147 / 243
クリスの失態と出生の秘密
逆転夫婦
しおりを挟む
高くそびえ立つ建物の手前で馬車が停まった。馬車から降りたオグウェノが不思議そうに空を見上げる。
「セスナから降りた時はかなり寒かったが、ここはまだ耐えられる寒さだな。空も少し明るくなったように感じる」
「ここは空中庭園の中だからな。空はガラスみたいなもので覆われ、気温と明るさはある程度調節している。ここから出たら極寒で真っ暗だ」
クリスの説明にオグウェノが目を丸くした。
「この街すべてを覆っているのか!?」
「そうだ」
「柱もなしに、これだけの広さを覆うことが出来るとは……しかも、そのおかげで温かい。すごい技術だな」
「それより、行くぞ」
クリスが案内した先は高い建物ではなく、その近くに建つ丸太の家だった。
「こちら……ですか?」
高い建物に入ると思っていたベレンとオグウェノが肩を落とす。その気持ちを察したカイが、すまなそうに言った。
「あそこに入れるのは、ごく一部の人間なんだ。今日は移動で疲れただろうから、オレの家で休んでくれ」
「周りの四角い建物は、なんだ?」
「ほとんどは家だ。あとは商店だったり、飯屋だったり」
「じゃあ、なんでこの家だけ木なんだ? 理由があるのか?」
「愛しのハニーの希望だ。慣れ親しんだ木の家が良いってな。ただいまー」
カイがドアを開ける。温かい空気が体を包み出迎えた。クリスたちが防寒用のマントを脱ぐと、カルストとラミラが受け取り、家の奥へと移動する。
そこへ入れ替わるようにパタパタと可愛らしい足音が近づいてきた。
「おかえりなさい」
粉雪のように輝く白髪を一つにまとめ、菫のような紫の瞳をした老齢の女性が現れた。
上品に微笑む姿から所作のすべてが洗練されており美しい。ガサツなカイとは正反対。
「慣れない乗り物での移動で疲れたでしょう? こちらへどうぞ」
老齢の女性に案内された部屋は暖炉に小さな火が灯る応接室だった。
それぞれがソファーに座る中、イディがオグウェノとベレンの背後に立ち、ルドがクリスの後ろに立った。
その様子にカイが笑う。
「ここでは護衛なんて考えなくていい。お前たちも座れ」
そうは言っても、まったく動かない二人。老齢の女性が簡易の椅子を差し出した。
「これをどうぞ。ここに座るならいいんでしょ?」
「ありがとうございます」
微笑みと共に椅子を勧められ、断ることができないルドとイディはおとなしく座った。そこへカリストが紅茶と茶菓子をローテーブルに並べる。
落ち着いたところで、カイが老齢の女性を紹介をした。
「オレの夫のミレナだ」
「「「夫!?」」」
驚愕の声が室内に響く。驚きで静まりかえった状況にカイが満足そうに笑った。
「いやぁ、いい反応だなぁ」
「話してなかったの? いくつになってもいたずらっ子だね」
「そう言うミレナだって、ワザと穏やかな口調で話していたクセに」
「お互い様ってところかな」
「そうだな」
仲睦まじく笑い合う二人。一同が呆然と眺める中、クリスは紅茶を飲みながら言った。
「こうして客人を驚かすのは二人の趣味のようなものだ。気にしないでくれ」
「あ、いえ。でも、本当に驚きましたわ」
「まったくの予想外だった。豪傑のカイ殿のパートナーというから、もっとこう……」
言いよどむオグウェノにカイがニヤリと笑う。
「ミレナを外見通りだと思うと痛い目に合うぞ。オレが初めてミレナと出会った時なんか……」
それからカイは二人の馴れ初めから惚気話へと話を進めた。面白そうに聞くベレンとオグウェノとは反対に、クリスはうんざりと顔をしかめる。
話の途中で立ち上がったクリスはミレナに訊ねた。
「先に休む。私の部屋はそのままか?」
「もちろん、そのままにしているよ」
「ありがとう」
応接室から出たクリスをルドが慌てて追おうとしたが、カイに肩を掴まれた。
「ちょっと待て」
「なんですか?」
「まあ、落ちつけ。クリス抜きでちょっと話したいことがあるんだ」
「師匠抜きで?」
「そう。だから、ちょっと椅子に座れ」
クリスのこととあって、ルドが大人しく椅子に座る。カイが先程までの惚気話の顔から打って変わり、真剣な表情になった。
「明日のことだが、第四王子以外はここで待っていてほしい」
ルドとイディの視線がキツくなる。カイがなだめるように話を続ける。
「お前たちの仕事が護衛なのは分かっている。だが、あの建物の内部は外者に見せられない。第四王子は〝神に棄てられた一族〟の血を継いでいるから、ギリギリで了承を得られた」
