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〇109 転生した俺は幸運値がマックスらしいが、ハードな人生になってしまった
しおりを挟む女神はその世界を見て悲しんでいた。
その大きな争いをなんとかしたい。
けれど、神ですら出来る事はすくなかった。
ただ、死んでほしくないだけ。
思想も、戦う動機も、否定しない。
どちらかに肩入れもしてはならない。
けれど、それでも。
死んでほしくない。
神様にだって心はある。
生きて欲しいと、そう思ったから。
なにかしようとして、何もできなかった。
その世界に女神は介入できなかった。
聖なる力が、その世界を覆っている呪いの力より圧倒的に低かったからだ。
だから、力を使うためにある存在に目を付けた。
覚えているのは、体の全身にひびく大きな衝撃だけ。
気が付いたら、俺は半透明の体になっていた。
これは、おそらく。
あれだ。
俺は、死んだみたいだ。
よくある異世界転生ってやつが始まるのかな。
視線を周囲に向けると、目の前にはそれっぽい景色があった。
雲の上にある荘厳な神殿。
気が付いたら俺は、そこに立っていたのだ。
まっすぐ視線を向けるとそこには美人。
目の前に神秘的な雰囲気をまとった女神。
その女神は、死んだばかりの俺に告げた。
「生きたいですか~。もっと生きたいでしょう~。生きたいですよね~」
「あ、はい」
そして、にっこり笑った女神様は慈愛の笑顔と共に、その宣言をした。
「説明めんどいんで~。一名様ご転生~。良い人生をお送りくださいね~」
それは、メイドさんが「ご主人様を店内にご案内~」みたいにする軽いセリフだった。
さっそく光に包まれる俺。
具体的にはどうこう説明しがたいけれど、俺の体がまったく別の物になっていくような感じがあった。
本当にあっさり転生してしまうようだ。
ノリでそんな事やるな、って言いたいが、文句はうけつけてもらえなかった。
そもそも、言う時間なかったし。
で、第二の人生のスタート。
俺は、赤ちゃんになっていた。
で。
「ばぶ!?」
ちっちゃなおめめで、虚空を見つめると、そこに四角いウィンドウみたいなのが出現。
もしやと思って眺めてみた。
画面には、レベルだの経験値だのが書かれている。
この世界にはゲーム的な、側面があるようだ。
どれどれ。
ぼんやりとした視界でのぞきこもうとしたら、だんだん視野がはっきりしてきた。
しかも、なんかズーム機能。
人間の目には見えない細かな所もしっかり見えるようになった。
おい、赤ちゃんの目になに仕込んだ。
起きた瞬間に異世界だと分かるようにしましたとかいう、親切仕様ですかね!?
ともかく、ツッコミはほどほどにした。
異世界転生したら、目の前にステータス画面が出てきた。
ならば、確かめる事はまずあれだ。
色々な数値を見ていく。
全て低い。
赤ちゃんだからか。
目を引くのは、幸運値だ。
その数値は、9999。
めっちゃ高かった。
この世界の上限とか分からんけど。
たぶん高い。
もしやこれがよくある異世界転生ものについてくる転生特典なのか!?
俺はきっとラッキーな人生を送るに違いない!
その時のバブちゃんな俺は、間抜けにもそう思っていたのでした。
ここ、過去系ね。
3歳頃。
「うぉぉぉぉ! 死ぬぅぅぃ!」
なんで幸運特典があったのかって?
それは、運が良くないとすぐ死ぬ環境だったからだった!!
そんな所に、説明なしにほうりこむなし!
「うぉぉぉ! 誰かたすけてぇぇぇ!」
俺が住んでいる場所は、魔境と呼ばれる場所だった。
人は住んでいるけど、みんな野生児。
実力主義な所があって、「弱いものは死んじゃうしかないね?」とかいう考えが当たり前だったのだ。
病弱な子供とか、知らないうちにいなくなってたから、おかしいと思ってたら。
真実知った時戦慄して、思わずちびっちまったじゃねーか!!
やべぇとこ来ちゃったよ。
そういうわけで俺は泣きながら、まいにち魔境の密林を走り回っているのでした。
え?
なんで密林かって?
