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指環の効果は・・・(sideヒューズ)
しおりを挟む昨夜ルカをたくさん愛したおかげか、今朝は体調がいい気がする。
スッキリしていつもより力が漲っているようだ。
ルカも何か感じたのか、ちょっと考え込んでいたようだが、きっと些細な事と、この時は思っていた。
支度を整えて神殿に向かう。
先日と同じくスワロス殿が出迎えてくれた。
早速アルカエラ神像の元で祈りを捧げる。
すると聞こえてきた声が・・・。
〈はいはーい! もちろんだよー!〉
・・・・・・軽すぎないか、神様。
そうして砕けた様子で話を進めていくアルカエラ神だったが、二つ目の効果を話し出したときにルカが固まってしまった。
アルカエラ神が言い直した時にルカが被せるように叫んだ。
顔が真っ赤だった。
俺も顔が赤い自覚はあった。
そうか、愛し合ったときにルカの魔力が流れ込んでいたからこんなに元気溌剌だったんだ!
思わず叫んでしまって、ルカに馬鹿と言われてしまった。
「ヒューズ、ルカは奥ゆかしいんだぞ。しかも新婚だろう。夫夫の夜の性活を大っぴらに声高に暴露されたら恥ずかしいに決まってるじゃないか」
「---そうだった! 俺の馬鹿!」
「ところで、アルカエラ神からもっと励めよ的な事を言われてたが、大丈夫か?」
「---うぐ、抱き潰さないように、善処する」
「頼むぜ。ルカとの体格差や体力も考えてヤレよ?」
ダグラスが忠告してくれるが、大丈夫か、俺・・・・・・!
あの後、軽い感じで帰って行ったアルカエラ神に呆然としつつ、神殿をあとにした。
邸について、セバスは父上に報告をしにいった。
ダグラスは俺を慰めてから騎士団の訓練に戻って行った。
俺は先程、ルカに拗ねられてから口をきいて貰えない。
お互い気不味くなってしまったが、俺が悪かったんだから謝らないと。
「ルカ、さっきはすまなかった。ルカのお陰で元気なんだと思ったら嬉しくてつい。でももう他では言わない! 可愛いルカを独り占めして良いのは俺だけだ。閨で可愛いらしく強請る様子も、妖艶な肢体も」
「・・・あーもう! だから恥ずかしいから人前じゃなくても言わないで! まだ昼間でしょ?! 許すからそれ以上言わないで!」
耐えきれなくなったルカが折れた形で仲直り出来てよかった。
確かにこのままじゃ襲って寝室から出てこられなくなりそうだ。
この昂ぶりを訓練で発散してこよう、そうしよう!
「じゃあ、また夜にな」
そういってルカの可愛いらしい唇に口づけるとわざとリップ音をたてて離れる。
真っ赤になったルカを見て満足そうに頷くと、騎士団の訓練場に向かった。
さあて。
この昂ぶりを鎮めてくれる相手は何人いるかな?
ルカの魔力で満たされたヒューズが無双するのはこの後直ぐのこと。
そして案の定、夜の閨ではヒューズに抱き潰されかかったルカがセバスに救出されてイライアス達にしっかりお小言を食らって。
ルカは腰が抜けて一日中セバスに世話をされてその日の夜はヒューズとは別のベッドで眠ったのだった。
反省して下さい、ヒューズ。
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