「了承って、クリスがそのように言いましたの?」
ベレンの質問で何かを察したオグウェノが補足する。
「そうか。領主といっても、領地の中ではそんなに権力はないんだな。国との交渉役というぐらいか」
「いや、一応それなりの地位はあるぞ。なんせ誰もやりたがらない領主という役職をしているからな。ただ、これは議会の決定だ。議会には逆らえない」
「議会とは何ですの?」
「各地の代表者が集まって話し合いをする場のことだ。政治や政策もそこで決める」
ベレンが小首をかしげて訊ねた。
「それだと決定までに時間がかかりません? もし意見が別れましたら、お互いが納得する案が出るまで話し合うのでしょう?」
カイとミレナが感心する。
「さすが現帝の姉の娘だな。なかなか鋭い」
「この国の女性でそこまで考えられるとは、見どころがありますね」
二人に誉められベレンが少し恥ずかしそうに頬を染める。
「他国から攻撃されるような状況でしたら、そのような話し合いをしている時間さえ惜しい場合があると思いまして……」
「確かに。話し合っても決着がつきそうにない時や、時間がない時は多数決で決める。多数決というのは、出ている意見の中で賛成の人数が多いものを採用する方法だ」
「そのような方法がありますのね」
「そうだ。だから議会に出席する代表者は責任がある」
腑に落ちないベレンが顎に手を添えて悩む。
「そのようなことをするとり、代表の方が一人で決めた方が楽な気がいたしますわ」
「あぁ。言われるままに動くのは楽だ。だが、もし代表者が愚劣な政治をしたら? たちどころに衰退するぞ」
「それは……」
「この国だって、先帝の時はヤバかっただろ? 今の現帝も〝神に棄てられた一族〟の知識で少し補助をしたから、国がここまで回復したところもある」
「え?」
「おっと。これは極秘な」
カイが唇に人差し指を当てて笑う。
「と、いうわけで護衛は建物の入り口で待っていてほしい」
「わかった。イディ、ここで文句を言うなよ。それでオレまで入れなくなったら本末転倒だからな」
オグウェノに言われ、イディが渋々下がる。
「あと気付いているかもしれないが、オレとクリスティに血の繋がりはない。もちろんミレナとも」
「「えっ!?」」
ルドとベレンが驚くが、オグウェノは黙ったまま。
「クリスティはオレの孫として育てたが、血の繋がりについては話したことはない」
「本人は知っていますの?」
「なんとなく気づいている。たぶん明日、はっきりとそのことを知ると思う。だが、なにがあっても見守ってほしい。これはクリスティが乗り越えないといけない問題だ」
「血の繋がりがない親子は珍しくありませんよ? なぜ、そこまで気を使うのです?」
ベレンの疑問にルドが頷く。
「孤児や捨て子を拾って育てるという話は珍しくはありません。そこまで気にすることではないと思いますが」
「普通、ならな。だが、オレたちは〝神に棄てられた一族〟だ。普通とは違う。その中でもクリスの生まれは特異だ。だからこそ、何も聞かずに見守ってほしい」
暖炉で燃える木の音がやけに耳につく。重くなった空気を払うようにミレナが明るく言った。
「堅い話はここまで。甘い物を食べて疲れを癒して」
ラミラが様々な菓子が載ったワゴンを運んできた。見たことがないカラフルな菓子にベレンの目が輝く。オグウェノも興味津々に菓子を見る。
「初めて見るな。シェットランド領の伝統菓子か?」
「シェットランド領というより〝神に棄てられた一族〟に伝わるお菓子かな」
「へぇ」
「これはラムネというお菓子で……」
ミレナの説明にその場が盛り上がる。
そこにカイがそっとルドの肩を叩き、ジェスチャーだけで付いてくるように示した。
ルドが無言で頷き、カイとともに応接室から出ていった。
「セスナから降りた時はかなり寒かったが、ここはまだ耐えられる寒さだな。空も少し明るくなったように感じる」
「ここは空中庭園の中だからな。空はガラスみたいなもので覆われ、気温と明るさはある程度調節している。ここから出たら極寒で真っ暗だ」
クリスの説明にオグウェノが目を丸くした。
「この街すべてを覆っているのか!?」
「そうだ」
「柱もなしに、これだけの広さを覆うことが出来るとは……しかも、そのおかげで温かい。すごい技術だな」
「それより、行くぞ」
クリスが案内した先は高い建物ではなく、その近くに建つ丸太の家だった。
「こちら……ですか?」