それは、ここの教育方針だからだ。
我が子を、強くするためには特訓。
特訓と言えば、動物が多いところ。
つまり野生動物がいっぱいいる密林。
って感じに。
いま、三歳児をそこに放り込んでスパルタ訓練させてるんだよ。
荒波にもまれて成長しろって事かよ。ちくしょうがっ!
はぁー。
まじかよ。
幸運さんが仕事して、偶然隠れる場所を見つけられたり、偶然食べれるものを見つけたりしてなかったら、死んでたわ!
赤ちゃんの頃からしこまれてた、高性能ズーム機能がなかったら、とっくに五体満足でいられなくなってたわ!
異世界って、平和な環境で育ったやつには、これくらいの幸運値がないと、すぐ死んじゃうんだな。
あ、あっちに即死攻撃してくる虎がいる。
「ぐるるるるぅっ」
逃げろ!
なんて、逃げてたらどこかのオタクが同じ教育方針で近くに子供を放り投げたらしい。
「きゃあああああ!」
女の子の悲鳴が。
え?
どうする?
これどうしちゃう?
逃げちゃう?
逃げちゃってもええんとちゃいます?
けれど。
「ええい、ままよ!」
究極の選択を迫られた俺は、やぶれかぶれになってその声の方へ走り出した。
10才頃。
何とかスパルタ地獄教育を生き延びた俺は、旅に出されていた。
魔境の荒野を延々と歩くぞ。
たまに遠くから猛獣がねらってくるが、すべて幸運さんに仕事してもらった。
「そい!」
くらえ、手ごろな所にあった、剣の攻撃!
運よく急所にクリティカルヒット。
敵は即死した。
ふぃー。
俺の両親、他の所よりいっそう狂ってるんだよな。
もっとできるでしょ。
うちの子ならやれるやれる、とかいいながら、必死こいてクリアした課題を強くして連投してくるから。
いや、とりえなのは幸運値だけですからって。
なんべん言わせんだよ。
一人で魔境横断できるか。
はじっこに行ってくるまで帰ってくんなって、正気かよ。
俺は、石の影から迫って来た猛獣を、ひょいっと交わしてどこかの行き倒れさんから拾った剣でぐさっとした。
適当に振ったのにまた急所だった。
これも幸運、なのかなぁ?
首をかしげつづも、そこらへんを歩いていると、偶然オアシスに遭遇。
よかった、三日ぶりの水飲み場だ。
たぶん、幸運なんだろうな。
疲労の余り思考停止してしまう。
浴びるように水を飲んでいると、その近くで行き倒れている女の子を発見。
「たす、けて」
あれ、デジャブかな?
猛毒な蛇に絡みつかれている女の子。
その瞳はもうろうとしている。
あれ、即死の毒もってるんだよな。
近づいたら危ないだろうな。
うんうん、うなってみた。
けれどもう思考を放棄していたので、知らない間に動いていたらしい。
ええい、もうどうにでもなれ。
近くの石をもって、女の子の方へ向かった。
十五歳。
魔境を横断して、帰ってきました。
やったぜ。俺。
五年もかかったけど。
幸運値だけで生き残れるとは思わなかった。
途中で倒れていた女の子を助けた事と、密林で助けた女の子で嫁が二人もできてしまったけど、それくらい許してちょ。
いくら幸運の力があるといっても、なんでもかんでもどうにかなるわけではない。
死ぬ一歩手前までならかなりいった事があるし、幸運が発動するまでラグみたいなのがあるみたいでさ。
密林の時なんて、がぶがぶされたし、オアシスの時なんて毒でしびしびしてしまった。
上手に手当してもらったり、傷口から毒を吸い出してもらわなかったら、俺あぶなかったね。
困った時にすぐ解決してくれればいいけど、たまに死ぬ寸前まで幸運さんが働かない時があるからな。
けど、もう安心だ(※フラグ)。
これで、ゆっくりできるぜ。
あとは妻たちとともに、のんびり余生を贈ろう。
十六歳。
そう思っていた頃がありました。まる。
過去系です。
この点重要ね。
テストに出ます。
遠くの地から、強者を求めて偶然やってきた使節団から、魔物との戦争に参加してほしいと言われた。
この世界、そういうのあるんすね。
中央大陸とか場所ではすでに戦いが始まっているらしい。
え、嫌だよ。
俺平和が好きだし。
人によって価値観が違うから、君達の戦う動機を否定するつもりはないけど。
