろ?」
ボリスのいう年齢的な面での話は真っ当ではある。お互いの親がまとめた縁談なら、かなり好条件だろう。ボリスは見た目だって人当たりだって悪くない。狩りもかなりの腕前で、おまけに大工仕事でも食べていかれるのだ。
「でも……」
アリシャはどんなに非の打ち所がないボリスでも、心に響かないどころか困ってしまっただけだった。
「私……エドが好きなの」
皮肉なもので、アヴリルが気持ちを認めた方が楽だと言っていたが、まさかそのアヴリルの兄であるボリスにプロポーズされてエドへの気持ちを確信することになろうとは。咄嗟にエドへの気持ちが湧き上がって抑えられなかった。
「それでも構わない」
「それはダメよ! 私は構うわ。好きな人のところにいたいもの。ボリスが嫌いなわけではないけどエドが好きなのよ」
「気持ちなんて変わるものなんだよ、アリシャ」
突き刺さる言葉の刃にたじろいだが、アリシャは引かなかった。
「変わってから考えるわ。あなたは本当に素敵な人だけど、私はエドが好きなの。報われなくたってエドが好きなの」
「そうか。だが俺もアリシャがいいんだ。平行線だな」
ボリスの手がアリシャの腕に伸びてきた時、アリシャは反射的にそれを跳ね除けたいと思った。すると、掴まれそうなところが熱されたように熱くなり、ボリスが熱いものに触れた時のように手を退けた。
「ごめんなさい。私行かなきゃ」
アリシャはボリスの顔を見れないまま、エドの居る家へと薪を抱えたまま駆けて行った。
(どうしよう。私、とっさに魔力を使ってしまった……ちゃんと制御しないと誰かを傷つけてしまう)
無理に止めようとしたからボリスが悪いと言ってしまえば簡単だが、アリシャはそうは思えなかった。制御できない力は凶器だ。エドに危険が迫った時、アリシャは力を暴発させてしまった。あんなことは二度と起こってはならない。大切なものを傷つける力は恐ろしすぎる。今だってボリスを傷つけたかったのではないのだから。
エドの家に着いて、薪を抑えていた手を一瞬離しドアを押し開けると、抱え込んでいた薪がぼろぼろと落ちて床に散乱した。
転がる薪を見下ろしていると、ベッドにある布団が動いて咳が聞こえた。
「おい、入ってくるな!」
アリシャは目を見開いて、気持ちを集中し自分を覆う防御を想像し、それで自分を覆い尽くした。
「ごめんなさい。私、アリシャ。防御を使っているから大丈夫よ」
エドはゴホゴホと咳き込んで「んなの、信用できるか」と反論したが、その後また激しく咳き込んでしまった。
「大丈夫なのよ……本当に」
どういう訳か涙がこみ上げて来て、アリシャは唇を噛みしめ散乱してしまった薪を拾い上げた。
「火を入れるわね」
声が震えてしまい、再び唇を噛んだ。
「……泣くな」
「うん」
エドは小さく咳き込みながら上半身を起こした。
「何で泣くんだよ」
いつもよりずっと弱々しい声にアリシャは天を仰いで大きく深呼吸し「薪が足の上に落ちたのよ」と嘘を吐いた。エドは疲れ切った顔に笑みを浮かべて「どんだけ嘘が下手なんだ、お前」と再びベッドに寝転がった。
「火を焚くわね。そうしたら食事を運ぶから」
「ああ、防御をちゃんと張れてるのか?」
「レオさんの前でちゃんと証明して大丈夫だから来ているの。あの、話していて辛くない?」
辛いと言い切ってから「でも退屈過ぎてそっちで死ぬかと思った」とも言った。
疲れていそうだが、エドがエドらしいだけでアリシャはなんだか力が湧いてきた。最近のよそよそしいエドではなくて、出会った頃のようなエドだ。
薪を炉の横に置くと、完全に火が落ちている炉の灰を掻いてみた。
「火種を持ってきた方が早そうだわ。直ぐに戻るけど、食事以外に欲しいものはある?」
「あったかいココ」
(犬にはうつらないのかしら? でもココにも魔力を使えば)
「嘘だから早く行ってこい」
何か話すたびに咳がこみ上げてくるらしく、エドはまた激しく咳き込んだ。アリシャは背筋をピンと伸ばして「直ぐ来るから、直ぐだからね」と言い残し、走って表にでた。
エドのところから鍋を持ってくるのを失念していたので、アリシャは皆の家に持っていた時と同じようにカゴに食べ物を用意し、カゴと火種を持ってエドの元へと引き返した。
夕暮れ時で、仕事を終わりにしてもおかしくない時間だったが宿屋ではボリスがまだ作業をしているのが聞こえていた。アリシャは今はボリスの顔を見たくなくて、自室を回ってエドの家まで来ていた。
カゴを置き、火をおこし終えると鍋にスープを移し替えてやっとエドの元へと行くことが出来た。
「熱は? 額に触れていい?」
屈みこんだアリシャに「防御使ってんだろ? わかるのか?」とエドが言う。そう言われるとそうなのだが、アリシャは試してみたくて無言でエドの額に手を置いた。じんわりと熱を感じるが、これはどこまで本来の熱さを感じているのかわからない。ただ、熱があることは確かなようだった。