高い建物に入ると思っていたベレンとオグウェノが肩を落とす。その気持ちを察したカイが、すまなそうに言った。
「あそこに入れるのは、ごく一部の人間なんだ。今日は移動で疲れただろうから、オレの家で休んでくれ」
「周りの四角い建物は、なんだ?」
「ほとんどは家だ。あとは商店だったり、飯屋だったり」
「じゃあ、なんでこの家だけ木なんだ? 理由があるのか?」
「愛しのハニーの希望だ。慣れ親しんだ木の家が良いってな。ただいまー」
カイがドアを開ける。温かい空気が体を包み出迎えた。クリスたちが防寒用のマントを脱ぐと、カルストとラミラが受け取り、家の奥へと移動する。
そこへ入れ替わるようにパタパタと可愛らしい足音が近づいてきた。
「おかえりなさい」
粉雪のように輝く白髪を一つにまとめ、菫のような紫の瞳をした老齢の女性が現れた。
上品に微笑む姿から所作のすべてが洗練されており美しい。ガサツなカイとは正反対。
「慣れない乗り物での移動で疲れたでしょう? こちらへどうぞ」
老齢の女性に案内された部屋は暖炉に小さな火が灯る応接室だった。
それぞれがソファーに座る中、イディがオグウェノとベレンの背後に立ち、ルドがクリスの後ろに立った。
その様子にカイが笑う。
「ここでは護衛なんて考えなくていい。お前たちも座れ」
そうは言っても、まったく動かない二人。老齢の女性が簡易の椅子を差し出した。
「これをどうぞ。ここに座るならいいんでしょ?」
「ありがとうございます」
微笑みと共に椅子を勧められ、断ることができないルドとイディはおとなしく座った。そこへカリストが紅茶と茶菓子をローテーブルに並べる。
落ち着いたところで、カイが老齢の女性を紹介をした。
「オレの夫のミレナだ」
「「「夫!?」」」
驚愕の声が室内に響く。驚きで静まりかえった状況にカイが満足そうに笑った。
「いやぁ、いい反応だなぁ」
「話してなかったの? いくつになってもいたずらっ子だね」
「そう言うミレナだって、ワザと穏やかな口調で話していたクセに」
「お互い様ってところかな」
「そうだな」
仲睦まじく笑い合う二人。一同が呆然と眺める中、クリスは紅茶を飲みながら言った。
「こうして客人を驚かすのは二人の趣味のようなものだ。気にしないでくれ」
「あ、いえ。でも、本当に驚きましたわ」
「まったくの予想外だった。豪傑のカイ殿のパートナーというから、もっとこう……」
言いよどむオグウェノにカイがニヤリと笑う。
「ミレナを外見通りだと思うと痛い目に合うぞ。オレが初めてミレナと出会った時なんか……」
それからカイは二人の馴れ初めから惚気話へと話を進めた。面白そうに聞くベレンとオグウェノとは反対に、クリスはうんざりと顔をしかめる。
話の途中で立ち上がったクリスはミレナに訊ねた。
「先に休む。私の部屋はそのままか?」
「もちろん、そのままにしているよ」
「ありがとう」
応接室から出たクリスをルドが慌てて追おうとしたが、カイに肩を掴まれた。
「ちょっと待て」
「なんですか?」
「まあ、落ちつけ。クリス抜きでちょっと話したいことがあるんだ」
「師匠抜きで?」
「そう。だから、ちょっと椅子に座れ」
クリスのこととあって、ルドが大人しく椅子に座る。カイが先程までの惚気話の顔から打って変わり、真剣な表情になった。
「明日のことだが、第四王子以外はここで待っていてほしい」
ルドとイディの視線がキツくなる。カイがなだめるように話を続ける。
「お前たちの仕事が護衛なのは分かっている。だが、あの建物の内部は外者に見せられない。第四王子は〝神に棄てられた一族〟の血を継いでいるから、ギリギリで了承を得られた」
「了承って、クリスがそのように言いましたの?」
ベレンの質問で何かを察したオグウェノが補足する。
「そうか。領主といっても、領地の中ではそんなに権力はないんだな。国との交渉役というぐらいか」
「いや、一応それなりの地位はあるぞ。なんせ誰もやりたがらない領主という役職をしているからな。ただ、これは議会の決定だ。議会には逆らえない」
「議会とは何ですの?」
「各地の代表者が集まって話し合いをする場のことだ。政治や政策もそこで決める」
ベレンが小首をかしげて訊ねた。
「それだと決定までに時間がかかりません? もし意見が別れましたら、お互いが納得する案が出るまで話し合うのでしょう?」
カイとミレナが感心する。
「さすが現帝の姉の娘だな。なかなか鋭い」
「この国の女性でそこまで考えられるとは、見どころがありますね」
二人に誉められベレンが少し恥ずかしそうに頬を染める。