俺は、一番自分の命が大事なんだ。
幼い頃から(第二の人生だけど)魔境で育った元一般人の気持ち考えて。
ぎりぎりの速度で走る俺の背後で、虎のお口ががちがちいってるとこ想像して。
何百メートルものの高さがある滝から真っ逆さまに落ちて、洗濯ものの気分を味わった俺の気持ち想像して。
毒で体の感覚がマヒしてくるとこ想像してみて。
あと、巨大な鳥に捕まれて遊覧飛行(強制)されてるところ想像してみて。
いずれも運よく生き残ったけどね。
都合よく流れてきた丸太が浮き輪替わりになったり。
都合よく、他の猛獣がやってきて同士討ちしだしたり。
もう、危ない事したくない。
だから、そんな気持ちだった俺は、その日の晩に嫁と共に行方をくらます事にした。
考えてみれば、誰かの手のひらで踊ってやる義理はないんだよね。
ここの両親にだって、特に愛情があるわけじゃないし。
向こうだって俺にスパルタしてくる以外、興味そそいでこないし。
だから俺は幸運値さんの力を借りて、逃亡。
しばらく身を隠す生活をしていた。
しかし。
嫁の一人が中央大陸の事を気にしていた。
もともとはそこの出身だったらしい。
嫁のもう一人も、中央大陸の事を気にしていた。
そこで育った事があるらしい。
それで彼女達は、家族やら友人やら知り合いの事を心配しているようだ。
うん。
この流れって、まさかのまさか。
そこにお膳立てするように、中央大陸の使節団さんが到着。
俺に、戦ってほしいといってきました。まる。
はい、これ過去系ね。
大事なとこ。
うぉおおおお。ちくしょぉおおおい。
俺の幸運値仕事してくれなかったら、怒るからな!
十八歳。
というわけで俺in中央大陸。
とある部隊に配属されました。
噂話が聞こえてくる。
配属された部隊のメンバーでないやつらだ。
「あいつの部隊に入れば生き残れるそうだぞ」
「さすが幸運の申し子」
「神に愛された男の異名は伊達じゃないな」
多くの他人から、隠す気のない畏敬の念みたいなのを感じる。
視線の中に、「あいつすげぇ」なオーラが半端なくこもってるよ。
もうやめて。
俺のライフはゼロよ。
俺自体を評価して!
おまけが俺で、幸運さんが主人公になればいいじゃないの!
俺主人公になる必要なくない!
俺はしくしく泣きながらも、魔物と戦うぞ。
さっきは文句いったけど、あいかわらず幸運さんはすごい。
都合よく敵が弱ったり、都合よく敵が急所をさらしてくれたりする。
まーじーかーよー。
もう、俺寝てても勝てるんじゃね?
いや、さすがにそれは無理か。
やってみて、死んだら間抜けすぎるし。
はぁ、早く終わらせて、罪悪感かかえてる嫁立を癒しにいこ。
俺を中央大陸の争いにまきこんだ事気にしてるみたいだし。
癒しついでに俺も癒されに行こ。
しかしこの戦場、悲運なやつが多いな。
流れ弾でうっかり死ぬ奴が多い。
この世界の特性とかなんだろうか。
仲間達もやたら運が悪いし。
一度他の人間のステータスを見てたら100とか200とかそんくらいだった。
平均値は150程度。
ううむ。
俺と比べてだいぶ低いな。
日常の幸運事情について首をかしげていたら、夢の中に女神がでてきた。
おひさ。
文句いっていい?
だめ?
そっすかー。
発言する間もなく、女神様のターン。
必要なところだけ喋られました。
久しぶりに会ったその女神はこの世界の事を説明してきた。
ここは不運な世界。
呪われた世界。
極端に運が低いらしい。
それを見かねたため、環境改善の鍵として俺をよこしたようだ。
で、女神はこの世界の運気を上げるために、俺の存在を呼び水にするとか言ってたな。
あれか、焚火をする時の薪みたいな存在か。
まったく何もない所では、火は起こせない的な。
なるほどなるほど。
そうならそうと最初から言ってくれればいいのに。
そういう世界ならそう言う世界だと最初から言ってください。
なんて、文句をつけると。
「それじゃ転生してくださらないと思って」だそうだ。
いい性格してる女神だなおい。
まあ、詳しく説明されたらされたで、尻込みしてしまうのが目に見えてるけど。
ていうかなんで俺を魔境に転生させたん?
