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幽霊
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「ばっー」
朝一テレビでなんとなく占いを見ていたら、いきなり幽霊の同居人がテレビをすり抜けて脅かそうとしてきた。
「邪魔だ」
私は特に驚くことなく彼女に退けと手をふる。
「流石にもぉ驚かせられたりかないか~」
と彼女はそのままテレビをすり抜けて私の隣で一緒にテレビを視聴し始める。
私ことユウイチが過労で倒れてから数日。
私は死を近くに感じたときから幽霊の彼女サツキを認識できるようになった。
彼女曰く、死を近くに感じたことで幽霊が見やすくなりその上、その死を感じた理由が彼女の死因である過労だから彼女限定で幽霊を見えるようになった。
彼女は
「運命的だね~」
なんて笑っていたが、こちらとしては。
毎日、こうやってテレビや壁をすり抜けて驚かせられたり、今までは見えてなかっただけで自分が此処に越してきてからのあれやこれやナニが全部知られているということで、正直怖い。
いつかそれらをネタに脅されるのではないかと最初は平静を装ってはいたが内心ビクビクしていたが彼女曰く、男性ならば仕方ないとそういった行為のときは外にいたらしい。
それを馬鹿正直に聞いた私も当初は相当に動揺していたんだなと。
今でもそんな質問を彼女にしたことを思い出しては黒歴史だと死にたくなる。
其れはそれとして、驚かそうとするのは辞めてほしい。
まぁ、そうする理由もなんとなくわかるので強くは言えないが。
朝一テレビでなんとなく占いを見ていたら、いきなり幽霊の同居人がテレビをすり抜けて脅かそうとしてきた。
「邪魔だ」
私は特に驚くことなく彼女に退けと手をふる。
「流石にもぉ驚かせられたりかないか~」
と彼女はそのままテレビをすり抜けて私の隣で一緒にテレビを視聴し始める。
私ことユウイチが過労で倒れてから数日。
私は死を近くに感じたときから幽霊の彼女サツキを認識できるようになった。
彼女曰く、死を近くに感じたことで幽霊が見やすくなりその上、その死を感じた理由が彼女の死因である過労だから彼女限定で幽霊を見えるようになった。
彼女は
「運命的だね~」
なんて笑っていたが、こちらとしては。
毎日、こうやってテレビや壁をすり抜けて驚かせられたり、今までは見えてなかっただけで自分が此処に越してきてからのあれやこれやナニが全部知られているということで、正直怖い。
いつかそれらをネタに脅されるのではないかと最初は平静を装ってはいたが内心ビクビクしていたが彼女曰く、男性ならば仕方ないとそういった行為のときは外にいたらしい。
それを馬鹿正直に聞いた私も当初は相当に動揺していたんだなと。
今でもそんな質問を彼女にしたことを思い出しては黒歴史だと死にたくなる。
其れはそれとして、驚かそうとするのは辞めてほしい。
まぁ、そうする理由もなんとなくわかるので強くは言えないが。
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