「他国から攻撃されるような状況でしたら、そのような話し合いをしている時間さえ惜しい場合があると思いまして……」
「確かに。話し合っても決着がつきそうにない時や、時間がない時は多数決で決める。多数決というのは、出ている意見の中で賛成の人数が多いものを採用する方法だ」
「そのような方法がありますのね」
「そうだ。だから議会に出席する代表者は責任がある」
腑に落ちないベレンが顎に手を添えて悩む。
「そのようなことをするとり、代表の方が一人で決めた方が楽な気がいたしますわ」
「あぁ。言われるままに動くのは楽だ。だが、もし代表者が愚劣な政治をしたら? たちどころに衰退するぞ」
「それは……」
「この国だって、先帝の時はヤバかっただろ? 今の現帝も〝神に棄てられた一族〟の知識で少し補助をしたから、国がここまで回復したところもある」
「え?」
「おっと。これは極秘な」
カイが唇に人差し指を当てて笑う。
「と、いうわけで護衛は建物の入り口で待っていてほしい」
「わかった。イディ、ここで文句を言うなよ。それでオレまで入れなくなったら本末転倒だからな」
オグウェノに言われ、イディが渋々下がる。
「あと気付いているかもしれないが、オレとクリスティに血の繋がりはない。もちろんミレナとも」
「「えっ!?」」
ルドとベレンが驚くが、オグウェノは黙ったまま。
「クリスティはオレの孫として育てたが、血の繋がりについては話したことはない」
「本人は知っていますの?」
「なんとなく気づいている。たぶん明日、はっきりとそのことを知ると思う。だが、なにがあっても見守ってほしい。これはクリスティが乗り越えないといけない問題だ」
「血の繋がりがない親子は珍しくありませんよ? なぜ、そこまで気を使うのです?」
ベレンの疑問にルドが頷く。
「孤児や捨て子を拾って育てるという話は珍しくはありません。そこまで気にすることではないと思いますが」
「普通、ならな。だが、オレたちは〝神に棄てられた一族〟だ。普通とは違う。その中でもクリスの生まれは特異だ。だからこそ、何も聞かずに見守ってほしい」
暖炉で燃える木の音がやけに耳につく。重くなった空気を払うようにミレナが明るく言った。
「堅い話はここまで。甘い物を食べて疲れを癒して」
ラミラが様々な菓子が載ったワゴンを運んできた。見たことがないカラフルな菓子にベレンの目が輝く。オグウェノも興味津々に菓子を見る。
「初めて見るな。シェットランド領の伝統菓子か?」
「シェットランド領というより〝神に棄てられた一族〟に伝わるお菓子かな」
「へぇ」
「これはラムネというお菓子で……」
ミレナの説明にその場が盛り上がる。
そこにカイがそっとルドの肩を叩き、ジェスチャーだけで付いてくるように示した。
ルドが無言で頷き、カイとともに応接室から出ていった。
1
あなたにおすすめの小説
病弱な第四皇子は屈強な皇帝となって、兎耳宮廷薬師に求愛する
藤原 秋
恋愛
大規模な自然災害により絶滅寸前となった兎耳族の生き残りは、大帝国の皇帝の計らいにより宮廷で保護という名目の軟禁下に置かれている。
彼らは宮廷内の仕事に従事しながら、一切の外出を許可されず、婚姻は同族間のみと定義づけられ、宮廷内の籠の鳥と化していた。
そんな中、宮廷薬師となった兎耳族のユーファは、帝国に滅ぼされたアズール王国の王子で今は皇宮の側用人となったスレンツェと共に、生まれつき病弱で両親から次期皇帝候補になることはないと見限られた五歳の第四皇子フラムアーク付きとなり、皇子という地位にありながら冷遇された彼を献身的に支えてきた。
フラムアークはユーファに懐き、スレンツェを慕い、成長と共に少しずつ丈夫になっていく。
だがそれは、彼が現実という名の壁に直面し、自らの境遇に立ち向かっていかねばならないことを意味していた―――。
柔和な性格ながら確たる覚悟を内に秘め、男としての牙を隠す第四皇子と、高潔で侠気に富み、自らの過去と戦いながら彼を補佐する亡国の王子、彼らの心の支えとなり、国の制約と湧き起こる感情の狭間で葛藤する亜人の宮廷薬師。
三者三様の立ち位置にある彼らが手を携え合い、ひとつひとつ困難を乗り越えて掴み取る、思慕と軌跡の逆転劇。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
喪女なのに狼さんたちに溺愛されています
和泉
恋愛
もふもふの狼がイケメンなんて反則です!