「ちゃんと幸運が働くか観さ、いえ実験を」
言いなおすな。
あと、どっちも同じだからな。
この女神いろいろひどくね?
そんな雑なやりとりをして、女神は俺の話をろくにきかずに、お別れタイム。
もうちょっと頭ひくくしても、誰も困らないとおもうんですけどね?
十九歳。
そんな俺は、十九になったぞ。
お誕生日のお祝いもした。
しかし、その翌日に事件発生。
なんといなくなった。
誰が?
嫁だよ嫁。
普段俺の背中を守って戦ってる嫁がいなくなった。
よめぇぇぇぇ。
どこだぁぁぁぁ。
心当たりは、……ある。
おそらくあれだ。
罪悪感。
それで失踪したのだろう。
あれほど思いつめるなといっただろ。
あれほど暴走するなっていっただろ。
探し回ったら、驚愕の事実。
これから行う作戦に、向かったらしい。
彼女達だけで。
なんで、君達だけで出発しちゃってんの?
俺置いてかれたよ嫁に。
重要な作戦で、嫁の力が必要だっていうから、三人一緒に行こうって言ったのに。
嫁の一人は魔物に変身できる。
もう一人は空間把握能力にたけてる。
だから、敵地潜入にもってこいって話で、抜擢されたんだけど。
「かってに行くなよ。まったくこのあほ嫁共が」
俺達の付き合いはそんな短くないだろ。
行くなら俺もつれてけよ。
幸運さんに任せておけばうまくいくんだから。
悲しいけどっ。
俺は急いで嫁の元へ向かった。
戦場の真ん中を突っ切るのが最短ルートだったから、つっきった。
さすが幸運さん。
かすり傷だけですんだ!
死にそうな思いはしたけど!
そして、その作戦現場で嫁を見つける。
お説教と思ったけど、それどころじゃなかった。
敵の拠点に入り込んで自爆攻撃しようとしてた。
あっ、もう導火線に火がついてる!
俺はあわてて、嫁達を担いで退避。
背後で形容しようのない大爆発が起きた。
俺はちょうどよく飛んできた、分厚いテーブルを盾にして生き残ったぜ。
あぶなかった。
間に合って良かった。
でも、爆発が大きすぎたので満身創痍だった。
嫁達はえんえん泣いてたけど、俺はかまわず「めっ」って叱るぞ。
「そういう優しいとこずるいですよ!」
「幸運さんが本体なら良かったのに」
こらっ、わけわからん事いうんじゃないの。
そうやって誤魔化そうとしてない?
俺はその後も嫁達をみっちりかっちり説教したのでした。
そんで、拠点に帰ったら、偉業表彰の準備がされてた。
一応作戦は成功したからな。
肝はひやしたけど。
これで、戦況は一歩すすんだようだ。
俺じゃなくて、幸運さんががんばったおかげだから、なんて顔していればいいのか分かんないな。
他の皆にきらきらした目を向けられるたびに、罪悪感でいっぱいだ。
嫁達の気持ちが少し分かった気がする。
20歳。
その日から、その世界の運気が少しづつ上がっていったように感じる。
流れ弾で死ぬ人間は少なくなったし、うっかりで味方をやっちまう事もへっていった。
あれ、ほんといたたまれないし、悲劇だからね。
どういう顔すればいいんだよ。
さすがに幸運さんも仕事できなかったよ。
それから世界はゆるやかに平和になって、魔物の脅威に困らされる事もなくなった。
俺は嫁達とともに、引退して平和な日常を過ごす事になった。
それは、今までの激動の日常が嘘みたいな日々だ。
とりあえず俺が転生した役目は果たせたとみていいんだろうか。
それぞれの嫁との間にできた子供の面倒をみつつ、俺はぼんやり。
運がよくなって前向きになっていった同僚達の事を思い浮かべながら、まあ皆が幸せでついでに俺も幸せならいいか、と難しい事はぶん投げた。
あ、おーい。
あんまり遠くに行くなよ。
あいつら、まだよちよち歩きなんだから。ちゃんと見てないとな。
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