「熱があるのはわかるわ」
絶句して、アリシャはボリスの言葉を何度も頭の中で繰り返していた。
(嫁に? ボリスが私を? 嫁……)
「驚くことじゃない。俺たちは年齢から言ってもまさにピッタリだ。アリシャは美しくてしかも可愛いところもある。俺が結婚を申し込まないほうがどうかしてるだろ?」
ボリスのいう年齢的な面での話は真っ当ではある。お互いの親がまとめた縁談なら、かなり好条件だろう。ボリスは見た目だって人当たりだって悪くない。狩りもかなりの腕前で、おまけに大工仕事でも食べていかれるのだ。
「でも……」
アリシャはどんなに非の打ち所がないボリスでも、心に響かないどころか困ってしまっただけだった。
「私……エドが好きなの」
皮肉なもので、アヴリルが気持ちを認めた方が楽だと言っていたが、まさかそのアヴリルの兄であるボリスにプロポーズされてエドへの気持ちを確信することになろうとは。咄嗟にエドへの気持ちが湧き上がって抑えられなかった。
「それでも構わない」
「それはダメよ! 私は構うわ。好きな人のところにいたいもの。ボリスが嫌いなわけではないけどエドが好きなのよ」
「気持ちなんて変わるものなんだよ、アリシャ」
突き刺さる言葉の刃にたじろいだが、アリシャは引かなかった。
「変わってから考えるわ。あなたは本当に素敵な人だけど、私はエドが好きなの。報われなくたってエドが好きなの」
「そうか。だが俺もアリシャがいいんだ。平行線だな」
ボリスの手がアリシャの腕に伸びてきた時、アリシャは反射的にそれを跳ね除けたいと思った。すると、掴まれそうなところが熱されたように熱くなり、ボリスが熱いものに触れた時のように手を退けた。
「ごめんなさい。私行かなきゃ」
アリシャはボリスの顔を見れないまま、エドの居る家へと薪を抱えたまま駆けて行った。
(どうしよう。私、とっさに魔力を使ってしまった……ちゃんと制御しないと誰かを傷つけてしまう)
無理に止めようとしたからボリスが悪いと言ってしまえば簡単だが、アリシャはそうは思えなかった。制御できない力は凶器だ。エドに危険が迫った時、アリシャは力を暴発させてしまった。あんなことは二度と起こってはならない。大切なものを傷つける力は恐ろしすぎる。今だってボリスを傷つけたかったのではないのだから。
エドの家に着いて、薪を抑えていた手を一瞬離しドアを押し開けると、抱え込んでいた薪がぼろぼろと落ちて床に散乱した。
転がる薪を見下ろしていると、ベッドにある布団が動いて咳が聞こえた。
「おい、入ってくるな!」
アリシャは目を見開いて、気持ちを集中し自分を覆う防御を想像し、それで自分を覆い尽くした。
「ごめんなさい。私、アリシャ。防御を使っているから大丈夫よ」
エドはゴホゴホと咳き込んで「んなの、信用できるか」と反論したが、その後また激しく咳き込んでしまった。
「大丈夫なのよ……本当に」
どういう訳か涙がこみ上げて来て、アリシャは唇を噛みしめ散乱してしまった薪を拾い上げた。
「火を入れるわね」
声が震えてしまい、再び唇を噛んだ。
「……泣くな」
「うん」
エドは小さく咳き込みながら上半身を起こした。
「何で泣くんだよ」
いつもよりずっと弱々しい声にアリシャは天を仰いで大きく深呼吸し「薪が足の上に落ちたのよ」と嘘を吐いた。エドは疲れ切った顔に笑みを浮かべて「どんだけ嘘が下手なんだ、お前」と再びベッドに寝転がった。
「火を焚くわね。そうしたら食事を運ぶから」
「ああ、防御をちゃんと張れてるのか?」
「レオさんの前でちゃんと証明して大丈夫だから来ているの。あの、話していて辛くない?」
辛いと言い切ってから「でも退屈過ぎてそっちで死ぬかと思った」とも言った。
疲れていそうだが、エドがエドらしいだけでアリシャはなんだか力が湧いてきた。最近のよそよそしいエドではなくて、出会った頃のようなエドだ。
薪を炉の横に置くと、完全に火が落ちている炉の灰を掻いてみた。
「火種を持ってきた方が早そうだわ。直ぐに戻るけど、食事以外に欲しいものはある?」
「あったかいココ」
(犬にはうつらないのかしら? でもココにも魔力を使えば)
「嘘だから早く行ってこい」
何か話すたびに咳がこみ上げてくるらしく、エドはまた激しく咳き込んだ。アリシャは背筋をピンと伸ばして「直ぐ来るから、直ぐだからね」と言い残し、走って表にでた。
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「熱があるのはわかるわ」
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