聖女召喚の儀で異世界に呼ばれたのはOL・大学生・高校生の3人。
ズボンを履いていた大学生のヒナは男だと勘違いされ、説明もないまま城を追い出された。
森で怪我をした子供の狼と出会ったヒナは狼族の国へ。私は喪女なのに狼族の王太子、No.1ホストのような武官、真面目な文官が近づいてくるのはなぜ?
ヒナとつがいになりたい狼達の恋愛の行方は?聖女の力で国同士の争いは無くすことができるのか。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
【完結済】隣国でひっそりと子育てしている私のことを、執着心むき出しの初恋が追いかけてきます
鳴宮野々花@書籍4作品発売中
恋愛
一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────
私、この子と生きていきますっ!!
シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手をつけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。
幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。
時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。
やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。
それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。
けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────
生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。
※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。全てがファンタジーです。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
王宮地味女官、只者じゃねぇ
宵森みなと
恋愛
地味で目立たず、ただ真面目に働く王宮の女官・エミリア。
しかし彼女の正体は――剣術・魔法・語学すべてに長けた首席卒業の才女にして、実はとんでもない美貌と魔性を秘めた、“自覚なしギャップ系”最強女官だった!?
王女付き女官に任命されたその日から、運命が少しずつ動き出す。
訛りだらけのマーレン語で王女に爆笑を起こし、夜会では仮面を外した瞬間、貴族たちを騒然とさせ――
さらには北方マーレン国から訪れた黒髪の第二王子をも、一瞬で虜にしてしまう。
「おら、案内させてもらいますけんの」
その一言が、国を揺らすとは、誰が想像しただろうか。
王女リリアは言う。「エミリアがいなければ、私は生きていけぬ」
副長カイルは焦る。「このまま、他国に連れて行かれてたまるか」
ジークは葛藤する。「自分だけを見てほしいのに、届かない」
そしてレオンハルト王子は心を決める。「妻に望むなら、彼女以外はいない」
けれど――当の本人は今日も地味眼鏡で事務作業中。
王族たちの心を翻弄するのは、無自覚最強の“訛り女官”。
訛って笑いを取り、仮面で魅了し、剣で守る――
これは、彼女の“本当の顔”が王宮を変えていく、壮麗な恋と成長の物語。
★この物語は、「枯れ専モブ令嬢」の5年前のお話です。クラリスが活躍する前で、少し若いイザークとライナルトがちょっと出ます。
次期騎士団長の秘密を知ってしまったら、迫られ捕まってしまいました
Karamimi
恋愛
侯爵令嬢で貴族学院2年のルミナスは、元騎士団長だった父親を8歳の時に魔物討伐で亡くした。一家の大黒柱だった父を亡くしたことで、次期騎士団長と期待されていた兄は騎士団を辞め、12歳という若さで侯爵を継いだ。
そんな兄を支えていたルミナスは、ある日貴族学院3年、公爵令息カルロスの意外な姿を見てしまった。学院卒院後は騎士団長になる事も決まっているうえ、容姿端麗で勉学、武術も優れているまさに完璧公爵令息の彼とはあまりにも違う姿に、笑いが止まらない。
お兄様の夢だった騎士団長の座を奪ったと、一方的にカルロスを嫌っていたルミナスだが、さすがにこの秘密は墓場まで持って行こう。そう決めていたのだが、翌日カルロスに捕まり、鼻息荒く迫って来る姿にドン引きのルミナス。
挙句の果てに“ルミタン”だなんて呼ぶ始末。もうあの男に関わるのはやめよう、そう思っていたのに…
意地っ張りで素直になれない令嬢、ルミナスと、ちょっと気持ち悪いがルミナスを誰よりも愛している次期騎士団長、カルロスが幸せになるまでのお話しです。
よろしくお願いしますm(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる